翔ぶが如くのあらすじと感想第33話「いけにえの牛」。明治4年(1871年)7月。西郷・大久保が最期の大仕事と覚悟を決めて挑んだ廃藩置県は大きな混乱もなく拍子抜けするほどにあっけないものだった。政府はこれを機に太政官制度を一新し新しい体制を構築するが・・・。翔ぶが如くのあらすじと感想第33話

翔ぶが如くのあらすじ第33話「いけにえの牛」

明治4年8月。廃藩置県から半月ほどを経過したが、西郷や大久保が懸念した混乱は起きていなかった。そして、西郷従道は大久保の屋敷へ現状の報告に向かう。

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翔ぶが如くのあらすじ第33話上巻「過去からの使者」

従道は新妻の清を伴い出かけようとしていた。清は従道と出かけるのが恥ずかしいようだ。



「薩摩では亭主と出かけるなんてありもはん」

「いや、海外ではない事もレディーファーストで夫婦で出かける」

「じゃっとん・・・」

「清、おいと二人の時は良いが外では奥に言葉はいかん」

「ないごてなぁ?」

「東京の人間はお国言葉を馬鹿にする悪い癖がある」

「わかりました」



清が東京の言葉で返事をするのに嬉しそうに頷く従道。



「そいじゃいこかい!」

「(笑)」

「・・・?・・・!では行きましょうか(苦笑)」



従道の薩摩言葉にくすりと笑う清を見て苦笑しながら標準語で言い直す従道であった。




大久保と会った従道は吉之助の様子や今後について話をする。



「吉之助さぁはそげん言っておりもしたか?」

「はい、兄さぁはどうも静かなもんじゃと・・・」



命懸の最期の仕事だと思っていた二人は拍子抜けしていた。しかし、一方でまだ安心するのは早いということも分かっていた。



「今は何が起きたのか分かっておらんだけかもれもはん」

「はい、もし火が上がるなら・・・それは鹿児島かもしれない」



鹿児島では糸と満寿が茫然としていた。



「藩を無くす」



詳しい事は分からないが、これがとんでもない出来事でありそして、当然久光の怒りが凄まじい事は分かる。



「また、島送りかもしれもはん・・・」



糸はこれは間違いなく自分達の亭主がしでかした事でありまた、罰を受けると塞ぎ込む。



「大久保さぁは始めてじゃっとん・・・」

「うちの旦那さぁは三度目で命がないかも・・・」



そんな会話が交わされているとは知らない西郷の元には村田新八が訪ねて来ていた。勿論、廃藩置県に関しての話である。



「吉之助さぁ!おいを薩摩へ行かせてくれもはんか?」

「それはならん!!」



村田新八は川口雪篷からの手紙に久光の怒りが凄まじく花火を上げまくっていた事なども話す。廃藩置県は国の為であり、けっして久光を裏切った訳ではないのだと、申し開きをしたいと話すが西郷は許さなかった。
そして。





「新八どんは宮中に入ってほしか」

「は・・・?おいに帝の御側に?」

「そいじゃ、そして相撲を取ってほしい」



話が呑み込めない村田に西郷が説明する。これからの帝は今迄の帝のように女官に囲まれお歯黒で和歌を詠んでいれば良いという訳にはいかない。相撲をして投げ飛ばされ痛みを知り、馬にも乗って欲しい。




そこへ、客人がやって来た下男の熊吉が声をかける。



「山県様とお連れ様でございもす」



山県は現在兵部卿である。西郷は着流しだけでは申し訳ないと着替えようとするが・・・。



「西郷さん!今日は私用であればどうぞそのまま‥‥!」

「おお!山県どん、おいは汗かきなもで家ではいつもこげんでございもす」



山県が連れて来た男は山城屋和助という。長州出身の商人であり、元は奇兵隊におり山県とは懇意にしている。



「西郷さん、今後軍服も必要になると思いますが・・・」



山県は軍制を改めればこれからは新しい軍服も必要になるはずで、その調達をこの山城屋和助に任せたいと相談に来たのだ。西郷と村田は先々まで目端が利く二人に関心するのであった。




数日後。




桐野利秋は西郷の指示で新し軍服を仕立てに山城屋の店に来ていた。



「桐野様は軍服姿がお似合いです」

「うん、おいもそう思う・・・!」



中々男前に着こなす自分にも少々驚く桐野であった。桐野は「アイスクリーム」を家主の芦名千絵と十蔵のために購入すると真新しい軍装のまま家へ戻る。



「十蔵!今帰った!お土産があるぞ!」

「あ?これは桐野様!」

「おお!十蔵!これはアイスクリームと言って」



その時。



「兄の仇!」



千絵が短刀を携え桐野に突進してくる。桐野はそれをあっさりとかわすと短刀をまず手から奪い取り、暫く千絵を借りると言うと、そのまま西郷の元へと連れて行くのであった。




西郷は軍装の桐野と千絵を見ると大層喜ぶ。



「良く似合っておる!そしてお似合いじゃ!」

「いや、こいはそうではございもはん」

「ん??」



部屋へと通された二人から事のいきさつを聞く。桐野はかつて上野戦争の前に千絵の兄と斬っていた。重傷を負った千絵の兄を医師の元まで連れて行き、そして維新後もその男の素性を調べていたのだ。そして、それが千絵の兄だと分かると十蔵に話し、千絵に伝えさせたのだ。



