だてんの感想第25話「時代は変わる」。時代も雰囲気も一気に変わりましたね。いだてん金栗四三も嘉納治五郎もストックホルムでは何も持たない挑戦者でしたが、田畑政治からすればこの頃のいだてんや嘉納天狗は「結果の出ない陸上ばかり優遇する」いけ好かない壁!うん!新しい時代を引っ張るのは俺だという気概が・・・空回りw。大河ドラマいだてんの感想第25話!
いだてんの感想第25話「外から見る」
今迄「いだてん」金栗四三の物語を見てきた我々からすればパリ五輪の四三の晴れやかな表情には拍手です。別に、特別扱いでパリオリンピックに参加したワケじゃありません。ちゃーんと予選会を勝ち抜いたんだし!
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ふざけんな!
そう。
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これまでの物語は「金栗四三」の物語。
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四三は頑張った。
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・・・頑張れば良いの?皆頑張ってんじゃない??頑張っているの前提じゃない???
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「三十半ばの金栗がメダル等無理!」
「三大会連続メダル無なんて恥さらし!」
「嘉納治五郎は責任取れや!」
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まさかこんな言葉を主人公から聞かされるとは・・・!この政治の言葉って、アントワープオリンピックから帰って来た時に新聞記者が言った言葉と同じ。
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ちょっと八重さん、スペンサー銃を・・・。
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ってその前に嘉納治五郎先生の一本背負いを食らっていましたね。良かったね。八重さんに狙われる前でw
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ただ、我々は皆、金栗四三の味方ですけど・・・。
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外から見れば「結果の出ない陸上に!」ってのも・・・腹は立ちますが・・・一理ある。まあ、同じ新聞記者の罵詈雑言とは言っても、一応政治は、
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「有力は水泳選手に機会を!」
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ってのが根底ありますからね。確かに政治から見れば、
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「陸上優遇特別扱い」
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なのかも。
これも「時代の変化」なのかもしれませんね。
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気付いたら「陸上」がある種の市民権を獲得してきている。私もいつの間にやら特別扱いしていたのかも!?
いだてんの感想第25話「変化」
時代が変わる。主人公も変わる。主人公はまったく真逆ですね。いや、主人公だけじゃない。その取巻きにも変化が・・・!金栗四三編は弥彦に野口に・・・「暑苦しい男達」が多かったけど・・・。第二部の取り巻きさんは「スマート」だね。斎藤工。くそカッコよいじゃん!
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面接は勘
政治の初登場で笑ったのが面接。
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「君はいったい何者なんだい?」
「・・・何者なんでしょうね?」
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ああああああ。
面接で一番ダメやつの一つ。
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質問に質問返しちゃったよ。
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でも、合格しちゃうんですよね。
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正直、採用って「勘」だと思う・・・。
というか答がない。
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俺には分からない。
履歴書職務経歴書の経験を信じても
面接での受け答えの良さを信じても
学歴と職歴を信じても・・・
結果はいつも誰にも分からなかった。
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でも、勘を磨く方法が一つあると思います。
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「勝負をすること」
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ですね。
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・・・田畑政治は「麻雀」をしていたので将来は立派な勝負師になるはずw
スマート
前述の通り金栗四三の周辺は「暑苦しいオトコ」あと「変な奴(おかしな二人とかねw)」ばかりであんまし「スマートな男子」はいなかった。
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・・・斎藤工は良いですねぇ。
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くそカッコよいじゃん!
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金栗四三編にはいなかったタイプの逸材だ。
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因みに、斎藤工が演じているのは高石勝男ですが・・・。
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ご覧の通り、実物も斎藤工に負けず劣らず良い男です。
・・・水も滴る良い男・・・!
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あと、リリーフランキーもカッコ良いですね。
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金栗四三編のオジサンは皆面白かったけど、こちらもまた、金栗四三編にはいなかったオジサンですね。
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・・・正直、リリーさんのことちょっとだけ、ほんのちょっとだけ心配していました・・・。多分、私だけじゃないと思いますけど・・・!
