西郷どんのあらすじ第26話です。吉之助は再び薩摩の地を踏むことになる。藩主茂久は帰国の挨拶をに登城した吉之助に、出来るだけ早く京へ出仕し、京で「参預」として活動する父久光を補佐するように命じる。京都の情勢は目まぐるしく変化していたのだ。大河ドラマ西郷どんあらすじ第26話!
西郷どんのあらすじ第26話上巻~吉之助召喚~
吉之助は薩摩へ戻ると久しぶりに西郷家へと帰って来る。大山達郷中の仲間が帰国祝に駆けつけてくれる。そして島に流されている間の世の動きを吉之助に伝える。
→翔ぶが如くではどう描かれた?第22話「燃える思い 吉之助召喚」
政局
薩英戦争を前後して、薩摩の政局も大きく変化していた。久光側近として活躍した中山尚之介が薩英戦争時の消極姿勢が久光の不興を買い失脚。一方で積極策を唱えて結果的に薩摩の「薄氷の勝利」に後見した大久保は益々久光の信任を得ていた。
また、京都政界でも動きがある。
文久の改革以降京都では皮肉な事に「過激な尊皇派」を多く抱えた長州藩が力を持ち、その武力を背景に三条実美・姉小路公知ら過激公卿が力を持っていた。
しかし、元々「公武合体」派である孝明天皇の不興を買うに至り、ついに文久3年(1863年)8月18日、孝明天皇の内意を受けた中川宮は京都守護職会津藩松平容保と、薩摩藩島津久光に「過激派排除」の内意を伝えこれを実行。
長州藩、及び三条公など「少壮公家」は京都での地盤を失い、長州へ落ち延びる事になる。
さらに、朝廷は島津久光や一橋慶喜、越前松平春嶽、宇和島藩伊達宗城などに上洛を命じる。
ここに島津久光も「参預」となり官位も得る事になったのだが・・・。
その後、順調には行っていないようである。
糸
吉之助は共に島から帰って来た村田新八と共に、京へ向かう。その途上懐かしい顔をみつける。
「糸どん!」
「吉之助さぁ!」
まだ、薩英戦争の傷跡が残る街で糸と再会する吉之助。糸の嫁いだ岩山の家は戦災を免れ家族は皆無事であった事を話す糸。
「そいは不幸中の幸いでごわす」
「糸どんも達者で!」
吉之助は再会を懐かしむ間もなく激動の京都へ入る。
大河ドラマ西郷どんのあらすじ第26話はまだまだ続きもす。焼き芋とは・・・中々上手い事を言う男が。
西郷どんのあらすじ第26話中巻~参預会議~
京へも戻った吉之助は早速薩摩藩が定宿としている鍵屋へと向かう。鍵屋では懇意にしていた女将のお虎が吉之助との再会を喜び涙する。
薩賊
お虎によれば薩摩は久光が官位を得て、参預会議にも参加するなど京都政界での足場を固めつつはあるのだが・・・。必ずしも京童の評判は芳しくはないと言う。
「薩賊」
鍵屋は「薩摩藩定宿」である事を誇りとしており、それを看板に商売を行っているが、度々「薩賊」と書かれた投げ文や張り紙がなされるなど嫌がらせを受けていた。
ただ一方で「西郷吉之助」の名望は高まるばかりと教えられる。吉之助は薩摩には冷たい京都の情勢を肌で感じる。
芋
吉之助は一蔵が政界工作に使っているという茶屋を尋ねる。
「いよ!っは!!」
「おお!お見事!お見事!」
吉之助は衝撃的な光景を目にする。薩摩藩の重役たる大久保一蔵が、見事な宴会芸を披露していたのだ。真面目と学問、そして囲碁だけが取り柄と思っていた一蔵の意外な一面を見た気がする。
