太平記(大河ドラマ)のあらすじと感想第26話「恩賞の波紋」。赤松則村の悲劇。いや、もはや喜劇か?尊氏は赤松則村相手に天性の才能を発揮しておりました。そして、北畠父子の奥州遠征。義貞の「置いてけぼり感」がね。戦以外は先が見えない事の象徴かな?太平記のあらすじと感想第26話

太平記(大河ドラマ)あらすじ第26話「恩賞の波紋」

京、里内裏では幼子が蝶を追って庭を駆け回っている。



「宮様!お待ち下さい!」



勾当内侍は宮を追いかけているが・・・。



「義良!向こうで父の話を聞くか(笑)」



後醍醐帝は幼子を抱きかかえる。



「御上・・・申し訳ございません・・・」

「構わん・・・好きにさせよ・・・(笑)」



この幼子は義良(のりよし)親王。後醍醐帝と蓮子との間の子である。




後醍醐帝と蓮子の間には三人の御子がある。恒良親王、成良親王、そして最も幼いのが義良親王である。




後醍醐は子供たちを可愛がっていたが、特に最も幼い義良親王を可愛がっていた。

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太平記あらすじ第26話上巻「恩賞」

「延喜の帝は公家一統の政であった」



後醍醐は恒吉親王、成良親王に政治哲学に関して講義を行っている。



「先例や家柄に拘っていてはダメなのじゃ」



大河姫

摂政・関白は律令制において令外官。

二人の御子は聡明である。後醍醐も恒吉の理解の速さに目を細めていた。



「しかし、御上・・・何事も性急過ぎるのも・・・」



同席していた坊門清忠はやんわりと懸念を伝えるが・・・。



「先例も最初は先例は無かった」

「朕が致すことが後の世で先例となろう」



公家衆は頭を下げるしかなかった。




皆が気にしているのは「恩賞」である。




特に、後醍醐と苦楽を共にしてきた側近たちの期待は膨らんでいた。



「それがし、丹波と・・・若狭を頂戴しとうございます」

「オホホ!忠顕は欲張りじゃのう(笑)」



別室では蓮子の元に千種忠顕など公家が集まり恩賞の皮算用をしている。そこに、勾当内侍がやってくる。



「三位(蓮子)様・・・御上がお召してす・・・」

「・・・最近御上はいつも蓮子、蓮子じゃ・・・(苦笑)」



蓮子は後醍醐の寵愛を一身に受けている自信に溢れている。しばらく待たせれば良いとでも言う風で、座を動かず恩賞の皮算用を楽しんでいた。



「三位様・・・」

「分かった・・・」



ようやく、蓮子が席を立つ。



大河姫

を?千種の表情ww惚れたかw

忠顕は蓮子と立つ勾当内侍を舐めるよう見つめている。




後醍醐は上機嫌であった。



「蓮子、新政には家柄門閥に拘らぬ思い切った恩賞が必要じゃ」

「それと、恒吉は皇太子とする」



「御上!」



大河姫

国母キターwwww

蓮子は恒吉の立太子を大いに喜ぶ。後醍醐としては義良が最も期待出来ると考えていたが、やはりまだ幼過ぎると話す。




いずれも、蓮子の実子である。



「内裏も新たに造営せねばな」

「いつまでも里内裏というワケにも行かぬからな」



大河姫

あ。。イカン。内裏を新しく。。。まずいね。この増税で一気に人心が離れる。

そして。



「御上、国司、守護の沙汰は・・・」



大河姫

国司。守護の沙汰か。人事と評価が宮仕えの身なら最大のイベント。

後醍醐は真顔になる。



「分かっておるぞ」

「さしたる功もない輩が其方の元にああだこうだと言ってくるのであろう?」

「朕は聞く耳を持たぬぞ」



「そ、その通りで・・・御上の御心が分からぬ者ばかり・・・(汗)」



後醍醐の言葉に蓮子の表情が引きつる。




しかし。



「じゃが、其方は特別・・・申してみよ・・・!」

「いえ、私は・・・」

「申してみよ(笑)」



蓮子は甘えた表情で後醍醐をみつめていた。




恩賞の沙汰は当初予想されていた通り、所謂「三木一草」つまり後醍醐帝の親衛隊とでも言える、結城、楠木、名和、千種には厚い恩賞があった。



「千種忠顕!丹波の国司、北条方闕所五十カ所・・・」



「楠木正成!河内・和泉国司・・・」



また、名和長年は「伯耆王」と称される恩賞を与えられている。



大河姫

三木一草の最後の一人、結城親光は出演もない・・・(涙)