いだてんの感想第25話「政治と政治」
良くも悪くもいだてんの第1部金栗四三編は「牧歌的」な時代だったのだと思うんですよね。嘉納治五郎先生が言うようにオリンピックは「若者のスポーツの祭典」で政治とは無縁。また、敢えてだと思うんですけど、政治的な世相はあまり描かれていませんでしたね。国民的関心事であった日露戦争は終結していたとは言え明治末期からこの大正末期までの間でも第1次世界大戦や日韓併合、シベリア出兵に尼港事件など色々と、政治的な事件があったんですけど。
政治が出て来た
宮藤官九郎が田畑政治を後半戦の主人公に据えたのは「政治」も描きたかったからだと思うんですよね。
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ここ数年朝ドラも「花子とアン(村岡花子)」「マッサン(竹鶴政孝)」「あさが来た(広岡浅子)」「とと姉ちゃん(大橋鎭子)」「わろてんか(吉本せい)」「まんぷく(安藤百福)」と、実在の人物をモデルとしたドラマが描かれていますね。
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特に「マッサン」や「あさが来た」なんかは大河ドラマとしても十分成立しそうです。
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ただ、あさドラの特徴は「政治的な部分」に関して言うと完全に受け身なんですよね。
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軍靴の足音の象徴のような出来事や敗戦も描かれますが、あくまで、そういった事件に翻弄されつつも逞しく生きる庶民の姿というのが基本であり、主人公やその周辺の関係者は「権力」とはかなり距離がある。
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そこで「新聞記者」である田畑政治。
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田畑政治は「新聞記者」であり志望は「政治部」ですね。
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権力の世界を描くには「絶妙な立ち位置」にいる主人公なのだと思います。
激動の昭和史を描く
これはこの「いだてん」の放送が決まってから常々(当ブログのトップにも書いてある・・・)言っておりますが、日本史上最も激動で面白いのは「昭和時代(しかも前半ね)」だと思っています。
・・・少々語弊があるかもしれませんが・・・。
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宮藤官九郎もこの「激動の時代」を無視出来なかったと思うんですよね。言い方を変えると「調理人の腕が求められる素材」に挑戦したいと言うか。
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どう描くのか?
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どう描いたら「時代の雰囲気」を感じつつもこの時代の「政治」を描けるか?
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個人的な嗜好を披露すると「米内山本井上」を主人公に据えた大河とか、敢えての松岡洋右主人公とかも物凄く面白そうとか思いますけど・・・!ただ、主人公を「時代のキーマン」にしてしまうと個人を深堀出来ても雰囲気時代の空気間は伝わらなかったりします。
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そこで、新聞記者の田畑政治。
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早速、だるま大臣こと高橋是清のご登場!大蔵大臣からおカネを引っ張って来た!
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田畑政治を通して時代のキーマンたちの苦悩も描いていくのだと思います。
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この先「政治」と関わっていく「田畑政治」に期待です。
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以上、いだてんの感想第25話「時代は変わる」でございます。
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今宵は此処までに致します。
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いだてん第2部がスタートしましたが冒頭から青年政治が浜名湖に飛び込んで浮上したら大人政治に成長というトリッキーな演出で笑いました(むかし西田敏行さんが大河で似たような演出をやったという話を聞いたことがありますが本当でしょうか?)
四三が誰からも愛され、愛するキャラなのに対して政治は『人によって好き嫌いが絶対に分かれるキャラ』だなーと思います。
記者会見場での四三への暴言の数々は水泳を愛するが上の蛮行だと許容できますが(もし清さんと播磨屋さん一家、そして竹早女子たちがあの記者会見場にいたら政治さんはマダムの予言を聞くことなく20代半ばで寿命を迎えていたでしょうね…複数の打撲による脳内損傷か外傷性のショック死で)
孝蔵の高座でのあれは迷惑行為に他ありません…財布をくすねた孝蔵も悪いですが…とまあそんなキャラである政治が主人公のいだてん第2部ですが第1話からフルスロットル状態でびっくりしました。
緒方竹虎、河野一郎そして高橋是清と日本の近現代史を彩る大人物たちがオールスターで登場した上に普通選挙法に改元と近代史の一大イベントが大河ドラマで見られるとはすごく興奮しました。
ただしちょっとウーンと思ったのがショーケンさん演じる高橋是清の風貌ですかね…リアルな写真を見てもわかる様に高橋是清氏はだるまさんの相性の様にもっとふっくらとした顔立ちですごく柔和な風貌ですが今作のショーケンさん演じる高橋是清は迫力満点、鋭い目つきと風貌の持ち主です…どちらかと言えば『だるまさん』の高橋是清よりも『ライオン宰相』の浜口雄幸氏の方が雰囲気的にしっくりきます…でも浜口氏ならポケットマネーは出してくれてもオリンピック予算は絶対に出してくれなかったでしょうね…逆に高橋氏は予算は付けてくれてもポケットマネーの支出は家族に止められたでしょう…史実の高橋氏は金集めや個人財産の運営が苦手で政治資金は趣味で集めた骨とう品を売却して細々とねん出しており、政治が水連を作った頃には完全なオケラ状態で政友会の運営費も出せない状態だったため総裁の座を出所の怪し~い持参金300万円(現在の180億円位)を持った田中義一大将に譲り渡しています。
かなり脱線してしまいましたが水連と陸連の対立、田畑政治と緒方竹虎そして河野一郎の人間関係、高橋是清とその時代、立憲政友会と立憲民政党といった具合に近代史愛好家にとっては宝石箱のような時代に突入したいだてんからますます目が離せなくなりました。
以上長文失礼しました。
houzi様
コメントありがとうございます。
確かにショーケンさんはだるまさんと言うには少々キレがありますねw
私のイメージは西田敏行さんかな?