一蔵の宴会芸を喜んだ客人は一橋の者のようだ。客人が帰ると、以前に会った事のある芸妓のおゆうが膳を下げてくれる。吉之助がおゆうを覚えている事を伝えるとおゆうも喜ぶ。吉之助は一蔵とおゆうの間に「妙な親しみ」を感じるが・・・。それはさておき、一蔵は薩摩の置かれた苦しい状況についての悩みを吐露する。
「御見苦しいとこをお見せしもした・・・」
朝廷の後援もあり、8月18日政変で政界の主導権を握り久光は勅命を受けて上洛。従四位下という官位を得て、一橋や越前、宇和島などと共に参預会議にも参加する事なるが・・・。一蔵は久光と慶喜の険悪な仲について話す。
「はっはっは!芋が焼き芋にならず良かった」
「一橋様!戯れが過ぎます!」
「中川宮・・・ここにいるのは天下の愚物でございます」
慶喜は「攘夷」と「開国」を言を左右にして久光をあしらう。薩英戦争で身をもって異国の恐ろしさを知った久光としては、攘夷などは論外であり、慶喜もそうだったはずだが・・・。
事あるごとに、
「芋w!」
「焼き芋にならず祝着至極ww」
「田舎者ww」
と、久光を小馬鹿にする。久光は参預会議など止めて国元へ帰るという始末である。一蔵は慶喜の家臣を接待する事で、なんとか参預会議崩壊を防ごうとやっきになっていた。先程の藩士は平岡という慶喜配下だという。
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「吉之助さぁ!頼む!もはやおはんしか頼みはおらぬ!」
一蔵は吉之助に頭を下げるのであった。
大河ドラマ西郷どんのあらすじ第26話いよいよ最後の段。京都で「二つの再会」が吉之助を待っていた。
西郷どんのあらすじ第26話下巻~再会~
一蔵は久光にも話をしていた。吉之助の赦免と再度慶喜との会談を受け容れてもらわなければならない。俄かに、影響力を増している一橋慶喜。ここで参預会議を投げだしては今迄の苦労が無に帰す。
ふきとヒー様
吉之助は慶喜が滞在する屋敷を尋ねる。
「薩摩の西郷吉之助と言えばわかりもす」
「そんな者は知らん!帰れ帰れ!」
「あれ?西郷様・・・?」
屋敷の門前で門番と押し問答をしていると、美しい女子が吉之助を観止め声をかける。
「ふき・・・どん?」
ふきは身請けされ慶喜の妾となっていたのだ。ふきの案内で吉之助は慶喜の元へと案内される。
「・・・久しぶりだな・・・牛男!」
そこにいるのは町人風の姿となっているのはまさにあの「ヒー様」だ。吉之助は慶喜が久光へ辛辣な態度で「開国」と「攘夷」を言を左右する理由を喝破する。
慶喜は悩んでいた。
「幕府は何故ここまで弱体化した?」
慶喜は将軍後見職ではあるが、誰が見方で誰が敵か分からぬ政局に疲弊している。
「井伊直弼は幕府を支えていてくれたのやもしれぬ」
「一橋様!それは違いもす!」
井伊直弼により橋本左内をはじめ有為な人材が多数失われている。今は「幕府」ではなくて「この国の民」のためにこの国を守る事を考えねばならないこと、そして慶喜にはそれが出来ると熱弁を振るう。慶喜は久光との再会談を了承する。
しかし、久光の怒りは収まらず帰国してしまう。謝罪する吉之助に慶喜は久光には悪い事をしたと言う。慶喜の言葉を喜ぶ吉之助。また、自分の配下であった平岡が何者かに斬られた事を告げる。自分の身代りになった可能性が高いと言う。
「・・・俺を裏切るなよ・・・牛男」
慶喜はこのような時代だからこそ、「心と心で信頼し合おう」と言う。しかし慶喜の様子に吉之助は「違和感」を覚えるのであった。
以上、大河ドラマ西郷どんのあらすじ第26話でございもす。