翔ぶが如くのあらすじと感想第30話「揺れる新政府」。激動の幕末を走り抜けた西郷と大久保の活躍で徳川幕府は倒れた。しかし、新政府には金も人材も、そして武力も足りない。大久保は政府中枢にあって苦悩する。一方、大久保の盟友西郷は未だ鹿児島にいた。翔ぶが如くのあらすじと感想第30話

翔ぶが如くのあらすじ第30話「揺れる新政府」

新政府が成立し「版籍奉還」により土地と人民は朝廷に奉還された。しかし、統治の手段を確率していない明治政府には地方を統治する事ができず、事実上、各藩の藩主により経営がなされ幕府時代と大きな違いはない。

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翔ぶが如くのあらすじ第30話上巻「鹿児島の暮らし」

明治3年(1870年)夏、鹿児島。




西郷隆盛はすっかり猟師の格好が板についていた。西郷は鹿児島へ隠棲してから後は政治とは距離を置いていた。西郷家は家族も増えたため、以前よりは広い家に越している。




そこには妻の糸と寅太郎、そして愛加那との間の子菊次郎また、先の戊辰戦争で戦死した吉二郎の未亡人園と先妻との子供達、今や西郷家の家政を司るようになっていた川口雪篷がいた。




目下、糸が気にしているのは菊次郎の事である。




菊次郎は西郷と愛加那との間の子供だが、西郷家に引き取られていた。島とは異なる鹿児島の暮らしや、まだ菊次郎よりも幼い弟たちの世話もしているが、どことなく遠慮がちに見える。



「どうしたもんじゃろな・・・」



豪快が取り柄の糸も菊次郎が心を開いていないように感じてはいるが、どのように対応してよいのか悩んでいた。



「糸さぁでも思いのままにならぬ事もあるんじゃな!」



川口雪篷はそんな糸の様子を見て楽しげである。雪篷は菊次郎と糸は血が繋がっていないのだから段々に分かりあって誠の親子になればよい、
つまり、



「まあ、焦りなさんな!」



糸は反論する。



「これは雪篷様の御言葉ともおもえもはん!」



糸は最初から腹を痛めた自分の子供と同じように接しなければ本当の親子になれない!自分はそのつもりで菊次郎に接していると怒る。そうでないと「情」も通じないと。



「情とは男女の仲と同じで急いじゃならん」

「年上の者の話は聞くもんじゃ」



雪篷の言葉に渋い表情の糸。



「お江戸へ留学したら如何でしょうか?」



西郷家に遊びに来ていた満寿が提案する。大久保と満寿との間の上の子供二人は東京へ留学する事になっていた。



「上の子といっても信熊どんは10歳・・・」



満寿は信熊と菊次郎は話も合うので一緒であればと心強いのではと提案したのだ。雪篷はそれは良いと大賛成である。



「あの子が話をするのは雪篷先生と犬だけじゃと思っておりもした・・・」



糸は自分の知らない菊次郎の一面を満寿から聞かされ少し淋しそうな表情をする。




隆盛もまた菊次郎がやや大人しいのは気にしていた。しかし、犬を連れて父隆盛と猟に出掛けている時は川ではしゃいで元気そうだ。そんな息子の様子に隆盛も目を細める。




隆盛は度々泊りで猟に出かけているが、鹿児島の田舎とは言え維新第一の功臣西郷隆盛である。度々客人もある。




或る日、元薩摩藩士の海老原穆が血相を変えて隆盛を訪ねて来る。



「西郷先生は!!」

「海老原どんか?西郷さんなら猟でしばらく戻らんぞ」

「あ!雪篷先生!」



海老原は先日亡くなった横山という藩士について藩庁からの見舞い金と共に下された「文書」に怒っていたのだ。横山は遠く東京の衆議院前で抗議文と共に割腹していた。



「それなら西郷先生は突き返していたぞ」

「おお!流石は西郷先生!」



文書には「時節を見誤り」つまり横山は勘違いをしたとあったのだがそれが海老原は許せなかったのだ。

翔ぶが如くのあらすじ第30話中巻「新政府」

東京。この頃の大久保は太政官の参議をしていた。



「申し上げます!只今集議院の門前で割腹自殺をした者が」

「なんと・・・」

「それがどうやら薩摩藩士のようで・・・」



大久保は暗い表情になる。御維新から3年がたとうとしているが、旧幕府の悪癖は新政府にも引き継がれ腐敗が横行していた。そして、その事に多くの民衆、特に戊辰戦争を戦った士族を中心に怒りが巷に溢れていた。



