軍師官兵衛のあらすじと感想第46話「家康動く」。秀吉の死により豊臣政権は事実上の「集団指導体制」へと移行する。徳川家康と前田利家。この二人が政権の枢要を占める事になるが利家は既に病が重い。そんな中官兵衛はいよいよ最終形態に!?軍師官兵衛のあらすじと感想第46話

軍師官兵衛のあらすじ第46話「家康動く」

秀吉がこの世を去り大老の「徳川家康」と「前田利家」の両名により朝鮮にいた将兵は帰還する。7年にも渡る無益な戦がようやく終わりを告げた。

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軍師官兵衛のあらすじ第46話上巻「対立激化」

長政以下黒田勢も中津城へ戻ってきた。そして朝鮮での武功に対してなんの恩賞もない状況に三成への不満が渦巻いていた。官兵衛は長政を諌め今は争いに巻き込まれてはならないと諭す。




秀頼はまだ幼くそして五大老・五奉行の合議制が長く続くとは思えなかった。しかし、黒田家は一枚岩。再び乱世が訪れようとも結束して長政と官兵衛を支える。家臣一同皆そう決意するのであった。




翌月。
官兵衛と京へ上った長政は家康から小西行長が長政と清正を訴えた事を知らされる。三成の罠だと激昂する長政に対し家康は自分の一存で全てをしきる事はできないが長政らの武功を考えれば取るに足らない事。悪いようにはしないと長政を勇気付ける。




反三成で結束しつつある武将は家康に懐柔されつつあった。

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軍師官兵衛のあらすじ第46話中巻「利家」

慶長四年(1599年)秀吉の遺言に従い秀頼は伏見城から大坂城へ入った。これに伴い後見人の前田利家も大坂城へ入り伏見城には家康が入った。




秀頼を伏見から大坂へ移せば諸大名も大坂へ移る。家康を孤立化させる奉行衆の策だったが事態は急変する。三成による家康暗殺計画があるとして家康が大坂を抜け出したのだ。




これは家康の狂言であった。




反三成派の怒りに火を付けて戦を起そうとしていた。さらに、家康は諸大名との縁組も積極的にすすめ三成らを挑発する。三成は生駒正親を家康糾弾の使者に送るが相手にされず家康に会うことすらできない。




長政、正則ら反三成派との戦いはいよいよ風雲急を告げる。官兵衛はここでの戦を避けたいと考えて利家説得にあたる。細川忠興と利家を尋ねるとそこには三成がおり家康の天下簒奪を吹き込んでいた。




官兵衛はこのまま戦になり四大老全員で家康を攻撃すればあわよくば家康を討ち取れる可能性はあるが、そもそも対抗馬の利家が病重い状態。家康・利家の二人を失えば日本はまた戦乱になると話す。官兵衛の説得が奏効してひとまずは和議がなる。

軍師官兵衛のあらすじ第46話下巻「天下餅」

しかし、既に家康は天下への野心をもはや隠そうとはしなかった。早晩戦は避けられそうになかった。
そんなある日おねは官兵衛に告げる。



「豊臣の天下は秀吉一代限り」



ふと、官兵衛の脳裏に秀吉の言葉がよみがえる。



「なぜ天下を狙わぬ・・・?」



閏3月3日。




三成が最も頼りとしていた利家がこの世を去る。危うく保たれていた均衡がいよいよ崩れる。




この機に乗じて長政、正則、清正は三成を討ち取るべく動く。事態を察知した三成はあろうことが家康の屋敷へ逃走。三成を討つためやってきた長政らは家康の説得で引き上げる。




後日。




家康は長政の騒ぎを詫びにきた官兵衛に、三成は佐和山に蟄居を命じると伝える。
怪訝そうな顔をする官兵衛。



「それでは火種は消えない・・・」



と言う官兵衛に家康は



「命には使い道がある」



と黒田家の家訓の1つを告げる。
そう、三成を「生かす」事で兵を挙げさせ根こそぎ反対勢力を駆逐する算段なのだ。




官兵衛は播磨が「毛利か織田か」と真っ二つに割れた20年前を思いだしていた。しかし・・・黒田はも当時の黒田ではない。官兵衛は善助ら家臣を前に我が道を行くことを宣言。




黒田官兵衛如水とその家臣達は最後の大勝負へと独自の動きを始める!




軍師官兵衛のあらすじ第46話「家康動く」でございます。

軍師官兵衛の感想第46話「家康動く」

今も昔も宮仕えの「辛さ」は変わりませんね。足の引っ張り合いね。小西の奴・・・!そんな中官兵衛はついに「宮仕え」を辞める・・・!?織田がつき羽柴がこねし天下餅すわりしままに食うは・・・。さて、いったい誰が・・・!?

軍師官兵衛の感想第46話「豊臣の天下は一代限り」

三英傑と言えば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の三人。



私は、



織田信長>越えられない壁>家康≧秀吉



だと思うんですよね。




秀吉はひたすらに信長の影を追いかけて家康は信長と秀吉から「学んで」天下を獲る。




信長だけが、



「何もない処」



から、「天下布武」を目指している。これは、オーナー経営者とサラリーマン経営者位の大きな差があると思います。



※関連記事:→岐阜城に登城して気付いた信長の天下布武


サラリーマンが「経営者」になるのって本当に難しいんですよね。あ、肩書だけの「経営者気取り」は沢山いるけどね。




官兵衛も勿論「宮仕え」の身。




つまり、ワタクシタチと同じ「サラリーマン」なワケです。




しかし、その器は「天下人の器」です。



「豊臣の天下は一代限り」



おねの言葉で官兵衛が「目覚めた」のではないかな。




官兵衛がいよいよ最終形態に変身・・・!




天下餅は喰らうは・・・?




以上、軍師官兵衛の感想第46話「家康動く」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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