太平記(大河ドラマ)のあらすじと感想第44話「下剋上」。師直は図らずも天下に名乗りを上げる千載一遇の機会を得てしまった。かつて父貞氏が言った「美しいだけでは長崎殿に勝てない」という言葉を思い出す尊氏の決断は?太平記(大河ドラマ)のあらすじと感想第44話

太平記(大河ドラマ)あらすじ第44話「下剋上」

貞和5年(1349年)7月。




師直は足利家執事の任を解かれた。




程なく、師直は直義からの呼び出しを受け、三条坊門の直義亭を訪れる。




直義配下の畠山直宗門前で出迎え、師直は無言で軽く頭を下げるのだが・・・。

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太平記あらすじ第44話上巻「謀略」

三条・直義亭


屋敷内では恐ろしい謀略が密議されていた。




直義はいつもの猫背で腕組みをしている。



「殿!迷われますな!」



直義側近の上杉重能と僧の妙吉が直義を説き伏せている。




二人は足利家執事職を解かれた師直をこの屋敷内で暗殺しようと計画していた。直義には若干の迷いもあるように見えたが二人の意見を容れ頷く。



大河姫

まじか、暗殺しようとするのか。

師直は直義亭の応接間で待たされていた。



「三条殿におかれましては、ご相談をしたき由があるようで・・・」



粟飯原清胤(あいはら きよたね)が師直の接待をしているが、ここで暗殺計画に狂いが生じる。




寝返り者が現れたのだ。




師直は身の危険を知ると、直義亭から姿を消し危機を脱する。



大河姫

「闇討ちなど下、しくじるなど下の下」
by覚海尼様

鎌倉府


鎌倉は長らく千寿王改め義詮が治めている。




東国にも未だ吉野方の勢力との戦がないではないが、鎌倉周辺の支配はここの所安定しており義詮も日々趣味の闘鶏に熱を入れる余裕がある。




尊氏の命で右馬介も鎌倉へ下り義詮の補佐をしている。



「都の様子はいったいどうなっているのじゃ」



義詮の歓心事はこの闘鶏と都の情勢である。



大河姫

義詮、初めて登場。アタマ悪そうだな。。。

義詮も齢二十歳となり、多少は政治向きの事も分かる。




代々足利家の執事である師直が事実上罷免され、叔父直義の勢力が増している事、既に父である将軍尊氏の権威を超えているのではと言われている事、さらに、その叔父直義の「嫡男」直冬は都で吉野方との戦で活躍の上今は太宰府にある。




