鎌倉殿の13人あらすじと感想第5話「兄との約束」。西からくる奴の顔色をうかがうのは真っ平御免。宗時はずっと先を見ていたのですね。分かる。分かるよ宗時!私も資本家とその手先共の顔色伺うのは真っ平御免!そして、江間次郎よ。君は僕だ。八重、お前は地獄の業火に焼かれるお覚悟はおありで?鎌倉殿の13人第5話!

鎌倉殿の13人あらすじ第5話「兄との約束」

頼朝は立ち上がった。
未曾有の大戦、
源平合戦が始まる。
目指すは
源氏ゆかりの地、鎌倉。
義時、たどり着けるか。

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鎌倉殿の13人あらすじ第5話上巻「初戦の攻防」





治承4年(1180年)8月。



以仁王の令旨を掲げ打倒平氏の兵を挙げた頼朝。



時政と宗時義時兄弟を中心とする源氏方はまずは伊豆の権守堤信遠を襲う。不意を突かれた堤の館は時をおかず制圧される。


「・・・このようなコトをしてただで済むと思っているのか!?」


大河姫

人を殺すことに慣れてないね。てか、それは時政も宗時も同じだと思うのだが゙。

堤信遠は捨て台詞を吐くが義時に斬られ、最期は宗時に止めを刺され首を取られる。



頼朝は初戦の大勝利に気をよくして、さっそく領地の分配を始め、平家方との対決姿勢を鮮明にする。



ただ、大庭、伊東はまだ無傷で残っておりこのままの陣容で戦い続けるワケにはいかない。三浦の兵と合流する目的もあり、北条勢を中心とする源氏方はまずは鎌倉を目指すことにする。



それに伴い、りく(時政後妻)や政子、実衣たち女衆は伊豆大権現へと疎開することになる。



また、頼朝は今回の「勝利」は八重の放った矢のおかげであると考え、北条館を出立する前に八重の元をこっそりと尋ね最後の逢瀬を交わそうとするが、江間次郎が予定より早く戻りそれは叶わなかった。





一方、頼朝の挙兵と山木が討たれたことを知った大庭、伊東を中心とする平氏方も動く。



伊東祐親は源氏方の中心となっているのは宗時であると喝破し、配下の善児に隙を見て宗時を闇討ちにするように命じる。



祐親の子で宗時とも懇意にしている祐清は「孫」である宗時にも容赦がない父(宗時にとっては祖父)に複雑な想いであった。



善児は北条勢の中に紛れ込み宗時闇討ちの機会を伺っていたが、宗時に感ずかれ仕損じてしまう。

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鎌倉殿の13人あらすじ第5話下巻「石橋山」

頼朝は北条勢に守られながら伊豆を抜け鎌倉を目指す。



しかし、後方の伊豆方面からは伊東勢が、そして相模方面からは坂東の平氏勢力の顔役たる大場景親が率いる大軍が迫っていた。



八重は頼朝が挟撃されると知ると居ても立ってもおられず北条館へ向かうが既に北条館はモヌケの空であった。八重は降りしきる雨の中頼朝を想い涙する。



頼朝、北条父子の源氏方にも策がないワケではなかった。



源氏方に加わると見込まれる三浦勢一千が合流すれば取り合えず「形」にはなるはず。



三浦勢は確かに「源氏」に加わることを決意はしたものの、折から大雨で増水した酒匂川を渡ることが出来なかった。



頼朝は石橋山で大庭を中心とした平家方二千と戦闘となる。



当初、源氏方は時政が数に勝る大庭勢を挑発し、大軍の優位性を発揮できない石橋山山中での山岳戦を企図したが、逆に大庭景親の挑発に乗って野戦をしてしまう。



戦はほどなく大庭勢中心の平氏方の大勝利となる。



頼朝と時政、宗時、義時父子はなんとか石橋山山中に逃れるもののその兵は数えるほどしかいない。大庭、伊東の山狩りを警戒しながら洞に身を潜めていた。


「甲斐へ向かおう」


宗時は甲斐源氏の武田信義も挙兵しており、頼朝に力を貸してくれるはずだと言う。



頼朝は源氏とは言え家柄で劣る武田信義に助けを求めるのは気に食わないし、此度の戦で北条を頼みとしたのも誤りであったと悪態をつく。



いつも頼朝の機嫌を伺っていた宗時の様子が珍しく不機嫌そうになる。


「いや、言い過ぎた」


頼朝は詫びるが、宗時は単身北条館へ戻って頼朝が欲した観音菩薩の御本尊をもって来ると言う。



鎧を替えたい工藤茂光も一緒に行くとついていく。



義時は兄宗時の様子が気がかりで追い掛ける。既に夜が明けていた。


「お前には申しておくか・・・いや、やめておこう」


「兄上!」


義時は何かを言いかけて止めた兄の言葉の続きを促す。


「儂は源氏だ平氏だといったことに興味はないのじゃ」


いつも「源氏の!」と言っていた兄宗時の言葉に驚く義時。


「西からくる奴らの顔色を伺うのは真っ平御免」


宗時は坂東のことは坂東で決めたいと願っていたのだ。そのためにはあと少し我慢の日々だなと笑い、そして必ず頼朝を甲斐へと逃すようにと後を託す。



義時と宗時。



これが最後の兄弟の会話となる。



宗時は北条館近くの河原で工藤茂光と共に善治に暗殺されてしまうのであった。

鎌倉殿の13人感想第5話「兄との約束」

鎌倉殿の13人感想第5話「兄との約束」。最期に語られる兄宗時の想い。宗時はこの坂東の世界を盤上ごとひっくり返そうとしていたのですね。坂東のことは坂東が決める。そのためなら手段を選ばぬ。



ある意味では・・・頼朝と宗時はよく似ているのかも。



頼朝は北条を利用し、宗時は頼朝を利用していた。頼朝がイマイチ宗時を信じていなかったのは直観的に感じる部分があったのかな?



