平清盛(大河ドラマ)のあらすじと感想第7話「光らない君」。今回は源氏物語をネタにほっと一息つける恋模様が描かれました。清盛の最初の妻明子(加藤あい)が初登場。凛々しく美しい。そして、清盛の男としての成長が感じられる。あそこまで言われたら惚れます。最後の忠盛と宗子はちょっと緊張感ありましたけど。平清盛のあらすじと感想第7話

平清盛(大河ドラマ)のあらすじ第7話「光らない君」




保延元年(1135年)8月。



平氏一門は都へと凱旋する。



鳥羽院の覚え目出度い平忠盛が此度の「海賊討伐」でも功を挙げたのである。この先平家の更なる飛躍は間違いない。忠正は「公卿」も夢ではないと鼻息も荒い。



一方で平氏は海賊を検非違使庁へ差し出さず、その能力を自身のものとした。
兎丸は、


「平氏の為だけに自分達を利用するつもりではないだろうな?」


と、清盛に釘をさす。平氏は兎丸一党の為に検非違使庁周辺には大金を撒いていた。



清盛は自分に付いて来たことを決して後悔はさせないと笑う。



また、清盛に幼い頃から仕えてきた漁師の鱸丸が晴れて平家の郎党に加わる。


「盛康が亡くなる前に養子に迎えるように頼んだ」


清盛の乳父である平盛康は凱旋後に、海賊討伐で負った傷が元で亡くなった。


「胸を張って俺に仕え、俺を支えよ!」

「畏まりました!殿!」


平盛国の誕生である。

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平清盛(大河ドラマ)のあらすじ第7話上巻「あと一歩」

御所


忠盛はこの時既に正四位下。



もう一息で従三位、つまり公卿の位も見えていた。


大河姫

公卿とは太政官の構成員。今でいう内閣の大臣かな。位階が従三位以上の者と参議(従三位未満でも)が公卿と呼ばれた。

院近臣で平家とも関係が深い藤原家成はいよいよ「忠盛も公卿」と考えていたが。


「此度は清盛に譲るが良い」


鳥羽院は家成の進言もあったものの、忠盛の公卿就任は見送られる。忠盛の表情は動かなかった一方、共に控えていた家成はやや落胆の色が見える。



程なく、清盛も参内して従四位下の位階を受ける。



その帰りの廊下。藤原忠実とすれ違う。


「はて。誰であったか?」

「平忠盛が子清盛にございます」


忠実は勿論分かっている。そして、鳥羽院に取入り上手くやったものだと皮肉を言う。



そして。


「院に忠盛を公卿に取立てる気はないのは明らか」

「武士はどこまで行っても王家の犬」


と嘲笑する。



御所の外では盛国が待っていた。早速、先程の忠実の言いようを愚痴る。



盛国は忠実は藤原氏長者でかの藤原道長の曽孫ということもあり、特に気位が高いのでしょうと朗らか応じる。



つい先日まで漁師だった盛国の言葉とも思えず清盛は少々面くらう。


「お前、いつの間に・・・?」

「家貞様に教えて頂いております(笑)」


盛国は早く立派な武士となれるよう貪欲に学んでいたのだ。清盛はこの新しい郎党を頼もしく感じるのであった。

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平清盛(大河ドラマ)のあらすじ第7話中巻「恋」

清盛と盛国は帰路、驟雨に遭遇する。



そして、前方にずぶ濡れになりながらしゃがみ込んでいる親子を見つける。


「おい!大丈夫か?!」


どうやら父娘のようであった。父が怪我をしているようである。



二人は行き掛かりでこの父娘を家まで送り届け、馳走に預かっていた。



父親は高階基章と名乗る。下級貴族であり、出仕するのに服が無く懇意にしている平時信の元へ服を借りにいく途中であったと言う。


「無頼の高平太様では?」


基章は清盛を知っていた。


大河姫

高階通憲(阿部サダヲ)とは関係ない。念のため。

清盛がそうだと答えると、その活躍はよく知っていると大いに喜ぶ。清盛は若干照れくさい。


「いや、それ程でも(赤面)」


基章は清盛を大いに気に入っている様子だが、突然突拍子も無いことを言い出す。


「清盛様!娘を妻として側に置いてくださいませぬか!?」

「!?」


清盛は汁椀を落としそうになる噎せ返ってしまう。



娘の明子も父の突然すぎる願いに戸惑う。



それでも。



基章は現在は下級貴族ではあるが、祖先を辿れば紫式部に連なる家系であり、さらに、この明子は琵琶を良くして気立ても良いのだと熱心に語る。



また、良縁があるように常日頃から住吉明神にも参っていたとも。



明子は美しい女子であった。


御所


御所では得子が鳥羽院との間の子を産む。



姫御子であった。



鳥羽院の寵愛を受け、宮中での存在感を増す得子を苦々しく見ていた堀河局はほっと胸をなでおろしていた。


「やれやれ、安心しました」

「これ以上大きな顔をされては・・・(苦笑)」


しかし、璋子自身はそのような女御達の思考の外にあった。



姫御子誕生と知ると産着を多数整え得子を祝い行ったのだ。



璋子と得子。



そして、お互いの女御達。



緊張感がある。



ただ一人、璋子を除いて。


「産着は何枚あっても良いのですよ」


得子は御子を授からなかった事を笑いに来たのかと食ってかかる。璋子は何のことか分からないようだ。穏やかに「母親の先輩」として自身が産んだ御子たちの話をする。



得子もその女御達も璋子が「御子」を授からなかったことに嫌味を言うためにやってきたのだと思い込んでいた。確かに璋子の女御達にはその気持ちがあったやもしれない。


「では、お受け致します」


璋子は得子が産着を受け取ると満足気に帰って行った。



得子の女御達は憤る。


「何故!お受けになられました!」

「嫌味ならまだ良い。アレは真に祝いに来たのだ」


大河姫

璋子の本質をスパッと見抜く辺りが流石は得子様。

得子は居ても立っても居られず、鳥羽院の元へ走り公務へ向かおうとしていた彼を押し倒す。


「よ、よさぬか・・・(動揺)」


「御子を産みとうございます!」

「なんとしても上皇様と私の御子を!」


同じ頃。



鳥羽院から疎まれ政からも切り離された形の崇徳帝は和歌にのめり込んでいた。


「佐藤義清、面を上げよ」


佐藤義清は崇徳帝に召しだされていた。彼の和歌の才能がついに天聴へ達したのだ。



崇徳帝は美しい声で詠う。


瀬を早み


岩にせかるる


滝川の


われても末に


逢はむとぞ思ふ


これは恋の歌だ。


大河姫

美しい声だ・・・。

義清で無くてもそれはわかるであろう。


「激しい恋の歌のように聞こえますが」

「その向こうに何か別の物が見えるような・・・」


「義清、次はいつ参る(微笑)」


大河姫

鳥羽院、そして政への想いを詠ったかな?

