西郷どんのあらすじの第22話です。文久2年(1862年)2月。吉之助は約3年振りに薩摩の土を踏む。家族との再会を喜ぶ暇もなく、吉之助は早速鶴丸城へ登城し「国父」久光の御意を得る。一方、精忠組と袂を分かつた有馬新七は造士館の若手藩士の頭目となり不穏な動きを見せているが・・・。大河ドラマ西郷どんあらすじ第22話

西郷どんのあらすじ第22話上巻~不幸な出会い~

吉之助は島から戻ると「大島三右衛門」と名乗る事になる。一応、吉之助は「死んだ」事になっている。幕府からのいらぬ詮議を招かないためだ。



「大島に3年いたから大島三右衛門」



吉之助は新し名前にまだ慣れていないと苦笑する。大島三右衛門は「国父」島津久光に初めて御意を得る。



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ジゴロ

精忠組の溜まり場となっている吉祥院には大山や有村はじめ、精忠組の仲間達が集まり吉之助の帰国祝を催していた。




しかし、座の真中に座る吉之助、そして一蔵の二人は押し黙りとても「帰国祝」の雰囲気ではない。




事情が分からない精忠組の面々は戸惑うばかりである。
そこへ、



「吉之助さぁ!」

「有馬さぁ!」

「吉之助さぁ!早速国父様とぶつかったそうじゃのwww」



有馬新七は自身が教授を務める造士館の門弟を引き連れ吉祥院へやって来る。有馬は吉之助が久光とぶつかった事が痛快でならないようだ。



「国父様は自分の事がわかっちょらん」



吉之助は斉彬の意思を継いで「卒兵上京」を画策する久光、そしてその側近に冷水を浴びせたのだ。斉彬と久光では器が違い過ぎる。




そもそも、江戸生れの江戸育ちで諸国に英傑と知られ、朝廷にも顔が効き、幕府中枢を担う越前や水戸など同志も多くあった薩摩藩主の斉彬。方や薩摩を出でた事もなく、さらに藩主でも、前藩主でもない上に、無位無官無名の久光。



「久光が上京したとてそれに続く藩があるのか?」



吉之助は久光に対して、



「薩摩を一歩出ればただのジゴロ(田舎者)」



と、宣ったのだ。
久光は怒りで顔を真っ赤にしていたが、吉之助が言う事はいちいち最もでもある。吉之助は相手が誰であっても自分のやり方でしか仕える事は出来ないと答えるが、吉之助を召喚し、上京焚きつけて来た一蔵としては立場がない。



「精忠組は藩の言いなり腰抜けじゃ!」

「吉之助さぁ!おいと一緒に来い!」



精忠組と袂を分かった有馬の誘いに一蔵が釘を刺す。



「脱藩して京で騒ぎを起こすつもりでございもすか?」



有馬は造士館の過激攘夷論の事実上の頭目になっていたのだ。一触即発の精忠組と造士館の面々に驚く吉之助。



「今は国内で争っている場合ではなかど!」



しかし、有馬は「改革には血が流れるは必定」とばかりに、吉之助とも同じ道は歩めないと踵を返す。




大河ドラマ西郷どんのあらすじ第22話はまだまだ続きもす。久光の「卒兵上京」は止められない。

西郷どんのあらすじ第22話中巻~京へ~

久光は吉之助の諫言を聞き入れる事なく、上洛軍を発する事になる。久光の狙いは「公武合体」である。上洛軍の藩士は他藩との交わりを厳しく制限。しかし、時代の流れは「より過激な方へ」と流れていた。

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下関

「軽挙妄動は厳に慎め」

「はは・・・」

「下関で本隊の到着を待て」



薩軍の上洛は止められない。
吉之助は久光の命で村田新八と共に先行して諸藩の動向を探るように命じられる。下関へ到着すると、尊皇の豪商として知られた白石正一郎邸を尋ねる。そこには福岡藩の平野国臣など「尊王の志士」が集まっていた。