「そいは本当に難儀な事でございもした・・・」



西郷は千絵に頭を下げる。桐野は薩摩兵児であり、仇討は受けて立つつもりではあるが、勝手に受ける訳にはいかないと西郷に許可を求めて来た。




千絵は改めて桐野は余計な事をしたと言う。桐野が兄の仇と分かった以上、武家の娘である自分は仇討をしなければならないと。



「千絵さぁ、桐野の命を暫くおいに預けてくれもはんか?」



西郷は桐野は薩摩兵児であり逃げも隠れもしないが、暫く待って欲しい、そしてその間は自身の屋敷に住んで欲しいと話す。



「千絵さんが出て行く必要は・・・!」

「桐野!黙っておれ!お前は千絵さぁの気持ちが分かっちょらん!」


西郷は兄との想い出が沢山ある屋敷にいては、返って思いだしてしまうだろうと話すのであった。

翔ぶが如くのあらすじ第33話中巻「命懸の宴」

矢崎八郎太は師である江藤新平にとある料亭に呼び出されていた。そこには同じ佐賀県出身の大隈重信がいた。



「こちらお持ち致しました」

「おお、すまないな!」



江藤は英語を得意にしている矢崎に洋書の翻訳を頼んでいたのだ。大隈は現在参議となっており、江藤とは同郷のよしみでよく会っていた。



「君、出身は?」

「熊本です!」

「・・・熊本?佐賀ではないんか」



矢崎が熊本出身と言うと大隈は冷たい眼をする。



「いつも佐賀人で日本を変えるといっておるのに八方美人はいかん!」



大隈は佐賀人ではない人間を書生にしている事に不満気だ。



「俺は君(大隈)のように英語が出来ないからな」

「使える人間には働いてもらう事にしている」



「まあ、良い、俺は洋行へ行くぞ!」



大隈は今度計画されている「洋行」に自身も参加して、幕府が結んだ不平等条約を自分の力で必ずやり遂げると力を込める。




また、同じ参議でも薩長の「参議」は確かに御維新では貢献があったかもしれないが、もはや老いており、これからは自分達の時代だと息巻く。




その気合いの入りようや野心に矢崎は置いて行かれる焦りを感じる。翌日、矢崎大胆な行動に出る。



「君と会った事が・・・?」

「はい!江藤先生と一緒に暴動の件を報告に上がった時に」

「ああ!そうか!で、江藤先生の要件とは?」

「・・・申し訳ありません・・・」



矢崎は江藤の名前を出さなければ従道に会う事が出来ないと考えての事と謝罪する。自分を今度の洋行の随員に参加できるように口添えを頼みに来たのだ。また、自分は英語を得意としており必ず役に立つと。



「そいなら、兄さぁにお頼み申し上げた方が良いのでは?」



一緒にいた妻の清は参議でもある西郷隆盛に頼んだらどうかと従道に話す。



「分かりもした、兄さぁに紹介状を書きましょう」



矢崎は喜んで紹介状を手に西郷の家へと向かう。そこで、西郷家に住むようになっていた千絵と思わぬ再会をする。



「君は?いったい何故こんなところに?どれ程心配したか!」

「心配?何を??コネリー先生にちゃんちお伝えしました」

「言付けだけなど」

「はぁ?なら助けて頂きありがとうございますと千回手を着けと?」



二人がいちゃつく・・・もとい、言い争っているその時。



「おい!そこのおこじょに無礼を働けば・・・斬る」

「!?」



現れたのは桐野利秋であった。



「ま!待って!この人は私の命恩人です」



どうやら矢崎は千絵に命を救われたようだ。
その頃、大久保はポリス隊の川路を呼び出していた。



「今度、宴が行われるが、不測の事態に備え西郷参議を護衛せよ」



薩摩から大山格之助や有村俊斎は改め海江田信義がやって来る事になっていた。大久保はその日、英国公使館で開かれるパーティーに参加しなければならず大山達と会う事は出来ない。



