大河ドラマ武田信玄第19話「三国同盟」の感想です。のこ回もとても印象深いですね。「裏富士」と「富士が尻丸出し」。義元殿の高笑いと晴信の「チッ!」という表情も味わい深い。そして義元公の「悲劇」はこの時始まった・・・。それでは武田信玄第18話感想をはじめます。

武田信玄感想19話「親子」

今回は三国同盟のお話しがメインですが、二人の主要人物に変化がありますね。源助が春日昌信と名乗ります。そして、太郎。

→大河ドラマ武田信玄のあらすじ第19話「三国同盟」

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義信爆誕!

ついに、太郎が「義信」になります。史実でもそうですが「義」は足利義藤(後の義輝)公からの頂いた文字。必ずしも足利幕府の権威があった時代ではないのですが、その「凄まじい最期」から現代でも人気の剣豪将軍ですね。そして、晴信が言う通り「正義」にも通じます。




義信の誇らし気な姿と晴信と三条殿の嬉しそうな表情・・・。
信繁効果?なんですかね。




前回から太郎を気遣ってくれています。そう、晴信は「鈍感」なだけで決して(この時点では)家督を四朗に等とは考えていません。
だからこそ・・・。




この親子と義信の妻の於津禰(おつね)の幸せな姿を見るにつけこれから起こる悲劇の辛さが増します。

さらに親子

親子と言えば・・・。この人を忘れてはいけません。




信虎殿。



「儂は・・・晴信を許す・・・!」



※関連記事:→武田信玄第12話「許す!」

と、言っていたんですけどね・・・!

また、蘭とのやり取りが面白いです。



「どーせ、腹など切れません!」



既に完全に小馬鹿にしています。
信虎殿もかなりの「異常者」ではございますが、それにお付き合い出来る蘭もまた「同じ穴の狢」なのかもしれません・・・。

武田信玄感想19話「同盟への道」

義元殿の援軍要請に応えて援軍を発するものの、大将は敢えて信繁。このあたりの駆引きは戦国っぽくて良いですね。

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大将は信繁

岡部から援軍要請の話を聞いて「承諾」を即答する晴信。
しかし、大将は弟の信繁。



「なぜ晴信ではない?」



これは義元も氏康も疑問を持ちます。ただ、氏康はこの報に接した時に、



「自らは大軍を持って後ろを突くか?」



と、ネガティブな予想も立てていますね。この辺りが交渉と調略の「妙」でこちらの意図が上手く伝わるか否かは、相手の力量にもよるという事ですね。




布石を打って、さらに和睦の使者を送る。そうすることで相手も「そう言う事か」と、納得し、話し合いの席に着かせる事が出来る。




そして、寿桂尼様も恐らくは同じだったのではと思います。

尼外交

孫の顔を見に行く事にかこつけて、寿桂尼様が晴信も元へ。



「この戦其方の力で和睦に導いて下され。」



単刀直入ですね・・・!




ただ、これは思うに寿桂尼様もまた援軍の大将が「信繁」だった事で、晴信もまたこの戦には巻き込まれたくない、そして、出来れば和睦して欲しいと、考えているはずと察したからですね。




また、寿桂尼様のいやらしいところは、晴信の痛い所をしっかりと突いて来る。



「長尾景虎は上洛したそうじゃ。」



暗に、三国同盟は晴信にも利があると訴えていますね。ただ、義元殿は母上の勝手な振舞いがお気に召さないようです・・・!




結果的には三国同盟となりますが、
寿桂尼様の表情には、



「一抹の不安」



が、過っていたのではないかなと思います。

武田信玄感想19話「裏富士」

名言出ました。「裏富士」私はこれ以降、裏富士という言葉を覚えましてございます。

善徳寺の会盟

甲相駿河三国同盟は史実ですが、晴信、氏康、義元の三人が善徳寺で会談をしたという記録はないそうです。
ただ、もしあったら。



「豪勢な会談。」



だったかと思いますね。
戦国時代を通して超一流の三人が集まっている訳ですからね。




そして、お互いの富士自慢が中々面白し。




義元は当然駿河からの富士の眺めこそが最高であると言います。
氏康は



「遠くの富士しか見えない者の僻みかもしれない」



と、いいつつ少し通り方が有難みがあると言います。




そして、晴信。



「甲斐から見える裏富士も・・・」



と、義元殿がそれはまあ無礼な事を言いますが、晴信はそれを軽くいなし、



「甲斐から見える山富士こそ正面。」



と、まあ、ちょっとした頓智を利かせて説明します。
義元にも氏康にもバカ受けでした。



「あの富士が尻丸出しとは・・・(笑)」



私にとっては、三条殿の、



「いしいし(お団子)」



のお話し以来の名言&印象深いお話しでしたね。



※関連記事:→武田信玄第10話「いしいし」

引出物

そして、この話の最後がまた。



「引出物に勘助の妻子を頂戴したい。」



晴信は駿河に留め置かれている山本勘助の妻子を甲斐へもらい受けたいと言います。義元は承諾します。



「其方も他国の人になりましたね・・・」



寿桂尼様は以前勘助にいずれ甲斐が滅び駿河へ戻って来れば、駿河への想いも戻ると言っていましたが、ついに駿河への想いは戻らずですね。




・・・そして、これから先の事に成りますが勘助は「桶狭間」では暗躍します。




義元の「悲劇」が始まった日と言えるのかもしれません。




さて、以上武田信玄感想第19話「三国同盟」でした。




今宵は此処までに致します。

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→大河ドラマ武田信玄の感想第20話「200日の対陣」