いだてんのあらすじ第30話です。1932年7月30日。いよいよロサンゼルスオリンピックが開幕する。この大会は初めての選手村開設、陸上で初めて写真判定実施と新しい試みが為された大会でもある。さて、日本競泳陣は全種目制覇を・・・?大河ドラマいだてんのあらすじ第30話!
いだてんのあらすじ第30話上巻~開幕!~
ロサンゼルスオリンピック大会に出場した国は37の国と地域、参加人数は総勢1,328人である。前回アムステルダム大会から比較すると参加国も人数も大きく減らしていた。このアメリカから始まった世界恐慌の影響を色濃く残していた。
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世界恐慌
政治は選手村に人だかりが出来ているのに気付く。その中心にいるのは嘉納治五郎である。
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嘉納治五郎は各国のIOC委員、選手、いや兎に角皆に愛されていた。体格の大きい西洋人が嘉納治五郎にかかると「ヒョイと」投げられるのが痛快なのだ。闊達な彼のキャラクターもまた皆に愛された。
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政治は柔道家の嘉納が柔道をオリンピック競技に押さないのが不思議であった。ただ、治五郎によればまだ時期が早いとの事。
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今はまだ草の根運動をして世界中に弟子を増やしているのだ。
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その時、大砲の音が響く。近くで米軍が演習を行っていたのだ。
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アメリカはまだこの頃世界恐慌から立ち直れていなかった。失業者の中にはオリンピックに反対しデモをする者、また退役軍人の中にも生活が苦しく政府に反対し、その行動が過激となり軍に鎮圧される事まであった。
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余談だが、後のアメリカ陸軍元帥マッカーサーもアメリカ陸軍の軍人として鎮圧活動に従事している。
実感放送
河西三省を始めJOAKのアナウンサーたちはラジオの実況をする為に遥々渡米してきた。
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しかし、此処に思わぬ事態が起こる。
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アメリカ国内のロサンゼルスオリンピック放送をめぐり、アメリカの放送局であるNBCとアメリカオリンピック委員会が対立し実況放送が出来なくなった。
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ラジオでオリンピックの模様が放送されれば、オリンピック会場に足を運ぶ人が減るというのが、アメリカオリンピック委員会の言い分である。
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太平洋の万里の波濤を隔てた日本向けの放送なら問題なさそうだがこれは許可されなかった。アメリカ人の合理主義はコト今回は発揮されなかったようである。
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仕方なく、競技後にスタジオから結果を放送と考えたがそれでは写真がある新聞に勝つのは難しい。政治は朝日新聞の記者でもありロサンゼルスオリンピックへの新聞社の取り組みを良く知っていた。
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当時の技術では鮮明な写真を電子的に送るのは困難ではあったのだが、船と当時発達著しい飛行機を駆使して日本への写真送付に血道を上げていた。
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船で日本近海までついたらフィルムの入った容器を飛行機に吊り上げさせて、日本へ運ぶという事もやっていたのだ。
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新聞社が写真のリアルなら放送局は言葉のリアル。
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アナウンサーたちはその日の競技結果を「今まさに競技が行われているように」実感を込めて電波に乗せた。
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これが「実感放送」と呼ばれる試みである。
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この実感放送はロサンゼルスオリンピックでの帝国の躍進もあり非常に好評であったという。
いだてんのあらすじ第30話中巻~日本競泳の戦い~
ロサンゼルスオリンピック開幕から9日。日本期待の競泳が始まる。100m自由型では宮崎選手が見事に金メダルを獲得し日本男子初の金メダルを獲得する。幸先は良し。
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アクシデント
政治はリトルトーキョーの日本食レストランで400m自由型出場予定の大横田に肉をごちそうする。また、日本は負けると言っていた日系人のナオミに女子平泳ぎのチケットを渡す。
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政治が選手村に戻るとその大横田が腹を下していた。
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大横田はしばらく前から体調不良だったようだ。しかし、代表から外される事を怖れ黙っていたのだ。そこに、政治から肉をごちそうされたのも弱った胃には負担だったようだ。
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まず、200mリレーのアンカーを務めるのが大横田だったのだが・・・。大横田はリレーの翌日に400m自由型の決勝がある。決勝に備え、リレーのアンカーは代役を決める事になるが・・・。
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「高石・・・高石が出てチームが活気づけば奇跡が起きる!かも・・・」
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動揺する政治は先日の発言とは全く異なる事を言う。それを盟友松澤がたしなめる。
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「総監督が奇跡にすがってどうする!」
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政治は目が覚める。結局、横山隆志がアンカーを務め200mリレーは日本競泳陣圧巻の泳ぎで金メダルを獲得する。
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しかし。
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大横田は大事を取って200mリレーを欠場したが、400m自由型は3位銅メダルの結果となる。
いだてんのあらすじ第30話下巻~ラジオから落語を聞きたい~
日本がロサンゼルスオリンピックの実感放送で盛り上がっている頃。相変わらずうだつの上がらない孝蔵。もはや落語家だったのは何時のことやら。
ラジオ
孝蔵の妻おりんが家の蚊帳とラジオを交換してきた。
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おりんは海の向こうで開催され日本中が盛り上がっているオリンピックの放送を聞こうと言うのだ。しかし、孝蔵はつれない。
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他人の活躍をラジオで聴いて盛り上がれるような暮らしぶりではないのだ。孝蔵はラジオなど質入れにしろと言い、二人は言い争いを初めてしまうが・・・。
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「お父ちゃんの落語をラジオで聴くんだ!」
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娘、美津子の言葉にはっとなる孝蔵。しかし、結局ラジオを質屋へ持っていくことにする。
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電気がなければラジオは聴けない。やはり、孝蔵一家には過ぎたる逸品だったのだ。
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いや、ラジオは「ラジオ」ですらなかった。
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質屋へラジオを持ち込むが偽モノだったのだ。
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泣きっ面になんとやら。
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その質屋で孝蔵は見覚えのある羽織を見つける。
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かつて、万潮が自分の為に準備してくれた羽織である。店主によると、その万朝が質流れにならないように毎月カネを入れているという。
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孝蔵は万朝の落語を久々に見るとこれが見事に腕を上げていた。
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孝蔵は思わず弟子にしてくれと頼むが・・・。
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孝蔵は真打だが万朝は二つ目だ。
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結局、孝蔵は万朝から金を借り羽織を戻し、そして破門された師匠の元へと詫びを入れこれもまた久々に噺家に戻る。
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柳家甚語桜という新しい名前で再スタートをする。
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以上、いだてんのあらすじ第30話でございます。
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