青天を衝けのあらすじと感想第16話「恩人暗殺」

青天を衝けのあらすじと感想第16話「恩人暗殺」。おいおいおいおい。冗談じゃねぇぞ。俺もまだまだ平岡様と慶喜のいちゃつきを見ていたかったぞ。円四郎よ!慶喜と尽未来際と申していたではないか?申していたではないか!!!(号泣)。青天を衝けのあらすじと感想第16話。

青天を衝けのあらすじ第16話「恩人暗殺」

慶喜は「禁裏御守衛総督」に就任し、京での政の主導権を掌握する。御三卿の一橋家はその成立の経緯から「子飼いの家臣」は少ない。

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慶喜はその補充を自身の実家である水戸藩、武田耕雲斎を頼った。

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併せて篤太夫と成一郎に「人選御用」の役目を命じ二人は久々に関東へと下向する。

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「真田殿にも声をかけよう!」

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かつての仲間と共に世を変えるのだと意気揚々と歩いていると、平岡円四郎に声をかけられる。川村恵十郎も一緒であった。

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二人はわざわざ見送りに来てくれたことに驚く。

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「たまたま用があった」

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円四郎はそう笑うが二人を折角だからと茶屋へと誘う。

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「やすにもよろしく伝えてくれ」

「おかしろくもねぇ時は掛け軸の小鳥にでも話しかけろってな」

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また、人材登用に関しても助言をしてくれる。

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「要は一途に国を想っているか」

「真っ当に正直に生きているかどうか」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]親父と同じ事言っているな[/char]

攘夷か否かと言った上っ面はどうでもよいという。

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そして、成一郎が川村恵十郎と話している間にもう一つ篤太夫に伝える。

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「武士ではなかったコトを忘れるな」

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意味が一瞬分らず戸惑う篤太夫に続ける。

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「死に急ぐなってことだ(笑)」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]生きてこそ・・・。
未成熟な人間の特徴は~(略)[/char]

まだ世が平穏だったころ、

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「侍が脇役みたいだ」

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と、言った子供の話をする。

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これからは武士、侍の時代ではないかもしれない。

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円四郎は勿論、篤太夫自身もその「子供」が幼い頃の自分であるとは気付かなかった。

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→青天を衝けのキャスト表

→平岡円四郎と慶喜!その最期が象徴する水戸藩の不幸

→阿部正弘と井伊直弼が「琵琶湖」で関係悪化?

→江戸の大老井伊直弼と京の大老長野主膳

青天を衝けのあらすじ第16話上巻「天狗党」

血洗島村

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この日、千代は珍しくはつらつとした笑顔を弾けさせ渋沢家に走っていた。

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「栄一さんが一橋家に仕えているって!」

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惇忠の元に篤太夫(栄一)から文が届いたのだ。

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ゑいは「徳川を倒す!」と息巻いていたはずの息子が幕府の御三卿一橋家に仕えているのが不思議でならない。ただ、市郎右衛門は少々安心したような笑顔を浮かべていた。

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[char no=”1″ char=”大河姫”]学生運動に明け暮れ、機動隊をゲバ棒でボコっていたのに防衛庁で役人になった感じw[/char]

文には関東へ下向予定であること、そして血洗島村にも寄れるかもしれないとも書かれていた。

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水戸藩

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水戸城では藩主の徳川慶篤が渋い表情で「天狗党」の騒乱の報告を受けていた。

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先日筑波山で藤田小四郎が率いる「天狗党」が挙兵したのだ。

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武田耕雲斎は心情的にはかつての友でもある藤田東湖の息子小四郎が率いる「天狗党」の想いも理解するが、これでは京で政をする慶喜の足を引っ張る形となってしまう。

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なんとか「説得」を試みる旨が報告されるが。

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そこに「天狗党」とは一線を画し、今の藩政では主導権を握る諸生党筆頭市川三左衛門が藩主の前に進み出る。

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「天狗党を討伐すべし」

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耕雲斎は驚く。

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そんなことをしては水戸は真っ二つに割れる。

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しかし、慶篤は市川の申し出を受け容れ、討伐を命じる。

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「と、殿!お待ち下さい!!」

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耕雲斎は天狗党の旗頭は「藤田東湖の息子」だと暗に自制を求めるが、慶篤の決断は変わらなかった。

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その頃、筑波山では思ったほど支持が広がらない天狗党旗頭の藤田小四郎が苛立っていた。

