西郷どんのあらすじ第11話です。篤姫は不幸になるという斉彬の真意を測りかねる吉之助。幕閣では斉彬の行動を危険視する井伊直弼との暗闘が始まる。一方、薩摩に残った正助はお由羅の子である久光との知己を得る。そして斉彬の身に危険が・・・。西郷どんあらすじ第11話!
西郷どんのあらすじ第11話上巻~斉彬と直弼、暗闘~
「お庭方」と「篤姫使用人」の二足の草鞋を履く吉之助。於篤は持ち前の負けん気を発揮して幾島の教育にもしっかりついて行っていた。また、斉彬の末っ子虎寿丸と於篤は本当の姉弟のように仲が良い。
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「西郷!手加減は無用ぞ!」
「承知しもした!!本気で参りもす!」
「虎寿丸!負けるな!」
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時々、吉之助は虎寿丸の相撲相手を務めていた。傍から見れば平和そのもの・・・。しかし、吉之助は斉彬の言葉「於篤は不幸になる」が気になっていた。
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江戸城内の戦い
「公方様。薩摩から御代様をお迎えする件ですが・・・」
「うむ!分かっているぞ!よしなに・・・」
「はは!」
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斉彬と老中阿部正弘は胸をなでおろす。家定は気まぐれではあるが、於篤嫁入りの件は承知しているようだ。二人は当初の予定通り於篤の嫁入りを進めていくがそれをこころよく思わない者もいる。
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「これはこれは・・・薩摩守殿・・・」
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彦根藩主井伊直弼である。井伊直弼は日米和親条約締結の件等で頭角を現しつつあった。また、斉彬のような外様大名が幕政に関与する事については不信感を持っている。
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「薩摩殿の御息女が御代様になられるとか・・・」
「・・・公方様の意を受けたまでの事」
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井伊直弼は将軍の外戚となろうとしている斉彬の動きを警戒している。また、将軍継嗣には紀州徳川慶福を押していた。血筋で言えば紀州徳川家から将軍継嗣を出すのは決して不思議な事ではないが、慶福は9歳である。
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「外様大名が舅となり将軍継嗣について云々するとは・・・」
「気に怖ろしきは黒船ばかりではござらぬな・・・」
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斉彬はなんの事やらという表情で井伊直弼の嫌味を受け流すのであった。しかし、その斉彬にさらなる試練が訪れる。
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「虎寿丸様が身罷った・・・」
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斉彬の息子虎寿丸が病没する。本物の姉弟のように仲が良かった於篤は泣き崩れ見ている方も憐れな程であった。これで、四人いた息子たちは全員夭折した事になる。
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「お由羅が調伏をした!」
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まことしやかに噂が流れる。斉彬は調伏や呪いといったものを元々信じていない。もはや微動だにしていなかった。
薩摩にて、正助と久光
「若君が亡くなった!!!」
「お由羅派の仕業に違いないでごわす!」
「お由羅!斬るべし!!」
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吉之助の弟吉二郎や有馬新七は激昂する。そんな二人を宥めるのが正助である。
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「お由羅は江戸でごわすぞ」
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正助は冷静になるように言うが、正助自身にも焦りはある。謹慎が解け、記録所書記役に復帰出来たものの、吉之助、大山格之介、有村俊斎などは遠く江戸で見分を広げているはず。
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「あかん!嫉妬は見苦しいの!」
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正助は自分に言い聞かせるが、焦燥感は強まるばかりである。そんなある日、記録所に以外な人物がやって来る。お由羅の息子である久光である。
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「宝島事件の資料が欲しい」
「は!これに・・・」
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文政8年(1825年)に発生したイギリス人刺殺事件である。正助は1人記録所へやって来て30年前の事件を調べる久光に興味を持ち思い切って訪ねてみる。
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「なして、宝島事件を調べておるでございもすか?」
「これからは異国との戦いになるやもしれぬ」
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敵を知る事。赤山靱負の助命を願った時は何もしなかったが、薩摩を、この国を想う気持ちはある。正助は久光の別の一面を見たような気がした。
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※関連記事:→宝島事件と薩摩藩
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西郷どんのあらすじ第11話はまだまだ続きもす!薩摩藩邸での秘密会談の内容とは・・・!?
