青天を衝けのあらすじと感想第18話「一橋の懐」

青天を衝けのあらすじと感想第18話「一橋の懐」。「忠義と懐両方無ければならない」。貧すれば鈍する、腹が減っては戦は出来ぬ、衣食足りて礼節を知る。武士は食わねど高楊枝精神で体面は保てるかもしれませんけど、戦は出来ない(涙)。そうそう、円四郎暗殺から初めて慶喜が笑ったね(涙涙)!青天を衝けのあらすじと感想第18話。

青天を衝けのあらすじ第18話「一橋の懐」

「京には我らの想いを分ってくれる方がいる」

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武田耕雲斎の発案で水戸天狗党約一千の軍勢は西上を開始。

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[char no=”1″ char=”大河姫”]耕雲斎は義理人情の狭間で闇落ちしたな。[/char]

しかし、これは慶喜にとっては驚天動地の出来事であった。

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京を守る「禁裏御守衛総督」である慶喜が天狗を京に入れるワケにはいかない。慶喜は自ら軍を率いてこれと対決する覚悟を固め、篤太夫もこれに参戦する。

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「いつか父を超える大儀を為す!」

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かつて、居酒屋で酒を御馳走してやったあの男が攘夷の軍を挙げ、今一橋の軍にいる自分と戦うことに。篤太夫は複雑な想いで出陣する。

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青天を衝けのあらすじ第18話上巻「天狗党始末」

越前敦賀
天狗党本陣

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元治元年(1864年)12月。

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成一郎は慶喜の密命を帯びて単身越前敦賀の天狗党本陣を訪れる。

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越前の冬は冷える。

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天狗党は幕府の討伐軍との戦いを続けたが各地で敗れ、既に戦意は喪失気味である。成一郎はかつての「攘夷の志士」が瘦せ衰え粗末な装備で寒さに震えている現実を目の当たりする。

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成一郎はすぐに武田耕雲斎、そして藤田小四郎のいる部屋へと通される。

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「渋沢成一郎と申します」

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小四郎は一瞬「渋沢」という名に反応したように見える。

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成一郎は構わず慶喜から託された書状を耕雲斎へ渡す。

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そこには天狗党を京へ入れる事はできなこと、また、天子様もそれを望んでいないこと、そして、もしこのまま西へ進軍するようなことがあれば慶喜自らが討伐に出ると言った事が書かれていた。

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小四郎は烈公こと斉昭の子息である慶喜が裏切った、日和見と激昂するが。

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違う!!!

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耕雲斎は思わず叫んでいた。

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「分らんのか・・・?」

「我らがこれほどまで一橋様を追い詰めてしまったこと・・・!」

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成一郎は慶喜が自ら軍を率いたのは、他藩に征伐されるよりはという苦しい選択であったことを申し添える。

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小四郎は耕雲斎と成一郎のやり取り冷ややかに眺めている。

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「ふん!我らはただ「負け」たのだ」

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成一郎は天狗党の想いは分ると栄一の名前も出してとりなそうとする。小四郎は栄一、篤太夫のことも覚えていた。

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「それでも藤田東湖の息子か!」

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と詰じられたことも。

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天狗党は降伏した。

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篤太夫を含めた一橋の本軍は天狗党と戦うことなく、都へと戻ってゆく。

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京へ戻ると篤太夫は日々忙しく働く。

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一橋の家臣として幕閣の要職にある者、雄藩の有力藩士との接待も仕事である。その「接待」は芸者遊びも含まれる。

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同僚の黒川嘉兵衛などは篤太夫に「女を紹介する」と言ってくるが、

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「私には古郷に嫁がおります!」

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と、断固、断っていた。黒川たちは篤太夫の「真面目さ」が少し可笑しい。

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篤太夫は日々の都での仕事ぶりを古郷の千代へ文にしたため送っていた。

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二条城

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天狗党は降伏したものの、その処分は未だ為されていない。

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この日、幕府の天狗党征討総督田沼意尊がその件で慶喜を訪ねてきた。

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「天狗党の乱は水戸の身内の戦い」

「出来ればこちらで引き受けたい」

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慶喜は自身の意向を伝えるが、田沼はやんわりとそれを断る。

