麒麟がくるのあらすじと感想第7話「帰蝶の願い」。駒、帰蝶、牧三者三様の想い。帰蝶と駒の関係には「アオハル」を感じずにいられませぬ。切ない。そして、第7話でようやく信長のご登場!信長、めっちゃ可愛い。あと、十兵衛は短気だな・・・!麒麟がくるのあらすじと感想第7話

麒麟がくるのあらすじ第7話「帰蝶の願い」

天文18年(1548年)秋。




斎藤利政(道三)は織田方の大垣城を落とした。信秀は古渡城から大垣城救援へと出向こうとしたが、途中で引き返している。同じ一族の尾張清須城の織田信友が古渡城を攻めたのだ。信秀は美濃、同じ一族の織田信友、さらには駿河今川義元と三方に敵を抱えている。




信秀は先の今川勢との戦いで矢傷を負っていらい身体の不調を感じていた。



「清須の信友、美濃斎藤、そして最大の敵今川」

「二つまではならこの両の手で相手が出来るが、三つは手に余る」

「利政(美濃)と同盟を結ぶ」



信秀は早速美濃との同盟工作を始める。

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麒麟がくるのあらすじ第7話上巻「十兵衛の帰還」

明智荘では十兵衛の母である牧と光安が碁盤を囲んでいた。






「あ!いや、待った!」

「待ちませぬ」



囲碁の腕前は牧が一枚も二枚も上手のようだ。



「義姉上の打ち筋は兄上によく似ております」



二人とも亡き十兵衛の父に囲碁の手ほどきを受けていたこともあり、在りし日のことを懐かしく思い出していた。




そこに、京の都から十兵衛が戻って来た。勿論、駒も一緒である。




駒は十兵衛の傷についてはほぼ完治しており、あとは持ってきた薬を塗って欲しいと牧に伝える。牧は駒に世話になったことを改めて謝するが、十兵衛には不満そうである。



「何故、文をよこさないのですか?」

「文を送れば心配されるではないですか?」

「母は美濃で何もできないのですよ?心配位させて欲しいものです」



母子のやり取りを微笑ましく見守る駒。




そこに光安が十兵衛に用があると別室に連れていかれる。どうやら斎藤利政(道三)に何やら思惑があるようである。




入れ替わりで帰蝶が鶴がみたいと訪ねてきた。帰蝶は駒が来ていることを喜ぶ。



「ほれ!足!」

「?」

「綺麗に治ったぞ!」



以前、木登りで傷ついた足の傷はすっかり消えていた。




駒がまた美濃に来たこともあり子供たちが集まってきていた。駒と帰蝶は縁側で近所の子供たちと遊ぶことにする。

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麒麟がくるのあらすじ第7話中巻「尾美同盟」

光安は主君利政から十兵衛と共に登城するように言われていると伝える。



「尾張から同盟の申入れがあってな」

「なんと・・・!」



あの、戦好きの織田信秀から同盟の申入れ。十兵衛としては尾張との同盟が成れば美濃はしばらく国造りに注力できるが・・・。



「所で帰蝶様が明智荘へ来ているのだが・・・」

「鶴を見に来たとか?しかし鶴が見えるのはもっと先・・・」

「十兵衛・・・帰蝶様が鶴に興味を持たれるお方か其方なら分るであろう?」



今回の「同盟」には帰蝶を尾張へと嫁に出すことも込みのようである。帰蝶はそれを知ると断固拒否の姿勢のようなのだ。そこで、利政はまず幼い頃からよく知っている十兵衛が帰蝶の気持ちを聞き出す、というよりも「説得」をすることを期待しているのである。