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「七百人の兵糧も必要なのだ!」

「手段は選ぶな!」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]小四郎を焚き付けた責任は微レ存、篤太夫と成一郎にもある!かも・・・[/char]

天狗党の志士たちは水戸藩内は勿論、関東周辺へ支持と金策に走っていた。

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血洗島村
尾高家

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天狗党一派は血洗島村の惇忠の元へも支持を求めてやってきた。

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「今、筑波山には七百の兵がいる」

「すぐの参陣が叶わずとも資金援助を頼みたい!!」

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惇忠と一緒にいた平九郎は「七百」という数に胸が熱くなり、今すぐにでも参陣したい様子だが惇忠は。

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「この挙兵、藩主様は御認めになられたのか?」

「そ、それは・・・」

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天狗党の使者は途端に歯切れが悪くなる。

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惇忠は挙兵には「大儀」が必要であり、藩を上げての挙兵でなければ内訌と判断され支持が広がらない、さらに、天狗党の一部構成員が武州周辺の村々で夜盗の如く金品を強奪したことも伝え、同心しないと告げる。

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「資金が必要ならこれを」

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天狗党の使者は惇忠から銭の入った袋を掴み取り、

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「盗人扱いしやがって!」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]は?盗人だろ?猛々しいんだよ。クソが。[/char]

と、悪態をついて去って行った。

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平九郎は惇忠の対応には納得が行っていない様子であった。

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この一件が原因ではないであろうが、後日、尾高の家に陣屋から御用改めが入る。

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惇忠と平九郎が水戸の争乱に関与したという疑いがあるというのだ。

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二人は連行されてしまう。

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惇忠や平九郎、そして長七郎の母やへは息子達が次々と捕えられていくことを嘆く。

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「水戸が憎い・・・」

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千代はそんな母にかける言葉が見つからなかった。

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青天を衝けのあらすじ第16話中巻「過去との対話」

池田屋

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元治元年(1864年)6月5日。

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京の旅籠池田屋。

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この日、長州藩、土佐藩、肥後藩などの過激攘夷志士が都の焼き討ち、慶喜などの暗殺、さらに帝を長州へ動座させる計画を話し合っていた。

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そこに。

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「御用改めである」

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土方歳三など新選組が踏み込んだのだ。

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宮部鼎蔵や吉田稔麿といった「攘夷派の枢要」を占めてきた志士達が斬死にあるいは自刃する。

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世に言う「池田屋事件」である。

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都の焼き討ちという暴挙を未然に防いだ新選組の名は大いに上がる。

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また、新選組が会津藩お抱えの隊であること、さらにその会津藩とは昵懇の間柄である一橋慶喜の指示が囁かれてこともあり、一橋家は攘夷派から大いに恨みを買う事になる。

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しかし、攘夷派であっても「水戸出身」の者は少々見方が異なった。

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水戸藩出身の江幡広光と林忠五郎にとって一橋慶喜はかの烈公の子息であり、攘夷派を斬るような真似など絶対にしない。

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「水戸の恥は水戸の手で・・・」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]もはや悲劇を超えて喜劇の領域。[/char]

慶喜の近習として名が挙がっていた平岡円四郎が怨嗟の的になる。

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江戸
平岡邸

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「本当にあの人の力になってくれたんだね」

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篤太夫と成一郎は平岡の恋女房のやすが待つ江戸の平岡邸を訪ねた。

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やすは二人が夫のために働いてくれていること、そして、夫円四郎も元気でいることを知らされて喜ぶ。

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「あ、おもしろくも無い時は掛軸の小鳥にでも話しかけろと・・・」

「え?」

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円四郎の言伝にやすはやや面食らうが、夫らしいと思う。

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二人は家にはあがらずかつての仲間達を尋ねる為先を急ぐのであった。

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この時丁度、円四郎とは昵懇の川路聖謨が平岡邸に来ていた。

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やすは尋ねてきた篤太夫達が夫の近況を知らせてくれたと話す。

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「円四郎もこの度近江守に就任したからな(笑)」

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川路は円四郎の出世を我が事のように喜んでくれる。勿論、やすも夫の出世は嬉しいが、出世しようがしまいが、やすにとって円四郎は円四郎なのだ。また、元気な姿を見せくれれば良いのだ。

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篤太夫と成一郎はかつての仲間である真田範之助がいる道場を尋ねる。

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「し、渋沢!!!」

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範之助は二人の来訪に驚き、そして感激している様子だ。

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しかし、いったいどういうことであろう?

