西郷どんの感想第11話「斉彬暗殺」

西郷どんの感想第11話「斉彬暗殺」ですございます。今宵、斉彬が暗殺されそうになります。驚いたのは本当に「砒素」が盛られていた・・・。そして、愛らしい虎寿丸様が・・・。滝に打たれる吉之助を見るとやはり「翔ぶが如く」の場面を思いだします。西郷どんの感想第11話始めます!

西郷どんの感想第11話~虎寿丸様・・・~

虎寿丸様が亡くなります。斉彬の息子達はこの時既に5人おりましたが・・・!これは辛い処でございます。そして、当時も暗殺説が囁かれたりしておりました・・・。

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→西郷どんの感想まとめレビュー

虎寿丸と相撲

さて、虎寿丸もまた暗殺されたのか・・・!?その辺りは「お由羅騒動」の引き金にもなった次男の寛之助から、最後の息子となる六男の哲丸の最期を踏まえて下記で考察してみました。

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結論から言うと「暗殺」という可能性はほぼ考えられないと思います。
(・・・呪詛位はしていた者がいたかもしれませんが・・・!)

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さて、若干気になったのは吉之助と相撲を取った後にあっさり亡くなっている処なんですよね。因みに、「翔ぶが如く」ですと虎寿丸様が亡くなるのは斉彬が病に伏して(斉彬の病は史実!)後、本復して、さらに篤姫の輿入れが決まった後。

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「良い事は重なるな」

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と、斉彬に語らせた後です。

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※関連記事:→翔ぶが如く第7話「篤姫の輿入れ」
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その前の「翔ぶが如く第6話」では篤姫が吉之助と虎寿丸の相撲を微笑ましく見ている場面もありました。

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そのため、悲しみもまたひとしおなんですよね。

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ただ、「西郷どん」では吉之助と相撲の際中に倒れてしまった上にそのまま病臥して帰らぬ人に・・・。元気な虎寿丸と一緒に相撲をした想い出はなく、相撲の際中にイキナリ体調不良。正直吉之助の性格を考えると「毒殺」を疑うよりもまず、「自分を責める」気がします。

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「虎寿丸様の体調不良になっこておいは気付かなかった?」

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そうではなくてイキナリ「お由羅派」の毒殺を疑ったのは少々違和感。順番としては自分を責める吉之助に対して大山や有村が毒殺(呪詛)の話をしていく感じの方が自然だったかな?

久光と大久保

虎寿丸様が亡くなった知らせは国元の薩摩にも届きます。斉彬派の藩士達は「お由羅派の仕業!」といきり立つ様子が描かれていましたね。

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前述の通り斉彬が未だ世継時代に斉彬次男寛之助が亡くなった事が「お由羅騒動」の引き金になりました。今回は既に斉彬は藩主ではありますが、斉彬は「お由羅騒動」のような内訌を怖れ、お由羅派の粛清等は行っていません。
(それどころか斉興時代の人事は基本的踏襲している)

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こういった描写からも「薩摩の血気にはやる」国風が読み取れます。・・・斉彬がお由羅派を粛清しなかったのは大正解だと思います。

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さて、そんな中大久保と久光が邂逅します。久光は異国船が度々出没する状況を憂いて薩摩藩が初めて異国と一戦交えた(大袈裟かな・・・)「宝島事件」の資料を探しに来ます。

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大久保の仕事は「記録所書方」でありその資料を探します。

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「貴方様はこの対立を治める事が出来るお方!」

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改めて言うまでもない事ですが久光もまたかなりの勉強家です。
(因みに、国学好きなのでもし久光が藩主だったら井伊直弼とは仲良かったかも・・・)

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なので、久光がこういった資料を探して研究をしていた事は充分に考えられます。因みに、鹿児島大学に残る島津久光の蔵書は自らが筆を執った歴史書を含めて16,000冊に及びます。・・・西郷どんでは若干「頼りない」雰囲気もありますが一廉の人物である事は疑いありません。

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ただ・・・。

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今回の大久保の一言は若干唐突感が・・・。

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まあ、後に「囲碁」を通して久光へ近づくことになる布石なのかもしれませんが、ここで触れる必要はなかったかなとか思ったります。

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ああ!今宵はなんかダメ出しばかりしてます・・・!

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しかし!今宵の魅せ場はなんといっても「斉興とお由羅」と「吉之助」の体面ですね。

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西郷どんの感想第11話「斉彬暗殺」はまだまだ続きます!

