軍師官兵衛のあらすじと感想第48話「天下動乱」。三成は大坂城へ入ると西国諸将をまとめ家康討伐の兵を挙げる。上杉討伐に向かっていた家康は江戸城でその知らせを受けほくそ笑む。しかし、官兵衛の「天下獲り」にはまだ誰も気付いていない。軍師官兵衛のあらすじと感想第48話

軍師官兵衛のあらすじ第48話「天下動乱」

慶長5年(1600年)7月家康を倒すために三成は兵を挙げた。その頃九州中津城は主君を失っていた浪人や百姓らが大挙して訪れていた。

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軍師官兵衛のあらすじ第48話上巻「開戦準備」

「身分は問わない!黒田に仕えたい者は採用!」



官兵衛は九州全土に、



「黒田如水が立った!」



と、知らせ人を集めていた。勿論、多くの者は百姓や町人である。



「あ!お前!!!」



一人の大柄な男が給金の二重取りをしていたのだ。一度並びもらったにも関わらずシレっともう一度列に並んでいた。
官兵衛はその男に近づくと、



「・・・二人分働けるな?」

「お・・・おう!!」



ケチと言われた黒田の大殿とは思えない言葉である。いざという時のために普段は倹約をしているのだと九朗右衛門は笑う。既に、長政率いる黒田本軍五千七百を凌駕する勢いで兵は増えていた。




一方三成は大坂城へ入っていた。淀は三成の大坂城帰還を殊の外喜んだ。



「家康が大坂城にいる間は生きた心地がしなかった・・・!」



三成は必ずや古狸を成敗してくれるよう頼む淀の言葉に必ずやと応える。まず手始めに家康の非を訴える書状を奉行名で諸大名へ送る。さらに家康に従い東進中の諸大名の妻子を人質とすると言う。