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「天下の公論もあれば・・・幕府で公正に裁きたく」

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「そうか。公正であれば異論はない」

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「はは!」

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しかし。

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慶喜の想いは顧みられることはなかった。

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武田耕雲斎以下、天狗党の一党は悉く斬首となる。

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[char no=”1″ char=”大河姫”]せめて、腹切さたげたかった。。でも、水戸に帰らなくて良かったとは思う。[/char]

篤太夫は天狗党一派が斬首となったことに衝撃を受ける。

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「何故、そのようなことを・・・!」

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成一郎はこれは幕府のやり方であると喝破する。

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もし、天狗党を水戸へ戻せばいずれ水戸の兵、さらには一橋の兵となりかねない。幕府は一橋が力を持つことを恐れているのだと。

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また、篤太夫が藤田小四郎が「立った」のは自分の責任であるというと、これを厳しく戒める。

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「思い上がるでねぇ!」

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これは全て小四郎が、天狗党に参加した者が自分で決めたのだ。

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そして、成一郎自身は越前での惨状を目の当たりしたことで、もはや「攘夷」は終わったと確信するに至っていた。

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「これからは一橋の為に尽くす」

「お前ぇはどする?」

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青天を衝けのあらすじ第18話中巻「攘夷の行方」


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「こんばんは徳川家康です」

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今宵は中盤位でのご登場。

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攘夷、攘夷と叫んでいた長州や薩摩が英国と接近していることをご説明頂く。

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京、一橋邸

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篤太夫は一橋が幕府から軽んじられるのは武力が足りないからだと考えた。生前の平岡円四郎の命で関東から兵を集めてきたが、これではまだまだ足りない。

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「西国の一橋領を回って歩兵部隊を創設したい」

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西国、一橋領である備中にもかつての篤太夫のような志のある若者が数多くいるはず。

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慶喜は提案を受け容れ、歩兵の徴募を認める。篤太夫は早速備中へと脚を運ぶ。

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備中へ到着すると早速代官、そして各地の百姓を束ねる庄屋を番所へ呼出し、自身が備中へやってきた理由を説明する。

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無理矢理連れてゆくワケにはいかない。

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また、無理矢理連れて行っても良い仕事は期待出来ない。

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篤太夫は各地の若者、次男三男を集めるように命じ、集まった次男三男に一橋の家臣になるように熱弁を振るうが・・・。

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中々、思うように希望者は集まらなかった。

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江戸城

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「これが造船か・・・」

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江戸では勘定奉行の小栗忠順主導で、フランスと「カンパニー」を設立するなど新たな動きがある。一方でかつて「攘夷」を叫んでいた長州藩や薩摩藩が英国に近づいているといった情報も幕府は得ていた。

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「今まで攘夷攘夷と言っていた長州が・・・?」

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家茂はその真意を測りかねるが目付栗本鋤雲がその意図は「公儀に盾衝くため」ではないかと話す。

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長州は英国と結び幕府転覆を狙っている。

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「こうなれば!完膚なきまでに叩き潰すのみ!」

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小栗忠順は家茂へ進言する。

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ここに、長州征伐が始まる。

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家茂自身も再び上洛することになる。

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出陣の日。

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家茂は万が一、自身に「何か」があった時のことを天璋院に託す。

青天を衝けのあらすじ第18話下巻「懐を整える」

篤太夫は一向に「志願者」が現れないことに焦りを感じつつも、自ら領民たちの考えを知るべきとも思い至りとある村を訪ねていた。

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備中寺戸村には阪谷朗廬という当地では知られた学者が私塾を開いており、篤太夫自身も他の塾生と並んで授業に参加する。

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篤太夫はかつて自身が惇忠の私塾で学んでいたことを思い出していた。

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その夜。

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篤太夫は阪谷朗廬とひざ詰めで自身もこのような私塾で学んでいたことを話す。

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「私もかつては武州の百姓でした」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]まあ、日の本の強みは身分に関わらず学問を尊ぶ風習傾向が強いとこやな。。[/char]

同席していた塾生たちは「一橋の役人」が自分と同じ百姓出身であることに少なからず驚いている。

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一方、篤太夫はこの私塾では「攘夷論」は取っておらず、開国すべきであると説いていると知り驚く。

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阪谷朗廬は篤太夫に「浜田弥兵衛」のことを知っているかと尋ねる。

