軍師官兵衛のあらすじと感想第9話「官兵衛試される」です。秀吉との謁見を無事に終わらせた官兵衛ですが・・・。半兵衛との初対面はほろ苦いし、佐吉との初対面はイラつく・・・。生意気盛りの佐吉君はこの時15歳・・・!軍師官兵衛のあらすじと感想第9話

軍師官兵衛のあらすじ第9話「官兵衛試される」

秀吉は流石「人たらし」と言われるだけはありました。すっかり秀吉に惚れ込んでしまう官兵衛。しかし、憧れの軍師「半兵衛」からは手厳しい一撃を頂くようです。

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軍師官兵衛あらすじ第9話上巻「軍師半兵衛」

信長との謁見を成功裏に終わらせ、秀吉という知己を得る事ができた官兵衛。首尾は上々といところだと思われたが・・・。



三成には、


「上様は家中の人間が忙しくしている事を望みます」

「貴方も織田家中にお味方するならお覚悟を」


といったように皮肉を言われる。



大河姫

三成は1560年生まれ。現在1575年なので三成15歳!生意気ですね~!こんな事だから皆に嫌われて・・・





気を取り直して憧れの竹中半兵衛と会見。稀代の軍師と直に会いまみえて嬉しさを隠せない官兵衛。


「半兵衛様のお噂はかねがね」

「・・・どんな??」

「稲葉山城を云々・・・」

「く・だ・ら・ぬ」


さらに、
半兵衛は毛利になびいている播磨の形成を一気に織田優勢は変える、手立てを問うが半兵衛は一般論を述べる事しかできない。



半兵衛に「秀吉様は切れ者とおっしゃっていたが・・・」と挑発された官兵衛は、播磨の三大名家御着の小寺家、三木の別所、龍野の赤松の三家を、揃って信長に謁見させる事で播磨の形成を一気に変えると宣言。



もしお互いに争っていた三家が信長に従えば、他の弱小勢力も一気に織田に従う流れができる。そうすれば播磨を無傷で手に入れてさらに播磨の軍事力も手に入る。毛利の本拠地中国地方への回廊を確保する事もできる。勿論簡単ではないが・・・



官兵衛はすぐさま姫路への帰還をする。

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軍師官兵衛あらすじ第9話中巻「官兵衛活躍!」

その様子を見ていたおねは、半兵衛が官兵衛を挑発した事を察して・・・


「官兵衛に何を吹き込んだのですか?」

「尻をたたいたまでの事」

「さぞ、痛いところを叩いたのでしょうね」



大河姫

機知に富んだ会話はいいですね!大河っぽくて。やはり、黒木瞳はいい役者さんですわ・・・





御着へ帰還した官兵衛は首尾を主君小寺政職に報告。御機嫌で報告を受ける官兵衛だが「信長との謁見」には難色を示す。官兵衛は三木城の別所と龍野城の赤松と揃って信長に謁見する案を披露するが家中からは「無謀」と反対意見が大半を占める。



特に、長年戦ってきた赤松が小寺の意見になびくとは誰にも思えなかった。官兵衛を良く思わない櫛橋左京進は「赤松と三木が行くのなら行けばよいのでは?」と進言。信長との謁見などしたくない政職は「赤松と三木が来るのなら・・」との条件付で官兵衛の申し出を承諾する。



まずは、三木城の別所だ!
別所の状況を探ると当主の別所長治は若輩者(18歳)であり叔父二人の操り人形らしい。ただ、うつけと言うわけではなく学問には秀でているらしい・・・。官兵衛は一計を案じた上で三木城へ赴く。



別所長治と会見する官兵衛。叔父二人、賀相(よしすけ)と重宗も会見の場に控えていた。賀相は毛利に肩入れ、重宗は織田に肩入れをしていた。



別所長治は言い争う叔父たち二人の間で沈黙をしていたが突如、「織田につく!」と宣言。



実は官兵衛、長治が学問に秀でている人物と知り事前に書状を送っていた。


人に国柄を貸すなかれ」六韜より
※主は臣下に統治の力を貸してはならないという意味。



別所長治は官兵衛の手紙で目を覚まし織田へつくことを決断した。



ここまでは、想定内。
次は問題の赤松・・・!



程よい緊張感を持ちながら龍野へ。



大河姫

ここで個人的に悲しいお知らせ・・・。歴史だから仕方にないんですけど・・・。今迄官兵衛を苦しめてきた赤松政秀さんはもう亡くなっているんですね。政秀さん。いい味を出していたのでとっても残念です!政秀さん合掌・・・。こちらなんと歴史上では13歳ですね!出番は少なそうですが信長、秀吉に従い関ヶ原近辺までご活躍する方です。別所が既にの信長についているのも大きいですね。なんとか赤松も引き入れる事に成功します!しかし最大の難所は御着城にあった・・・!

