いだてんの感想第2話「坊っちゃん」。やっと主人公四三がメインに登場!やっぱり「いだてん」主人公は嘉納天狗ではなかったんですねぇ。そして・・・八重さん・・・もとい、スヤちゃん!凛々しい八重さんも好きですけど、ハイカラスヤさんも可愛い・・・!大河ドラマいだてんの感想第2話

いだてんの感想第2話「この時代やっぱ好き!」

前回も申しましたが・・・!やっぱり明治末から昭和って好きなんですよね。あと、主人公が一般人だから「庶民に暮らしぶり」に焦点が当たるもの良いです!あ、あと今更気付いたのですけど、演出が大根仁(モテキとかね)だったんですねぇ。何処かで見たこと(感じた事)がある演出だと思った!
納得。

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四三少年

貧しいけど希望があった時代。人間というのは本当に難しい。




今(平成末期)は「ジャパンアズナンバーワン」の時代は教科書に載る位昔のお話しで、失われた三十年とか言われて、少子化で格差社会で隣り近所とは相変わらずギクシャクしていて、とんでもなく「真っ暗な時代」と思いきや・・・。




失業率はめっちゃ低いし、交通事故や殺人事件も年々低下の一途を辿っているし、取り敢えず平成の間は戦争もなく(文久(薩英戦争)、元治(下関戦争)、慶応(戊辰戦争)、明治(日清日露等)大正(第一大戦)、昭和(太平洋戦争等))、こうして現代の下級士族の私も晩御飯食べて金麦飲んでドラマの感想なんか書いていたり・・・。




つまり、決して「餓えて」たり「維新志士や新選組に脅えて」たり「防空警報に脅えていたり」「ゲシュタポにビクついてたり」しているワケではないんですけど希望はない斜陽の時代。




いったいどっちが幸せなのか・・・!?




いや、話が逸れました。




金栗家は餓えているワケではない(田畑あるのは強い!)のですけど子供達を上級学校へ送りだせるほど金持ちではない。




ただ、デキの良い四三だけは上の学校に行かせてやりたい。




なんだか「花子とアン」とか思いだします。




因みに、「いだてん」では細かく描かれていませんでしたけど、四三少年が「成績優秀」であればきっと先生からも声がかかったと思います。



「出来れば上の学校にも行かせてあげてはどうか?」



ってね。
私の子供の頃も少しありました。




で、何を言いたいのかと言うと、この状況って明治時代から昭和中庸、つまり東京五輪の頃まではそんな感じだったんですよね。




特に田舎では。




兄弟中でデキの良い奴だけが苦学して東京の大学に行くみたいなね。




時代背景が違うので同じような評価は勿論出来なんですけど・・・。大学進学率も半数を超えて、食べ物もあって、治安も年々良くなって、ガチの戦争も交通戦争(昭和の時代はそう呼ばれたw)もないのに何故か希望はなくて閉塞感ばかりというのがなんとも不思議な気分です。




やっぱ気分なのかなぁ。バブル崩壊で株屋、銀行屋は信用するな質素倹約・自己責任成果主義みたいな文化が根付いたのがイカンかったのかなぁ・・・。

遊び

四三が産まれたのは父金栗信彦が43歳の時。貧乏人の子沢山とはいったものですが、なんだか西郷家を思い出しますw。因みに、山本五十六の「五十六」も親父さんが五十六歳の時の子供だから「五十六」なんだそうです。




四三が産まれたのは明治24年で既に西南戦争はとっくに終わり、また、西郷隆盛も「大日本帝国憲法発布に伴う大赦」で朝敵ではなくなっています。




勿論父信彦には西南戦争の記憶を鮮明に覚えています。
(田原坂云々と説明していた場所って多分、翔ぶが如くで「和田越え決戦」を撮影した辺りじゃないかな?)




丁度、昨年の大河ドラマは「西郷どん」でしたからねぇ。




大河ドラマでそういった「繋がり」が見えるとなんだか嬉しくなるものです。




あと、父信彦の持病が胃弱だそうですが・・・。これがかの大文豪夏目漱石先生と同じだとか。




嘉納治五郎先生が柔道を披露しているところに一瞬夏目漱石が映ってましたね!まあ、題目も「坊っちゃん」だし。




こういった「遊び」は見ていて楽しいです。




私はそもそも「近現代」好きなんで例えば「山河燃ゆ(1984年)」とかみたいに「堅い」感じでも全然大丈夫ですけど、




ドラマはエンターテインメント。




やはり「面白い」と思ってもらわないとファンが増えない。これで、近現代好き・興味持つ人が増えると良いんですけどねぇ。




いだてんの感想第2話はまだまだ続きます!「運命」って信じますか!?