右馬介は少し困った表情を浮かべると。



「都より関東」



大河姫

右馬介はアタマ痛いね。

と、やんわり苦言を呈するが、義詮は苦言を呈された事にも気付いていない様子である。



「儂は京へ戻りたい」



大河姫

これは、まあ、うーん。。難しいな・・・。

右馬介にその旨、父尊氏にも伝えて欲しいという。




その時、丁度闘鶏の準備が整う。



「よし!」



大河姫

闘犬でなくて、闘鶏・・・ww高時wまあ、平和は良いことだけど。

義詮はすっかり闘鶏に夢中となるのであった。



尊氏亭


貞和5年(1349年)8月13日。




尊氏亭ではここ3日ほど毎日猿楽舞の宴が催されている。




しかし、その広間の座は空席が目立つ、というより尊氏と僧の妙吉以外は尊氏亭の家人ばかりである。




妙吉は飲みすぎで潰れており、尊氏もまた猿楽ではなく、右馬介が送ってきた鎌倉の様子を伝える書状を読んでいる。




義詮の行末
頼もしく存じ上げる



が、



日々闘鶏に
明け暮れるのが心配


大河姫

尊氏は右馬介の文の「行間」を読めるな。

と、書かれていた。



「おや、すっかり酔いが回って・・・今は・・・?」

「妙吉殿、もう三幕目にございます」

「おお、そうでありましたか?」



そこに道誉の賑やかな声が聞こえる。登子が道誉を連れてきたのだ。



「判官殿、昼から酒を飲み猿楽三昧、これで将軍と呼べましょうか?」



登子は尊氏の行状に呆れ果ている様子である。



「まあ、まあ、御台殿・・・(苦笑)」



道誉は、自身も「追放」が許され都に舞い戻った時は酒と白拍子三昧であったと寧ろ尊氏を庇う。



「よくぞ申してくれた判官殿!(笑)」



尊氏は道誉の言葉を喜ぶ。




登子は同意を求めた相手が悪かったと益々呆れ果顔であるが、二人とも尊氏の横に着座し猿楽舞を眺める。




道誉は率直な感想を述べる。



「随分と席が空いておる」



既に幕府を差配する直義には憚ってここには来ないのだ。




勿論、そのようなことは道誉にも分かり切っている。



「三条殿の様子はどうじゃ?先日師直殿の暗殺をしくじったとか?」



道誉は妙吉に尋ねる。



「はて?なんのことやら・・・?」



と、答える妙吉にもやや動揺が見える。




妙吉は直義の意を受けて尊氏亭の様子を探りに来ているのである。もっとも、尊氏自身はそれにはあまり興味が無さそうである。




そこに家人から不穏な報せがもたらされる。



「師直殿が今出川で戦支度を・・・続々と兵が集まりその数二万」



さらに。



「三条殿の館に斯波殿、吉良殿の軍勢が・・・」



妙吉に焦りが見える。



「のう、妙吉殿、もはや三条に戻るは危なかろう」

「師直はもはや儂の手にも負えぬ」

「直義からもらったモノは諦め命を大事にされては如何?」



妙吉は尊氏の言葉の「意味」を察し這う這うの体で尊氏亭を後にする。




尊氏はあと一番で猿楽舞は仕舞と致すという。



大河姫

弟と執事が内乱でも猿楽wたいしたものじゃ。

この期に及んでまだ猿楽舞という尊氏の行動に道誉は察する。



「師泰殿が河内から七千の兵を募って都入りしたは足利殿の指図か?」

「そう言う事なら儂にも声をかけてくれればよかったものを!(笑笑)」



「・・・こうでもしなければ、兄弟で腹を割って話すことも出来ぬ」



大河姫

え?!尊氏の差し金なの!?

しかし、このまま都で戦となれば・・・?




