麒麟がくるのあらすじと感想第2話「道三の罠」です。面白や、この宿は、縦は十五里・・・!「道三の罠」には主に二つの意味があったのですね。最後、道三が茶をたてる場面は「伊右衛門」がトレンド入りしたのもいとおかし。しかし、あの場面で茶を飲む・・・飲まざる得ないということか・・・?麒麟がくるのあらすじと感想第2話

麒麟がくるのあらすじ第2話「道三の罠」

十兵衛は道三との約束「鉄砲の入手」と「高名(らしい)医者の確保」を果たし無事美濃国境まで戻ってきた。しかし、美濃と尾張国境付近に軍勢の姿が・・・!天文16年(1547年)秋。後に「加納口の戦い」と言われる戦が始まる!

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麒麟がくるのあらすじ第2話上巻「帰還」

丘の上から軍勢を眺める十兵衛、そして東庵と駒。



「あれは美濃の軍勢ですか?」



東庵の問いかけに否と応える十兵衛。






木瓜紋の旗指物は尾張織田の軍勢である。十兵衛達は先を急ぐ。




稲葉山城は既に戦支度でごった返していた。



「十兵衛!戻ったか!」

「叔父上!只今帰参致しました!」



城内で叔父の光安とばったり出くわし、現在の戦況を聞くことができたが、旗色はかなり悪い。




尾張織田勢はおおよそ2万に対して、美濃の軍勢はおおよそ4千程度。光安によれば美濃の主だった国衆は「自領が大事」と日和見を決め込み兵が集まっていない。



「美濃が一丸とならん時に!!」



光安は苛立ち気に叫ぶ。
そして。



「・・・と、言うことで殿(道三)は機嫌悪い・・・(苦笑)」



二人は帰参の報告のためを道三の元へ。




道三は一人戦況が描かれた絵図を前に何やら考え込んでいた。




不意に。



「敵を知れば戦は負けぬといった者がおったな?誰であったか?」



光安がその名前思い出そうとしていると・・・。



「孫子にございます。敵を知り己を知れば百戦危うからずと」



「おお!それじゃ」

「・・・儂は信秀のことならな何でも知っている・・・(笑)」



信秀の閨(ねや)の様子まで知っていると自信あり気である。道三によれば戦は「数」ではないし、信秀は「銭」はあるが人望はない。勝つ算段が出来たようだ。




光安は十兵衛の帰還を見届けると自身の持ち場へと向かった。十兵衛は今回の旅の成果を報告する。



「鉄砲は?」



「コレに」



「医者は?」



「小見の方様の元へ」



「重畳!して、名医じゃろうな?」



「・・・はい、京で高名な医師と」



一瞬、言いよどむが、望月東庵が「名医」と言われていたのは間違いない。



大河姫

博打好き、借金で首が回らないのはこの際些細な問題だ。

「堺を見てどう思った?」



「あのような豊な町が美濃にもあればと」



「その気持ちを忘れるな」

「豊であれば戦は無くなる」



道三の言葉に十兵衛は少し意外気がした。そう言えば、光安によれば「機嫌が悪い」ということだがそんな雰囲気は感じない。




十兵衛は報告すべきことが終わると自身も戦の準備に出ようと道三の元へ去ろうとするが・・・



「銭は足りたか?」



「はい!それは十分に!」



「そうか!今すぐとは言わぬが半分は返せよ(笑笑)」



「は??」



「全部やるとは言っておらんぞ?」



「いや、しかし・・・」



「銭がないと言うから貸したのだ」

「返す充てがないのであれば此度の戦で侍大将の首二つ」

「それでチャラじゃ」



当然。




返す充てなどない。侍大将の首を是が非でも挙げねばならない。




十兵衛は戦支度に向かう前に小見の方の元へと呼ばれる。病身の小見の方は十兵衛の叔母である。




