鎌倉殿の13人のあらすじ感想第39話「穏やかな一日」

鎌倉殿の13人あらすじと感想第39話「穏やかな一日」。穏やか?人が死ななければ「穏やか」なんですかと問いたい!心穏やかではおられませんでした。実朝よ、そうであったのか。おばばの言葉を思い出して欲しい。鎌倉殿の13人第39話。

鎌倉殿の13人あらすじ第39話「穏やかな一日」

大海の
磯もとどろに
寄する波
破れて砕けて
避けてちるかも

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義時の館

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「今日は用事が詰まっているので遅くなる」
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義時はのえにそう告げると御所へと向かう。のえは義時を見送るまでは子供を抱いていたが、義時が門をくぐり出て行くと侍女へさっさと渡す。
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[char no=”1″ char=”大河姫”]義時の前では良妻賢母を演出しとるのな。[/char]


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承元2年(1209年)~建暦元年(1211年)までを1日で描きます。
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→鎌倉殿の13人キャスト表

鎌倉殿の13人あらすじ第39話上巻「和歌」

鎌倉御所

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天然痘を患い臥せっていた実朝が復帰する。
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この日、政子と義時が快気祝いに御所を訪れていた。
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「心配をかけた」
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実朝は顔の痣を気にしていたが、いたって元気そうである。
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「今だから申せますが、万が一の事も考えておりました」
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義時の言葉に実朝が応じる。
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「万が一の時、次の鎌倉殿は誰に?」
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「善哉様にございます」

「善哉様は鎌倉殿と親子の契りを交しております」
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「そうか、善哉には悪い事したな(笑)」
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実朝は軽口を叩ける位に元気である。臥せっている間は政子が政務をみるため、色々と学んでいたがそれは必要無くなった。
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「学んで損しちゃった」

「母上、本日より私が政をみます」
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挨拶を終えると義時は政子を尼御所へ送る。
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「政は私がみます、鎌倉殿にはそれを見守って頂く」

「当面はそれが良さそうね」
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当面は。
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義時は政子から目をそらす。
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「・・・?まさかずっと?」
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「兄上(宗時)は北条がこの鎌倉の頂に立つことを望んでおられた」

「私がそれを果たします」
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相変わらず政所では諸国からの訴状が届いているが、義時中心に裁いている。この日もかねてから揉め続けている三善康信が地頭を務める大田庄の件が吟味される。
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実朝も当然その場におり、何事か意見を言おうとするが・・・。
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「高野山の言い分が筋が通っている」

「これでよろしいですな?」
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実朝は頷く以外になかった。
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「儂はいてもいなくても同じではないか・・・?」
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「そんな事はありません!」
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少々塞ぎ込み気味の実朝を太郎が元気づける。
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実朝は嬉しそうに頷き、一首和歌を太郎に渡す。
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「これを、返歌を楽しみにしている」
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太郎は戸惑う。実朝は和歌で返答を求めてきたのだが、和歌などほとんど詠んだ事がない。
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同じころ、政所では義時が大江広元と今後の政治体制について話し合っていた。
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「守護は交代で担う」

「なるほど、では国司も」

「国司はそのまま」

「・・・北条が目立ってしまいますが・・・」
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広元は少し心配な様子だが、義時には自信があるようだ。
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義時の館

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「辛気臭いのよね・・・」
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館ではのえが夫の義時、さらには太郎への不満を太郎の妻はつに漏らしていた。
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義時は事実上鎌倉の政を取り仕切ってはいるが「執権」を名乗っていない。のえはこれにも不満がある。
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「欲を持ってはいけないの?」

「私なんか欲が服着ている感じだけど」
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「太郎は少し違います」

「あの人なりに悩みも」
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「え?それは」
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「いえ、やっぱり止めておきます」
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そこに、義時の子、太郎の異母弟朝時が兄太郎を求めて現れる。
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「こちらには来ていませんよ?」
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朝時は無造作に茶菓子を掴み食べながら出て行く。
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のえは朝時が気に入らない。
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「品のない人は大っ嫌い」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]同族嫌悪・・・w母は比奈で品があったんだけどね。[/char]