尊氏はそうはならないと確信している。



「直義はこの館へやって来る」



師直の軍勢は優に数万、一方直義方は。



「四千程度。勝負にならぬことは直義も分かっている」

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太平記あらすじ第44話中巻「兄弟」

三条・直義亭


師直方には山名時氏、今川頼貞、仁木頼章などの軍が終結。




一方。




直義方には斯波高経、吉良満義等一門衆を中心に兵が集まっていた。



「これでは足利一門は真っ二つ」

「相手(師直)は四、五万か」



直義亭の空気は重い。




そこに。



「粟飯原下総守、中條備前守相次いで寝返りました!」



さらに。



「二階堂行元殿も寝返られた模様!」



直義亭内は動揺が走る。



大河姫

思い出すね。大塔宮との決戦前夜。

直義は難しい表情を浮かべながら桃井直常に書状を一枚渡す。



「将軍は我が屋敷へ来いと」

「師直も将軍の館には手を出しにくかろうと」



しかし。



「生死を共にしよう」



書状は「共に戦う」ではなく「生死を共に」とある。




桃井直常は一抹の不安を覚えるが、直義亭にいても勝ち目はなく、考えている時間もあまりない。



尊氏亭


「直義、仰せの通り生死を共にせんとまかり越しました!」

「よく来た、待ちかねたぞ!」



尊氏は心底嬉しそうな表情を浮かべる。




そして。



「師直に使いを出せ!何故かかる暴挙に出るかと!」



師直の軍勢は尊氏亭を南北から包囲しようとしていた。



「その使い、この判官にお任せあれ」

「恐れながら、それがしも同道致します」

「ほほう、これは心強い」



使者には道誉と直義の側近桃井直常が派遣される。



法成寺
師直本陣


「それがしは将軍に矢を向けるのが本意ではない」



師直、師泰兄弟は上杉重能や畠山直宗、禅僧妙吉らの排除を求めていた。



「聞き届けられぬ時は?」

「是非にも聞き届けて頂く!」



尊氏亭


尊氏亭へ戻ったのは桃井直常一人である。



「判官殿は師直殿の陣に加わる為、後はよしなにと!」



尊氏は苦笑する。



大河姫

尊氏、笑ってる場合じゃないよ。

表からは威嚇するかのように4、5万の兵の鬨の声が響いている。



大河姫

鬨の声だ・・・4、5万のムサイ男の。

当初から劣勢の直義方は元気が無いが、桃井直常は意気軒昂である。



「それがしは退きませぬぞ」

「上杉殿!畠山殿!参られよ!」



大河姫

桃井直常、根性あるな。。

直義は動かない。




桃井たちは尊氏と直義を残し部屋を出て行く。




兄弟二人になると、直義が尋ねる。



「此度の事は兄上の謀にございましょう?」



尊氏は否定も肯定もしない。



「師直は朝廷や寺に敵が多い、政に差し障る故執事から外せと申した」

「が、殺せとは言わなかった」

「師直は乱暴者じゃ(苦笑)じゃが、足利家に尽くしてくれた」



直義は師直が消えた後、その事実上の後釜に上杉重能を据えた。



「上杉は優秀な男でございます!」



「じゃが、それでは人の心はつかめぬ」

「上杉にどれ程の働きがあった?かかる執事に誰が従う?」

「其方が取り立てるまで誰も見向きもせぬ男」

「其方は身内で幕府を固め過ぎた」

「今や其方に従う者は僅かじゃ」



大河姫

まあ、サラリーマンならね。実績の無い奴を取り立てるから忠誠心が上がる。実力者は取り立てても評価しても感謝しないから。

「何を根拠に!」



「其方に従いここに参った者はどれ程のものじゃ」

「奇妙であろ?」



大河姫

ああああああ!見ておられん・・・

直義はそれでも「政」には寺社や朝廷の協力が不可欠であると反論する。



「それ故、其方は朝廷や寺社に深入りした」

「その所領を優遇し武士が戦の為に徴発するのも認めなかった」

「そのような幕府に武家が従うか?」

「武家の従わぬ幕府は幕府にあらず」



大河姫

皮肉だね。鎌倉政治をといって、建武新政っぽくなってしまった。

尊氏は師直の意を受け容れ、直義には退くように説く。直義の代わりに幕政は義詮に任せるつもりであると話す。



「闘鶏に現を抜かしておる義詮殿では!」

「義詮なら、直冬に任せるべき!」

「直義ならそれがしの子でもあり、兄上の子でもある!!」



「それでは足利は二つに割れる」



「既に割れております!」



直義は酒を煽りそっぽ向く。




尊氏は頭を下げて頼む。



「其方のこれまでの働き忘れはせぬ、有難いと思っておる」

「儂を困らせるな。頼む」