義清の答えは崇徳帝を大いに満足させたようである。



後日。佐藤義清の屋敷。


「いや、私も驚いた」


義清の屋敷に清盛が訪ねて来ていた。



義清は先だって崇徳帝へ召しだされた話をしているが、清盛には届いていないようだ。崇徳帝が詠った歌を呆けたように繰り返す。


「われても逢はむとぞ思ふ・・・(呆)」


清盛は恋をしていた。



その相談にやってきたのだ。



その想い人は明子である。



実は明子もまた清盛の飾らない人柄に好意を持っていた。


「明子様の光るの君!」


明子は平時信の娘、時子に琵琶を教えていた。源氏物語に心酔し恋に焦がれていた時子は明子の気持ちを察すると明子以上に大いに盛り上がる。



戸惑う明子を無理矢理住吉明神で恋が成就するよう願うのだと連れ出す。



住吉明神には先客がいた。



時子は以前、腹を下しながら騒いで雀を逃がした男だと気付く。



清盛である。


「な!明子殿!?」


清盛と明子はお互いの登場に驚く。



清盛は気まずそうに立ち去った明子を追い掛ける。


「明子殿!」


大河姫

時子の蚊帳の外感が草でございます。

清盛は必死に話題を探すが会話が続かない。


「海賊討伐で唐船に乗った」

「すまぬ、つまらなぬ話を・・・」


「いえ、面白いです。まるで夢の中の話のようで」


平家の館


清盛の想いを他所に、躍進著しい平家には縁談が度々舞い込んでいる。


「いずれも名のある公卿の娘です」


家成は宗子に清盛の縁談相手の相談に来ていたのだ。



宗子は家成の心遣いを忠盛にも伝えると応じる。



家成は苦笑する。


「忠盛殿よりも我が美しい従姉妹殿に喜んで欲しくて来たのですよ」

「もう肩の荷を下ろしても良いのでは?」


宗子は家成の言葉に微笑む。

平清盛(大河ドラマ)のあらすじ第7話下巻「和歌往来」

明子は何かを振り払うかのように夜半過ぎまで琵琶を弾き続けていた。



一方清盛は。



夜の海辺で何やら決意を固めた様子である。



翌日。


「あんな光らない君、いくら平氏の者でも妻になど」


時子は明子の清盛との縁談を気の毒に感じているようだ。


「明子!文だ!!」


清盛から恋文が来たのだ。


からぶねの


風なき夜の


心地して


ゆくも帰るも


君ぞ知るべし


この和歌を詠ったのは義清である。



清盛は義清に代筆を頼んでいたのだ。


「「からふね」は唐船の「唐」と空虚な心の「から」を掛けているのだ」

「会心の出来とは言えぬがこれ位がよかろう!」


義清は楽しげである。



そこに、明子からの返歌が届く。


小夜明けて


行方過つ


唐の船


目覚めし君の


ひとり揺れけむ


清盛は朗々と読み上げるが・・・。


「・・・さっぱり分からん!」


大河姫

崇徳帝の美しい声と清盛の子供っぽい朗読の比較がいとおかしw

義清は返歌の意味を解説する。


「断られているではないか!」


半泣きの清盛と対照的に明子の和歌の才を感じ義清は益々楽しそうだ。



歌のやり取りは暫く続いた。



そして、明子の家。


「明石の君のようにはいきませんね」


時子の言葉に明子は、


「明石の君は幸せだったのでしょうか?」

「かように身分違いの恋をして」


そこに、清盛本人が乗り込んできた。まず、和歌は代筆を頼んでいたことを詫びる。



そして。


「グダグダと歌を送るなど性に合わなぬ!!」

「断るなら面と向かってキッパリと!」