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「台湾の・・・!」

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篤太夫も若かりし頃、浜田弥兵衛の話に胸を踊らせていたことを思い出す。二人はすっかり意気投合し、さらにその様子を見ていた塾生たちも一橋家臣として共に働きたいと申し出てくれる。

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篤太夫は少し話しただけで多くの若者が志願してくれた一方、これまでいくら演説しても一人も志願者がいなかった「現実」から代官と庄屋の間には何かあると勘づく。

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庄屋の一人に事情を尋ねると篤太夫の見立て通りであった。

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「お代官様からはのらりくらりとしていれば諦めると・・・」

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篤太夫は代官を呼び出すと、苦しい胸の内を吐露するかのように「今後の話」をする。

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「これでは兵を集めるというお役目を果たせない」

「ついては命をもってお詫びせねばならぬやもしれぬ」

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代官は神妙な表情で聞いていたが「命」という言葉に冷や汗が見える。

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さらに。

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「勿論、其方も同じであろう」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]栄一は流石!口先はよー切れるぜ![/char]

そう言うと扇で代官の首筋に軽く触れる。

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翌日。

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代官所の前は一橋へ仕官したいという志願者で溢れていた。

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篤太夫は無事数百の兵を集めることに成功する。

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京、一橋邸

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京へ戻った篤太夫は成果の報告、そして「一橋の懐を整えたい」と申し出る。

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「兵が増えればカネがいる」

「武士とてカネは入用」

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篤太夫自身もその役目の方が「向いている」と言うのだ。

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先輩の黒川や猪飼は「カネのコトなどは公儀に借りれば」と篤太夫の申し出の意味がよく分からない。

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篤太夫は続ける。

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「小四郎様たちは忠義だけを尊び懐を整えるのを怠った」

「忠義と懐両方が必要なのです」

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[char no=”1″ char=”大河姫”]懐を整える。
忠義と懐の両方無ければダメ。
薩摩は両方あんだよな。。
幕末一の金萬国家。。[/char]

篤太夫は天狗党の悲劇的最期は懐を整えることを怠ったからだと話す。そして、日々の食べ物にも窮して食糧や金銭を奪うようではもはや盗賊であるとも。

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懐を整える具体策には一橋領の特産品で「商い」をすることを提案する。

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「これを」

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「なるほど硝石か」

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硝石は火薬の素になる。備中への旅路でただ、兵を集めてきただけではない。領内をくまなく歩き特産品を調べて来ていた。硝石以外にも「商売」になりそうな物産は数多いという。

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一橋を強くしたい。

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かつては腰かけのつもりで仕官したが、今は本気でそう考えているのだとも。

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「父もよく申しておった」

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「斉昭様が・・・?」

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生前の烈公斉昭は領内で産業を興さねばと常日頃から思案していたという。

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篤太夫には意外であった。

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「とんでもない石頭の風神雷神みたいなお方と」

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「・・・はははは!」

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慶喜は篤太夫が斉昭を「風神雷神」と例えたことに大笑いをする。

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「円四郎め、真に不思議な者を押しつけおった」

「渋沢よ。もはや腰かけではあるまいな?」

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「はは!」

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「ならばやってみよ。お主の腕を見せてみよ」

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篤太夫は一橋家を豊にする為に動き出す。

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「お前はお前のまま生き抜け。必ずだ」

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篤太夫は円四郎と最後に会った時の言葉を思い出していた。

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以上、青天を衝けのあらすじ第18話「一橋の懐」でごいます。

青天を衝けの感想第18話「一橋の懐」

青天を衝けの感想第18話「一橋の懐」。相変わらず見事な脚本力。

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過去が未来に繋がっているんですよね。

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今回は小四郎との関係と円四郎の最後の言葉がその象徴ではありましたが、他にも「代官」や台湾で活躍した「浜田弥兵衛」の話。

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「鎖国は祖法などではない」

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という布石とその解を備中の私塾で学ぶというね。

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そして生粋の武士には見えない、百姓から武士になったからこそ見える世界とか。

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結構内容詰め込んでいるし、モノによっては端折っているにも関わらず、それが
全体として調和が取れている。

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見てて爽快。

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同じ名朝ドラ出身なのにこの差は・・・(小声)