鎌倉御所

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後鳥羽院の意を受けて、源仲章が再び実朝の教育係として鎌倉へ下向する。
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義時はよろしく頼みますと挨拶を返す。
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「お父上の事お辛かったでしょうな」

「私は貴方の味方です」
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義時にそう耳打ちすると、実朝の元へ向かう。
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実朝は三善康信と和歌の稽古をしていた。
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仲章は和歌の大家藤原定家から託された、実朝の和歌の講評を持参していた。
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「最後を逆にされた方が良いと」
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仲章の言葉に康信が蒼ざめる。実朝は康信の心中を察して黙っているように促すガ・・・
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「申し訳ございませぬ!」

「鎌倉殿は最初は逆に・・・」
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そう、康信が直してしまった結果逆になっていたのだ。仲章は不愉快そう康信に余計な事はするなと告げる。
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落ち込む康信に実朝は声をかける。
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「和歌の楽しさを教えてくれたのは其方だ」
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鎌倉殿の13人あらすじ第39話中巻「御家人達」

鎌倉御所

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千世が実朝と貝合わせをしようとやってくる。
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実朝は御所表までやって来た千世に少し戸惑い気味である。
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「少々疲れておる・・・」

「貝合わせではございませぬか?」

「座っているだけですよ?」
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貝合わせ。
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疲れるものではない。
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「そうだな、一度だけだぞ(笑)」

「(笑笑)」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]千世嬉しそう![/char]

千世は心底嬉しそうな表情をするが・・・。
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「羽林!遊びに来てしまいました!」
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やってきたのは和田義盛であった。
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千世も一緒である事に気付き一瞬遠慮するが、実朝に促されそのまま話し続ける。千世は貝合わせを少し淋しそうに一人黙々とするしかなかった。
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[char no=”1″ char=”大河姫”]・・・和田殿に空気を読む力は無いな。[/char]

暫くすると部屋から出て行ってしまう。
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義盛は実朝と二人となると、本題を切り出す。
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「上総介?」

「御家人が五月蠅いんでですよ!(苦笑)」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]気付いたら、千世がいないのね。[/char]

義盛は御家人に人気がある。そして、その御家人達が皆、義盛に上総介に任官して欲しいと請われているというのだ。
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「分かった、なんとかしよう(笑)」

「ありがとうございます!」
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義盛は破顔して喜ぶ。そこに、実衣がやってくる。
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「席を外しなさい」
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「また来ます!」
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義盛は上機嫌で帰る。
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実衣は実朝と二人になると、
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「身の回りの世話をする女御を決める」
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と切り出す。
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ようは側室を持たそうとしているのだ。実朝もその意図はすぐに察する。実朝と千世は表向き仲睦まじい様子だが、未だに子供が出来ていなかった。
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二人は未だに寝室は別にしていることを実衣は掴んでいた。既に政子にも「側室」を持つことを視野に入れるべきと相談していた。
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「どのような女子がお好みで?」
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「声がデカい女子が良いぞ!」

「声がデカい女子は情が深いんだ!」
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和田義盛である。
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実衣は苦々し気に義盛を追い払う。
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「声の大きな女子で」
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実朝は好みを伝える。
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早速、とある女子が実朝の元へ挨拶にやってくる。
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「・・・私は其方を側室にするつもりはない・・・」
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「失礼致します」
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「いや、戻っては貴方の立場もあるだろう」

「何か困った事はないか?」
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「実は・・・」
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その女子は「嫁にしてやる」と言って捨てられたと、とある男に酷い目に合わされた話を滔々と語る。
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その男とは・・・北条朝時、太郎の弟であった。この件は父義時も知るところとなり、朝時は助けを求めるが、義時は冷たく突き放すことになる。
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尼御所

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実朝はまず、母政子を訪ねた。
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「上総介に推挙したいと思うのですが!」

「・・・和田殿の事は私も好きよ。でも・・・」
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政はもっと深淵なものである。政子は暗に実朝の申し出を否定する。
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実朝は残念そうに出て行くのであった。
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入れ違いに八田知家がやってくる。政子が大工仕事を頼んでいたのだ。
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「こんな感じで如何でしょうか?」

「流石!仕事が早い!」
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政子は無邪気に喜ぶ。
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しかし。
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「ちょっと宜しいでしょうか?」
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「・・・?」
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「北条殿の事を御家人は苦々しく思っております」