十兵衛を呼んだのは小見の方の娘帰蝶である。帰蝶から小見の方の様子と既に望月東庵が治療にあたっていることを教えられる。




そして、


「武運長久を祈っています」


十兵衛は帰蝶の言葉に頭を下げると「侍大将の首二つ」を取る決意を胸に織田勢を迎え撃つ準備に向かう。

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麒麟がくるのあらすじ第2話中巻「加納口の戦い」

数に勝る織田勢は美濃の城を次々と落とし、稲葉山城下へと迫っていた。




その数はおおよそ2万。




斎藤方は城下町に手持ちの兵4千を集結させ織田勢を迎え撃つ。




最初は弓合わせ、そして城下へ入ってくる織田勢に美濃の軍勢も「攻め」の姿勢で挑む。




侍大将の首を二つとらなければならない十兵衛も打って出る!



「与八!佐助!行くぞ!」



数で劣る斎藤勢ではあるが、織田勢の突撃を「落とし穴」の罠にかけ機先を制すると序盤は優勢な戦いを進める!




道三は戦の様子を櫓から眺めながら、重臣の稲葉良通に何事か指示を出す。稲葉良通は頷くがその表情には不満がありありと見て取れる。



「退け!!」



斎藤軍に突如、退けの合図である。十兵衛は一瞬何が起こったか分からない。



「十兵衛様!退けの合図です!」

「何!?今!!?(退くのが)早過ぎる!!」



まだ侍大将の首を上げていないのだ。いや、個人的なことは兎も角、まだ退くには早い。




道三は全軍に籠城を命じたのだ。



「いったい殿は何を考えてる!?嫡男のその方から何か言ってくれ!」

「父は儂の言うことなど聞かぬわ・・・」



十兵衛は道三の嫡男高政に稲葉良通が文句を言っている場面に遭遇する。
十兵衛もまた高政に、



「儂はお前の親父殿は嫌いじゃ」

「稲葉殿も同じ事を言っておったわい」



大河姫

十兵衛と高政。お前ら、仲良いな・・・。

城門は閉じられ籠城の構えだが、城内は兵と近隣住民が避難し糧食もいつまでもつか分からない。




戦況は悪かった。

麒麟がくるのあらすじ第2話下巻「道三の罠」

一方、攻める織田信秀の本陣。




信秀はこの戦に熱田神宮の禰宜も同伴していた。斎藤勢が籠城の構えを見せていることに「神の加護もあるぞ!」とご機嫌である。



「よし!一挙に総攻めじゃ!」



「殿、山城は攻めれば犠牲も覚悟せねばなりません」

「まず、一旦兵を退いて、総攻め準備をしたら如何でしょう」



稲葉山城下に放った乱波からも斎藤勢は城内で飯を食べ始め、侍大将たちは酒を飲み始めたという。



「そうか!今日の戦は仕舞じゃな」



織田勢もまた、自陣に退き始める。




その頃、道三本陣では稲葉良徹以下、美濃の侍大将が不機嫌そのもの様子で盃を傾けていた。



「各々方、盃を置かれよ」



家臣達は盃を置くが酒に酔っている様子はない。



「水ではやはり皆不満であろうな」

「殿、これはいったい何の真似でございます?」

「・・・今から打って出る」

「!?」



道三は籠城の構えで酒を飲んでいるこの稲葉山の様子は織田の乱波を通して筒抜けである。今こそ織田勢を攻める好機だと。



「静かに・・・打って出るのじゃ!」



織田勢は戦勝気分で皆、戦は仕舞と油断していた。斎藤勢は織田の物見を射ると一気に城内から出撃する!




織田勢は突然の攻撃に総崩れとなる。



「侍大将!侍大将は何処だ!!」



十兵衛は今度こそ侍大将の首を取る機会と太刀をふるう!



「貴様!侍大将か!名乗れ!!!」

「!」



明らかに侍大将と思われる武将を組み伏せると首を落とそうとするが・・・



「!?」
(叔父上!?)