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ちなみに、越前で寒さに震える様子を見て義貞が越前へ逃れる場面を思い出してしまいました。

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建武三年の冬も厳しかった・・・。

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青天を衝けの感想第18話「武田耕雲斎の悲劇」

武田耕雲斎ともあろう者が幕軍と戦うとは

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青天を衝けでの慶喜の言葉ではありませんが、慶喜の心中は察するに余りあります。

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水戸藩内でも天狗党を説得し得るのは武田耕雲斎だと目されていたのでしょう。

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諸生党の連中はいざ知らず、亡き斉昭の正妻吉子も武田耕雲斎の意見を聞くようにと藩主慶篤を諭しておりました。

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結果は。

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木乃伊取りが木乃伊になる。

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前回も記載しましたが、武田耕雲斎は義理人情の狭間でモンドリ打って悩んだ結果狂った、
狂うことにした。

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ところが慶喜の手紙で
正気に戻ってしまった・・・。

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前回マトモだった人が狂っていくのは哀しいと書きました。

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しかし、それ以上に悲劇的なのは、
狂った挙句に正気に戻ってしまうこと。

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「分らんのか・・・?」

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「我らがこれほどまで一橋様を追い詰めてしまったこと・・・!」

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狂っていた時に自分たちがいったい何をしてきたのか?

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武田耕雲斎は自らの過ちとも向き合わなければならない。

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ならば、狂ったまま。

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小四郎のように慶喜を
日和見の裏切り者と罵りながら首を刎ねられた方がどれだけマシであったか。

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絞り出すように、

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「烈公・・・」

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という言葉を残し逝った武田耕雲斎。

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その心中たるや如何ばかりであったか。

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ただ、せめてもの救いは
生きて水戸へ戻らなかったことかな。

青天を衝けの感想第18話「天狗党と諸生党」

青天を衝けでは、天狗党の始末を水戸藩でつけさせようと慶喜が動いていた描写がありました。

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「天狗党の乱は水戸の身内の戦い」

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「出来ればこちらで引き受けたい」

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苦しいなぁ・・・いや、無理筋よ!慶喜!

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筑波山に籠って戦っている間はその言い訳もなんとか「苦しいけどなぁ」と検討する余地もあったかもしれませんが、都を目指してしまった時点でもはや無理。

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他藩の兵も動員して他藩の領内で戦ったのですから。

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勿論、慶喜もそんなコトは分っていると思いますけど。

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篤太夫は水戸天狗党が皆々斬首となったことに怒っておりましたし、成一郎は水戸天狗党が水戸へ戻されればいずれ水戸藩の力となってしまうと宣っておりました。

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世間知らず
いや、
水戸知らずですね。

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詳細はWIKIったりして欲しいんですけど、水戸の天狗党と諸生党の争いは
常軌を逸しております。

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もし、武田耕雲斎たち天狗党が水戸へ戻されれば
敦賀での斬首よりも過酷な運命が待っていたと思います。

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田沼意尊は慶喜の意向を無視して敦賀で耕雲斎たちの首を刎ねましたが、皮肉なことにこれは、
最後の福音であったかもしれません。

青天を衝けの感想第18話「慶喜の笑顔」


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相棒の円四郎が亡くなってから初めて笑った慶喜。

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一橋の懐を整えるというのも、ある意味では円四郎最後のメッセージがきっかけになっているなんて胸熱じゃないですか。

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慶喜と円四郎がいちゃついている様子に
癒されていた(!)私としては、是非、傷心の慶喜を篤太夫が元気づけて欲しい・・・(涙)。

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禁門の変と第一次長州征伐で幕末の峠は超えてしまって、後は幕府方は防戦一方ですからね。

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篤太夫よ、せめて、慶喜を癒しておくれ。

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ま、史実ではお妾さん(お芳ちゃんとかw)もいて決して陰鬱な状況ではなかったようですがw

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以上、青天を衝けのあらすじと感想第18話「一橋の懐」でごいます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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→青天を衝けのキャスト表

青天を衝けのあらすじと感想第19話「勘定組頭 渋沢篤太夫」

→平岡円四郎と慶喜!その最期が象徴する水戸藩の不幸

→阿部正弘と井伊直弼が「琵琶湖」で関係悪化?

→江戸の大老井伊直弼と京の大老長野主膳

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