「倒幕?!」



白石邸で得た情報によれば、久光の上洛に呼応し、長州藩の過激攘夷派などが次々と入洛していると言う。吉之助は「倒幕」という言葉が公然と語られることにも驚くが、このまま薩軍が入洛となれば、過激派に巻き込まれ否が応でもでも薩軍が巻き込まれ日本が割れる。



「ご舎弟の信吾様も資金30両をもって入洛しております」



吉之助は弟の信吾がそのような大金を預かり行動している事にも驚く。吉之助は世の中の流れの早さに「浦島太郎」になったような気分だ。



「吉之助さぁどないしもんそ・・・」

「京へむかいもんそ!」



久光の命は「下関で待て」ではあったが、このままでは都が大変なことになりかねない。

信吾

吉之助はかねてから薩摩藩の定宿であった鍵屋へ入る。かつて、月照や橋本左内と共に朝廷工作に奔走していた頃に世話になった女将のお虎が吉之助の無事を喜んでくれる。お虎にとっては、月照を伴い薩摩に落ちて以来、吉之助は生死不明であったのだ。




京は過激浪士が溢れていた。




さらに、お虎の話によると吉之助の弟である信吾も京では良く名を聞くと言う。はあの「西郷吉之助の弟」と言う事もあり「遊び」も派手なのだと。




信吾は過激な尊皇派である有村新七に心酔しているとも言う。吉之助は信吾がよく顔を出しているという茶屋へと向かう。



「信吾!!!」

「え??兄さぁ!?」

「お前!白石様から預かった金子に手を付けたな!!」



吉之助は踏み込んだ茶屋でしたたかに酔い、金子を前にだらしない恰好で寝ている信吾を投げ飛ばす。



「信吾・・・腹を切れ」

「3年も島におって今更兄とは片腹痛いでごわす!」



信吾は有馬と行動を共にすると言い放ち脱兎の如く逃げ去る。



「流石、西郷様・・・ご立派にございます」

「いえ・・・お恥ずかしい・・・」



おゆうと名乗る芸妓は吉之助の振る舞いを褒める。しかし、信吾にばかりかまけてもいられない。




吉之助は次々と入洛し、上洛する薩軍を頼みとする浪士達への対応に頭を悩ませる。



「酒と飯」



吉之助は決断する。
次々と入洛する不定浪士は言う事は立派ではあるが、基本的には文無しで腹をすかしている。腹が減った不定浪士が京洛をうろついては不足の時代が起きかねない。彼等を薩摩藩邸へと招き、兎に角飯を振る舞った。



「薩軍入洛と共に京都所司代を襲う」



吉之助は諸藩の過激浪士と連携し、有馬新七が事を起こそうとしているという情報を掴む。




大河ドラマ西郷どんのあらすじ第22話いよいよ最後の段。寺田屋で有馬新七と会談となりますが・・・。

西郷どんのあらすじ第22話下巻~寺田屋会談~

吉之助は有馬新七を事実上の頭目とする過激分子が伏見寺田屋を拠点としている事を知ると、単身説得へと向かう。

斉彬の意思

吉之助は有馬と対峙する。有馬達の尊王の志については共感を示すが、



「血を流すのは今ではなか」



斉彬は今は国内で争っている時ではないと説いていたと伝える。国を強くして、異国と対峙する。今、薩軍入洛に呼応して事を起こせばもしかすると弱体化した幕府は倒せるかもしれない。




しかし。



「後はこの国は異国に蹂躙される」



そして、どうしてもやる言うのであれば自分を斬ってからにするように諭す。吉之助の覚悟の程を知った有馬は吉之助に自分達の命を預けると語る。




その夜、吉之助は弟の信吾と枕を並べて夜通し語る。



「兄さぁは立派すぎもんす・・・」



信吾はいきなり投げ飛ばした事を詫びる吉之助にそう伝える。いつも人づてに聞くことしかなかった西郷吉之助。




信吾はその大きさを知る事が出来て嬉しかったのだ。




以上、大河ドラマ西郷どんのあらすじ第22話でございもす。

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