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範之助とその仲間たちは既に鎧武者姿で戦にでも出る様子だ、鍛錬にしては物々しいが・・・?

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「共に筑波山へ参ろう!」

「筑波山・・・?」

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範之助は先般、かの藤田東湖の息子である小四郎が筑波山で攘夷の挙兵をしたと教えてくれる。そして、自分たちもその「天狗党」に加わり攘夷を実行するのだと。その出陣の日に二人が訪ねて来てくれたことに感激していたのだ。

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篤太夫と成一郎は顔を見合わせる。

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「真田殿、我らは今一橋に仕えている」

「なに・・・?」

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二人は大和で敗れた「天誅組」の乱を顧みれば、生半可な挙兵では世は動かない、天狗党に加わるよりも一橋に仕える方がより多くの事を為せるのだと説得するが・・・。

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「黙れ!命が惜しくなったか??」

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範之助たちは刀を抜く。

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「俺は心底お前たちを見損なった」

「こんな奴ら斬る価値もない・・・」

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結局、真田範之助を仲間に加えることは出来なかった。

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[char no=”1″ char=”大河姫”]昨日の自分と再会した気分だろ?[/char]

二人が意気消沈気味に旅籠に戻ると、父市郎右衛門から良くない知らせが届く。

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「惇忠兄も捕縛された・・・」

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文には岡部藩は勝手に村を抜け一橋家臣となった篤太夫たちを快く思っていないこと、さらに、水戸の乱に連座した疑いで惇忠が捕縛、平九郎も謹慎処分tとされているといったことが書かれていた。もし、篤太夫たちが血洗島村まで訪ねてくればさらなる混乱は必至。

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「こんなに近くにいるのに古郷へ帰れねぇのか」

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水戸藩

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水戸藩では藩主徳川慶篤が苦悩していた。

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筑波山で挙兵した藤田小四郎たち天狗党の乱は収まらず、天狗党と対立する市川三左衛門など諸生党は藩政を掌握しようと勝手な動きをしていた。

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貞芳院(吉子、 慶篤、慶喜実母)は慶篤に苦言を呈する。

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「聞けば、武田耕雲斎も遠ざけたとか?」

「主君の其方が勢いに押されていては家中が治まりましょうか?」

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「母上・・・」

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「このままでは慶喜にも迷惑をかける」

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双方の言い分を聞き分け乱を鎮めるべし。

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「分りました・・・武田耕雲斎を呼べ・・・」

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天狗党の説得には武田耕雲斎に託されることになる。

青天を衝けのあらすじ第16話下巻「尽未来際」

京、一橋邸

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一橋邸では慶喜と円四郎が昨今の政局について相談をしていた。

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特に、慶喜の実家でもある「水戸藩」からの兵の増援は藩内の乱れから望み薄なのは手痛い。

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「其方が連れてきたあの二人は充てになるのか?」

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「さぁ・・・いや、大丈夫です!」

「それがし、人を見る目には自身がございます!」

「貴方様を一目見た時から只者ではないと・・・」

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いつも円四郎の様子に慶喜は苦笑する。

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「円四郎、少し変なことを言うが許せ」

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慶喜は自分自身のことを語り始める。

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「どうやら私は輝きが過ぎるのだ」

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「・・・?」

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かつて、慶喜を大いに評価し、将軍へと就けようと後押しした島津斉彬、越前松平春嶽、さらには先々代の将軍である家慶。

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家慶は慶喜の手を握り、

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「徳川を頼む」

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と言い残し亡くなっている。

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彼らは皆「慶喜の輝き」に未来を託そうとしたが、一方でその「輝き」を恐れる者もいた。

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井伊直弼は必要以上に慶喜を恐れ多くの命を奪ってしまった。

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慶喜自身はテレグラフや鏡を見てその「輝き」を確かめようとするが、そんなものは何処にもないのだ。

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「そんな輝きは本来ない」

「全くだ、全く無い」

「ただ、徳川の一人として謹厳実直に徳川を天子様を支えたいだけ」

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円四郎は慶喜の告白に少々驚く。

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「いや、おっかしい」

「他の誰にも言えない色男のような言葉にございますな」

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「・・・やはり言うのではなかった」

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「しかし、殿、その輝きはこれから褪せることはございません」

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円四郎は慶喜を「東照大権現」の生まれ変わりだと思っていると話す。勿論、慶喜は「そういう事」を言われるのが嫌なのだと呆れる。