「小四郎殿は相模守」

「五朗殿は武蔵守」

「北条でなければ国司にはなれぬのか?」
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いつも寡黙な知家の言葉ということもあり、政子は小四郎にも相談する。
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「それでもやるしかないのです」

「北条に歯向かう者を出さぬため」
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「小四郎、父上と母上を救ってくれたこと感謝してます」
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「いっそ殺しておけば皆恐れおののきひれ伏した」

「私の甘さです(笑)」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]雰囲気、また悪くなった・・・。[/char]

政子は小四郎の変わりように不安気にその背中を見つめていた。
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小四郎はそのまま息子太郎の元へ向かう。
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「父上?」

「太郎、いささか疲れた」
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義時は太郎の後ろで横になる。太郎は急いで実朝から渡された和歌を隠す。最近はいつも「返歌」について悩んでいたのだ。
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「伊豆の父上(時政)の所へ何か持って行ってやれ」

「はい」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]まだ、時政への想いは残っているな。[/char]

義時は庭に控えていた鶴丸を見て思いついたように話す。
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「いつまでも鶴丸では具合が悪い」

「諱を付けてやろう」
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平
盛
綱

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平家ゆかりの者が鎌倉にいる。これはすなわち源氏の世が安泰となった証。
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盛綱とは、太郎の命綱であって欲しいという想いを込めた名である。
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「なら!いっそ御家人にして欲しい!」
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鶴丸、改め盛綱の言葉に太郎は、
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「調子に乗るな」
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と、窘めるが、義時の反応は違った。
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「鎌倉殿に頼んでみよう」
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この日、夕刻に鎌倉殿の前で弓の腕前を披露する場がある。そこに紛れ込み活躍するようにと命じるのであった。
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鎌倉御所

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鎌倉御所では和田義盛が義時と大江広元に食ってかかっていた。
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「上総介の件は忘れて欲しい」

「直接鎌倉殿に頼むのもこれっきりに」
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「なんで?羽林は良いっていったぜ?」
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「その呼び方も禁止」
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「話はここまで」
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「変わっちまったよな!鎌倉もお前も!」
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義盛は苛立ち気に立ち去る。
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「絵にかいたような坂東武者」
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広元は義盛を評する。
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「随分少なくなった」
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義時は思う。
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「そして、いずれはいなくなる」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]広元はいったい何処を、何を見ているんだろう。[/char]

広元は立ち去った義盛のいた場所を見据え続ける。
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「和田殿は御家人に人気があります」

「慎重にかからねばなりませんな」

「和田には三浦がついています」
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「俺の噂をしていたな?」
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義村がやってきたのだ。
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鎌倉殿の快癒と聞いて、善哉(頼家の子、実朝の甥)が母のつつじと見舞いにやってきたのだ。
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善哉は政子の案内で御所の庭で実朝と蹴鞠をする。
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「頼家の分まで幸せになって欲しい」

「いつでも御所へ連れてきなさい(微笑)」
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一方、義村は義時と政の話をしていた。
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「平六、俺はこの鎌倉を変えるぞ」

「まず、守護の任期を2年として、御家人の力を削ぐ」
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「言っておくが、俺も相模の守護だぜ」
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「だから、真っ先に賛成して欲しいんだ」

「誰も何も言えなくなる」
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「分かった(笑)」
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「頼むぞ」
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鎌倉殿の13人あらすじ第39話下巻「悲恋」

鎌倉御所

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御所では鎌倉殿実朝の前で弓の腕前を御家人達が東西に別れて競い合っていた。
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「次、北条泰時!」
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行事役でもある二階堂行家の呼び出して太郎が前に出る。
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その弓は見事に的を射貫いていた。実朝も後ろで大いに喜んでいた。
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次の長沼宗政が外したため、次の御家人が射貫けば太郎達の勝ちである。
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「次、平盛綱!」
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鶴丸改め、平盛綱である。
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「おお!」
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御家人達が湧く。
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見事に射貫いたのだ!
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太郎と盛綱は抱き合って喜ぶのだが・・・。その様子を実朝が複雑な表情で見ていた。
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義時は催しが終わると、実朝と奥で話しをする。
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「平盛綱というのは誰だ?」
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「あれは長く北条に仕えている者です」