皆、喜んでいるが・・・。



「赤松則村!播磨国佐用庄を与える」

「・・・?」

「如何した?」

「いや、それだけ・・・?お、御上・・・!?」



赤松則村は御簾の奥にいる後醍醐に何かを訴えかけるが、何も反応はなかった。



六波羅奉行所


「それがし、播磨に加えて、備前、美作位は貰ってもよい働きをした!!」

「その通り!赤松殿働きはこの尊氏もよう存じております」



大河姫

こういう時に本心で赤松殿に共感する尊氏の天性の才能。

赤松則村は六波羅の尊氏を訪ね不満をぶちまけていた。




尊氏もまた、今回の赤松への扱いは「不当」であると感じている。




しかし。



「赤松殿のお気持ちはよく分かりますが・・・」



能面のような表情で突っ込みを入れてきたのは師直である。



「コチラに来るのはちと筋が違うかと・・・」

「師直!」



大河姫

コチラに来られるは筋違い。昔、鎌倉でもこんなことあったな・・・w

尊氏が師直を嗜めるが、どこ吹く風で続ける。



「赤松殿は大塔宮と親しいお方」



こう言われると、赤松則村も返す言葉がない。



「所詮、宮は武士の気持ちは分からぬ!」

「頼るは武士の棟梁足利殿!」



「ちと、遅すぎましたな」



師直に言われずともそんな事は分かっているのである。



「・・・もはや、帝の為に命を投げ打って働くことなどござらぬ」

「播磨の山奥で帝のご新政がいかなるものかじっくりと見せてもらおう!」



そう言うと出て行ってしまう。




しかし、尊氏は赤松則村を追いかける。



「赤松殿待たれよ!」

「?」

「本日ご辺がまかり越したこと、この高氏しかと胸に刻み置きます」



大河姫

もう、尊氏流石過ぎて声が出ない。

則村は軽く頭を下げ播磨へと戻って行った。




師直はその後ろ姿を眺めてながら呟く。



「帝は大きな御味方を失ったやもしれませぬな」



そして、本音を言えば、師直も此度の恩賞の沙汰には不満である。



「確かに、諱を賜り、従三位と位高く祭上げられてはおりますが・・・」

「足利の所領はご舎弟様と併せても以前と大して変わりませぬ」



「何を申す・・・武蔵、相模と北条氏相伝の所領を賜った」



師直は続ける。



「新政の諸機関に足利は誰も参加しておりませぬ」

「公家衆は足利無しと申しておるとか」



大河姫

「足利無し」というのは尊氏が辞退した説もある。

尊氏は赤松則村が忘れていった折れた扇を見つめている。



「コレは赤松殿のであろう?追いかけて届けて差し上げるが良い」

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太平記あらすじ第26話中巻「誤算」

石はなけなしの銭で家来を雇入れ、藤夜叉と不知哉丸を伴い日野俊基の旧領に来ていた。




しかし、そこには既に「主(殿)」がいた。



「此処は儂が日野様から譲り受けんじゃ!」

「ほれ!書付も!」



石は此処の領主は自分だと主張するが・・・。



「此処は儂らの殿様の領地じゃ!」

「そうそう、綸旨を頂いておるでな(笑)」



「り、綸旨?」



「帝から直々にな!今は何事も綸旨じゃ」



藤夜叉は心配そうに石に尋ねる。



「和泉は楠木様の領地でしょ?相談してみたら・・・?」

「楠木様は関係ねぇ。これは儂と日野様との間の事じゃ」



石は都に戻り綸旨を得ようと考える。不知哉丸は都に戻るのが嬉しそうである。




二条河原の者たちは藤夜叉の早い帰りに驚くが、暖かく迎える。




石は単身、雑訴決断所に向かう。