十兵衛は難しい表情である・・・。




同盟は悪い話ではないのだが・・・。




いずれにしても、まず帰蝶の気持ちを聞かねばならない。




表では駒が子供たちに手鞠を披露していた。帰蝶も楽し気にその様子を見ている。




十兵衛と光安が現れると少々空気がピリつく。



「帰蝶様、少々お話が・・・」



十兵衛と帰蝶は皆を残し二人で屋敷の奥へ向かう。



「なんの話か?浅ましい話なら此処で聞く」

「面白い話であれば、奥でゆっくり聞こう」



十兵衛は帰蝶の「先制攻撃」にやや面食らうが、尾張への嫁入りついて尋ねる。帰蝶は勿論行きたくないと話す。一度目の嫁入りのこともある。




そして。



「昔、十兵衛が木から落ちて泣いていたことがあったな?」

「武士が泣くなど恥じだから誰にも言わないでくれと頼まれた」

「私は誰にも言わずにずっと黙っていた」

「十兵衛・・・今度はお前が私を守ってくれ」



十兵衛と帰蝶は幼馴染である。帰蝶の思い詰めた表情に言葉が無かった。



大河姫

木登りから落ちた話と政略結婚を。。。それとコレとは・・・。いや!違わない!

十兵衛と帰蝶が「尾張への嫁入り」について話をしているころ、別室では駒と牧もまた「嫁入り」について話をしていた。



「お城で帰蝶様嫁入りのお話を耳にしたのですが・・・」



牧は駒の言葉に顔をしかめる。



「一国の重大事を軽々に言の葉に乗せるものではありません(ピシャリ)」


駒は少々気まずい表情である。牧もそれを察したのか、柔らかい言葉で先を続ける。



「誰しもがいずれは嫁に行き、子を生み育てます」

「帰蝶様も駒さんだって皆そうです

「その時期が遅いか早いか・・・」



駒は問いかける。



「身分や生い立ちのため、想いを遂げられぬ者おります」

「嫁げぬ者はどうすれば良いのでしょうか・・・」



駒の真っすぐな視線を受け止め、牧は言葉が無かった。





翌日、十兵衛と光安は稲葉山城へと登城し、利政に拝謁する。事前に、光安は「余計な自分の考えは言わないで帰蝶の気持ちだけ報告せよ」と十兵衛に釘を刺してはいたが・・・。



