麒麟がくるのあらすじと感想第15話「道三、わが父に非ず」。親の心子知らず、子の心親知らず。蝮の道三も「我が子」には甘かったか・・・?因みに、高政と信長。やっぱりご性格はそっくりなんでしょうね。信長と会見していれば「親父の悪口」で気が合ったのではないかな・・・?麒麟がくるのあらすじと感想第15話

麒麟がくるのあらすじ第15話「道三、わが父に非ず」

天文23年(1554年)2月。



大河姫

義龍はカナリやり手なんだよね。哀しいかな、頼りない雰囲気だけどw

斉藤利政は仏門に入り、家督を嫡男高政に譲る。



「これより、高政の言葉を我が言葉と思うがよい!」

「異存がある者は遠慮はいらぬぞ?この場より去るがよい」



美濃国衆、次男孫四郎、三男喜平次は皆、高政の家督継承を認めたのである。新しい美濃の国が始まろうとしていたのだが・・・。

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麒麟がくるのあらすじ第15話上巻「異変の兆し」

十兵衛の元に叔父光安から使いが来る。



「叔父上(光安)の館に急ぎ来てもらいたいと・・・」



妻、熙子から知らせを受けた十兵衛は訝る。既に、深夜である。



「こんな夜更けに何用じゃ・・・?」



十兵衛が光安の屋敷に入ると既にそこには先客がいた。



「おお!十兵衛!待っていたぞ!」



十兵衛の表情がやや曇る。




先客は斉藤孫四郎、道三の次男で高政にとっては腹違いの弟である。




道三には深芳野との間に産まれた高政、そして正妻小見の方との間に孫四郎、と喜平次がいる。孫四郎と喜平次は帰蝶とも「同腹」の姉弟である。



「このままでは、美濃国の先行きが危うい!」



孫四郎は高政が家督を継承したことに不満である。また、織田信長へ嫁いだ帰蝶からしても、高政が信長と尾張国内で敵対する織田彦五郎と連携の様相を見せていることに大いに不満がある。




孫四郎は尾張で帰蝶と対面し、



「万事、明智を頼るように」



と、助言をされていると話す。



「事と次第によっては兄上には守護代を降りて頂く」



孫四郎は明智一族に自身の後ろ盾となって欲しいと要請に来たのだ。その様子から、明智は自身の味方と信じ切っているようである。



大河姫

孫四郎。兄上に退いてって。。たった2カ月だぞ?ああ!道三は息子に恵まれず。。

しかし。



「孫四郎様、誰よりも高政様を知っている道三様が家督を譲ったのです」

「まだ、家督を継承して2カ月にございます」

「まずは、しばらく様子を見るべきかと」

「叔父上!そうでございましょう?」



「あ、ああ!十兵衛の申す通りでございます」



十兵衛の言葉に光安も頷く。



大河姫

これじゃあね。高政の方がマシだわ。

孫四郎は「アテが外れた」と不満気に光安の屋敷を後にする。



美濃稲葉山城


十兵衛は高政に呼び出され、稲葉山城に登城する。




家督を継承してからというもの、高政は美濃の内政に力を入れている。



「平穏が一番じゃと思っておる」



戦よりも、まずは内政だと力説する。十兵衛もまた、その言葉に大いに頷く。




また、高政は孫四郎が明智一族に「反高政」に動くように働きかけたことも知っていた。



「十兵衛に軽くあしらわれたこともな(笑)」

「十兵衛!お前は俺の味方だ」



「ああ」



高政はその「味方」に頼みがあると言う。今回の孫四郎の動きは帰蝶にそそのかされてのこと。



「父上の誤りは孫四郎を甘やかしたこと」

「そして、尾張のウツケを高く持ち上げたこと」

「・・・実にやりにくい」



大河姫

道三も次男甘やかしたのか。長男には厳しくしたのにねwまあ、期待の裏返しだと思う。

「織田信長様との盟約はどうするつもりだ?」



「いずれ、見直さざる得まい」



大河姫

てか、十兵衛よ?お前高政にタメ語!?