「直義は戦は下手じゃ、戦では兄上に敵わなぬ。じゃから儂は政を・・・」

「儂から政を奪うなら殺して下され!」



師直軍は尊氏亭を取り囲み、臨戦態勢にあった。

太平記あらすじ第44話下巻「手詰まり」

今出川・師直亭


師直は自宅へ戻り事の推移を見守っている。




師直亭には兄の師泰、そして道誉、二条の君がご機嫌で陣中の宴を催している。




諸泰はしたたかに酔い、上手くもない舞を舞っていた。


「しかし、三条殿は手を引くかな?」



道誉は足利兄弟の性格をよく分かっている。



「退いてもらわなねば困る」



師直はそう応じる。



「将軍とはどのような話になっておるのか?」



「ただ、屋敷を囲めと」

「三条殿がおられては足利は一つにまとまらぬ」



しかし。



「儂は無理じゃと思う」



大河姫

流石、忠犬判官。尊氏をよく分かっている。

師直も勿論、尊氏の直義の性格も分かっている。




もし、このまま直義が討死するようなことがあれば、後に将軍から処分をされるかもしれない。



「いっそ、殿が同意せぬ時は殿も一緒に討つというのは?」



大河姫

師直、顔色変わった。

座にいた全員の厳しい視線がそう言い放った師泰に注がれる。



「戯言じゃ・・・(苦笑)」

「兄上!言ってよい・・・」

「ははは、言ってよい戯言と悪い戯言か・・・(苦笑)」



道誉も顔色変わった。



「この判官もチラと思わぬではなかった」

「五万の兵が取り囲んでおるのじゃ、良い機会かもと」



二条の君が続く。



「殿も申していたではなりませぬか?殺そうと思ったと」



かつて、師直は皆の前で尊氏から打擲されたことがある。




今度は道誉と師泰が師直に注がれる。



「黙れ!黙れ!!」



師直は二条の君を扇で殴りつける。




二条の君の額から血が流れていた。



尊氏亭


尊氏がまた仏を描いている。




そこに、登子がやってくる。




描きながら登子に北条高時の想い出を話す。



「見たことのない仏をいかにして信ぜよというのか」

「いかに美しく描けというのか」



大河姫

尊氏がまた仏を描いている。高時・・・。

尊氏は続ける。昔は美しいものを沢山見たと。



「幼い頃の新田義貞、初めて都に来て拝した帝」

「じゃがよく見ると皆違う、みな消えてしまわれた」

「今の世は、醜いものばかりじゃ」

「儂は美しい仏を描きたい、美しい世を創りたい!」

「じゃがそのためには弟とも戦わなければならぬ」

「直義は儂に殺せという。殺して通れと」

「儂はどれ程の人を殺せば良いのじゃ?楠木殿も新田殿も!守時殿も」

「皆この手にかけた!この手は血みどろじゃ!この上、この上弟まで殺せというのか!?」

「朝になれば、直義は表へ討って出るという」

「これで良いのか?これで行末美しい菩薩が描けるのか?」



尊氏は先程まで描いていた菩薩の画を握りしめている。



「お苦しみは登子にも分かります」

「良き世を創る為に兄を見殺しにしました」

「亡きお父上様が仰せになられた事を思い出します」

「美しいものでは長崎殿は討てぬと」

「むごいお言葉でございます」



夜が明けた。



「方々、此度の戦は我らの意地ぞ!命を惜しまず名を惜しめ!」



直義方は討死覚悟である。




尊氏は思い出していた。



「美しい者では長崎殿は倒せぬ。美しいだけでは」



大河姫

ああ、思い出した。そうだね。

尊氏は何かを決意する。




以上、太平記(大河ドラマ)のあらすじ第44話「下剋上」でございます。

太平記(大河ドラマ)感想第44話「下剋上」

太平記(大河ドラマ)感想第44話「下剋上」。今回初めて千寿王改め義詮が登場。性格は悪くは無さそうですが、頭は悪そうですね。右馬介が「気を遣って」書状を送っているけど、尊氏は流石「行間を」読んでおりました。




そして、尊氏のある意味では捨て身の大勝負。もっとも、「捨て身」であることに本人は気付いてもいないようですが。



「戦で兄上には敵わない」



直義はそう嘆いておりましたが、尊氏が優れているのは「大局を見る力」なんですよね。戦そのものも得意かもしれませんが「戦になる頃」には勝敗はついている。今回もまた同じ。




大塔宮との決戦前夜を思い出します。

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太平記感想第44話「戦略家」

尊氏はモノが見え過ぎているのですね。




直義の危うさも見えている。




しかも、直義は師直を討ち漏らすというていたらく・・・。



闇討ち等下、討ち漏らすなど下の下じゃ!