「私がいなければ彼らの矛先は西郷隆盛1人に集中する」



上京の目的は「旧交を温める」といった生易しいものではない。間違いなく「廃藩置県」に関しての突き上げがある。また、酒の勢いで刃傷沙汰になる可能性も捨てきれず、西郷にもしもの事があっては日本の危機。



「西郷の護る事は日本を守る事」



川路は大久保に厳命される。




程なく、中村屋という料亭で上京した大山や有村と「御親兵」として先に上京した者達の会合が開かれる。この頃の「薩摩人同士」の宴会は命懸と言われていた。




ただでさえ激しやすい海江田は吉井幸輔など上京組のやり方、さらに、此の場に出席しない大久保を糾弾する。両者酒も入り今にも斬り合いになりそうな雰囲気である。




西郷は一座の中央で腕組みし何も語らない。



「精忠組の宴より英国との宴!?」

「大久保さぁは薩摩兵児ではなか!政府の役人じゃ!」



大山が冷静に突っ込む。



「俊斎、お前も政府の役人じゃ」



大山は海江田のアホとは違う。海江田を押しのけ西郷の前に進み出る。



「おいたちは結成当初からの精忠組の仲間じゃ」

「はい」

「政府の役人ではなく、精忠組志士の吉之助さぁに尋ねる」

「分かりもした」

「廃藩置県は吉之助さぁの本意でござもすか?」

「はい」

「・・・おいは大久保さぁ達に上手く利用されたよいに思えてなりもはん」

「断じてそのような事はありもはん」



大山は「廃藩置県」の必要性を理解はしていた。今必要なのは「藩閥」を無くすこと、そしてそれはかつて西郷が薩摩で為したことでもある。



「廃藩は君命に背いたものではなかでごわすか」



「如何にも・・・久光公のご希望添えんかった事は断腸の思いごわす・・・」



「そうじゃ!久光公に御親兵を出させて・・・」



「俊斎は黙っとれ!!!!」



「君命は命より重いというのが薩摩の気風」

「おいは、かつて君命で同志の有馬新七どんを寺田屋で斬った」



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「有馬新七どんも新しか世の中が来ると信じておりもした」

「だからこそ藩を挙げて幕府を倒した」

「その首領じゃった吉之助さぁが藩を無くしご藩主を廃すとは・・・」

「薩摩武士として生きてきたおいたちにこれから・・・」

「どげな生き方がごわんそかい!」

「おいは今、ご藩主に代わる鹿児島知藩事をやれと言われとる」

「これをやるか否かはおまえさん次第じゃ」

「決めてくいやえ・・・吉之助さぁ」



「お頼み申します、大山さぁ意外に任せられる人がおりもんそか」



「そいは精忠組同志としての言葉か?」



「はい」



「今一度確認する・・・久光公が認められんという時は・・・」

「例え政府命令でも薩摩武士としての生き方を貫き申す」

「それは承知しとってたもんせ」



「分かりもした」



「そいでは・・・おいの盃を受けてくいやえ」



「受けもんそ」



大山は西郷の言葉に初めて笑顔を向ける。
しかし。



「吉之助さぁ、大山さぁの言葉にもっとはっきり答えてもらおうかい」

「俊斎もうよか、吉之助さぁの言葉はおいの胸に落ちもした」

「そげな事で済む問題じゃなか!」

「俊斎!もうよか!」



吉之助は大山に注がれた酒を飲み干す。下戸の西郷はもう苦しそうだが・・・。大山の言葉に一触即発の雰囲気は少々和らぐ。芸者たちが気を取り直して・・・



「さあ!旦那様話も落ち着いた処で」

「じゃかしか!!!男芸者は引っ込んどけ」

「あーれー」



それに血の気早い篠原が反応する。



「チェスト-!」

「なんじゃわいは?話でも喧嘩でもかかってきやんせ!」

「おらぁ!」

「ぐわ!」



結局座は大混乱となる。大山は楽しげに・・・いや少し淋しそうに笑っていた。西郷はついに酔いつぶれる。




頃合いとばかりに桐野利秋たちは西郷を抱えて店の外へ出す。




川路は手配していたポリス隊と共に西郷を大八車に乗せて運んで行くのであった。

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翔ぶが如くのあらすじ第33話下巻「いけにえの牛」

西郷は自宅へ戻ると昼過ぎまで寝込んでしまう。西郷邸で働くようになっていた千絵が介抱していた。



「う・・・」

「あ?お目覚めですね・・・!」

「ああ、千絵さぁ・・・」



千絵は西郷に二日酔いによく効く梅湯を西郷に進める。



「ああ!酸っぱかぁ・・・」



「昨日はどうさたのですが?まるで牛のようでございました」



「牛でございもすか・・・」



西郷は千絵の言葉にかつて篤姫と出会った時の事を思い出していた。



※関連記事:→翔ぶが如く第3話「運命の女たち」


「昨日お辛そうだったのはお酒のせいだけではないように見えました」