高政は既に尾張清須の織田彦五郎と何度か会っている。彦五郎はこの日も午後、高政と碁を打ちにやってくるという。




また、信長も帰蝶も家督を継承した高政に挨拶の書状一つよこさないのも気に食わないようだ。一方で織田彦五郎はそのあたりは如才ない。



「十兵衛!尾張に行って帰蝶に孫四郎に近づくなと釘を刺してきて欲しい」



十兵衛は頷くより仕方なかったが・・・。

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麒麟がくるのあらすじ第15話中巻「未来は誰にも分からない」

ぱーん!


庭に銃声が響き渡る。



「どうだ十兵衛!腕を上げたであろう??」



道三は法衣を纏い、鉄砲に興じていた。



「はあ。まあ、足軽頭位には・・・」



十兵衛は相変わらずの物言いである。



「道三様はこの後の道筋をどうお考えなのですか?」



十兵衛は今回の帰蝶や孫四郎の動きは道三が「今後の道筋」を示さずに高政に家督を譲ったことにあると指摘する。高政の命令で尾張に行かねばならない十兵衛自身としても「色々やりにくい」部分もある。




道三は家督を譲ってみて見えてくることがあると笑い、高政と帰蝶の板挟みになっている十兵衛を楽し気に眺めている。



「道筋?いったいどんな道筋があるというのだ?」



大河姫

なる程ね。悟ってるな。道筋は高政、自分で作れと。そうね。未来は誰にも分からない。
byリヴァイ兵長

未来の事は誰にも分からない。



「もし、信長が武運拙く敗れるようであれば、美濃に戻ってこいと言ってある」

「高政にも帰蝶を養う位の甲斐性はあるだろう」

「だが・・・儂は信長という男はそう簡単には敗れないと思う」



「・・・何故高政様に家督を譲られたのですか?」



「それは・・・ただでは教えられぬな(笑)」



道三は孫四郎の「軽率な行動」についてはキツク叱っておくとだけ約束する。



尾張


清須城で織田彦五郎の庇護下にあった尾張守護斯波義統が彦五郎の家臣坂井大膳に突如暗殺される事件が起きる。




たまたま、川狩りに出ていた斯波義銀は父の横死を知ると、彦五郎の支配下を逃れ、信長の元へ庇護を求めてきた。



「守護様の事はこの信長が必ずお守り申します」

「頼む!父の仇を討ってくれ!」



大河姫

玉が転がり込む。次回はでっかい玉(義昭)が転がり込んでくるww

信長と彦五郎の戦いは新たな局面を迎える。




そんな中で信長の後ろ盾を自認していた織田信光が帰蝶の元を訪ねてきた。



「実はな・・・彦五郎から碁に誘われてな・・・」

「それは行かれれば宜しいかと(笑)」

「・・・信長殿は疑ったりはせぬかな?」

「少々手詰まりでしたので「碁を打ちに」是非いかれるのに何を疑ったりなど(笑)」



大河姫

碁を打つ。
首を討つのだ。ね。
怖ーい!!!!
怖いよー!
嫌だよー!!!w

信光と帰蝶は見つめ合う。




後日。






信光は彦五郎の誘いに乗り清須へ碁を打ちに、いや。




彦五郎の首を討ちに行く。




信光が彦五郎を討ち取ると、それに呼応して信長の軍勢が素早く清須を掌握。信長は長年の宿敵であった織田彦五郎一派を滅ぼしほぼ尾張の統一に成功する。




この事件は周辺国にも微妙な影響を与える。




まず、美濃である。




高政は明らかに「織田彦五郎」に肩入れをしていた。




彦五郎が滅びたことで信長の勢いが増すということは、その信長と縁戚にある帰蝶と孫四郎、ひいては道三の存在感が高まる。



「我が目に狂いは無かった」



道三は信長の鮮やかな手際を我が事のように喜んでいるという。




また、孫四郎は彦五郎討伐の祝いに名馬を贈っている。



「気の利かぬ兄高政に代わり」



と、公言して憚らないという噂である。



「このままでは、孫四郎と道三一派が高政様の排斥を試みるやもしれませぬ」

「・・・おのれ・・・」



大河姫

稲葉くん。
お前、道三に恨みでもあるん??