西郷どんのあらすじ第11話中巻~密約~
虎寿丸の死に接しても、斉彬は涙一つ見せず、於篤の輿入れの根回し、さらに薩摩では集成館の拡張に余念がない。お由羅派から見れば「蘭癖」の最たるものであろうがお構いなしである。斉彬は生き急いでいるようにも見える。
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薩摩藩邸
斉彬の招きで薩摩藩邸に大物た集まっていた。
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越前藩主松平春嶽と橋本左内。
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水戸藩主徳川斉昭と息子の慶喜。
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そして、斉彬と吉之助である。
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於篤の輿入れに関して、斉昭の指示を得るためである。斉昭は薩摩にまだ全幅の信頼を置いている訳ではない。於篤の家定への輿入れには不信感を持っていた。先代の家慶の正室喬子女王(たかこじょうおう)は斉昭の妻の姉である。今回は斉彬の本意を伝え、於篤輿入れの支持も得るつもりだった。
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部屋に入った慶喜は驚く。
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「お前はあの時の蘭方医か!」
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慶喜は自分が監視されていた事を改めて知ると不機嫌そうに酌をするように言う。さて、斉昭はさっそく於篤の輿入れに関しての不信感を直球で尋ねる。
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「篤姫を輿入れさせて、後は将軍の舅として幕府を牛耳るのでは?」
「左様な事はございません」
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斉彬はあくまで次期将軍には慶喜を推す事、
そして、
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「公方様は「うつけ」で子供は出来ませぬ」
「そ!それはどういう事でございもす!?」
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同席していた吉之助は思わず発言してしまう。今回の於篤の輿入れは次期将軍に「慶喜を推す」ように家定を説得する事だと言う。吉之助はようやく斉彬の「於篤は不幸になる」という言葉の意味を理解する。
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「承知致した!水戸は支持しましょう」
「では、祝の盃を・・・」
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斉昭の言葉に松平春嶽がそう言うと息子の慶喜が憮然とした表情で抗議する。
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「よくもまあ、勝手な事を!俺はそんな器ではないわ!」
「将軍なんぞならんぞ!」
「異国とやりあうなんて御免こうむる!」
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勝手に話がすすむ事に抗議する慶喜だが、その「異国を怖れる事が出来る」見識こそ今の日ノ本に必要なのだと言われてしまう。慶喜は勝手にしろと部屋から出て行ってしまう。
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西郷どんのあらすじ第11話、いよいよ最後の段でごわす!吉之助は斉彬の「覚悟」を知ります。
西郷どんのあらすじ第11話下巻~毒~
会談の後、斉彬が倒れてしまう。虎寿丸の死もありやはり心労が祟ったのであろうか・・・?いや。吉之助は「お由羅派」の動きを疑う。
ヒ素
斉彬は家督相続後も「お由羅派」の藩士を罰してはない。日本の一大事に内輪揉めをしている場合ではないという事である。しかし、当然「お由羅派」の人間もこの薩摩藩邸にいる。
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吉之助は「毒」を疑う。
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※関連記事:→斉彬は砒素で暗殺?犯人は斉興?久光か!?
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確証はなかったが以降、自分で食事の準備をするようにする。また、斉彬の食事を蘭方医でもある橋本左内に調べてもらう事にする。
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「ヒ素でございます」
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食事にはやはり毒が盛られていた。それも、いきなり亡くなっては怪しまれると考えたのだろう、ごく微量の毒を継続して盛っていたようだ。
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「・・・お由羅・・・!!!!」
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お由羅は江戸にいる。吉之助は黙っておられずにお由羅の元へ行くと面会を求める。無謀に見えた要求だが、意外にもお由羅との面会は叶う。
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「言い掛かりはそれくらいにして欲しいものです!」
「このお由羅、人に毒を盛った事などありません!」
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言われてみればそうなのだ。毒があったからと言ってお由羅の指示だという証拠はない。
命を捨てる覚悟
「この馬鹿者!!!!!!」
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斉彬は吉之助の介護もあって回復した。しかし、吉之助の行動を厳しく叱責する。お由羅に抗議などしている時間はないのだと。
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「何故お前を側に置いたか分かるか?」
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斉彬は既に自分の命など捨てているという。大義のため、この国に生きる民を守るため。そして、吉之助も同じく、命を捨てられる男ではないのかと問う。
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斉彬の覚悟を知り、そして、自分を見込んでくれた事を知った吉之助は斉彬の描く未来のため改めて全身全霊で仕える覚悟を固める。
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