あと、八重と江間次郎のやり取り。



泣く。

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鎌倉殿の13人感想第5話「原始的欲求」

「西からくる奴らの顔色を伺うのは真っ平御免」


第4話まで見ていてずっと不思議だったんですよね。



宗時の異常な頼朝推しが。


「今はそんなに悪い世ではない」


義時は「源氏だ!」「平氏だ!」と熱くなる兄とその一派のコトが理解できないでいた。
私も義時に同じ。



なんでそこまで頼朝に、源氏に肩入れするのか分からなかった。



北条は一応坂東の有力豪族の一角を占めており、なぜ、わざわざ危ない橋を渡る必要があるのか・・・?



第4話までは宗時はちょっと変な奴と思っておりました。



しかし。


飯食って寝てりゃ生きていけるよ
でも、それじゃ、まるで家畜じゃないか



つまりはそういうことなんでしょうね。



宗時だって分かっている。我が世の春を謳歌する平氏政権がここ坂東でも鉄壁の体制であり、唯々諾々と体制派に属していればそれはそれで生きてはいけることを。



その鉄壁の支配体制を打ち破る可能性があるのはかつて平治の乱で平家と天下を二分して敗れた源氏。



頼朝に挙兵する気があろうとなかろうと関係ない。



コイツは挙兵させる。



坂東の自由の為なら俺はなんだってするぞ。



義時にホンネを語ったのは・・・。



自分が挙兵した本当の理由を誰かに、いや、
義時には知っておいて欲しかったのでしょうね。



既に死を悟っていたかな。

鎌倉殿の13人感想第5話「似た者同士」

頼朝はずっと打倒平氏の想いを抱き、自身の手足となる存在を探していた。



一方で宗時もまたずっと探していた。



この坂東に自由をもたらす旗頭を。



両者の思惑は一致し挙兵まで至るものの石橋山で大敗。



頼朝は「北条を頼ったのは誤りだった!」みたいな悪態をつき、宗時が珍しく不機嫌な表情を見せておりました。



多分、怒ったワケではない。



いや、頼朝の言い草に一瞬腹は立ったけど、すぐに
自分に怒る資格はないなと思い直したのでしょうね。



頼朝は身勝手である。
自分の為に戦っている。



そして、宗時もまた同じ。
決して「源氏のため」に戦っているのではない。



自分自身の為に戦っている。
少なくとも頼朝の為に戦っていない。



宗時が珍しく、いや、初めて冷ややかに頼朝を見た理由もそこにあるのではと思います。



まるで北条を、坂東武者を駒のように扱う頼朝の姿に、


「いよ!源氏の棟梁!!」


とおだて奉りながら「利用」している
自分自身の姿を見たのではないかな。



頼朝も宗時も「ホンネ」を打ち明け、最も頼りとしているのは義時というのも、
二人は似た者同士というコトなんでしょうね。

鎌倉殿の13人感想第5話「男の魅力」

八重の放った矢のおかげで初戦に勝利を収めた頼朝。



かつて、八重が一目会いたいと願った際は、


「八重の為にならない云々・・・」


と最もらしい理由をつけて比企まで行くことはありませんでした。



しかし、今宵は危険を冒して八重に会いに行く!



はい、せーの!



クソが。



でも、これなんだよ。



この謎の情熱を突然発揮するのが魅力。
女をメロメロにする魅力なんだ。
そこは別に頼朝も計算もしていない。
そーゆー奴。



だからモテる



一方で江馬次郎。


「私は貴女(八重)の夫です!侮るな!」


泣く。



もうね、涙無くして見れないのよ。



君は僕だ



江馬次郎は八重を大切に思っている優しい男なのです。そして、八重もそのことに当然気付いているけどそれを利用、いやもっと残酷かな。



利用以前の問題。



存在が見えてない位の扱い。



この男には魅力も華もない。



私は江馬次郎のような男に幸せになって欲しい。



そして、八重のような女には自身の行動に「確信犯」であって欲しいですね。後で自身の不幸を嘆くような真似したら許さん!



ま、その心配はなさそうではありますが。



「ひどい女だとお思いでしょう」



八重さんは間違い無く確信犯ですね。その結果を受け入れる覚悟がおありのご様子。



地獄の業火に焼かれても己を貫く覚悟をもっているのであればそれもまた美しいかな。



以上、鎌倉殿の13人あらすじと感想第5話「兄との約束」でございます。
大河姫

今宵は此処までに致します。

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→鎌倉殿の13人あらすじ感想第6話「悪いしらせ」