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「私は夢でさえ権現様とお会いしたことはない」

「会っても似てはおらぬと思う」

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「いや!似ているかもしれませんぜ」

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「まあ、権現様とお会いしても恥ずかしくない世にしたいと思うが」

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円四郎は慶喜の言葉を聞いて嬉しそうである。

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「殿!この平岡円四郎が尽未来際お供致します」

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円四郎は慶喜が創る、共に創る新しい世がみてみたいのだ。

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「・・・全く・・・其方には敵わぬ(笑)」

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二人は笑い合うのであった。

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夕暮れ。

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円四郎と川村恵十郎は役目で連れだって屋敷を出ようと門を出る。

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「ご機嫌ですな?」

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円四郎が何故か嬉しそうな様子に恵十郎が不思議そうに尋ねる。

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「そうか?(笑)」

「こりゃ、随分と降ってきやがったな・・・」

「悪いが傘借りてきてくれ」

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恵十郎は傘を取りに戻る。

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円四郎は雨雲を見上げていた。

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そこに。

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であー!

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二人の浪士風の男が一太刀、二太刀斬りつける。

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門から傘を借りて出てきた川村恵十郎は抜刀する。

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「平岡様!!!」

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恵十郎も顔面をナナメに斬られながら応戦し不貞浪士を斬捨てた。

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「ひらおかさま!!!」

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円四郎は立っていた。

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しかし。

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「う、うそだろ?俺はまだ死ねねぇんだ・・・」

「まだ、見たいものが、、、山ほどあんだ」

「死にたくねぇな・・・」

「ああ、死にたくねぇぞ」

「殿、まだ、まだ、まだ、これから・・・」

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やす・・・

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円四郎の遺体は即座に屋敷内に運ばれる。

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「殿!平岡様が・・・!」

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「!」

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慶喜は物言わぬ円四郎と対面する。

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雨が降るのも構わず駆け寄る。

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「どうして・・・どうして・・・」

「尽未来際と申していたではないか・・・」

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篤太夫達は円四郎の死をまだ知らない。

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しかし、篤太夫は。

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鳥が何かを伝えに来たような気がした。

青天を衝けの感想第16話「恩人暗殺」

青天を衝けの感想第16話「恩人暗殺」。

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もうね。

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号泣き。

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ただただ号泣き。

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先週予告で泣いて、本放送で泣いて、ブログ書きながらまた泣いた。

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尽未来際と・・・

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青天を衝けの感想第16話「号泣き」

告白するとね。

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最近の大河ドラマで「号泣き」した記憶って実はあんまりないのです。

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いや、面白い大河や感動場面は沢山あったよ?

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涙に袖を濡らした場面もありましたよ?

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しかし、私が一番号泣きしたのは30年以上前の大河ドラマ武田信玄で三条の方様の
「なんたる三十年」だし、太平記で登子ちゃんが守時邸を脱する時に
「桜の木を見た場面」や翔ぶが如くで大久保と西郷が争った後に、その大久保が
悲嘆に暮れ自暴自棄気味の従道を叱る場面位の号泣きはなかった。

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正直、私も歴史マニアの端くれなんで(4年前には平岡様のこんな記事も書いているし)平岡様が暗殺されるのは知ってた。

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度々、このブログの感想でも触れていましたけど、泣かせに来ているのも分っていた。ただ、泣かせに来ているからと言って泣けるとは限らないし、過ぎたるは及ばざるが如し。

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やりすぎると食傷気味になって白けていまう。
(どの大河とは言わないけど、、、あったよね?やり過ぎなやつ)

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勿論、青天を衝けは丁寧、かつ自然で
脚本力も迸っているので白ける心配はもはやしてはおりませんでしたが、

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ここまで号泣きさせられるとは。

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なんだよ?

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尽未来際って!

