麒麟がくるのあらすじと感想第38話「丹波攻略命令」。三淵藤英の言葉は重かった。散りゆく花も、一度は咲いて魅せたと・・・(涙)。一度も咲くことなく散るどころか根腐れする花も多いと言うのに。そして、十兵衛は相変わらず十兵衛のままで嬉しいような怖いような。麒麟がくるのあらすじと感想第38話

麒麟がくるのあらすじ第38話「丹波攻略命令」

天正2年(1574)年3月28日。




信長は勅許を得て東大寺正倉院に出向き蘭奢待を切り取った。



大河姫

信長様、香木炊く前からラリラリではございませぬか。。。w

十兵衛は信長の考えが読めず複雑な胸中でいたが、さらに十兵衛を戸惑わせる命令が坂本城に届くことになる。

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麒麟がくるのあらすじ第38話上巻「一度は咲いた」

坂本城



広間で信長の使いが持参した書状の内容に目を疑う十兵衛。



「これを・・・信長様が・・・?」

「一両日中にとのご命令です」



確かに書状には信長の花押が記載されている。




書状には三淵藤英の処断せよと書かれていた。



大河姫

藤英はもう分かってるよね。。察しが良いから。。

十兵衛は事実上坂本城の「食客」となっている藤英の部屋を尋ねる。藤英は縁側でたまと談笑していた。



「藤英様、これを・・・」



書状には藤英が追放された将軍足利義昭と通じ、再び信長と戦おうとしているとも書かれていた。藤英は既に覚悟を決めている様子である。



大河姫

大きな流れに逆らってる藤英は勇気のある人物だよ。大きな流れに逆らうのは勇気がいるから。

十兵衛は信長に掛け合い助命を嘆願すると言うが藤英は断固拒絶したのだ。



大河姫

死にたがってる人の命を繋ぐことは出来ませぬ。ただ、見送るのみに御座います。

「散りゆく花であっても一度は咲いて魅せたという誇りがある」


大河姫

一度は咲いて魅せた。。(涙)私、一度位は咲きとう御座いまする。

天正2年(1574)年7月6日。




三淵藤英は坂本城で自刃する。




その後、十兵衛は畿内で三好勢と戦う。朝倉、浅井滅亡後も三好は本拠地である阿波から度々畿内へ侵攻し小競り合いが続いていた。




その陣中に左馬助が火急の知らせと言ってやってくる。



「斎藤利三様が殿にお会いしたいと・・・」



斎藤利三の名は十兵衛も知っている。




美濃の武将で何かと十兵衛とは因縁のある稲葉良通の家臣であったはずだが・・・。



大河姫

十兵衛は「めんどくせー」って表情だよねwwwww

十兵衛はイヤな予感がするが、来てしまったものは致し方がない。取り急ぎ、利三と面会する。



「明智様の配下に加えて下され!」



利三は主君である稲葉良通と些細な事から喧嘩をして、出奔してきたのだと言う。




十兵衛は暗に、



「そのような些細な事で」



出奔してきたのかと尋ねるが、利三は長きに渡り良通には不満があったと話す。



「土岐様を見捨て道三に付き」

「道三を見捨て高政に従い」

「信長有利と見るや高政嫡男龍興を見捨てた」



大河姫

いや、十兵衛も。。高政にも良い顔してたし、義昭にも良いてたし、信長にも。。たいがいやで。。

十兵衛も利三の心情が全く分からないワケではないが・・・。



「何故それがしに?」

「かの比叡山焼き討ちの戦にございます」



利三は信長が女子供も容赦するなと厳命したにも関わらず、自らの判断で女子供は見逃し、信長に直言をした十兵衛に惚れ込んでいた。



「十兵衛の下で働きたい」



利三の決意は固いようである。

麒麟がくるのあらすじ第38話中巻「命の価値」

岐阜城


十兵衛は信長から呼び出しを受ける。




信長は機嫌は良さそうではあるが、少々言い難そうに「利三」の件を切り出す。



「稲葉に泣きつかれた(苦笑)」

「利三を稲葉へ帰してやってはくれぬか?」



稲葉良通は美濃では有力な国衆でもあり、また彼の「性格」の問題もあり、ヘソを曲げると少々面倒くさいのだ。




十兵衛は利三を稲葉の元へ帰せばその「性格」から利三は斬られる可能性が高く、利三ほどの武将を失うのは織田家にとっても大きな損失であると遠回しに断る。




信長は「利三が稲葉に斬られる」ことにはあまり興味はなさそうである。



「一人の命を大事にすることで信長様への家臣の忠誠心も高まる」



十兵衛はそのように諫言するが信長は不機嫌な表情になる。



「儂が一人の命を大事にしておらぬと?!」



十兵衛も貯めていた信長への不満がいやおうなしに出てくる。



「三淵様を書状一枚で死に追いやった」



信長は義昭は命を助けたぞと怒鳴るが、十兵衛はそれ以上の声で義昭を捕らえた藤吉郎のやり方を非難する。



「武家の棟梁を着の身着のまま裸足で歩かせ嘲りを受けさせた!」



「もう良い!帰れ!!」



「帰ります!!」



大河姫

十兵衛節健在!!てか、帰れと言われて帰るのは。。サラリーマンにあらざる仕業よ!