新政が始まって以来、不満がある者は雑訴決断所に申し出る事になっているのだが、そこは不満を訴える多くの人々でごったがえしていた。




ようやく、石の番となり役人を前に「日野俊基の書付」を示し綸旨を求める。



「・・・花押は確かに日野殿のもので間違いないようです」

「・・・なんと?」



しかし、役人たちは胡散臭げに石を眺める。



「盗んだのではあるまいな?」



「!それは鎌倉で直接日野様からもらったのじゃ!」

「儂は隠岐では帝をお助けした!帝に会わせてくれ!」



石はなんとか綸旨を得ようとするが、結局追い返されてしまう。



御所


「北畠は学問の家柄・・・」



後醍醐帝は北畠顕家に奥州平定を命じていた。




北畠親房は顕家を伴い「荷が重い」と辞退を申し出ていたのだ。



「奥州に赴き乱を沈めるなど顕家には恐れがましく・・・」



後醍醐帝は親房の申し出に大いに不満そうである。



「親房、文武の道は二つにあらず」



かつては「文武」が別れてはいなかったであろうと話す。後醍醐もまた故事に造詣が深い。親房も正論を言われては反論は難しい。




そして、顕家自身はどう考えるかを問う。



「顕家はもはや十六、武において劣るものではございませぬ」



後醍醐は堂々と言ってのける顕家の姿に満足気である。



「親房、後見として同行せよ」



こうまで言われれば引き受ける他なかった。



北畠家邸


北畠邸に戻ると、奥州の絵図を広げ楽し気な顕家と疲れ気味の親房が対照的である。



「奥州は広いですな!楽しみです!」

「顕家、物見遊山ではないぞ?」

「はい、私の力を奥州で試したいのです」



顕家は自身の「武」に自信がある。父、親房はそれを頼もしいと思う一方で、不安もある。



「父上は顕家では役不足とお考えですか?」

「ははは、そうではない」



親房は帝には出陣に際して義良親王を戴けるように要請していた。




親房もまた、義良こそ後醍醐帝の力をもっとも受け継いでいると考えていた。



「人の心をつかむには幼き者が一番じゃ」



この時代、子供には人ならぬ力があると思われていた。



大河姫

コレは知らなかった。

この頃、正中の変に連座し都を放逐されいた諸侯が続々と帰国していた。




北条氏を呪詛したとして、薩摩の南、硫黄島に放逐されていた文観も都へ戻っていた。この日は文観帰国のお祝いが開かれている。



「ははは!(文観殿が戻られて)これでまた都も楽しなりますな!!」

「ははは!都はよいのぅ!」



大河姫

文観、硫黄島からご帰国。この硫黄島は「手紙」の硫黄島ではない。

懇意にしていた千種忠顕は盛り上がり過ぎ既に酩酊のテイである。




文観は僧でありながら「女好き」でも有名で当然、勾当内侍にも目を付けている。さっそく、勾当内侍にしなだれかかっていた。




座には名和長年や三位の局蓮子、そして佐々木道誉もいる。



大河姫

判官殿ご機嫌wwそして、似合うね!流石パリピw

三位の局としては、大塔宮派の親房が都から居なくなることに喜びが隠せない。



「しかし、義良親王を供にと申し出ているとか?」



蓮子は不機嫌な表情になる。



「奥州など地の果て!思慮の他!北畠だけが苦労せい!」



その言葉に道誉が異を唱える。



「三位の局様、先を読まれた方がよろしいかと」


確かに、北畠父子が義良親王を得ようとしているのが「人質」という意味がある。しかし、もし北畠父子が奥州を平定すれば、蓮子の意にそぐわない「大勢力」が奥州に現れるという事である。