いだてんの感想第2話「運命って奴」

運命ってあると思うんですよね。金栗四三がもしも海軍兵学校へ入学していたら恐らく海兵40期だったはず。

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海軍兵学校

この頃の日本が貧しいのは間違いありません。そして、貧しい「少年」にとって希望なのが軍隊です。




特に、当時連合艦隊は世界をアッ!と驚かせる世界史上でも稀に見る日本海海戦でバルチック艦隊を撃破。そりゃ、海軍は少年の心を捉えたでしょう。




現実問題としても、衣食住が揃っており学費も免除で卒業後は「将校」となる海軍兵学校は、カネはないけど「能力」がある少年にとっては希望でしょうね。




余談ですが、これは何も日本に限った事ではないんですよね。




アメリカ兄貴も同じです。



「アメリカ兄貴は金持ちじゃん?」



アメリカ兄貴は金持ちですが、黒人は金持ちではなかったんですね。本多勝一の受け売りなんですけど、少なくともベトナム戦争位までは、



「軍隊に行く事で生活の基盤を創る」



と、いう文化がアメリカにもありましたね。子供の頃に「アメリカ合州国 (朝日文庫)」を読んで結構衝撃でした。




余談の余談ですが、



「警官は白人なので、もしパトカーに追われたたらスグ止まるのはあり得ない。人通りの多い繁華街でないと何をされるのか分からないから」



と、いう記述に驚くと同時に、その後の「ロドニー・キング事件」とそれに続くロス暴動で答え合わせをした感じがしました。

同期の桜

話が逸れまくりですが、何が言いたいのかと申しますと、もし、金栗四三が海軍兵学校に入学したら多分海兵40期で同期の桜にはミッドウェー海戦で米機動部隊に一矢報いた飛龍艦長の山口多門中将や神風特別攻撃隊の創設者大西瀧治郎中将、その他にも黄金仮面宇垣纏中将、醍醐忠重中将とった「著名な将官」がおります。




山口中将はミッドウェー海戦後飛龍と運命を共にし、大西中将は敗戦の翌日に自刃、宇垣中将は敗戦後最期の特効を決行(これには批判も多い。特に井上さん)、醍醐中将は戦犯として銃殺刑となっております。




四三ももし、海兵となっていれば恐らく生きて東京オリンピックを見る事はなかったかもしれない。
(日本軍は将官クラスがバタバタ戦死(山本長官も・・・)してますが、米軍で戦死した将官クラスは沖縄で戦死したバックナー中将のみ)




スヤが言っていた、



「将来のお嫁さんは軍人じゃない方が喜んでくれる」



と、いうのは的を得ているかな。大西中将の自刃した遺体を「発見」したのは奥方様ですからね。




あ、孝蔵は落語家にならなくても、東京オリンピックは見れた気がするw

対照的な運命

どんな子供も最初は親の期待を背負うもんだと思います。まあ、特にアノ時代の男の子だとね。




そこで、四三と孝蔵。




一家の期待を一身に背負って頑張る四三君。




親父の期待を重荷に感じてすっかりグレてしまった孝蔵君。




でも、そんな対照的な二人が、



「運命的な出会い(走りと落語に)」



を、したのがこの第2話でしょうかね?




・・・二人ともまだその事に気付いていないようですが・・・!




いだてんの感想第2話もいよいよ最期の段。八重さん・・・!?

いだてんの感想第2話「綾瀬はるか」

「会いたかばってん♪会われんたい♪」



綾瀬はるか!
スナイドル構えて官軍を射殺する凛々しい八重さんも素敵ですが、天真爛漫「ハイカラスヤさんが通る」もまた素敵。

チーム八重さん

八重さんだけではなくて、このいだてんには「チーム八重さん」が出演多数!




四三の兄実次は佐川官兵衛役だったし・・・!




てか、金栗一家は実次も母も祖母もチーム八重さん!




これは・・・後にスヤと四三が結婚する布石なのかしら・・・!?




しかし、自転車乗って鼻歌まじりで自転車をこぐ綾瀬はるかは可愛い。




あ、あと個人的には三島家女中のシマ(杉咲花)にも注目しております・・・!




時代が好きだというものあるんですけど、役者も良い感じで先々が楽しみですね。




以上、いだてんの感想第2話「坊っちゃん」でございます。

今宵は此処までに致します前にちょっと提案がございます!

あの、、、「進撃の巨人」見ていますか??私、大河ドラマの後深夜放送されている「進撃の巨人」のアニメを見ております。私は漫画ではなくアニメ派。今(2020年1月5日現在)3期まで放送されているのですけど、大河ドラマ用に登録したU-NEXTでお試し期間内なら全話(3期まで全て)お試しで無料視聴可能なので是非ご覧になって頂ければ・・・!歴史好きな人なら絶対ハマると思います・・・!
※注:2020年1月5日現在の情報です。

→大河姫オススメ進撃の巨人を覗く?

大河姫

今宵は此処までに致します。

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