いだてんのあらすじ第3話です。海軍兵学校への道は断たれた。しかし、未来の韋駄天(いだてん)である四三の身体は自分自身の意思で使う事が出来るのだ。四三は未来を見据えていた!大河ドラマいだてんのあらすじ第3話

いだてんのあらすじ第3話上巻~東京へ~

「親父に言われて毎日やってんですわ」



昭和35年。




志ん生は妻子にも相談せず一人の弟子を取った。名を今松という。




知らない弟子が増えている事にも驚いたが、この今松の不可思議な行動に目を丸くする。今松は志ん生の家の庭で朝から冷水を全身に浴びていたいたのだ。

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受験

四三は海軍兵学校への道を断たれてからも、冷水浴は続けていた。身体は丈夫に越したことはないのだ。




明治42年(1909年)四三は18歳になっていた。



大河姫

伊藤博文が暗殺される年でもある。

「東京高師を受験するばい」



四三は父信彦の死後金栗家の家長になった長兄の実次に決意を告げる。




また、かつて、



「四三を抱っこしてくれた」



嘉納治五郎がいる事も伝える。




そして。



「おいは本当は抱っこしてもらえておらんばってん・・・」



四三は罪を告白する面持ちであるが兄の実次は驚きもしない。



「親父は嘘が下手だったよってな」



四三は唖然とする。実次によれば、そもそも五高に行ったのも嘘ではないかと思っていたそうだ。



「そいで?今度は抱っこしてもらうんか?」



実次の言葉に再び驚く四三。



「いや、さすがにそいは・・・」



四三は18歳である。抱っこは、まあ、嘉納治五郎なら軽くできるではあろうが・・・。




それでもやはり悔いは残る。




実次は東京高師受験を快諾する。四三は見事に合格する。

東京へ

明治43年(1910年)春。




四三は共に東京高師に合格した美川と共に上京する。




新橋駅に降り立った二人。



「浅草十二階(凌雲閣)に寄っていかんか?」



※WIKIより


凌雲閣は当時浅草のランドマーク的存在である。



大河姫

今で言えばさしずめスカイツリーかな?今も昔も人は高い所がお好き。因みに大坂にもあった。

浅草六区は日本有数の繁華街である。



「ちょいとお兄さん!遊んでいかない!?」

「お!?旦那!!人力車で浅草見物は如何ですかい!?」



遊女の小梅と人力車夫の清さんにお声がけをされる。しかし・・・四三は市電の中で財布を掏られてしまう・・・。



大河姫

誰か四三に伝えんかったのか?江戸(東京)には護摩の灰が出ると・・・

いだてんのあらすじ第3話中巻~東京遠距離恋物語~

四三と美川は東京高師の寄宿舎に入る。舎監は永井道明だ。永井道明はスウェーデン帰りの教育者で日本人の体育教育に精力的に取り組んでいる。「肋木」というスウェーデン式体育の第一人者でもある。

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再会

四三は入学式で憧れの嘉納治五郎を生で見て感度する。




東京での学生生活は充実したものになる。




「肋木」で有名な永井道明や柔道家徳三宝に揉まれ、また冷水浴と学校までの道は相も変わらずの「韋駄天走り」で心身を鍛えていった。



元々学力には自信もあった。四三は文武両道充実した学生生活であったが・・・。



「そこ!ズレてます!!」

「あ・・・」



文武は良かったのだが、「芸術」は今一つ。音楽は苦手科目であった。




その年の夏。




熊本に帰省する。




春野先生の娘スヤとも再会する。



「東京はどうですか?」



四三はスヤに東京の話を嬉しそうにする。スヤも四三の充実した様子を嬉しそうに聞いている。



「ばってん音楽の授業は苦手ばってん・・・」



四三は音楽の授業では音程が・・・いや、そういうレベルではなくズレていると指摘され生徒たちから笑われていたのだ。



「会いたかったばってん、会われたい♪」



以前スヤが唄っていた「自転車節(ハイカラ節)」を放課後を練習していたのだ。スヤの前でも唄ってみる。



「ズレとる??」

「ズレてない!」



スヤは四三が唄いたいように唄えば良いのだと笑顔を向ける。四三はすっかり嬉しくなってしまった。




その日の夕飯。



「え?!」



スヤが女学校を卒業したら、さる実業家の子息と見合いをするという話を知る。四三は胸が締め付けられるような感覚を感じるのであった・・・。




盆も過ぎ夏休みも終わる。




四三はまた東京へと戻る。




汽車に揺られて故郷を後にする四三。その時、共に帰省していた美川が窓の外に異変を感じる。



「お?あの女学生?」



「四三さーん!頑張って自転車節唄ってね!!」



四三は懸命に手を振り、自転車節を熱唱する。



「・・・東京で唄ってね!!」



四三もスヤもお互いの姿が見えなくなるまで手を振り合っていた。




いだてんのあらすじ第3話もいよいよ最後の段。マラソンとの出会いが!

いだてんのあらすじ第3話下巻~マラソン~

東京は既に秋の空。四三は東京で学生生活を再開する。秋と言えば運藤に丁度良い季節である。

逢引き

日々文武両道に鍛錬を重ねているが当然若い学生さんである。度々、遊びもする。




その辺りは友人の美川の得意科目だ。




あくる日、美川に映画に誘われる。




当時一世を風靡していた徳富蘆花の「不如帰 (ホトトギス)」を原作とした映画である。
詳細は記載しないが、




実家の継母の冷たさ、嫁ぎ先の姑のイビリ、最愛夫との別れと病という悲しいお話しである。




美川は号泣していた。




その帰り。



「ちょいとお兄さん!」



声をかけて来たのは東京初日に声をかけてきた遊女の小梅である。美川は色男である。




何事か二人は話すと美川は来た道を引き返していく。



「お、おい!!」



四三も戻ろうとするが、丁度この日開催されたいて「学生徒競走大会」の人の波に押され戻る事は出来ない。学生に混じり一緒に走っていた、これも東京初日に出会った人力車夫の清さんから、



「マラソン」



をしているのだと聞かされる。韋駄天が初めてマラソンと出会った瞬間である。

門限破り

美川はその日、夜遅くに戻り門限を破る。運悪く舎監の永井道明にみつかり、折檻される事になる。




肋木の第一人者らしく、肋木を使った罰である。




四三は美川を励ましにやって来るが・・・。



「秋の校内マラソン大会」



四三は肋木が設置された体育館の貼り紙に見入っていた。




以上、いだてんのあらすじ第3話でございます。




今宵は此処までに致します。

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