十兵衛はその侍大将が叔父の光安に似ている、いや瓜二つであることに驚くのであった。




結局。




戦は斎藤勢の快勝となる。




織田勢は本陣まで攻め込まれ、織田信秀の弟信康をはじめ、毛利十郎などの名だたる武将を失った。信秀は命からがら尾張へと落ち伸びていった。



「面白や~♪この宿は~♪縦は十五里横七里・・・」



城内は戦勝気分に沸き返る。兵は勿論、村人町人も今日の快勝を喜んでいた。




望月東庵と駒は傷ついた兵の治療に忙しい。




十兵衛は侍大将の首を上げることが出来たが浮かない表情だ。



「十兵衛!」

「叔父上!ご無事で!!」

「ああ!じゃが少々油断したわい!」



大河姫

十兵衛、ホッとする・・・。

野戦病院兼、戦勝祝い会場と化した大きめの屋敷。




光安は傷ついた肩口を見せるがいたって元気そうである。望月東庵は光安に治療のため奥へ移動を願うと十兵衛には戦勝の祝いを述べる。



「おめでとうございます」

「・・・目出度いのでしょうか・・・?」



十兵衛は自身が上げた侍大将が叔父に瓜二つで一瞬躊躇したことを告白する。戦での勝利は武士の本懐だが、これが本懐なのかと。




侍大将の首を上げたのに「目出度い」という気分にはほど遠い心境なのであった。




その頃、大桑城(おおがじょう)から土岐頼純が稲葉山城へとやってきた。土岐頼純は「名目上」は美濃守護職であり道三の主君でもある。そして、帰蝶の夫でもある。



道三は土岐頼純を迎えて戦勝報告をしていた。帰蝶もそこに同席している。



「流石は舅殿!いやあっぱれ!」

「いやいや、恐縮でございますw」



二人は戦勝を祝い和やかに語らっているように見えるが、帰蝶はその「戦勝気分」に似つかわしくない苛立ち気な表情である。土岐頼純は戦場とはほど遠い雰囲気で狩衣姿である。我慢ならないという感じで頼純を詰問する。