明子は清盛を真っ直ぐみつめる。


「では遠慮なく申し上げます」

「貴方様のお気持ちに応えることは出来ませぬ」


父、基章はまた住吉明神の話を持ち出すが、どうやらその父の「住吉明神参り」も理由のようだ。


「父上は住吉明神へお参りをしておりました」

「私は真に想われているのか、住吉様のお陰か思い悩む」

「生涯一人でもお告げなどに惑わされず生きて行きたい」


住吉明神の差配で想われてもいないのに一緒になるワケにはいかない。つまりはそういうことなのだ。



清盛は怒る。


「みくびるでない!」

「俺は其方と初めて会った時」

「なんと清げなる女子と思った!」

「其方の夕食を食った時!」

「毎日食いたいと思った!」

「生涯俺のそばにいて欲しいと思った!」


大河姫

コレは惚れます。泣きます。女冥利につきまする!

「海に行きとうございます」

「海に行ってみてみたい」

「清盛様の目に映る広い世を」

「お供させて頂けますか?」


「広くて面白い世へ連れてってやる!」


大河姫

結婚は
フィーリング
(迷信を信じない)
ハプニング
(出会いと再会)
タイミング
(適齢期)

時子は呆然と二人を見つめていた。



その日の帰り。


「雀の子を犬君が逃がしつる伏籠の中に・・・」


大河姫

蚊帳の外の時子。まだ恋に恋する子供であったね。明子は大人の恋よ。

時子は一人、源氏物語を諳んじていた。


平家の館


「どうか、お許し頂きたく、お願い申し上げます」


清盛は父忠盛に明子とのことを許して欲しいと願う。



後ろには基章、明子の父娘も控え頭を下げている。


「右近衛将監・・・たかだか正六位ではないか・・・(呆れ)」


叔父の忠正はその身分の低さに呆れる。


大河姫

忠正がちゃんと清盛を平家の男と認めてくれている感じが出ていて嬉しい!

今、平家はあと一歩で「公卿」というところまで来ているのだ。ここで清盛に良家の子女を迎え入れれば宮中に平家の味方が増える。そして、勢い盛んな平家と結びたい望む公卿も少なくないのだ。


「清盛様、今がどのような時か分かっておいでですか?」

「いかなる家と結ばれるかで一門の行く末が決まる」


家貞も苦言を呈する。



忠盛は表情を変えず明子と一緒になりたい理由を尋ねる。


「明子殿はつまらぬ戯れ言に惑わされることなく」

「どんなことも己が力で乗り越えようとする女子です」

「かような人と、楽しきときも苦しきときも、ともに面白う生きていきたい」


大河姫

あと、クソ可愛い!

忠盛は清盛の堂々とした申し出に聞き入る。


「分かった。高階明子を清盛の妻に迎える」


「兄上!おめでとうございます!」


「ありがとう、家盛!」


清盛の嫁取りが決まった。



忠盛は奥へ戻ると珍しく一人今様を口ずさんでいた。


「遊びを・・・せんとや・・・」


後ろに宗子がいることに気付かない。


「宜しいのですね。家成様の持ってきたお話をお断りして」

「そうしてくれ」


大河姫

忠盛でも気付かないか。宗子の孤独に。

以上、平清盛(大河ドラマ)のあらすじ第7話「光らない君」でございます。

平清盛(大河ドラマ)の感想第7話「光らない君」

平清盛(大河ドラマ)の感想第7話「光らない君」。ここまで「重い話」が多かったのですが、今回は清盛の恋模様が源氏物語を下地に展開。当時の恋の常套手段?和歌のやり取りの場面もコミカルに描かれておりました。佐藤義清が楽しそうなのが印象的。