「おいは何か寝言でも言っておりもしたか?」



「質問しているのは私ですよ?(笑)」



「はは、そうでございもすな・・・」



西郷はかつて千絵のように自分を「牛のようだ」と評したお方がいたと話す。そして、そのお人もまた、千絵と同じように時代の波に翻弄されいたと。



「おいは新しい世を創ろうと奔走しもしたが・・・」

「いずれ、天はこの新しい世の為にいけにえの牛を煮るように命じる気がしもす」



「それが貴方様だというのですか・・・?」



「はい」



西郷は自分の運命をこの日悟ったように感じたのである。




以上、翔ぶが如くのあらすじ第33話「いけにえの牛」でございます。

翔ぶが如くの感想33話「いけにえの牛」

大河ドラマ翔ぶが如くの感想33話「いけにえの牛」です。「命懸の宴」は見応えがありました・・・。この「いけにえの牛」は西郷が過去と向き合う回だったと思います。冒頭の千絵の件、そして薩摩からの使者。これはある意味では「過去からの使者」と言えるのではないかと思います。

翔ぶが如くの感想33話「過去からの使者、千絵」

冒頭は桐野利秋と千絵。



「私も武家の娘、兄の仇と分かれば仇を討たねばならない」



千絵の言葉に西郷は感じ入ります。
西郷の、



「それは難儀な事でございもすなぁ」



の言葉に現れています。
そう、「難儀」な事。西郷は千絵の想いがよく分かる一方で桐野利秋がした事は別段咎められる事ではない事をよく分かっています。




簡単言えば、千絵(千絵の兄)も桐野利秋(西郷をたち官軍)も間違っている訳ではない。西郷は千絵の想いに寄り添い、



「時間が欲しい」



と頭を下げる。
それは千絵の「気持ち」「想い」を最も大切にしていからだと思います。




桐野利秋はそこまでは想いが至っていない。




桐野は「仇討を受ける」覚悟があり、そしてその結果命を失っても構わない覚悟があります。そして、仇の自分と顔を合わせるのがツライのであれば、自分が出て行くと。




これは一見千絵の想いに応えているようですが、表層的に表れている千絵の「行動」に応えようとしているだけでなんですよね。ある部分では「自分の為」と言えるかもしれません。




いみじくも「余計な事をした」と千絵が言ったのはそう言う事なんだと思います。




一方で西郷は千絵には「癒し」が必要な事がよく分かっている。その為には「時間」が一番の特効薬である事も。




西郷は千絵を「自分の所為で人生翻弄してしまった人々」の象徴のように思い償いをしようとしているように見えます。そこには篤姫の事もあるのでしょうね。




因みにこの頃はまだ「仇討(敵討)」は公的に認められています。明治6年(1873年)2月に司法卿となった江藤新平により「復讐ヲ嚴禁ス(敵討禁止令)」を発布により公的に禁止されるに致ります。

翔ぶが如くの感想33話「過去からの使者、大山」

廃藩置県は西郷や大久保の懸念した混乱はなく粛々と進みます。しかし、だからといって皆が納得しているかと言えば当然そうではない。その激しい「慟哭」をかつて共に戦った仲間達から突き付けられる。




大山は西郷が理想とする薩摩兵児何だと思います。真っ直ぐで、そして人の気持ちが分かる漢。




因みに、俊斎はアホなのでそれが分からない。



「俊斎は黙っとれ!」



はい、私もそう思います・・・。




大山は西郷から「本心」を聞きたかったんだと思います。そして大山は自分なら西郷の言葉が聞き取れると。



「大久保達に利用されたのではないか?」



西郷はそれは違うと答えます。その言葉は西郷の本心ですね。




そしてもう一つ。



「廃藩は君命に背いたものではなかでごわすか」



西郷は「如何にも・・・」と答えています。




これはある意味ではどちらにも取れる回答なんですよね。




そして、それ程苦しい決断だった。




大山は「廃藩」の必要性を明確なまでではないものの理解している部分もあると思うんですよね。



「苦しかった」



大山が求めていたのは多分これなんだと思います。ただ、論理的に(江藤新平的に)廃藩を断行した訳ではない。自らを切り刻むような想いで廃藩を断行した。




この事を大山は理解したんだと思います。
(俊斎は理解していない)




大山は西郷の根底にあるのは「薩摩藩藩士精忠組西郷吉之助」であると確信したんだと思います。その「薩摩藩藩士精忠組西郷吉之助」だからこそ・・・。これからの西郷は益々自らを切り刻む痛みに耐え続けなければならない。天がいけにえの牛を煮るその日まで・・・。




以上、翔ぶが如くのあらすじと感想第33話「いけにえの牛」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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