「これが外国公使の目に入ってみたまえ・・・!」



木戸孝允(桂小五郎から名を改めた)は昨今の世情、公然と政府を非難する者が多い風潮がまた煽られると懸念していた。さらに、この横山は薩摩藩士であり、西郷とも懇意にしていた。



「勿論、西郷君がこの男をけしかけたとは夢思わぬが・・・」

「西郷隆盛、決して人の命を弄ぶ者ではありません」



木戸としては、今の不安定な政府の状況では些細な事も騒乱に繋がる、そして、西郷隆盛が薩摩に引っ込んだままというのは問題であると言う。



「早急に帰国を促してもらいたい」

「・・・所要がありますので本日はこれにて・・・」



大久保は木戸の問いかけには応えず本日の汽船で帰国する西郷従道を迎えに馬車を走らせた。馬車の中で横山の記載した建白書を読む大久保。



「旧幕府の悪弊そのまま新政府に移り」

「管理は阿って商人と結託し私腹を肥やす」

「官の上下其々利益に奔り国を危うくする」



耳の痛い事ばかりが書かれていた。柔道は仏、米への留学から長州の山県有朋と共に帰国する。すっかり洋装が板についた従道の姿に大久保も喜ぶ。



「薩摩藩監察西郷従道只今帰国致しました」

「西洋の香が漂っておる・・・!」



大久保は馬車を待たせいた馬車に山県有朋にも同席をすすめ送っていく。その様子をじっと見つめている女子がいた。女子は芦名千絵と言う。



「あればったい誰ですか??」

「ああ、あれは薩摩のお偉いさんよ!」



ホテルから馬車へ乗り込む大久保達を物憂げな表情で見つめている。しかし、役人が千絵をはじめ、ホテル前に集まっていた野次馬を追い返すと、
千絵もその場を離れる。



「?!」



千絵は気が付くと財布を掏られていた・・・。途方にくれて港のあたりをトボトボと歩く千絵。その時一軒のあばら家から男たちの話し声が聞こえてきた。そっと近付き中を覗いてみると・・・。