稲葉良通は高政の警戒心を煽る。




丁度、その時道三が孫四郎を呼ぶ声が聞こえる。



「孫四郎!!早くせい!」

「はは!」



高政が天守から下を眺めると孫四郎もまた高政の姿に気付き「勝ち誇った」ような表情で高政を見つめていた。



大河姫

あー。殺される表情してるわ。

駿河でも信長による彦五郎討伐は波紋を投げかける。



駿府


太原雪斎は珍しく苛立ち気に東庵と駒の治療に現れる。


「急な用事であれば、日を改めますが・・・」



「いや!大丈夫じゃ」

「・・・東庵殿!世情の噂程アテにならぬものはありませぬぞ」

「信秀の息子はウツケと呼ばれていたが、そのウツケが尾張を手中に収めんとしておる」



大河姫

内輪の話で恐縮ですが。。駿府には私の旦那様もごやっかいになっております。。

駿府で今川への仕官をの道を探っていたはずの藤吉郎もまた、信長の噂を聞きつけていた。



「尾張へ行く!」



さらに、何を思ったか駒に一緒に来て欲しいと口説きだしたのである。それを聞いている菊丸改め春治は気が気ではない。



「困ります・・・」

「なら!尾張へ立つまで文字を教えて欲しい」



大河姫

駒ってる??嬉しいんじゃね??

藤吉郎は尾張へ行ったらもはや駒と会う事は出来ないという覚悟を決めている様子であった。

麒麟がくるのあらすじ第15話下巻「破局」

美濃稲葉山城


「兄上(高政)の病状は重いとか・・・」

「兄上!見舞いに参りましたぞ!」



高政が病を得て臥せっているという知らせを受けて、弟の孫四郎と喜平次が見舞いに訪れてきたのだ。




光安もまた、高政の病状を心配していた。



「日根野(備中守)殿!寝たきりになられたのは真か?」

「何人かの医師診せたのだが何の病かも分からぬ・・・」

「儂も後程見舞いに伺おう・・・」



しかし。




その日、孫四郎と喜平次は根野備中守に討たれたのである。



大河姫

高政と信長の性格は似ている。
似ているよね?
後に弟を同じように暗殺するからね。。
信長は道三の思考と高政の性格で出来ていると思うの。
だから、帰蝶は信長の扱いがお上手。

遺体は道三の元へと送り届けられる。



「これは・・・孫四郎と喜平次か?」



遺体を改める道三。



「喜平次・・・孫四郎・・・!!!」

「誰が・・・誰がこのような仕打ちを・・・!」



「誰がこの・・・」



「申すな!!分かっておる・・・分かっておる!!!(涙)」

「美濃を手に入れた褒美がこれか!」

「儂が全てを譲った我が子に、すべてを突き返してきた」

「このように血塗れにして!」

「高政!儂の手を汚しおって!!許さんぞ!!!」



大河姫

道三、不覚を取った。
まさか、高政がここまでやるとはね。
頼芸の毒が最後、ココで効いてきたのかも。。
もっとも、毒を盛った頼芸殿はもはやおりませぬが。。

稲葉山城の異変は直ちに明智城にも知らされる。



「城内の者、皆色を失い右往左往するばかりで・・・」

「高政が!?」

「高政様の意を受けた者が孫四郎様、喜平次様を討ち取ったと」

「道三様は!?」

「分かりませぬ!が、稲葉様など高政様の意を受けた諸将が稲葉山へ集まっております」



道三は稲葉山を脱し、大桑城へと向かった。



一方高政は。



「儂は斎藤利政の息子を斬ったのだ」

「儂の父は道三に非ず!わが父は土岐頼芸様である」



こうして美濃を二分する戦が始まろうとしていた。




麒麟がくるのあらすじ第15話「道三、わが父に非ず」でございます。

麒麟がくるの感想第15話「道三、わが父に非ず」

麒麟がくるの感想第15話「道三、わが父に非ず」。ついに親子喧嘩は破局を迎えました。親の心子知らずとは申しますが・・・。裏を返せば「子の心親知らず」とも言えます。道三も我が子の「心の闇」は見誤ったか、甘く見たか・・・?