名和長年が得心した表情を浮かべる。



「成程!北畠の裏をかくわけですな?」



大河姫

先をよめとな。これも何処かで見た展開だw

これで、奥州を北畠が平定しても、その手柄は義良親王によると言う事になる。



「げに恐ろしきは幼き子の力」

「鎌倉では若御料千寿王の人気が高く・・・」



道誉は鎌倉での千寿王の人気ぶりと新田の不人気についても話す。




その、新田義貞は遅れて文観の歓迎会にやってきていた。




廊下で文観の「おさわり」から逃れてきた勾当内侍とばったり出くわす。




勾当内侍が落とした扇を拾う手が触れ合う。




その時。




道誉が声をかけてくる。



「新田殿!こちらじゃ!」



そして、義貞の耳元で囁く。



「早くも勾当内侍に目を突けるとは流石新田殿じゃ(笑)」

「あ、いや・・・」

「三位殿がお待ちかねじゃ」



大河姫

恋の予感w

太平記あらすじ第26話下巻「東恵比寿二人」

六波羅奉行所


六波羅奉行所に珍しい面々が集まっていた。




北畠親房、そして新田義貞。



大河姫

足利、新田。東恵比寿かそろい踏み。

尊氏と義貞は上座に親房を迎える形で座っている。



「奥州へ行く前にどうしても足利殿にお会いしたくてな」

「新田殿に無理を申したのじゃ」

「しかし、この年で奥州とは・・・島流しでもあった気分じゃ(笑)」

「お?これは言ってはならぬことを申したかな??」



尊氏と親房は正中の変以来の「付き合い」がある。



「大したもてなしは出来ませぬが、師直!」



師直が三人の前に進み出て栗を差し出す。



「ほほう!丹波栗ですか?」



尊氏の母清子の出身は丹波であり、土産に持って来てくれたと話す。上手く剥けない親房をみかねて、師直がすすと剥いて見せる。




栗を食しながら尊氏は本題に切り込む。



「して、お話とは?」



「大塔宮の事でございます」



「それにおいてはご懸念には及びませぬ!(笑)」



尊氏は自信ありげである。自分は敢えて宮将軍と対立するつもりなのどはないと請け合う。




親房もその返答に頷く。正中の変以来ずっと尊氏を見てきたが、やはり武士でも足利は違う、流石は武家の棟梁と応じる。



「それがし、武士は大嫌い」

「じゃからこそ(足利殿のご活躍は)口惜しゅうもある(笑)」



武士の棟梁と高氏を持ち上げる間、義貞はやや微妙な表情である。師直は注意深く、そのやり取りを見つめている。



「ところで・・・新田殿は何故鎌倉を捨てられた?」



「は?これは異なことを・・・」



義貞は心外であるといった風であるが「帝に直接鎌倉陥落」を報告するために上洛し、鎌倉は足利に譲ったのであると話す。



大河姫

鎌倉譲ったの????

「そうでありましたか・・・新田殿もまた一方の武家の棟梁」

「しかし、足利殿は鎌倉と京に二つの足をお持ち」

「お陰でこの年で儂は奥州に・・・(苦笑)」



親房の「嫌味」を受け流し、尊氏が応じる。



「しかし、北畠殿も流石にございます」

「奥州攻めの大将に三位殿(蓮子)の幼子を充てるとは」

「これで盾を得たようなものにございますな」



親房は尊氏の反応に会心の笑顔を向ける。



「・・・義良親王を得た目的は足利殿と同じよ・・・!」

「幼子の力はそこにおる新田殿が一番よく分かっておられよう?」



義貞は千寿王を自陣に加えた時の事を思い出していた。



千寿王は新田義貞と対面する。



「儂は其方の父高氏殿とは仲の良い友じゃ」


「鎌倉攻めの足利軍の大将は千寿王殿じゃぞ?」



幼い千寿王はこくりと頷く。



「千寿王殿はおいくつになられた?」



「五歳にございます」



「そうでありましたか!可愛い盛りでございましょうな(笑)」

「奥州と鎌倉は近こうござる」



「はは、京と鎌倉も近こうございます」



大河姫

義貞高度な会話に目を白黒しとるようだ・・・ついてイケてるか・・・?

尊氏と親房のやり取りに義貞は何やら焦りを感じる。




師直はその能面のような表情で尊氏と親房、そして義貞の様子を観察していた。



大河姫

師直w目付きww

親房と義貞が帰ったその日の遅く。




尊氏はジッと栗を眺めていた。



「栗食めば・・・なんであったかの」



「は?」



師直は一瞬尊氏が何を言ったか理解出来ない。




暫しの沈黙の後、師直は合点ゆく。



「ああ、憶良にございますな」



山上憶良。




万葉集である。



瓜食めば


子ども思ほゆ


栗食めば


まして偲はゆ


いづくより


来りしものそ


目交に


もとなかかりて


安眠しなさぬ



大河姫

訳:瓜を食べると(瓜が好きだった)子供の事がしのばれる。栗を食べるともっと偲ばれる。いったい子供というのは何処からやってきたのか?目の前にちらついて私を安眠させてくれない。

つまり、子供の事が気にかかってしょうがないという親の心を詠っている。

尊氏は子供たちを想った。




千寿王を。




義良親王を。




顕家を。




そして、不知哉丸を。



大河姫

不知哉丸、すぐそこにいるぞ・・・。今、直義の館で寝込んでる。

尊氏は苦い酒を飲んでいる。




以上、太平記(大河ドラマ)のあらすじ第26話「恩賞の波紋」でございます。

太平記(大河ドラマ)感想第26話「恩賞の波紋」

太平記(大河ドラマ)感想第26話「恩賞の波紋」。尊氏の天賦の才が迸るお話でしたね。赤松円心と大塔宮がいったいどのようなお話をされたのかw。因みに、師直が言っていた通り、新政の諸機関に足利家の名前がなく、



「足利無し」



と、公卿が訝ったというのは本当なのですが、これに尊氏が「不満」であったというのは少々早計。




恩賞の差配に不満を示すために「辞退した」という説や、新政の行く末は長くないと考えて新政から距離を置きたかったという説もあります。




個人的には「新政から距離を取った」説を採用しております。

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太平記感想第26話「尊氏無双」

尊氏と赤松則村のやり取りを見ての感想。凄まじい共感力(シンクロ率w)!