「十兵衛!話しは聞いたな?」



利政自身はこの「尾美同盟」におおいに乗り気である。帰蝶の気持ちは気持ちとして、十兵衛は帰蝶とは「従妹同士」ということもあるので説得を頼みたいと考えていた。



「人を説き伏せるにはまず、自分が信じること」



利政は十兵衛自身はこの「同盟」をどう考えているのかを問う。



「されば、嫁入りとは人質という意味合いもあります」

「同盟が破れれば、一番最初に斬られるのは人質」

「それを思うと・・・」



「それはその通りじゃ!この儂が一番胸が張り裂けそうじゃ!」

「じゃが、この同盟にはその価値があると儂は思っておる」



「同盟には価値があるかとは思いますが」



「ならば、帰蝶を説得してみせよ」



「私には無理です」



「何!?」



「ですから!私に帰蝶様の説得は無理です!」



「もうよい!出て行け!!!」



「はい!出ていきます!!!!」



主君と家臣とは思えない「直球」のやり取りに叔父の光安は開いた口が塞がらない・・・。



大河姫

前からちょっと思っていたけど・・・。十兵衛けっこう短気だよね??新しい光秀像だ。キンカン頭なんて言われたら、ブチ切れしそうだ・・・。あと酒癖も悪いw

「・・・光安・・・十兵衛を呼んでまいれ・・・」



利政は一呼吸入れると稲葉山城から濃尾平野を眺めながら十兵衛に京の松永久秀から書状が来た事を話す。



「素晴らしい家臣をお持ちだと感謝の言葉が記されていたぞ」

「何をしたのかは存ぜぬが・・・誉めてつかわす」

「ところで、都では御所を見たか?」



十兵衛は御所の中は見てはいないが「壁」は見たと答える。利政はかつてその御所の壁が台風で全壊した事があったと話す。



「御所の修繕費・・・尾張織田信秀は四千貫を出した」

「四千貫・・・ですか・・・」

「駿河今川は五百貫、我が美濃は一貫も出せなかった」



大河姫

織田家は金持ちだから負けて負けても何度も戦が出来るの・・・。

利政は尾張が豊かな理由が海にあると続ける。



「我が美濃には海がない」



大河姫

我が甲斐にも海はございませぬので、お気持ちよく分かります。ちな、四千貫はざっと6億円位の価値。

尾張が何故豊なのか?それは海があるからである。利政の父もかつて「海がある国は飢えることがない」と語っていたという。




織田信秀は熱田などの港を抑え巨万の富を得ていた。




尾張と同盟を結ぶということは「海への出口」を得るということなのだ。



「儂の仕事は戦に勝つことではない」

「国を豊にするのが儂の仕事じゃ」

「この話を帰蝶にもじっくりと聞かせてやって欲しい」



十兵衛は利政の考えには一理も二里もあると感じていた。



大河姫

「人を説き伏せるにはまず、自分が信じること」利政は十兵衛が「信じるように」教育したんだよね。まず、最初に褒める辺りが流石の手練手管。

利政の説得を受けて思い悩む十兵衛。帰り際、今度は高政の家臣に呼び止められる。




部屋には高政と稲葉良通はじめ、同盟に反対する国衆が集まっていたのだ。高政は先程、父利政の「帰蝶を説得せよ」という命に席を蹴った十兵衛を激賞する。



「流石は十兵衛じゃ!尾張と同盟などあり得ぬ!!」



尾張は今川、そして清須の織田信友と対立している。




もし、織田信秀と同盟を結べばそれら、特に今川を敵に回してしまうことになる。稲葉良通も十兵衛を称賛する。



「流石は明智殿は土岐家と同じ源氏の血を引く名家!」



十兵衛は勧められるがままに盃を空けるのであった。



大河姫

織田信秀は守護でも守護代でもない、ただの奉行wって、今川義元が笑っていたね。

麒麟がくるのあらすじ第7話下巻「尾張の若殿」

駒が帰蝶に「京の旅芸人風」の化粧を指導をしている。二人はキャッキャと楽しそうな様子である。



大河姫

可愛い娘がいちゃつくのは癒し・・・

そこに、十兵衛がやってくる。




帰蝶は、勿論、その目的は分かっている。駒を残し二人は廊下へと出る。



「どうじゃ?駒に京の旅芸人風の化粧をしてもらったのだ」

「私は旅に出たいな・・・十兵衛!供をせよ!」



帰蝶は楽し気な表情で十兵衛に手を差し出す。十兵衛は・・・その手を取らなかった。



「十兵衛、尾張の若殿はウツケという評判がある」



自身が嫁に行くかもしれない男は果たしてどのような人物なのか?この美濃では誰も会った者がいない。十兵衛に「どんな男なのか」見てきて欲しいと願う。



「もし良い男なら・・・嫁に行かれるのですか?」



その問いかけに帰蝶は応えない。



そして、その様子を駒が切なげに眺めていた。




後日。




十兵衛は尾張へと再び潜入することとなる。勿論、身分は隠した上でである。藤田伝吾の知り合いが尾張に行くのに便乗したのだ。




ただ、前回の「尾張潜入」と違い雪解けムードの今なら大きな危険はないはずだ。




まずは尾張の若殿が出没するという熱田へと向かう。




「旅の行商人」を装いそれとなく尾張の若殿の情報を得ようとするが、これといった情報を得ることは出来ない。




思い悩んでいると、旧知の菊丸とばったり出会う。菊丸にも尾張へ来たワケを説明する。



「尾張の若殿に会いたいのだが・・・」

「会うというのは?」

「うーん・・・まあ、まずは見れなければ」

「見るだけなら簡単ですよ」



菊丸によると、若殿はここのところ漁に出ており、明け方には港に戻ってくるはずだという。




翌朝。




朝焼けの海で十兵衛は待った。




すると。




一艘の釣舟が旭日を背にこちらへ向かってくるのが見えた。




あれが、帰蝶の婿(候補)か・・・!