「御家人にしてやりたいと考えております」
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「ならぬ!!」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]なるほど、そういう事か・・・[/char]

実朝は自身の声の大きさに戸惑う。
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自らを落ち着かせるように、ゆっくりと続ける。
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「和田義盛の上総介を却下しこれを認めるのは筋が通らない」

「言葉が強くなったのは済まなかった」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]義時も戸惑ったよね。多分。[/char]

「鎌倉殿の言う通りにございます」

「忘れて下さい」

「・・・鎌倉殿に私は必要ないようですな」

「伊豆へ帰らせてもらいます」
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「私が間違えていた」

「その者を御家人に」
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[char no=”1″ char=”大河姫”]パワハラ・・・[/char]

「鎌倉殿が一度口にされた事を取り消しては」

「私のやる事に口を挟まれぬこと」

「鎌倉殿は見守ってくれれば良い」
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「どうすれば良い?」
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「改めて褒美を下さい」

「その褒美を盛綱へ譲ります」
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実朝は時政の謀反を未然に防いだ褒美を義時に与える。
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実朝が庭へ出ると、そこには五朗がまだいた。少し前まで善哉達と蹴鞠を一緒にしていたのだ。
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「頼家様を思い出しておりました」

「・・・私は兄上とはあまり話をしたことがなかった」
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五朗は頼家との思い出を話始める。
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淋しい人であったこと、いつも近くにいながら力になれなかったことを悔いているとも。
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「・・・心を開ける方がおりますか?」
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その夜。
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「皆が跡継ぎが出来ぬこと心配しております」
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千世は、自分に遠慮することなく側室を持って欲しいと頼む。
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「貴女は上皇様の従妹」
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「それが一番辛ろうござます・・・」
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「初めて、人に打ち明ける」

「私には世継ぎをつくる事が出来ないのだ」

「貴女の責任ではない」

「私はどうしてもそういう気持ちになれない」

「済まなく思う」
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「ずっとおひとりで悩んでいらしたのですね」

「話して下さり嬉しゅうございました」
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「私には応えてやる事が出来ない」
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「それでも構いませぬ(涙)」
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実朝ははじめて心を開ける相手に出会ったと感じていた。
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義時の館

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太郎は実朝から和歌を託されたからというもの頭を抱え続けていた。
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そこに、仲章が通りかかる。
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「お?それは恋の歌ですな?」
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春霞
たつたの山の
桜花
おぼつかなきを
知る人のなさ

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「いったい誰の?」

「あ、いや、失礼します」
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鎌倉御所

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「鎌倉殿は間違えておられます(緊迫)」

「これは恋の歌では?」
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「そうだな、間違えてしまった」
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太郎から自身の和歌を受け取ると、改めて渡す。
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「これを」
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太郎にはその実朝の様子は少し無理をしているように見えた。
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大海の
磯もとどろに
寄する波
破れて砕けて
避けてちるかも

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「これを」
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太郎は和歌を受け取り館へ戻ると、珍しく思いっきり酒を飲むのであった。
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和田の館

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「小四郎の奴、やりたい放題だ!!」

「確かに」
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上総介の件、御家人の守護任期制、いずれも御家人の力を削ぐものである。和田義盛、そして、三浦義村もまた思うところがある様子だ。
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「俺たち古株御家人を蔑ろにしたら痛い目に合うと思い知らせてやろうぜ!」
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巴は心配そうである。
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鎌倉御所

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「行って参ります」
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建暦元年(1211年)9月22日、出家して公暁と名を変えた善哉が京へと出発する。
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公暁が戻って来た時、鎌倉最大の悲劇が幕を明ける。

鎌倉殿の13人感想第39話「穏やかな一日」

鎌倉殿の13人感想第39話「穏やかな一日」。穏やか・・・ねぇ?
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確かに誰も死ななかったけど、穏やかではないと思うぞ。
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すっかり変わってしまった義時。今日、はっきり変わった。
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多分ね・・・運慶にまた会ったら言われると思う。
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「救いがなくなったな」
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迷わなくなっているから。政子もその変化を感じていると思うし、あの平六だって。
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でも、その殺伐とした雰囲気の中で若夫婦がね・・・(涙)
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実朝と千世夫婦が互いを思いやっている感じが最高でした。実朝はもう独りじゃなくなったね。