直義は師直を仕留めそこねたものの、執事からは追放したことで益々自信を深めている。




政は自分が取り仕切り、この室町幕府も「自分が心血を注いだ作品」であり、師直はじめ一部の「ならず者」はともかく、多くの武家にも支持されていると。




実際、将軍尊氏が催した猿楽舞の宴にやってきたのは「誰が来たか」確認する為に直義から様子を見てくるように言われた妙吉ただ一人。




しかし、本質は異なる。




尊氏は既に多くの武家の心が直義から離れてることを分かっている。



「今や其方に従う者は僅かじゃ」



尊氏の良い所でもあり、ある意味ではズルいのは、この言葉を発するときでさえ、




全く勝ち誇っていない



のですよね。




直義、お前見捨てられてやんのwザマーメシウマwww



なんて感情は一ミリもないばかりか、諭すように苦しそうに言葉を続ける。




最後は頭も下げる。



「頭は立場が上の者が下げてこそ価値がある」


このやり方が全く通用しなかったのは過去大塔宮護良親王のみ。




しかし、直義はやはり実弟。



「イヤじゃ!」



直義が駄々をこねだしたのは尊氏も予想外であったか?




全てお見通しであるはずの尊氏が、たった一人の弟の想いを汲む事が出来ていなかった。

太平記感想第44話「宮仕えの悲哀」

尊氏は将軍、足利商事の「創業オーナー」なんですよね。




そして、直義は副将軍「共同経営者」の立ち位置だと思っていた。




うん。




間違いではない。




しかし、「将軍」と「副将軍」の差は大きい。




いや、が違う。




頑張れば副将軍には成れるが、決して将軍にはなれない。そして、副将軍は悲しいかな「代りがいる」のです。




今回の件はその事を思い知らされる。




そして、ここまで「人望」が無かったとは正直ショックであったでしょうね。




かつて、尊氏と対立した大塔宮護良親王の元には叡山以来の股肱の臣しか残らなかったことを思い出します・・・。桃井直常は中々見所のあるヤツですね。

太平記感想第44話「権力者の悲哀」

「美しい者では長崎殿は倒せぬ。美しいだけでは」



尊氏はこの事をよく分かっていたはずです。




「みな、儂が撒いたたねじゃ」
「儂が、僅かばかりの夢をみたばかりに」
「・・・皆、儂が引き受けるしかない」




誰よりも愛した後醍醐帝と戦い、誰よりも信頼し憧れた楠木正成を倒し、兄貴分である新田義貞も死に追いやった。




そして、幕府を立ててようやく十余年。




まだなの?


まだ殺せと?


まだ戦えと?


いつまで戦えと?




哀しいかな、尊氏の戦いはこれでもまだ道半ばなんですよね。




かつて、北条高時は「戦に向いていない」と母覚海尼を前に嘆いておりました。




尊氏は向いている。




しかし、向いているけどその精神性はむしろ高時(正成にも)に近い。




自身が忌み嫌う事、尊氏の場合は戦も政局も、の才能があるのとないのと果たしてどちらが幸せなのかは思案のしどころかと存じます。

太平記感想第44話「機会」

師直の動きが尊氏の策であったのは正直ちょっと意外でした。




あと、飼い犬の忠犬道誉にも知らせない情報統制。




コトは尊氏の見立て通りに進んでおりましたが二つ予想外の事が起る。




一つは前述の直義のこと。




直義は完全にヘソを曲げてしまった。




もはや話が通じる様子は無い。




そして、もう一つは師直。




尊氏は気付いていない。



「いっそ、殿が同意せぬ時は殿も一緒に討つというのは?」



コレ、師泰の発言ですが、ここにいる、




佐々木道誉
高師直
高師泰
二条の君
(師直の妾)



四人の中で師泰が一番、というか唯一「真面目には」考えていないというのが面白いですね。




考えていないから無警戒にあっさり口にする。




師直は入れ込む二条の君を殴りつけてまで否定したのは「怖いから」ですな。



やろうと思えば出来る。




師直ほどの人物ならそれは分かっているが「考えたくはない」のです。




しかし、そろそろ考えなければならない時期に差し掛かっている。




直義が折れなければ殺すしかない。




その先は・・・?




そして、その時に気になるは尊氏の忠犬道誉はどう動く?




道誉は尊氏のことが好きだしその才覚を認めているが師直について分け前を預かる?それとも次は師直を・・・?




道誉の野心にも久しぶりに火が灯ったように見えましたね。




以上、太平記のあらすじと感想第44話「下剋上」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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