「軍艦を奪い一気に攻める!」

「あとは、どれだけの同志が俺達に続いてくれるか・・・」

「大丈夫じゃ!今の政府は腐り切っておる!」



千絵はただならぬ雰囲気にそっとその場を後にしようとするが・・・。



「バリッ!(床の抜けた音)」

「誰だ!?密偵か!?」



千絵は急いでその場から逃げる。逃げ切れないと覚悟をした時、いきなり腕を掴まれて口を抑えられると一軒のあばら家に連れ込まれる。



「し!静かに・・・!」



謎の男たちは隠れた千絵に気付かずにそのまま走り去っていった。男は矢崎八郎太と名乗る。




矢崎は脚を怪我していた千絵をおぶって英語を学んでいるコネリー夫妻の元へと連れていく。コネリーは医師をしている外国人である。幸い脚の怪我はたいしたことはなかった。




千絵は路銀を掏られていたので簪をコネリー婦人に渡すが、婦人は優しくそえれを千絵の髪へ戻してあげる。
矢崎は千絵に尋ねる。



「君は路銀もなく何ををしていたんだ?」

「行倒れても密偵など致しません。貴方こそ何を?」

「僕は矢崎八郎太、江藤新平先生の書生で週一で先生に英語を学んでいる」



江藤新平は太政官の監察、つまり政府の役人である。千絵は矢崎も役人なのか尋ねるが、それには苦笑いをする。



「いや・・・僕は・・・役人ではない(苦笑)」



矢崎は英語を学びいつかは新政府の役人として身を立てようとしていたのだ。



「さっきの男たちは政府転覆を密議していました」

「な!なんだって!?」



千絵は助けてくれたお礼に矢崎に伝える。矢崎は驚きすぐに江藤新平の元へその件を伝えに走った。

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翔ぶが如くのあらすじ第30話下巻「腐った政府」

大久保の家には従道、そして大山巌で帰国祝に集まっていた。



「焼酎を飲むと帰って来た感じがします」

「しばらく大久保さぁの家で居候ばしたらどげんじゃ?」

「おお!それは有難かぁ話でございもす!」

「ん?おいは信吾どんにはこの家にしばらく住んでもらうつもりじゃっとん?」

「あいたなぁ(まいったなぁ)」



従道はは大久保の言葉に嬉しそうだ。大山はしばし歓談の後に大久保邸を後にする。




大久保と従道は久しぶりに差しで飲む。従道は国内情勢が想像以上に不安定な事を知り様子を尋ねる。



「倒幕に参加した士族や百姓は妙に力を持ち騒ぎ足らんようじゃ」

「頭の痛い事は政府の中にもある。国家建設と気張っても・・・」

「ただ事を急ぐ者もあれば、独り合点で勝手にやる者もおる」

「御維新から3年たってもこのありさまではいつになったら欧米のような国になれるか」

「これが産みの苦しみというのかもしれもはんが・・・」



その時家人が江藤新平が緊急の要件でやって来たと知らせて来る。大久保は従道に一緒に江藤新平と会わないかと話す。



「一緒にこんか?」



大久保は江藤はアクの強い男ではあるが、カミソリのように切れる男であると話す。江藤は書生の矢崎八郎太からの知らせを受けて「暴動」の件を大久保に知らせに来たのだ。大久保は早急な対応を約束する。



「かかる輩が跋扈するのは取締方が旧幕府やり方を改革出来ぬから」



江藤は大久保に取方の改革に関しても具申する。いちいち最もな言い分に大久保は頷く。




翌日、大久保達薩摩藩士が集まり従道の帰国祝と今度大山巌の壮行会を催していた。たまたま店で居合わせた政府の役人とおぼしき者と商人が連れだって派手に飲み歩いているのを目にする。



「おいが帰国して驚いたのは1年半で世の中が騒然としちょる事です」

「吉之助兄さぁについてもおかしか噂を耳にしもす」



従道の問いかけに吉井幸輔が応える。



「拗ねて薩摩へ引っ込んじょるちゅう話じゃろ?」



吉井は薩摩藩士であれば西郷吉之助がそのような男ではない事は自明の理ではあるが、大久保はその件で岩倉具視や木戸孝允に責められていると話す。また、政府の腐敗に人心は離れつつあり、