大河姫

信長、可愛すぎた。

以上、麒麟がくるのあらすじ第7話「帰蝶の願い」でございます。

麒麟がくるの感想第7話「帰蝶の願い」

麒麟がくるの感想第7話。帰蝶と駒を見ているともうね「アオハル(青春)」ですね。二人は間違いなく「親友」になれる。だって、想い人はきっと同じだから・・・。そして決して叶わぬ恋。




利政の「美濃には海がない」というお話は物凄く共感。




そう、我が甲斐にも海がございませなんだ。我が子晴信が海を手に入れたのは永禄11年(1568年)のこと。・・・遅きに失したかと存じます・・・。

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麒麟がくるの感想第7話「女の友情」

駒と帰蝶。




この二人がワチャワチャしているのは癒されます。




二人は「よく似ている」のですよね。




二人共同じ人(十兵衛)に想いを寄せていて、それが叶わぬ恋であること。駒は「身分が低い」ことが理由ですが、帰蝶はある意味では「身分が高い」ことで十兵衛とは結ばれない運命。身分違いの恋をしているのは同じですね。




二人は決して「直接的な表現」はしませんけど、お互いの想いをなんとなく知っているのかな・・・?




ただ、切なさレベルは駒の方が高いと感じます。




駒と十兵衛母の牧との「攻防戦」がね。




十兵衛母の牧がいつもそれとなく「身分違いの恋」で駒が傷付かないように配慮しているんだけど、駒は自分を抑え切れない部分がある。



「嫁げぬ者はどうすれば良い?」



切ない、、、のとちょっと緊迫感ある




第5話でも、


駒「美濃に残りたい。戻っても、戦ばかり」

牧「ここ(美濃)も戦ばかりですよ」



と言っておりましたが、今回一歩進んだ気がします。




これ以上進むと、牧は駒を十兵衛から遠ざける可能性もあるかも。




そして、帰蝶と十兵衛の関係を遠くから見る感じも切ない。




帰蝶が十兵衛に「信長がどんな男か見てきて欲しい」と言っている様子は、他の者が踏み込めない二人だけの世界感が出ていた。




うん、駒は見たくなかっただろうなぁ・・・。

麒麟がくるの感想第7話「利政流マネジメント」

「人を説き伏せるにはまず、自分が信じること」



十兵衛は賢い。




なので、納得してしまえば必ず「論理」で動くはず。利政は十兵衛が帰蝶の説得を断ったのはまだ十兵衛自身が、



「信じていない(信じる力が弱い)」



と、喝破したのだと思います。




なので、かんで含むようにじっくりと説得。




まずは「聞く耳」を持つように「褒める」ところから始めるのも憎いですね。




利政のプレゼンが終わった時に十兵衛すっかり説得されていた。




私も人を「説き伏せる」仕事をしているので、利政も言葉はよく分かります。自分が信じていないと言葉に「パワー」が乗らないんですよね。




今回の利政は言葉にめちゃくちゃ「パワー」が乗っておりました。

麒麟がくるの感想第7話「海とお金」

「美濃には海がない」



我が甲斐にも海がないので、利政の気持ちは我が事のようによく分かります。




今回御所の壁の修繕費に、



  • 織田信秀は四千貫
  • (約6億円)

  • 今川義元は五百貫
  • (7500万円)

  • 美濃土岐氏は0貫


出したという話がありましたが、織田家が圧倒的に金満家なのはこの頃からなんですね。




武田信玄はその生涯で殆ど負けることはありませんでしたが、別の言い方をすれば「負けられなかった」ということにも繋がる気がします。




一方で織田家は「何度も負けられる強さ」を持っていたと言えるのではないでしょうか。。




もっとも、海がある今川義元は貧乏というよりケチだったのかなとおも思いますが・・・!今川家は金山まで持っているのに。




以上、麒麟がくるのあらすじと感想第7話「帰蝶の願い」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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