「殿(頼純)は此度の戦、勝てると思っておりましたか?」

「何を言うのだ当然であろう?」

「織田勢2万、こちらは4千少々でも?」

「・・・難儀なことになるとは思ったのはある」

「ならば何故、共に戦おうと思われないのですか!」

「それは・・・舅殿を信頼しておるからじゃ・・・」



帰蝶は言うべきことを言いうと父道三に詫びる。



「父上、我が夫をどうぞお許しください・・・」

「よいよい・・・帰蝶はもう戻ってよいぞ」



帰蝶が去ると、道三と頼純二人になる。



「わが娘は此度の事情をよく存じておるようですな・・・」

「事情とは??」



道三は此度の織田信秀の侵攻が土岐頼純の手引きによるものと喝破する。そして、その旨が記載された頼純の書状も入手していた。




頼純は笑顔の仮面を取る。



「この恩知らずが!」



一介の油売り商人に過ぎなかった道三の父を抜擢した土岐家の恩を忘れて我が物顔で美濃を牛耳るのを「マムシ」だと罵倒する。



「みどもをマムシと・・・(笑)」


道三に言わせれば、その「マムシ」のお陰で守護職にとどまることが出来ているワケだが。頼純は言い負かされそうになると悪態を付いて部屋を出ていこうとするが・・・、




「頼純!!!」




「!」



「殿(どの)・・・お座りなされ・・・」



大河姫

マムシに睨まれた蛙だな・・・

ここは道三の城であり、如何に頼純であっても道三の許しなくこの城を出ることは出来ないと釘を刺す。




一転、今度は穏やかな表情で今宵は頼純の言い分もゆっくり聴こうと思うのだと頼純の為に茶を立てる。



「さ、どうぞ・・・」

「そうそう、昨今民の間で唄が流行っており、みどもも諳んじるようになりました」

「ひとつお聞かせ致しましょう・・・」



頼純の元に茶が置かれる。道三は唄い始める。



「面白や~この宿は~♪」



頼純が茶を飲むと・・・。



「!?」



苦悶の表情を浮かべる頼純。




道三は何事なかったかのように唄を続ける。



「梅と桜を植えまぜて・・・♪」



頼純は既に道三の唄は聞こえていなかった。




以上、麒麟がくるのあらすじ第2話でございます。

麒麟がくるの感想第2話「道三の罠」

斎藤道三の罠が炸裂したお話。




道三と信秀の関係が描かれた話でもありました。信秀が超えられない壁が多分道三と言うことなんだと思います。ただ、信秀は結構明るいw



「皆死んだ・・・(涙)帰って寝るかぁ!」



とは、ポジティブシンキング。史実の信秀もよく戦い、よく勝ち、よく儲けて、よく散在し、よく負けたけど、めげなかった・・・!




そして、ラストの「伊右衛門」での毒殺。因みに、麒麟がくるでの「道三国盗り物語」は親子二代でという設定なんですね。昨今の研究では道三による国盗りは「親子二代」でというのが通説になりつつあるそうです。




現在の最新研究が反映されていると言うことは、光秀も「越前へ逃れる(朝倉に10年仕えた?)」という話もないかもしれない。



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道三の敗北後は京都で医者をしたりして?

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麒麟がくるの感想第2話「道三の魅力」

第2話は斎藤道三の魅力がたっぷりつまった話でしたね。




今回、大河ドラマ初出演の高橋信秀との戦いがどう描かれるのか気になっていたんですが、信秀にとって道三はまだまだ超えられない「壁」という感じなのかな?




斎藤道三を本木雅弘が演じるにあたっては「少々線が細い?」という思いもあったのですが、いや、圧巻の道三!



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冒頭から織田勢2万に対して全く動じていない。



「儂は信秀のことならなんでも知っている(笑)」



既に、自身の勝利を疑っていない。この時から頼純の「始末」まで考えていたかな?




頼純との対面の冒頭は、



「狐とタヌキの化かし合い」



にはならない。道三と頼純では役者が違う。




頼純の死にっぷりはステキでしたけど・・・!

麒麟がくるの感想第2話「帰蝶は父を止めたかった?」

道三と頼純の対面に同席していた帰蝶。




帰蝶は父である道三に夫頼純の「失態」を謝罪し、そして、頼純の至らなさを道三の面前で叱責します。




帰蝶は凄い不安そうな、心配そうな表情をしていたのが印象的。



「父上、我が夫をお許しください」
(まさか、殺しません・・・よね?)



という感じであったのではないかと。




必死に夫頼純を守ろうしていたように思います。




そう考えると、「戦に出たい」と言っていたのも単に「お転婆娘」というワケではなく、自身が手柄を立てることで、



「土岐家も尾張との戦の勝利に貢献した」



という証拠を作りたかったのではないかと。




帰蝶、いじらしいじゃありませんか。




色々あっての登板ですが、抑えた演技がとても良かったと思います。

麒麟がくるの感想第2話「父と子」

私、父と子の話をすると長くなります。




我が武田家は・・・、いや、今宵はやめておきましょう・・・。



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ちょっと第1話の話でもあるんですが、道三と高政の関係は冒頭からかなり悪い感じで描かれるかと思っていました。それはもう、大河ドラマ武田信玄の晴信と信虎様のように・・・。




しかし、どうやら第1話の感じではそうでもないし、第2話でもそこまで悪い感じはしない。




寧ろ、軍師官兵衛の長政初陣あたりの関係みたいな雰囲気を感じる。




ここから「険悪」になっていくのでしょうが、この差は「家臣」なのかな・・・?




黒田の家臣は殿と若殿を支えていましたからね。




斎藤家はどうやらそうは行かないようです。




以上、麒麟がくるのあらすじと感想第2話「道三の罠」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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