「幕府が薩長に代わってだけという悪評に押し倒される」



かもしれないと。



「いや、おいたちが気張ればまだまだ倒れん」



大久保は西郷が東京へ来ないのはまだまだその次期ではないからだと西郷自身が考えているからだと言う。



「見ておれんと思えば必ず出張って来る」



大久保の表情に従道は悲壮な決意と苦悩を見るのであった。




しかし、事は悪い方へすすむ。




先日暴動と政府転覆を図っていた輩は逮捕されたのだが、その者たちが由々しき計画を考えていたという。



「西郷大参謀を盟主に担ごうとしていた」



と、言う。




江藤はさらに今回の件だけではなく、



「不満を持つ士族の間では西郷を盟主にという動きがある」



ことを伝える。
木戸や岩倉、三条など太政官中枢は衝撃を受ける。



「だからあの時西郷君を郷里に返してはならんと!」

「しかし、西郷はそのような・・・」

「無論!西郷君が好んでそのような事をするとは思っていない!」



しかし。



「時には勢いがある」



そして、岩倉も続ける。



「西郷は維新最大の功臣じゃがそれを敵の手に取られてみや?どうなる?」

「ただでさえ一揆が多発しておるに、これは大乱になるぞ?大久保さん」



大久保は沈黙する。



「誰ぞお迎えに!鹿児島まで誰ぞお迎えに!!」



まず、洋光から帰国した従道が薩摩へと向かった。



「信吾どん!これは綺麗な布じゃぁ・・・!」



糸と満寿へのフランスからの手土産を見て大喜び。そして、西郷家には一人観なれぬ、美しい女性がいた。



「もう、手土産はなかとですか・・・?」



糸は清には手土産はないのかと遠回しに尋ねる。実はこの清は隆盛の意向で従道の「嫁」にするつもりであったのだ。従道の様子を見るに従道もまんざらではなさそうだが、いかんせん出国時には知らなかったのだから、手土産はない・・・。



「あ!これがございもした!」



従道は風船をいくつか持って帰って来ていた。いくつか膨らませて渡すと清や子供達は大喜びだ。



「おお!これはすごか!」

「糸どん!そんなに太くしてしもたら・・・」

「ばん!」



風船は割れてしまったのであった‥‥。




楽しい再会もつかの間、従道は戻って来た兄隆盛と久々の再会をする。



「これはナポレオン、こちらはワシントンの肖像画でございもす」

「おお!これは毎日拝まなにゃならんな!」

「して、清どんはどげんじゃ?送っていったのじゃろ」

「それは兄さぁの帰りが遅いから・・・」

「信吾!議を言うな・・・嫁としてどうじゃと問うておる」

「よかおこじょじゃどん、おいは嫁取りに戻った訳でなか!」

「ほう・・・?」

「兄さぁ!おいと一緒に江戸へ行ってたもんせ」



西郷は従道は嫁を取り、東京で大久保の事を助けて欲しいと言うが、従道は、大久保にもっとも必要なのは吉之助の助力であると話す。




しかし、西郷は戻るつもりはないという。維新後に国(薩摩)へ戻って本当に良かったと。何が気に入らないのかと問いかける従道に全て気に入らないと言う。



「腐敗の件もあるが、今の新政府には内政外交全てに根本がなか」



財政を確率して凶作に備え、軍備を整える事など何も出来ていない。従道は未だ日本では「戦」は士族が行うものという風潮があり大久保もそれに苦労していると話す。西郷は大久保を責めている訳ではないと言う。




しかし。



「高い給金を得て役になっていない役人は泥棒と同じ」

「いま、おいに太政官の官職に付けとは泥棒になれと言っているのと同義」



「兄さぁ、それはあんまりごわす」

「確かに今の政府は藩同士の争いでおいの目にも余りもすが・・・」

「泥棒の巣窟に乗り込でこそ泥棒の退治も出きるのではごわさんか?」



「・・・信吾・・・もうよか・・・」



「いや!吉二郎兄さぁは腐れ役人と強欲な商人の世を創るため死んだのではなか!」

「吉二郎兄さぁだけではなか!寺田屋で死んだ有馬さぁも・・・!戊辰で死んだ者も!」

「良い世の中が来ると信じて死んでいったのでごわす!」

「気に入らんと言って、兄さぁはこの国元で座して死んでいくつもりですか!」



「信吾・・・おはんの気持ちはようわかった」

「じゃがおいが出て行くのはまだ早か」



「いや!西郷隆盛という男は新政府に含むところありと世間から見られつつありもす」

「おいは、おいはそれが心配でなりもはん!!」



この夜から西郷家の運命の歯車が少しずつ変わって行ったように思います。




以上、翔ぶが如くのあらすじ第30話「揺れる新政府」でございます。

翔ぶが如くの感想30話「揺れる新政府」

大河ドラマ翔ぶが如くの感想30話「揺れる新政府」。この翔ぶが如くは1話~29話までが幕末編、そしてこの30話は「明治編」の第1話となるんですね。正式には「翔ぶが如く明治編第1話「揺れる新政府」となります。今迄、タイトルは「翔ぶが如くのあらすじと感想〇〇話」と記載してきたので、この先も通し番号で、「TOPページ」は両方記載するようにしようと思います。