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意味わかんなくてググったよ。

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良い言葉だなぁおい!(涙)

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「ああ、死にたくねぇぞ」

「殿、まだ、まだ、まだ、これから・・・」

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円四郎の言葉が重いんだよ。
辛いんだよ。

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死にたくねぇって!分る!分るよ・・・。

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どうして、どうしてって・・・殿にあんな表情させんなよ(涙涙)

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そして、来週、というか明日は・・・(涙)

青天を衝けの感想第16話「輝き。慶喜と近衛公」

「どうやら私は輝きが過ぎるのだ」

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ツイッターにも書いたんですけど。

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この話を聞いた時に思い出したのが青年宰相と持ち上げられた近衛公。

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ちょっと
慶喜ファンの人には目を瞑ってスルーして欲しいのですけど、途中で政権を投げ出す辺りと投げ出し方が慶喜の大坂城脱出と被ります(小声)

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近衛公の評判は宰相を途中で投げ出した挙句後継に大命下ったのが東条英機であったこと、また、敗戦後に戦犯として訴追されると知るや自害に及んだこともあり当然良くない。

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ただ、愚かであったかと言うとそうではない。

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当時、軍部も財閥も大衆も皆こぞって近衛公を支持していたものの、当の本人は冷静であったと言われます。

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「皆の支持があるという事は本当の支持者はいないという事です」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]出展は半藤一利の昭和史だったと思う。
半藤さんも亡くなってしまった。
本当に昭和遠くなったなぁ・・・(遠い目)[/char]

当時(1930年代)の状況を鑑みれば宰相一人の力量でなんとかなるような状況ではない。戦争にしても外交にしても経済にしても
「力強い推進力たる後ろ盾」がなければ政策を実行するのは困難。

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近衛公は自身の人気は「幻」であり、確固たる支持基盤がないことを自覚していたという事でしょうね。

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この辺りも慶喜と重なる部分があります。
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さて、慶喜や近衛公ほどではなくても「なんか華がある」みたいな人はいますよね。

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確かに「実力者」ではあるのだけど、その支持と期待は「実力以上」を見込まれてしまう。

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おそらく、この青天を衝けでは期待され、乞われ、乗せられて、やる気を出したものの、梯子を外されしまう慶喜の悲劇が描かれると思います。

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ただ、当の慶喜(或いは世の華のある御仁達)には自身が生まれながらに纏った「輝き」を利用した部分もあったのではないかなと思います。

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勿論、それ自体は批判される筋の物ではないのですが、利用方法に一切私心が無かったかと言うと果たして・・・?

青天を衝けの感想第16話「生きるとか死ぬとか」

「ああ、死にたくねぇぞ」

「殿、まだ、まだ、まだ、これから・・・」

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円四郎は気力体力充実し未来に希望しかなかった。

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攘夷派の連中が皆すぐに「死にたがる」のとは好対照ですね。

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生きるからこそ仕事が出来る。

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国の為に、国の発展に寄与できる。

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はい。
当ブログでは度々引用するお馴染みのウィルヘルム・シュテーケルを投下。

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未成熟な人間の特徴は理想のために高貴な死を選ぼうとする点にある、それに反して成熟した人間の特徴は理想のために卑小な生を選ぼうとする点にある。

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篤太夫は長七郎に「死ぬこと」を止められ、円四郎に「生きることの意味」を教えられた。

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気付けば、真田範之助を勧誘していた言葉は円四郎のそれでしたね。

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そして、かつて篤太夫や成一郎が反発したように、やはり真田範之助も反発。

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いや、攘夷熱末期症状だからもはや説得は不可。

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では、篤太夫(成一郎は若干怪しいがw)と真田範之助たちのような者の運命を別けたのはいった何であったか?

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一つは「出会い」、つまり運だと思う。円四郎も二人を評して「悪運強い」と評しておりました。

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もう一つも円四郎が言っていましたね。

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「要は一途に国を想っているか」

「真っ当に正直に生きているかどうか」

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多くの攘夷派は本当に「一途に国を思っていたのか」というと、残念ながらそうではない者が多かったのだと思います。
義理、人情、そしてメンツ。

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後ろ指を指されたくない。
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そう考えるとですね。

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既に篤太夫は攘夷熱に対して
「一途に国を想うという抗体」をその身に宿していたと言えるかもしれませんね。

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最後に、改めてこれまでの平岡様のご活躍に御礼を申し上げます。

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今年の平岡様の大活躍で4年前に書いたこの「平岡様の記事」も成仏出来たかと思います。お陰様で3万人近い方に見てもらえました・・・。

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以上、青天を衝けのあらすじと感想第16話「恩人暗殺」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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→青天を衝けのキャスト表

→青天を衝けのあらすじと感想第17話「篤太夫、涙の帰京」

→平岡円四郎と慶喜!その最期が象徴する水戸藩の不幸

→阿部正弘と井伊直弼が「琵琶湖」で関係悪化?

→江戸の大老井伊直弼と京の大老長野主膳

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