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麒麟がくるの感想第15話「高政しかいない」

道三はなんだかんだ言っても一貫して「高政に期待」をしてきたのだと思う。




今回孫四郎を見て明らかなんだけど、孫四郎君では如何にも頼りないし。つまり、選択肢は最初から「高政」しかなかった。




だからこそ「ストロングスタイル」で指導してきたのでしょうね。




もっと言えば「愛情」もあったと思う。




守護様頼芸公との対立が先鋭化した時に土岐様に付いた高政の事も許しております。




あの時の道三の表情からは、怒りや悲しみといった負の感情というよりも、



「やれやれ、親の心子知らずじゃの・・・」



といった親父のため息感が強かったように感じます。




道三は高政の「自分は道三の子ではないかもしれない」という心情も当然分かっていましたが、それも全て、家督を譲れば解決するはず。



「全てを与えた」



のだから。




道三ほどの人物でも「子供には甘かった」のかなと思うのです。

麒麟がくるの感想第15話「道三の蹉跌」

「何故、道筋を示さずに家督を譲ったのですか?」



十兵衛はあっさりと高政に家督を譲ったことに不満気でした。




いや、家督を高政に譲るのは既定路線で十兵衛的にも問題ないと思うのですけど、尾張との関係をまったく整理しなかったことに不満だったのだと思います。



  • このまま信長との同盟路線で行くのか?
  • それとも彦五郎と新たに組みなおすのか?


道三が信長を高く買っているのは周知の事実ですが、一方で、織田彦五郎との関係を完全に絶ったかと言えばそうでもない。




道三の考えは明快。



「高政が判断すればよい」



と言う事。




道筋などは自分でみつけていくもの。これもまた「ある意味では愛情」でもあり「ストロングスタイルの指導」でもあるのだと思います。



俺にはわからない


ずっとそうだ


自分の力を信じても


信頼に足る仲間の選択を信じても


結果は誰にもわからなかった


だから、まぁ


せいぜい悔いが残らない方を


自分で選べ



まるで「自分(道三)の若い頃のようだ!」とまで言い放ち、



「信長と言う男はそう簡単に敗れないと思う」



と高く評価しているが、それを「絶対視」はしていない




高政、お前が選べと言う事なんだと思う。




しかし、その道三にも蹉跌があった。




他者のことは良く見えても自分の事は良く見えない。この辺りは立場は違えど軍師官兵衛もそうでしたね。



※関連記事:→軍師官兵衛38話「追い込まれる軍師」


高政からすれば、道三は「偉大過ぎる父」なのでしょうね。美濃国衆からすれば「恐怖の存在」でもある。




家督を譲った位でその「存在感」は消えない。




そこに「父子の愛憎」「兄弟の愛憎」が混ざれば・・・。



「高政!儂の手を汚しおって!!許さんぞ!!!」



まさか、自分を消そうとするとは。

麒麟がくるの感想第15話「高政の劣等感」

高政は自分が土岐源氏の血を引いていることを望んでいました。




それは二つのコンプレックスから来ているのだと思います。




一つは単純に「家柄劣等感」ですね。




土岐源氏の血を引くと言われる明智十兵衛を「友」としているのは、十兵衛の優秀さや気が合う部分もさりながら、「血筋」も間違いなくあると思います。




尋常小卒・中卒から叩上げで大成功をおさめた経営者が意外にも?東大京大一ツ橋が大好きだったりする心情に近いかな?




もう一つは父道三へのコンプレックス。




高政は道三に認められないと思っていると思うのです。




しかし、前述の通り「ストロングスタイル」の道三は褒めないw




それどころか、信長を「息子のように」自慢する。




気に食わない。




ならば、父ではないことにしてしまえ!




因みに・・・。




高政が「土岐源氏の一族」と名乗ったのは、美濃国衆の支配に都合が良かったからとも言われております。




高政改め義龍はけっこうやり手で、ある意味では、



「流石は蝮の息子!」

「蝮の子は蝮よ・・・」



と、結構高評価されておりました。




・・・高政、もう少しかっこよく描いても良かったかな??




以上、麒麟がくるのあらすじと感想第15話「道三、わが父に非ず」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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