いだてんの感想第40話「バックトゥザフューチャー」。ここから戦後編、過去と未来の交錯が終わり原点「第1話」に繋がる。題目の「バックトゥザフューチャー」はまさにという感じですね。大河ドラマいだてんの感想第40話

いだてんの感想第40話「第1話へ戻る」

「バックトゥザフューチャー」とは言い得て妙。第1話は1964年東京大会の招致に成功した瞬間が放送されていました。そして、以降はほぼ「嘉納治五郎のオリンピック噺」だったので、まさに「第1話」の「未来」に戻る!

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構成の妙

「ミスター平沢はかつて嘉納治五郎の最期を看取った人物です」



IOCミュンヘン総会で演説をする平沢。この場面は第1話で放送されていたのと同じですね。




しかし!




今は我々視聴者の感じ方が変わったなと思います。




嘉納治五郎は柔道の創始者で講道館を創設したアジア最初のIOC委員といった教科書的、WIKI的な存在ではなくなっています。なので、ミュンヘン総会でIOC委員が「嘉納治五郎の最期を知る人物」と紹介された時のどよめきの理由がよく分かる。




因みに、本来このオリンピック招致の演説時間は1時間程度与えられていたそうですが、平沢の演説はおおよそ15分程度だったそうです。




プレゼンは資料の厚さや時間の長さではないと言う好例ですな。。




流石。

田畑と金栗

田畑政治と仲間達の14年がやや駆け足でしたが描かれていました。




まーちゃん、立候補していたんですね。しかも、自民党から出て落選!




今ならネット上でメタクソ叩かれているでしょうね・・・!



「自民の田畑ってマジクソだわ。浜松で東京五輪の話してる」

「田畑ってマジで元新聞記者?政策空っぽすぎ糞ワロタww」

「田畑政治ってあのボンボンだろ?金持ちの道楽じゃんねー」



どうせなら、東京選挙区で出馬すれば良かったのにw




田畑政治は金持ちなんですよね。因みに、嘉納治五郎も実家はお金持ちだった。




やっぱり「金持ち」ってちょっと違うんですよね。良い意味で。田畑が受け継いだ財産を散財したお陰でオリンピックが東京に来るワケですからね。




なので、改めて。




金栗四三は凄さ。




いや、明治日本のスゴサ。




極貧ではないものの、子沢山の貧しい農家の七男坊がオリンピックに出場したワケですからね。

いだてんの感想第40話「戦争は終わってない」

戦争はまだ終わっていなかったんだ。フィリピンで石を投げられる場面が描かれていましたね。

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フィリピンの戦い

フィリピンは太平洋戦争最大の激戦地の一つです。




開戦前、日本軍にとって脅威とみなされていた作戦目標が3つ。




一つは言うまでもない、ハワイ真珠湾の米国太平洋艦隊。こちらは南雲機動部隊が12月8日に奇襲攻撃を行います。




もう一つがシンガポールにある英国東洋艦隊。親指トムことトムフィリップス(実際小柄な提督だった)座乗のプリンスオブウェールズは「浮沈艦」と言われていた。こちらは、日本海軍航空隊がマレー沖海戦で殲滅しシンガポールはマレーの虎が占領。




そして、最後の一つがフィリピンにあるアメリカ空軍基地だったんですね。こちらは開戦劈頭台湾から日本陸軍の爆撃隊がクラーク基地などを壊滅させ、第14軍が上陸し占領しております。




ツイッターを見ていてちょっと意外だったのがフィリピンは日本軍を歓迎していると考えている意見がちょくちょくあったこと。




確かに、フィリピンはアメリカの過酷な支配もあり独立運動も盛んではありました。また、日本が占領後に形ばかりではありますが独立を「承認」したりしています。
(一応、アメリカも1934年のフィリピン独立法により1944年の独立を約束していた)




しかし、日本軍とアメリカ軍の戦いで100万人を超えるフィリピン人が亡くなっているのですよね。実際戦後十数年では、



「彼等にとって戦争は終わっていなかった」



という田畑の言葉はまさにその通りのものだと思います。




2019年から見て20年前は1999年です。

だから泳ぐ

「泳ぐのを止めても何も変わらないが、泳げば何か変わるかもしれない」



田畑もそうですが、ここで描かれている人々は「スポーツの人」で軍人でも政治家でもない。戦争に直接関係しているワケではないんですよね。また、家族や近しい人を戦火で亡くしている人も多いはず。




その葛藤を抱えて、石を投げられ、冷ややかな反応を受けても泳いだ。




そういう人々の存在が現在の国際社会における日本の立場・存在感の土台となっているのだと思います。

いだてんの感想第40話「情熱は伝染する」

運命はあるのかもしれないなと思うのです。嘉納治五郎の最期を看取った平沢が嘉納治五郎が夢見た「東京オリンピック」を決定づける名演説をする。

面白い事

「面白い事をやらなくちゃいけないんだよ!」



嘉納治五郎が最期平沢に話したのも、



「人生で一番面白かった話」



でしたね。




もっと言うなら第1話で嘉納治五郎がオリンピックについて聞いた時に語った言葉。



「それって面白いの?面白くないの?」



だった。




平沢と嘉納先生は氷川丸乗船中だけの短いお付き合いでしたけど、その時に、嘉納治五郎の魅力に「当てられて」いたのだと思います。




しかし、平沢が知る嘉納治五郎とオリンピックに熱を上げる田畑達は多分この「面白く事をしなくちゃいけない」という言葉を聞くまでリンクしていなかったのだと思う。



「それだよ!それ!!!」



この瞬間に平沢のアタマの中でシナプスが繋がった!




平沢のスピーチが東京オリンピックを引き寄せた名演説なら、田畑のオリンピック噺は平沢の中にあった「嘉納治五郎の細胞」を復活させた見事な名演説だったかなと思います。




以上、いだてんの感想第40話「バックトゥザフューチャー」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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