前回の感想で「名実共に」平家の男として一門衆からも認められたと書きましたが、忠盛以外の一族郎党、忠正も含む、も自然に清盛を認めている感じで描かれております。



忠正が高階基章の位階の低さに呆れる場面。これまでなら、


「清盛は所詮平家の男ではないからな!!」


位のことを言いそうですが、ちゃんと清盛の事も(少しは)考えてくれている感じが嬉しい。



そして、最後、清盛が堂々と明子を嫁に迎えたいと宣言する場面は一人前の男感が溢れております。ただ、忠盛と宗子の間にはちょっとした、ほんのちょっとした隙間風を感じる。



夫婦とは難しいものですね。

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平清盛(大河ドラマ)の感想第7話「身分違いの恋」

武士は所詮王家の犬。



忠実はじめ藤原摂関家からすれば平氏はまだまだ「下々」かもしれません。



しかし、平家の位階は正四位下であり、藤原摂関家のような超名門以外の公家からすれば既に雲の上の一門なんですよね。平家は見上げる立場から「見上げらる」立場になっていた。



清盛は雰囲気こそ無頼の高平太のままですが殿上人の貴公子でもあるワケです。明子の父である基章は「住吉明神のお導き」ということでなんの疑問も抱いてはいませんでしたが。


「明石の君は幸せだったのでしょうか?」

「かように身分違いの恋をして」


という明子の不安はごもっとも。



藤原摂関家から見た平家ではなく、一般の(と、いうもの変ですが)公家から見た平家が初めて描かれることで、平家の朝廷における立ち位置を改めて再確認するよい描かれて方であったかと思います。



勿論、身分が上がっても清盛自身はこれまでと変わらない。そこがまた魅力的なのです。

平清盛(大河ドラマ)の感想第7話「清盛の変化」

清盛自身も人間的に大きく成長しております。



前回、迷いを完全に断ち切ったことが大きいですね。清盛自身が考えていることと、話していることが一致している。



かつて、忠盛が殿上人となった時にも祝いの言葉を述べてはいたものの、その口から出る言葉とは裏腹に「虚しさ」を隠す事が出来ていませんでした。



嘘を言っているワケではないが、
本心からの言葉ではない感じ。




松山ケンイチはその辺りの微妙な心理描写が上手。それを受ける中井忠盛もまた清盛の気持ちを見抜いている感じがちゃんと出ていた。



うん。改めてこの二人は凄い役者。



からの、今回の明子の件。



忠盛が明子を嫁に迎えたい理由を清盛に尋ねる場面。



清盛の成長を感じていたとは言え、まだまだ忠盛から見れば心配はあったことでしょう。コトは平家一門全体の行く末にも影響を及ぼす嫁取り。



しかし、杞憂でありました。



清盛の魂の籠もった、そして自信に満ちた言葉を聞いて忠盛は嬉しかったはずです。


「分かった。高階明子を清盛の妻に迎える」


短い言葉で嬉しさを表には現わしていませんでしたが、一人になったときに思わず今様を口ずさんでいたのは舞子との約束を果たせていることを喜んでいたのではないかと思います。

平清盛(大河ドラマ)の感想第7話「宗子の孤独」

清盛と忠盛。



二人の目に見えない強い絆には入り込む隙が無い。



宗子は忠盛の清盛の成長を非常に喜んでいることを感じます。



一方で自分が清盛の為にしようとしてきたことは一顧だにされていないことに虚しさと孤独を感じていたように思うのです。


「遊びをせんとや♪」


忠盛がこの今様を口ずさんでいるときは、清盛の生母である舞子を思い出しているのです。



勿論、宗子は全てを分かった上で忠盛と一緒になっている。



なんら問題はない。



本当に?



宗子が忠盛と一緒になった理由の一つは、


「(忠盛が)痛々しいと思ったから」


です。



さて、今の忠盛は「痛々しい」のでしょうか?



そして、宗子は清盛の「母」になると覚悟を決めていたのです。その為に色々と心をくだいてきた。



その努力は一顧だにされない、清盛にも忠盛にも。


「宜しいのですね。家成様の持ってきたお話をお断りして」


この言葉には棘があったのです。


「そうしてくれ」


忠盛はその棘に気付かない。



宗子は孤独感を抱いていたと思うのですけど、忠盛もそれには気付いていないんですよねぇ。。。多分。



夫婦の間のことは夫婦にしか分からないと言いますが、それでも男と女の間には深くて暗い川が流れているのかも・・・。



以上、平清盛(大河ドラマ)のあらすじと感想第7話「光らない君」でございます。
大河姫

今宵は此処までに致します。

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→平清盛(大河ドラマ)のあらすじと感想第8話「宋銭と内大臣」