いだてんのあらすじ第39話です。昭和20年3月。敗戦濃厚な大日本帝国は既に帝都東京を含む本土を連日爆撃されるようになっていた。志ん生を襲名した孝蔵は酒も飲めず、高座にも上がらなくなり腐っていたが・・・。大河ドラマいだてんのあらすじ第39話

いだてんのあらすじ第39話上巻~満州~

孝蔵は軍隊の慰問に1月ほど満州へ行かないかと席亭から声をかけられる。皮肉な事に本土は連日爆撃を受けるようになっているが、満州は比較的安定していた。大陸の戦線は華南に至っており、またソ連邦とは日ソ中立条約があった。

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酒が飲める

「あたしは行くよ。志ん生の旦那もどうだい?」

「満州ねぇ・・・」



三遊亭圓生は張り切るが孝蔵は今一つ乗り気ではない様子だ・・・。



「満州じゃ空襲も無く今じゃ貴重品の酒も飲める」

「なに!?」



満州に行けば好きな酒が飲める。孝蔵は帰宅すると「大陸でひと稼ぎすれば家計も助かる」と早速家族に相談するが・・・。



「満州!?1人安全な大陸で酒にでもあり付こうってのかい!?」



おりんは一瞬で孝蔵の魂胆を見破る。しかし、子供達は行けば良いと言う。



「お父は空襲でも頼りにならん」

「そうだね!イの一番に逃げ出すしw」



そこへ、また空襲警報が・・・。




孝蔵は子供達の言う通りイの一番に逃げ出したのだった。この日の空襲はいつもとは様子が違った。低い位置から徹底的に爆撃され東京は文字通りの焼け野原と化していた。孝蔵は茫然とその様子を眺めていた。