坂の上の雲で高橋是清でしたね。
近現代史の面白い処が描かれるのは私も楽しみですw
どうせなら、義一ちゃんにも登場して欲しいw
その、田中義一大将。長州閥最後の大物ですね。
この辺りが明治維新体制、藩閥政治の終了と、
本当の意味で「維新の成果」が試される時期なのだと思います。
この先偉くなるのは「陸大」「海軍兵学校」「帝大」といった、
まさに明治時代に作り上げた新しいシステムの教育を受けた人たち。
出身藩(地域)に囚われない実力主義でより公平なシステムで
優秀な人材が集まり育ち日本をしょって立つ。
もっとも、この先必ずしも「素晴らしい成果」を得たとは言い難い結果になりますが・・・。
藩閥政治が良かったというワケではありませんが、
彼らには最後は「俯瞰的」「組織横断的」に物事を考える素養があったように思います。
というか、見ざる得なかった。
明治初期の官僚は軍人であり内務官僚であるみたいな事も珍しくなかった。
ただ、新しいシステムから育った人材は「専門家」になるキライがあり、
俯瞰的横断的に物事を見る事が苦手になっていくように感じます。
明治を創った人々が結果的に自然に出来た(権力の中にヨコの繋がりもあった)ことが出来なくなっていく。
連隊長としては優秀でも元帥・軍団長としては・・・みたいな。
自分達が自然に(結果的に)出来たから「教えなかった」のが原因の一つのように感じるんですよね。
大事な事は教科書には意外と載っていない。
そして皮肉な事に分かる奴は一瞬で分かる、というかはじめから知ってたりするというか。
分かる奴は「真面目にコツコツ無駄な事」は苦手なケースが多いので新しいシステムには適さないw
ちょっと、いや大分脱線してしまいましたが、
この先、日本史上で最も面白い昭和前期なので私も楽しみです。
因みに、西田敏行さんが海に飛び込んで・・・というのは八代将軍吉宗・・・かな?
確信はないのですが、翔ぶが如くは第1話から西田吉之助、山河燃ゆはそんな雰囲気ではなかったはず…。
ご返信ありがとうございます。
大河姫様のアドバイスどおり吉宗を調べたところ発見しました。
ただし海に飛び込んで成長ではなく疱瘡で顔面に包帯を巻いていた少年時代の吉宗が完治して包帯を解いたら西田敏行さん演じる大人吉宗に変身するという演出でした(笑)
クドカンさんはこの演出を参考にしたのでしょうか。
訂正とお詫び
前回のコメントで『田中義一大将の怪しい300万円』の貨幣価値を現在の180億円と計算しましたが…完全に桁を間違えていました…正しくは18億円です…どうもすみませんでした。
それにしても田中義一氏はどうやってこんな大金を作ったのだろうか…シベリア出兵の軍資金の使い残りや、反革命軍からガメたロマノフ王朝の隠し財産、西原借款のピンハネ分とか色々言われていますが謎です…
houzi様
確認されたのですねww
そして、やはり八代将軍吉宗でしたか・・・!
我ながらよく覚えていた。。。。
義一ちゃん件、ご丁寧にありがとうございます。
今も昔も・・・御金はある処にはあるんですよね・・・。
上手く使えるか否かはまた別問題ですが・・・!