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鎌倉殿の13人の感想第39話「和歌に託す」

今回の放送を見ている時に、ちょっと「?」となった場面がありました。
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太郎が的を射貫いた時には嬉しそうだった実朝。その後、鶴丸改め盛綱が的を射貫いて大喜びする二人を戸惑うようにみつめる実朝。
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私は鈍感なようです。
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まったく気付きませんでした。
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実朝の想い人は太郎だったんですね。
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冒頭、実朝が太郎に和歌を渡す場面。
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春霞
たつたの山の
桜花
おぼつかなきを
知る人のなさ

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改めてその場面を見返しすと感じます。
実朝の嬉しそうな、照れ臭そうな、
でも何かを期待するような表情。
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恋する乙女でした。
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因みに、この時の
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おばばの言葉の意味は政治的な悩みだと思っていたんですけど、多分こっちの事だったと思います。
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実朝は当時一流の教養を得ていたと思うのですよね。勿論、男色というものがあることも知っていたと思う。
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太郎もそうである可能性も微レ存かもしれないが、ある。
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その期待と不安と恋しているwktkが、後で分かると切なくなりますよね。
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太郎が実朝の意図を察して、
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「間違えておられます」
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と、歌を返しに来た場面。
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この時の二人の、いや、特に太郎から溢れ出る緊張感。
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太郎の間違えては実朝の意図を察した上での言葉でもあったと思う。
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実朝は自身の恋が破れれたことを知った。
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でも、不思議と全く取り乱さない。
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「そうだな、間違えてしまったな」
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この言葉には太郎に余計な気遣いをさせまいとする実朝の優しさが見えて余計に辛かった。

鎌倉殿の13人の感想第39話「戸惑う」

実朝が太郎の言葉に全く取り乱さなかったのは一度、予行演習があったから。
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太郎と鶴丸改め盛綱との抱擁を見て動揺。
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事情を知らない義時が、
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「盛綱を御家人に」
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と言い出したモノだから益々混乱。
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義時の申し出を思いっきり拒絶。
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でも、すぐに冷静になるのも実朝。
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義時の言う通りにしたのは「負い目」があったからだと思う。
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政よりも自身の感情を優先したことに。
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この時、義時も若干戸惑ったと思う。いつもの実朝らしくない。
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流石の義時も実朝の想い人が太郎で盛綱に嫉妬したとまでは思わないですからね。
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「和田をそこまで・・・?」
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義時の心の実朝への警戒心が生じたのではないかと心配になりますね。

鎌倉殿の13人の感想第39話「パワハラ黒義時」


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パワハラはね。
必ず上司から部下に・・・というものではないのですよ。
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同僚又は部下による行為で、当該行為を行う者が業務上必要な知識や豊富な経験を有しており、当該者の協力を得なければ業務の円滑な遂行を行うことが困難であるもの

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完全に義時の行為はパワハラです。
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義時は変わったと思う。
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甘さは迷いであり、迷いは救いだったのに。
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時政の時には確かに迷いがあった。
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でも、その後迷いが消えつつあるように思います。
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「北条に逆らう者が出ないように」
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さらりとその言葉を聞いた時に、政子は違和感覚えたと思う。その違和感は多分私が感じたものと同じな気がします。

鎌倉殿の13人の感想第39話「共に歩く相方」

「・・・心を開ける方がおりますか?」
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五朗はもしかすると「自分自身」がそうなりたいと伝えたかったのかなとも感じます。
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実朝の恋は破れた。
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そして、同時に千世の恋も破れたと思う。
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でも、この二人は男女の枠を超えた伴侶になれると思うんですよね。
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少なくとも実朝は残りの人生を「孤独」に生きるのではない。それが分かったのは救いでもありました。
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以上、鎌倉殿の13人あらすじと感想第39話「穏やかな一日」でございます。
大河姫

今宵は此処までに致します。

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→鎌倉殿の13人キャスト表

→鎌倉殿の13人あらすじ感想第40話「罠と罠」

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