幸い、孝蔵一家は無事だった。




結局、孝蔵は家族の後押しもあり、満州へ行くことにする。




自分の弟子にして間もない清にいくつか噺を教えると、満州へと旅立つ。

いだてんのあらすじ第39話中巻~満州~

噂には聞いていたが、満州の賑わいは想像以上だった。まず空襲がない。当然空襲警報も防空壕もない。治安も維持され、何よりもモノが溢れていた。

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五族共和王道楽土

孝蔵達の慰問は大盛況で日々酒も飲めるという事もあり、一ヵ月の予定が二ヶ月、三ヶ月と過ぎて行った。




そんな時、孝蔵は一人の関東軍兵士の訪問を受ける。




先日、孝蔵は「富久」演ったのだがその走り方に異議があるのだそうな。



「あれじゃ短距離の走り方ばい!」



孝蔵は呆れる。その男、小松勝は学徒出陣でやって来たようで現地にも馴染んでおり、中国人とも親し気に話をしていた。



「これから俺の部隊は沖縄へ行くばい」



その兵士、小松勝とはそこで別れた。

赤軍南下

孝蔵達はその後も内地に帰国せず、興行を続けた。奉天ではNHKの社員でありながら、芸事にも通じた森繁久彌と出会い酒の肴に昨今の日本を取り巻く情勢を聞く。



「沖縄守備隊は牛島大将以下全滅」

「広島長崎には新型爆弾投下の噂」

「・・・赤軍が日ソ中立条約を破って南下するという噂」



此間「富久」にいちゃもんつけて来た学徒出陣の兵士は沖縄へ行くと言っていた。哀れ、もはや生きてはいないだろう。




沖縄や本土の事も気にはなるが・・・。




一番気になるのはソ連邦である。もし、南下してくれは奉天は最前線になってしまう。




そして。



「耐え難きを耐え偲び難きを偲び・・・」



街頭放送で聴きなれない声が流れる。



「天皇陛下の声だ・・・日本が負けた」



曲がりなりにも治安を抑えていた日本軍の敗戦と赤軍の南下。今迄抑えていた中国系市民の不満の爆発もあり、治安は悪化し満州は混乱状態に陥る。




孝蔵と圓生は逃げようとするが、逃げるアテもツテもない。そこに、どこかでみたか顔が・・・。



「お前はこないだの!?」

「あ。志ん生!」



小松勝は沖縄へは行っていなかった。沖縄へ渡る前に上官から日本は負けるので沖縄へは行かないと言われ勝手に逃げるようにと言われて逃亡したのだ。




逃亡兵は軍法会議モノだが、既に日本は敗戦している。とは言え、小松勝はソ連や中国だけではなく、味方の日本兵からも狙われかねない。




一緒に逃げる事に圓生は反対したが、結局三人で行動する事になる。




行くあてもなかったが、一応次の「興行地」は決まっていた。そこへ、向かう事にする。



「今更、客なんていやしませんよ・・・」



圓生はそう自嘲気味に語る。

いだてんのあらすじ第39話下巻~志ん生の富久~

客が誰もいないかもしれないと思っていたが、パンパン・・・とはいかないまでも、100名程の日本人が集まっていた。

笑い

観客は笑いに餓えていた。




戦争に負け居残った日本人は既に早々に引揚げる事も出来ず途方に暮れていたのだ。



「最期は笑って死にたい」



これは偽らざるホンネである。



「客が重いわ・・・」



孝蔵はこの「クソ重い」客を笑わせる想像が出来なかったが、圓生は高座に上がると早々にブチかます。



「居残り組の皆々様・・・」



座は瞬く間に暖まる。孝蔵は圓生の実力に改めて舌を巻くが、この後演るのはさらにプレッシャーだ。
そこに。



「富久はどうですか?」



一緒に逃げて来た小松勝が「富久」を提案するが孝蔵は一度「ケチ」を付けられたからやらないとソッポを向く。



「日本橋じゃなくて芝まで走れば?」

「浅草から芝まで走るヤツなんかいるかい?!」

「いますよ!ここに!」



そうこうしている内に孝蔵の出番である。




高座に上がった孝蔵は意を決して「富久」を演じる。




二階から小松勝と孝蔵の富久を見ていた圓生は富久が微妙に変わっている事に気付く。



「お?日本橋じゃなくて芝か・・・なるほどこりゃいいね」



客は大うけである。そして、その様子を笑いながら、泣きながら小松勝は観ていた。かつて、走っていた浅草、芝の景色を思い出しながら。




そして。




いてもたってもいられなくなった小松勝は夜の街を走り出していた。



「気持ち良かぁ!」



ひとっ走りすると先日中国人から買った絵葉書に、



「志ん生の富久は絶品」



と書いてポストを探すが・・・。



「Стоп! Я буду стрелять」
(止まれ!撃つぞ!)



赤軍兵に呼び止められた小松勝走って逃げるが・・・。兵士の自動小銃が火を噴いていた。




暫く後。



「おい!目を覚ませよ!」

「もうダメだ・・・行くよ・・・!」

「おい!ちくしょー!」



倒れている小松勝に起きろと叫ぶ孝蔵。圓生は孝蔵を小松勝から引き剥がし、いつ戻って来るか分からない赤軍を警戒してその場を離れた。

再会

本当の地獄はこの後であった。




しかし、孝蔵と圓生は地獄のような日々を生き延び2年後になんとか引揚げ船で帰国出来る事になる。




乗船を待っていると。



「あれ?志ん生じゃない?」

「誰だお前は・・・?」

「俺?美川。あんたの初高座見たよ」

「・・・?」

「女郎の小梅や人力車夫の清さんと」



その男は美川だった。美川どういうワケか引揚げ者に饅頭を売っているのだ。身なりも小奇麗で中国商人の赴きがあった。




昭和22年1月。




ようやく、内地に戻った孝蔵はおりん、そして子供達、一人も欠けることなく再会を果たすのであった。




以上、いだてんのあらすじ第39話でございます。

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