「これを才能というのかしら?」



赤松則村が「大塔宮派」であるのは周知の事実ですし、また、則村自身も足利を快くは思っていない、いや思っていなかった。



「足利は強いですが、最後の寝返り者」



大塔宮下山拒否事件の時に後醍醐帝から問われてそう答えております。まあ、間違いではないけど。




因みに、三位の局派筆頭の雰囲気もある千種忠顕と赤松則村が六波羅攻めでは大きな功績があったのですけど、この二人は先陣争いで折り合いが悪かったとか。




23話での祝勝会で、



「いやー足利殿は強い!西国武者とは戦い方が違う!」



と、これ見よがしに言っていたのは赤松則村への当てつけですね。則村が睨んでいる様子もしっかり抜かれていたし。




その赤松則村の恩賞が・・・(涙)




そのご不満を尊氏に持ってくる。




私のように肝っ玉が小さい小市民だとね。




キタ━(゚∀゚)━! キタ━━━━

メシウマwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



って、なっちゃうのを必死で抑えると思うw




しかし、尊氏は違う。



「その通り!赤松殿働きはこの尊氏もよう存じております」



と、ガチの共感。




師直が「筋違い」と突っ込まなければ、御上に掛け合いかねない人の良さ。




さらに、帰り際にダメを押す。



「本日ご辺がまかり越したこと、この高氏しかと胸に刻み置きます」



コレな。




結局、この時尊氏は赤松則村の話を聞いて共感しただけです。




共感して




共感して


共感して


共感して






何もしなかった。




にも拘らず、赤松則村は尊氏のファンになったと思う。




げに恐ろしきは幼き子の力。




いやいや、げに恐ろしきは尊氏の共感力だね。




北畠親房は尊氏の「力」を感じているはず。。

太平記感想第26話「親房の布石」

「島流しにでもあった気分」



コレは親房の偽らざる心情でしょうな。




まさか、自分を奥州へ放逐するとは。




親房は御醍醐の信頼厚いとはいえ「正中の変」「元弘の乱」には参戦していないのですよね。なので、現時点ではあまり影響力(政治力)を発揮出来ない部分もあるのかも。




今回敢えて、尊氏と義貞二人を呼んだのは、大塔宮の件を頼むのと同時に、二人の東恵比寿に「楔を打ち込む」目的もあったと思います。



「武士が嫌い」



な北畠親房は、一方で誰よりも「武士の生態に詳しい」とも言えと思います。




二人の棟梁などは成立しない。




尊氏も親房が敢えて「足利と新田」を呼んだのかは察します。




もっとも、尊氏の義貞への信頼は揺るぎはしませんが。




親房の「嫌味」に「嫌味」を返してましたが、流石、こうい政治がらみの丁々発止は親房が一枚上手でしたね。



「奥州攻めの大将に三位殿(蓮子)の幼子を充てるとは」
(三位の局(と、御醍醐帝)からいざという時の人質得ましたなw)



「・・・義良親王を得た目的は足利殿と同じよ・・・!」
(足利殿は見事に新田殿を出し抜きましたなw)



「鎌倉と奥州は近こうございます」
(何かあれば千寿王殿のいる鎌倉攻めるからね)



「京と鎌倉も近こうございます」
(何かあればまた京を攻めますよ?)



この2人のやり取りは見応えあるし、親房も「楽しそう」でしたね。




そして、たった一人取り残されているのが・・・

太平記感想第26話「義貞の不安」

「戦以外は先の見えないお方」



まあ、実際の義貞にはそういう傾向があったと言われます。一方で、戦後の尊氏の動き(特に、諸国の武士の領地を自身の名で保証)は流石と言うほかありません。流石に、鎌倉に千寿王を配した事まで「計算」だったというのはうがち過ぎかとは思いますが。




序盤の義貞の行動(貞氏を度々尋ねるとか)を見ているとちょっと落差がありますけどね。




前半の義貞(ショーケン義貞)は知将感があった。




さて、この大河ドラマでの義貞は尊氏のことを信頼しております。




ただ、今回の尊氏と親房のやり取りを聞いて、尊氏の政治力は義貞の想像の遥か上を行くことを思い知ったように思うのですよね。




尊氏と親房のやり取りを聞いている義貞の蚊帳の外感。




同格(能力的にはね)だと思っていたが、尊氏は自分より「器」も「政治能力」も上を行くのかという嫉妬。



「若御料の人気も策のうち・・・?」



疑心暗鬼を生ずとはよくいたものです。




そういった意味では親房が打ち込んだ「楔」は想定通りの効果をまずは発揮したかな?




以上、太平記(大河ドラマ)のあらすじと感想第26話「恩賞の波紋」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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→太平記(大河ドラマ)あらすじ感想第27話「公家か武家か」