「人質までは獲らんでもよいのでは?」



増田長盛は東進中の豊臣恩顧の諸将ならそこまでしなくても大丈夫ではないかと楽観するが三成は油断ならない家康の事なので、打てる手は打ちたいと語る。



「よし!分かった!」



黒田家は光、そして長政の新妻栄姫が大坂にいる。

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軍師官兵衛のあらすじ第48話中巻「脱出」

官兵衛は九州で相変わらず兵を募っていた。既にその数は一万を超えようとしていた。



「大殿!三成から書状が来ております!」



九州の官兵衛の元にも三成方に付けば恩賞は想いのままと書状が届いた。
官兵衛は一顧だにしない。



「大殿!返事はなんと・・・?」



「九州全土を寄越すならとでも書いておけ(笑)」

「光達は大坂を脱出したか??」



「いえ・・・まだ何も連絡はありません」



九朗右衛門はやや表情が曇るが、



「大丈夫じゃ・・・善助と太兵衛が必ずなんとかする」



と、官兵衛は語る。




大坂では善助と太兵衛が光と栄姫の脱出を図っていた。



「これは・・・?」

「俵でございます!」



太兵衛は二人を俵に入れて担いで屋敷を出るつもりなのだ。信頼のおける商人の元に暫く身を隠して船で九州へと脱するのだ。




太兵衛は二人を偽装すると担ぐが・・・。



「んん!?女子とは言え重い・・・」

「太兵衛?何か言いましたか??」

「い、いえ!なんでもございませぬ!」



二人は太兵衛に担がれて黒田屋敷を抜け出す。




その後、黒田屋敷には奉行の手の者が妻子を大坂城へ移すようにとやってくる。善助は準備に手間取ってると言を左右に時間稼ぐ。



「本当はもういないのではないか!」

「そのような事は決して・・・」

「ならば、お姿を確認させてもらいたい!」

「それは出来ませぬ・・・」



善助は勝手に奥方を見せるような事をすれば自分の命がないと言う。奉行の使者はならば屋敷を改めると息巻くが・・・。



「それならば我々も一戦交える覚悟・・・!」

「・・・いや、黒田殿と事を構えたいワケではないのだ・・・」



結局。




遠くからそっと姿を確認する事で折り合う。光にはお福、そして栄姫には善助の妻お道が扮していたが・・・。



「・・・栄姫は16歳と聞いていたが随分と‥‥」

「ぶ!無礼でございましょう!!」

「分かりました・・・しかし、後3日で御準備を!」

「はは!」



なんとか奉行の使者を丸め込んだがもはや時間がない。その夜、細川邸で火災が発生する。




細川忠興の妻玉は人質となるを良しとせず自らを槍で突かせたのだ。




その混乱に乗じて善助と太兵衛は二人を伴い船で大坂を脱出した。

軍師官兵衛のあらすじ第48話下巻「長政動く」

西軍は秀頼のためと称して毛利輝元を総大将とし、さらに大坂在住の諸将の際しを人質に取っていた。




家康は福島正則の動向を気にしていた。




正則の「石田憎し」は筋金入りだが、一方で「秀頼への忠誠心」もまた人後に落ちない。




そこで、正則と昵懇の長政に正則の動向の把握と説得を依頼しようとしていた。長政は家康の意向を察し、既に正則とは話をしていた。



「正則殿が裏切る事はございません」

「・・・流石は婿殿じゃ!」



そして、下野国小山で軍議が開かれる。家康はもし石田方に付きたいというのであれば遠慮なく陣を引き払い大坂へと引きかえして欲しいと宣言するが、



「今更石田方に付くなどありえぬ!!」



正則の一言を機に体制は決した。東進した諸将は全て家康に味方する事になる。ここに、家康率いる東軍が結成される。




一方大坂の「西軍」では毛利・宇喜多の大老二人と小早川秀秋、島津、小西行長らが名を連ねた。大坂から西は概ね西軍に属しているとみてよかったが・・・。



「黒田の動きが気掛かり」



安国寺恵瓊は官兵衛が九州で兵を募っており、その数は既に万を超えていると報告する。



「・・・なんという男だ・・・」



これには三成もうなる。




しかし、感心している場合ではなかった。
三成も対策を打つ。




九州の名門大友義統を九州へ派兵する。大友義統は唐入り時の不手際で改易の憂き目に合っていたが今回の戦で軍功を挙げれば大友再興を許すと伝える。




その頃如水は善助・太兵衛・九朗衛門に自分の作戦を語ろうとしたが・・・。



「黒田は九州を平らげる」

「その余勢をかってがら空きの中国地方を攻略する」

「さらに征西し播磨まで攻め上ればそこはかつての黒田領」

「そして、徳川石田両軍で勝ち残り疲弊している方と決戦に挑む」



善助、太兵衛、九朗右衛門は官兵衛の考えを見通していた。



「・・・儂は良い宝(家臣)に恵まれた・・・!」



そう頭を下げる。




東西両軍の調略戦も日に激しさを増す。中には迷っている者も・・・。



「儂はどうすればよろしいでしょうか・・・?」

「秀秋・・・お前はどちらに付きたいのじゃ?」

「・・・それは勝つ方に・・・」

「ああ!お前はいつまでたってもはっきりせぬ!!」



小早川秀秋は現在西軍に所属してはいるものの、どのように動いたら良いか決めあぐねておりおねに相談をしていた。



「分かりました・・・私が最も頼りとする者に相談しなさい・・・」



おねが頼りにしている者とは長政である。




おねは長政に書状を送る。




長政は秀秋の相談に乗って欲しいという書状に東軍につきたいと考えているはずとほくそ笑む。




いよいよ日本の、いや世界史的にもまれな大戦が始まろうとしていた。




軍師官兵衛のあらすじ48話「天下動乱」でございます。

軍師官兵衛の感想第48話「天下動乱」

官兵衛の「天下獲り」がいよいよ具体的に動きます。



「自分が天下にふさわしい器か試したい」



天下には誰にも抗えない魔力があると語ったのは村重でした。さて、官兵衛はその魔力に打ち勝つ事が出来たかな・・・?

軍師官兵衛の感想48話「応仁の乱と関ヶ原」

ネタバレ(でもないけどw)になるのですが官兵衛の天下獲りは実現しませんでした。




関ヶ原合戦は1日で決着が付いてしまいます。九州は平らげものの京・大坂へ攻め上る時間はなかった。




大河ドラマ「軍師官兵衛」では、



「徳川石田両軍で勝ち残り疲弊している方と決戦に挑む」



と、語っていましたが、実際の官兵衛はもう少し「長期戦」を考えていた気がします。
天下を二分する大乱と言えば、



「応仁の乱」



ですね。
官兵衛は「応仁の乱再び」と考えていたのではないかなと。




そして、これは多くの戦国武将の共通認識であった気がします。人は生まれ育った時代からは自由になれませんからね。

軍師官兵衛の感想48話「村重の言葉」

官兵衛は初めて自らの考えだけで動き天下を狙っています。



「天下には抗えない魔力がある」



と、語っていた村重兄貴。




官兵衛が天下人となったらやはり村重の言葉の通りとなっていたか・・・?ちょっと興味がある処です。




以上、軍師官兵衛のあらすじと感想第48話「天下動乱」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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