十兵衛はさっさと帰ってしまう。



「ぐぬぬぬぬ・・・呼び戻せ・・・」

「呼び戻せ!」



十兵衛は近習に呼び戻される。




信長は先程とは打って変わって穏やかな声である。



「丹波攻略を其方に任せたい」



丹波は畿内からほど近いが大きな支配勢力が存在しない。また、その近さ故に畿内の諸勢力の権益が入り組み非常に治める難い国でもある。




親義昭派の国衆も多い。



「ご命令とあれば・・・」

「そうか!利三の件は稲葉に儂から言って聞かせる」



また、信長は仲直りの証とばかりに、南蛮人の衣服を十兵衛へと下賜する。




十兵衛は屋敷へ戻るとその南蛮人の衣服を着てみる。



「どうだ・・・?似合うか?」



たまや伝吾は笑うが熙子は、



「よくお似合いでございます(笑)」



と、誉めるのであった。



内裏


信長は参議に任じられ名実ともに「公卿」となっていた。



大河姫

参議か。名実ともに公卿だね。官職では参議、位階は従三位以上から公卿。

この日は帝の東宮である誠仁親王の蹴鞠が披露されていたが、信長も列席していた。帝の信頼厚い実澄、そして二条関白も招かれている。



「参議も蹴鞠をごうじゃ?」

「はは、亡き父より手ほどきを受けてはおりますが・・・此度は・・・」

「そうか!次は容赦せぬぞ!(笑)」



誠仁親王は信長に親近感を抱いている。




蹴鞠が終わると、信長、実澄、二条関白は密談に入る。




話題は帝の譲位についてである。




二条関白は帝の譲位を勧めている。




実澄は二条関白の意図を察するが、譲位自体は決しておかしな事ではない。



「信長殿は如何お考えになる?」

「・・・全ては御上の御心次第」



信長としては帝の意向に従うのみではあるが、もし、譲位となれば「それなりの出費」を覚悟せねばならないとも釘を刺す。




公家公卿、朝廷にカネはない。




もし譲位となればその費用は織田家が捻出することになるが、武田信玄亡き後もその後継である勝頼、また西の大国毛利もまだ健在でありその戦費も侮れないのだ。




この日はお互い腹の探り合いで終わる。




実澄は帝に事の次第を報告する。




二条関白はかつて義昭の将軍就任を後押ししている。信長とは表立っての争いは無かったとは言え、義昭が消えたことで二条関白の影響力は低下している。



「二条関白に焦りありと存じます」

「関白が信長に近づけば、信長は足利の二の舞いになる」



帝は畿内でまた戦が続くことを憂いでいた。

麒麟がくるのあらすじ第38話下巻「丹波へ」

十兵衛はかつて前関白近衛前久と会った場所を訪ねる。



「前(さき)様はおりませんよ」



そう、声をかけてきたのは伊呂波太夫である。




十兵衛は丹波攻略にあたり、丹波という国を自身の目で見てみたいと考えていた。




近衛前久は丹波に居を移しており、伊呂波太夫に渡りをつけて欲しいと頼む。また、その妹は丹波の有力国人赤井直正に嫁いでいる。



大河姫

赤井の妻って近衛の妹だったんや、、、

伊呂波太夫は必ずしも前向きというワケではなかったが十兵衛の申し出を了承し、丹波に詳しい水先案内人が望月東庵亭にいるので訪ねてみるように提案する。




丹波に詳しい者とは菊丸の事であった。




菊丸は東庵亭に滞在していたのだ。




菊丸は丹波への案内を請け合う。




そして、たまたま見た菊丸の筆跡からかつて「武田信玄病没」の情報を十兵衛に伝えたのは菊丸だったと察する。




また、久々に再会した駒から義昭の様子も聞く。



「戦の為に諸大名に書状を書いて上洛を促している」



十兵衛は複雑な気持ちになるのであった。



丹波国、園部


十兵衛は菊丸の案内で無事丹波国、園部に潜む近衛前久に会う事が出来た。




前久は信長がいよいよ丹波へ攻め込むのであれば自身の光明も見えたと十兵衛の来訪を喜ぶ。




前久は二条関白との政争に敗れ都を脱した後に本願寺を頼り丹波へと逃げている。



「前久様はどちらに付くつもりでしょうや」


前久は面白くも無さそうに、



「信長以外誰に付くというのだ?」