軍師官兵衛あらすじ第9話下巻「悋気」

別所はともかく、赤松まで話をまとめてきた官兵衛に櫛橋左京進はじめ家中は驚く。
しかし・・・



もともと、信長と謁見したくはない政職は言を左右にして約束を反故にしようとする。



最大の難所と思われていた赤松の説得に成功した官兵衛は播磨三家の信長謁見がかなったことを秀吉に報告。秀吉からは10月をめどにと連絡が来ていた。
もはや後にはひけない・・・


「京都までの道すがら襲われたらどーすのじゃ!!」

「殿にはかないませぬ・・・」


父、職隆も碁を差しながら説得を試みるが・・・。全く耳を貸さない・・・



当初、播磨はおろか、御着からも出た事のない政職が外に出るのを、恐れているからだと考えていた官兵衛と職隆だがどうやら理由はそれだけなない。


「悋気(りんき)じゃ」


職隆は鮮やかに織田家との話をまとめた官兵衛が「織田様」「秀吉様」と褒めるのが気に食わない。あ、悋気とはつまり嫉妬ですね。



流石の官兵衛、職隆父子も打つ手なし・・・と思ったその時、屈強な軍勢が御着城へ迫っているとの情報が。それは荒木村重の手勢であった。



村重は政職を説得するために一芝居打ってくれたのだ。織田の軍勢を間近にみた恐怖から「当然、信長にあいにいく!」との言質をとることに成功。官兵衛は窮地を脱する事ができた。


「まさか、この期に及んで上様に会いたくない??」

「もう、準備していますわ!のう官兵衛!」


その後、姫路で村重をもてなす官兵衛。官兵衛の妻光が美しい!だが、だし(村重の妻)が一番じゃ!など楽しい会話をする



そして、村重から今回の行動は竹中半兵衛の献策であることや、自分はこれから一向宗との戦いになるが、本当は毛利攻めの総大将を狙っていたこと。



秀吉のようにうまく立ち回れず、貧乏くじを引かされたかもしれん・・・と、珍しく弱気な自分を官兵衛に吐露する。



そして信長との謁見の日。緊張でロレツが回らない政職・・・。13歳と18歳が見ているよ・・・。



信長は一言「大義」と言って座を去っていった。



そのころ姫路では奥の女中達が暇(いとま)願いを光に出していた。そう。彼女たちは一向宗門徒だったのだ!!黒田家が織田につく以上一緒にはいられないと・・・



大河姫

※顔がアメコミみたいな女中さん気になりますね・・・!凄い気になります。でも、気にしてよかった!来週、一向宗門徒として大活躍します!!と、いうのは冗談です。彼女は福島リラさん。Xメンシリーズの最新作ウルヴァリン: SAMURAIにも出演されているハリウッド女優さんでもあります!でも、殺陣も得意なようですから本気で活躍があるかもしれません!





さて、謁見を済ませた後、竹中半兵衛と再開する官兵衛。官兵衛は「主君は自分が説得したかった」と述べるが半兵衛は「あんな暗君はお前が倒してしまえばよい」と告げる。あまりの事に怒る官兵衛だが・・・。



お道ら黒田家の女中が向かった先は摂津(今の大阪)石山本願寺。ここは一向宗門徒の本拠を構えています。毛利輝元が「幕府再興」を大義名分に挙兵。仏敵信長を討つべし!!との声が宗徒の中でも高まっていた。本願寺第十一世顕如は決戦の決断をする。



武田、上杉、毛利、浅井、朝倉と信長を苦しめた大名は多いが、実際に「物理的に苦しめた」のがここ本願寺顕如さんがナンバーワンでしょう。あ、ちなみに33歳位ですね!眞島秀和さん似合っていますね!



そして次週は・・・。



いよいよ毛利襲来!!なんか、蒙古襲来!!!みたいで怖いですな!

軍師官兵衛の感想第9話「官兵衛試される」

ここにきて大河っぽくなってきましたね。しかし、村重さんは流石ですね。上手いです。今、大河の現時点の政職の片岡鶴太郎さんか田中哲司さんかな・・・。個人的に好みだったのもあるけど・・・。谷原章介さんも良い感じですね。


「したり顔で嫌味を言う」


キャラクターが生きてます。
ただ、村重(田中哲司さん)、顕如(眞島秀和さん)、長治(入江甚儀さん)と、皆さん高身長ですね。官兵衛(岡田准一さん)が170cm?位なので、たまに違和感ありますね。気にするほどではないですが。



さて、来週は10話。毛利軍は5000ですか。水軍は強いんですよね。来島村上水軍が傘下にいますからね。



本当に前半の山場!



軍師官兵衛のあらすじと感想第9話「官兵衛試される」でございます。
大河姫

今宵は此処までに致します。

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