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西郷どんの感想第11話~斉興とお由羅~

今回の題名は「斉彬暗殺」とド直球です。因みに、個人的には斉興やお由羅に斉彬を暗殺する「動機」は最終的にはないと考えています。

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→斉彬は暗殺された?犯人が斉興と言われる理由

→斉彬の死因はコレラ?赤痢?砒素!?
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しかし、吉之助は「お由羅派」を疑っています。そして、ついに直接対決へ・・・!

お由羅、魂の叫び

吉之助は斉興の前に通されます。斉興は御機嫌な様子です。そして。

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「薩摩の菓子をつかわす」

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吉之助の前に出されるお菓子。

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勿論、斉興は吉之助が斉彬の毒殺の犯人である事を疑っている事は分かっています。
黙っている吉之助に、

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「食べなさい!無礼であろう!?」

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そう宣うのは御由羅様。

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この既視感。

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ああ。
あれはもう30年も前ですね。幾島様が湖衣姫だった頃・・・。

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※関連記事:→恐怖の毒入り団子!三条の方と八重VS湖衣姫と滝
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因みに、我が子晴信に言わせると、

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「毒入りと思われる方も悪い」

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と、完全に湖衣姫を贔屓していました。我が子ながら女の事になると見境がないのは、私の育て方が悪かったのでしょうか・・・?
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と、思い出話はさておき。

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「証拠などはないのです!」

「何故なら毒など盛っていない!」

「それでも恨むなら恨むが良い!」

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お由羅魂の叫びですね。

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斉興もお由羅も自分達が恨まれている事は百も承知。そして実際「殺したい」位憎んではいる。しかし、毒などは盛ってはいない。その行き場のない怒りとやるせなさ。

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「痛くもない腹を探られるのが一番腹立たしい」

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今回の斉彬とお由羅、特にお由羅ですね。

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「お由羅騒動」に「お由羅派」

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斉興派でも前藩主派でも久光派でもない。

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「お由羅派」

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此処までアンチが多いのはあっちゃんかさっしーか(古いかな・・・)りか姫位でしょうか?それでもまったくめげない、ある意味自分に酔える、お由羅様はステキだと思います。

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最後に余談です。

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後に、斉彬が亡くなった後、幕府の(井伊大老の)追及で吉之助は命を落とす処でしたが、名前を変えて、墓も死体も準備して島へ送るという知恵を出したのは斉興であると言われています。

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吉之助は図らずも斉興に命を救われるんですね。
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西郷どんの感想第11話「斉彬暗殺」いよいよ最後の段でございます。

西郷どんの感想第11話~役者が揃った~

さて、今宵斉興とお由羅がいい味を出していましたが、今1人、いい味を出していたお方が二人。

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1人はひー様こと一橋慶喜。

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もう一人は長野主膳!

ロクでもない親父達

「此処にはマトモな親父はいないね!」

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慶喜の言葉は私、刺さりましてございます。幼い我が子を失ったにも関わらず「宴席」を儲ける無神経さ。自分の娘(養女)を「ウツケ」に嫁がせて政治的に利用する事が平気な図太さ。

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そして、息子本人の意思などお構いなし。自らの欲望のために外様大名の企みに嬉々として前のめりに応じる節操のなさ。

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はい。

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私は慶喜さんに大賛成です。

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慶喜さんは言いませんでしたが、藩主になるためロシアンルーレットをやったり、股肱の臣を死に追いやったりとまあ、他にもロクでもない事をしております。

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もう一人の親父も、見境ないというか息子の嫁をねぇ・・・。

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慶喜や斉興・・・。

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マトモな神経のお方は大変です・・・。でも、慶喜さんは「政治」に巻き込まれて「マトモでなくなる」んでしょうね・・・。なんだか不憫でございます・・・。

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因みに、松平春嶽さん。

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とっても良い方ではあるんですが、意外と節操がない部分もあります。大勢に影響はなかったんですけど、「密勅事件」の際にその情報を保身のために漏らしたりとかね・・・。

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慶喜さんに言う通り、

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「ロクな親父がいない」

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のであります。

長野主膳

西郷吉之助と島津斉彬

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そして、

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橋本左内と松平春嶽

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幕末の雄藩の藩主とその懐刀と言われたコンビですが・・・。
忘れちゃ困るのが、

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井伊直弼と長野主膳

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の最凶コンビですね。

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※関連記事:→長野主膳!国学者であり井伊直弼の師でもある男
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来世は「監察官」のようなので「内偵捜査」は大の得意科目。

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いよいよ役者が揃ってきた感がござます!

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以上西郷どんの感想第11話「斉彬暗殺」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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