と、応じる。




既に幕府も無く、その後見をしていた二条関白も落ち目である。



「儂は信長のような武将が好きなのじゃ」



大河姫

まあ、信長と前久は気が合うんだよね。

十兵衛は満足気に頷く。



「船井荘の小畠永明殿に渡りをつけて頂きたい」



前久は微妙な反応をする。




渡りをつける事は出来るが・・・。



「丹波はイチに戦、二に戦じゃ」

「小畠永明もそう申すであろう」


前久の言葉通り。




十兵衛は丹波で激しい戦いを繰り広げる事になる。




以上、麒麟がくるのあらすじ第38話「丹波攻略命令」でございます。

麒麟がくるの感想第38話「丹波攻略命令」

麒麟がくるの感想38話「丹波攻略命令」
藤英が死にました。




冒頭にも書きましたけど藤英の最期の言葉。



「一度は咲いて魅せた」



色々と考えさせられる。一度も咲くことなく根腐れしていく花も多いことを思えば、最期そのような心境に達するのは羨ましくもあります。




一方で十兵衛。




藤英とは全く異なる生き方ですね。あの信長を真正面から叩き折るとは。

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麒麟がくるの感想第38話「藤英」

藤英は死にたがっていたのでしょうね。




気持ちは分かる。



義輝、義昭の二代に将軍に奉公衆として仕えたものの、義輝は事実上見捨てるような形となった上に悲劇的最期を防ぐ事も出来ず、無理やり還俗させて将軍と据えた義昭は信長との対立に敗れ室町幕府が滅びる。




義輝を見捨てたこと、義昭の後見に信長を選んだこと。




悔やんでも悔やみきれなかったでしょうね。




藤英ほどの人物であれば、武田信玄も没し、朝倉浅井も滅んだ今となっては室町幕府の復活は難しいという事は分かっている。




未だに義昭と通じているのは、信長と再び戦う為というよりも、義昭まで見捨ててしまえば生きている価値はない、自分は義昭に仕える幕府奉公衆のまま最期を迎えたいという意思なのでしょうね。




にたがっている者を止める事は出来ない




信長は藤英にしては「雑な」裏切り行為を見て、「死にたがっている」ことを見抜いていたようにも感じます。




そして、十兵衛はそれを知りながら「紙一枚」で死地へ送った信長の行動が許せなかった。

麒麟がくるの感想第38話「命の重さ」

「一人の命を大事にする」



十兵衛、とっても良い事を言いますね。




一人の命、いや「人そのもの」を大事にすることで、周囲へも良い影響がある事を見抜いている。




もっとも、信長にその「心の機微」はあまりよく理解出来ない。




信長からすれば義昭の命は取らなかったではないかというワケですし、前述の通り「死にたがっている」藤英を紙一枚で死に追いやって何が悪いということで、利三の件に至っては、利三が稲葉元に戻った後にどうなるかは、



「儂の関知することではない」



という事なのでしょう。




信長の主張もまったく支離滅裂という事ではありません。




そこに決定的に欠けているのは、



「人を大事にする心」



なのです。




それがあれば、例えば元々身分の低い藤吉郎が義昭をどのように扱うか想像して「丁重に」と申し添えたり、利三に関しても稲葉良通に返すにしても「双方が上手くいくように骨を折る」はず。




その心が有ると無しとでは行動は大きく異なるし、人を大事にすることで結果的に織田家中求心力も増す。




そして、信長にそれが決定的に欠けているのは、



「自分は大事にされなかった」



という、幼い頃の生い立ちなのでしょうね。




無念なのは「色々な事情」でその辺りを深く掘り下げる事が出来なかった・・・。




土田御前、もう最後まで出演は無いのかな?




以上、麒麟がくるのあらすじと感想第38話「丹波攻略命令」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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