翔ぶが如くの感想30話「新しい人物」

明治編から新しいキャストも登場します。注目したいのは若手三人。




まずは芦名千絵役の有森也実(23歳)。




和装が似合う。




可愛い・・・。




可愛いです。




翌年、日本中の女子を敵に回してしまう訳ですが・・・。




細かい部分なんですけど千絵は「護摩の灰」に財布を掏られています。いや、明確に描かれていなんですけど、



「ハッ!」



とした表情で描かれているんですよね。いまどきの流行は「台詞で情景を説明する」なのでなんか斬新に感じます。




そして、二人目が矢崎八郎太を演じる堤真一(26)。




正直、その雰囲気が我が孫、義信に被ります。




真っ直ぐで不器用・・・。




この矢崎八郎太は架空の人物なのですがモデルは宮崎八郎という人物で・・・。つまり、幸せな最期は迎えないんですよね・・・。義信は輪廻転生しても苦労が多いようにございます。




三人目は従道の妻となる清を演じる国生さゆり(24)。




おニャン子世代ではありませんが、子供子心に「綺麗な人だなぁ」と思っていました。後に、長渕剛と付き合って?(共演して??)長渕が、



「裸になってもらいました」



と、語っていて凄い衝撃があったのを覚えています。国生さゆりは若干和装が「着せられている感」がありますね。

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翔ぶが如くの感想30話「無責任は紙一重」

ここからは内容に関して。冒頭、猟師の姿で山野を駆け回る吉之助が描かれています。愛加那との子供である菊次郎を伴い猟に出かける。




家では腹違いの弟や吉二郎の忘れ形見である子供達の「兄」として自分の希望はあまり表に出さない事が多い菊次郎が吉之助と一緒に山にいる時は犬と戯れ楽しそうです。




何より、その様子を見つめる吉之助の幸せそうなこと。




一応、翔ぶが如くでの吉之助は「いずれ中央に戻る覚悟」はある設定ですが実際の西郷は・・・?




本当に引退して出番はもうないと思っていたんじゃないかなと思います。




これを、木戸孝允などは、



「無責任」



と、言っていますが・・・。




この事でちょっと感じるのは「院政(超長期政権)」の是非なんですよね。




かつて、日本の政治家は「院政」を敷く事が多かった。その慣習を最近では良くも悪くも「破壊」したのは小泉さんだと思います。



「ガチで引退しちゃった・・・」



多分、多くの取り巻きは本当に引退するとは(苦楽を共にした飯島さんまで)思っていなかった思います。これを「去り際が見事」というか「無責任」というかは判断が割れるかなと。




ただ、逆に言えばここ30年位(2018年現在)



「老害」

「妖怪」

「〇ベツネ!」



と、あらゆる罵詈雑言を浴び続けている某新聞社の主筆様も見方を変えると・・・。



「世間の非難をぐっと堪えめっちゃ責任感のある立派な指導者!」



とも言えるのかも?!

翔ぶが如くの感想30話「信吾と大久保」

次は、江戸改め東京の出来事。信吾改め従道が欧州視察からから帰国して大久保の出迎え受けます。その時、大久保の嬉しそうな事この上なく、また従道も大久保の出迎えを非常に喜んでいました。




その後は大久保邸で弥助改め大山巌と三人で歓談。




この二人は、かつて激しく対立しておりました。




ただ、信吾が大久保を深く恨んでいる頃から大久保は逆に信吾に眼をかけていたんですよね。これはただ信吾が「吉之助の弟だから」だけではないと思います。いざという時に「頼りになる男」だと考えていたからだと思います。



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吉之助の召喚の時もそうでしたね。




二人の間には既に「絆」があります。




一方で吉之助と信吾は兄弟でありながら分かり合えない部分も。



「吉二郎兄さぁは腐れ役人と強欲な商人の世を創るため死んだのではなか!」



吉之助ならこの事は分かってくれそうですが・・・。信吾は兄にも意見を、大久保を代弁しているように、言うようになっている。




糸が、



「この夜から西郷家の運命が変わり始めた」



と言っていましたが、正に将来を暗示する回だったかなと思います。




以上、翔ぶが如くのあらすじと感想第30話「揺れる新政府」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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