いだてんのあらすじ第22話です。孝蔵に真打昇進の話が舞い込む。孝蔵は借金取りに追われる身の上でとても真打などは無理と話すが・・・。一方、四三は女子体育の発展に手応えを感じつつあった。その矢先に増野と結婚したシマ先生が・・・!大河ドラマいだてんのあらすじ第22話

いだてんのあらすじ第22話上巻~結婚~

孝蔵は真打昇進を打診されるが全く乗り気になれない。借金取りに追われ、お披露目興行に上がる羽織袴も準備は出来ないのだ。しかし、昇進を打診した師匠の馬生と上野の席亭「鈴本」の席主には考えがありそうだ。

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懲りない

「ほらよ」



馬生は真新しい羽織を渡す。



「え?師匠が・・・?」



羽織を準備してくれたのは馬生ではなかった。小円朝一座で浜松を一緒に旅した万朝が羽織を準備してくれていたのだ。しかも、ご丁寧に手紙には、



「あの男は曲げる癖があるので大事な時に必ず・・・」



と、書かれていたというのだ。




袴や着物は「鈴本」の席主が用意してくれてなんとかお披露目興行も打てると思いきや・・・。



「・・・また、曲げやがった・・・」



孝蔵は着物一式質入れして飲んでしまい、結局腹巻でお披露目興行に上がる事になる。

結婚

それでもなんとか真打昇進は果たす。
しかし、



「馬きん」



となってからも孝蔵の芸は今一つパッとしなかった。



「孝ちゃんも所帯を持ちな!」



小梅は孝蔵が今一つパッとしないのは、独り身の気楽さがいけないと考えていた。夫の清さんも同意見。



「縁談があるんだよ」



孝蔵は、貧乏長屋暮しで借金もある自分の処へ嫁に来たいなんて物好きはいないと一笑に付すが二人は真剣である。



「清水亀次郎の娘おりん」



実はこの父娘は孝蔵の芸も良く見た上で縁談を望んでいるというのだ。




結局。




孝蔵とおりんは所帯を持つことになる。




孝蔵の長屋でささやかな祝言が行われる。新郎新婦の親族と清さんや小梅といった親しい友人たちが二人を祝った。



「じゃ、ちょっと行ってくる」



しかし、孝蔵はご祝儀袋を懐に入れると颯爽と??原方面へと消えて行った・・・。

いだてんのあらすじ第22話中巻~人見絹江~

第二高女の生徒たちはスポーツの面白さに目覚めつつあった。四三は新しい施策として「女子テニスの大会」を企画しこれも当たった。

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才能

女子テニス大会は村田富江と梶原ペアが活躍。また、二人の活躍は思わぬ副産物を生み出す。




二人が着用したテニス着が人気を博したのだ。




増野、シマの夫、が務める百貨店で販売したところこれが大盛況であった。




テニスの盛り上がりに気を良くした四三は有望な選手がいるという岡山への遠征も企画する。




この遠征にはシマも帯同するのだが・・・。



「あの選手が人見絹江・・・?」



東京で大活躍した富江と梶原のペアは岡山の人見絹江岡崎ペアに全く歯が立たなかった。特に、人見絹江の運動能力はずば抜けていた。




試合後にシマは絹江に勝利の秘訣を尋ねるが・・・。



「そんなものはない」



人見絹江に言わせると、そもそも勝とうとさえ思ってはいないと言う。運動で結果を出すほどに「化物」「オトコオンナ」と心無い言葉を投げつけられるのだ。いっそ、負けてやろうかと思う事もあるが・・・。



「それはそれでシャクなので・・・」



ちょっと本気を出すと誰もついてこれないと言う。シマは才能の塊、原石に出会った衝撃を受ける。



「東京で陸上をやってみてはどうか?」

「いや、それはお断りじゃけんの」



人見絹江は本が好きだと言う。将来は文学部に進むつもりだと言う。

幸せ

岡山では完敗したものの、富江と梶原はその健康的な容姿と「オシャン」なテニスウエアの効果もあってすっかり人気者に。度々新聞社の取材を受ける事もあったのだ。




また、嬉しい報告がシマからも。



「懐妊致しました・・・!」



四三はシマの懐妊を喜ぶ。実はスヤも懐妊し、熊本で次女を出産していた。



「シマさんにはオリンピックに出て欲しい気持ちもあったばってん・・・」

「それなら、是非人見絹江を・・・!」



シマは岡山で出会った人見絹江の才能をどうしても忘れられなかった。



「今度の女子スポーツ大会の参加を誘ってみようと思います」



四三はテニス大会に続いて「女子スポーツ大会」を企画していたのだ。シマその大会に人見絹江も参加しないかと手紙を書く事にする。

いだてんのあらすじ第22話下巻~抗議~

大正11年(1922年)、二階堂トクヨは新たに私財を投じて「二階堂体操塾」を創設する。また、この年の秋、いよいよ四三主催の「女子陸上大会」が第二高女で開催される。

→二階堂トクヨについて

女子陸上大会

シマは女子陸上大会に人見絹江の参加も期待したが、彼女は現れなかった。しかし、大会自体は新聞社も取材に訪れるほどの大盛況であった。




大会は順調に流れていったのだが・・・。



「おお?」



村田富江は短距離に出場していたのだが、新しいシューズがキツく、靴下を脱いで素足にシューズを履き直したのだ。




露になる脚。




富江は見事に50メートル、100メートル、50メートル障害で見事に優勝した。




しかし、富江のこの行動は後に大事件に繋がってしまう。

四三を解任せよ

「校長!これはいったいどいう事か!!!」



村田富江の父村田大作や一部の親たちが先日開催された女子陸上大会の件で抗議にやって来たのだ。




富江が脚を露にして駆けた様子は新聞記事にもなり、さらに、その姿は「プロマイド」として高値で売買されていたのだ。




嫁入り前の娘が「脚を露に駆けっこ!」とはどういうことか?




四三はついカチンと来る。



「女子が脚ば出して何が悪いのか!」

「そげな事だからヨーロッパに勝てんとばい!」



富江はこの大会で日本記録を出していた。それを全く褒めないことも腹に据えかねたのだ。




しかし、これは益々村田大作を怒らせてしまう。




親たちは四三の解任を求め、もし受入れられない時は娘を退学させると息巻く。




後日、四三は校長室に呼ばれる。



「・・・金栗先生・・・こういう事だから・・・」



そこには四三の解任を求める署名が山と置かれていた。
その時。



「金栗先生大変です!生徒たちが・・・!」



富江たちが四三解任に抗議して教師をバリケード封鎖して立てこもっているというのだ・・・。




以上、いだてんのあらすじ第22話でございます。

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