武田信玄(大河ドラマ)の感想第48話「信玄倒れる」。三方ヶ原の快勝という良薬もその効き目は長くは・・・。ついに信玄は倒れてしまいます。信廉が立派に影武者を務める様を見ると少々感慨深くもある・・・。最初は信廉は頼りなかったからな・・・。大河ドラマ武田信玄も残すところあと2話!武田信玄感想48話!
武田信玄感想48話「最後の戦」
三方ヶ原での快勝の後、武田勢はさらに西へ。三河野田城を囲みます。ここが武田信玄最後の戦いか・・・。
[cc id=4173 title=”U-武田信玄”]
[cc id=4143 title=”U-総合”]
薬
信玄の容態が良くないのは誰の目にも明らか。
医師の御宿が、
[br num=”2″]
「無理は禁物」
[br num=”2″]
と、いつも同じと言うのは「医術」や「薬」でなんとか出来る範疇ではないという事なんでしょうね。
[br num=”3″]
もはや「気力」の問題。
[br num=”3″]
信廉が言っていた、
[br num=”2″]
「気が張っている時は大丈夫」
[br num=”2″]
というのはまさに大井夫人が言っていた「三方ヶ原の戦いの勝利が何よりも良薬」だったという事。
そして、皮肉な話ですが、
[br num=”2″]
「朝倉義景の撤退」
[br num=”2″]
も、ある意味では「苦い良薬」だったかな。
信玄の冴えわたる知某
野田城は中々に良い城であり、兵の士気も高い。しかし、武田家の城攻めには他国にはない武器があります。
[br num=”2″]
「金堀衆」
[br num=”2″]
ですね。
[br num=”3″]
城の横っ面に穴を穿ち、さらに水の手を切る。信玄が病床にある間に勝頼と重臣達で作戦を立案。
信玄も、
[br num=”2″]
「よき案じゃと思う」
[br num=”2″]
と、賛意をしめしますが、そこから先が「信玄らしい」いやらしさですね。
[br num=”3″]
「本丸」と「二の丸三の丸」を物理的に分断する。二の丸三の丸の兵は本丸と分断されると「見捨てられる恐怖」を覚えます。そもそも、武田勢三万に対して野田城は五百ですからね。
[br num=”3″]
恐慌状態になった二の丸三の丸の兵が狭い本丸に集中する。
[br num=”3″]
信玄はその上で「本丸の水の手を切る」事が出来れば水がなくなるのも早まると言う趣旨の事を言っていましたが、狭い場所に敵兵を集める事で苛立ちと動揺も誘う事が出来ますね。
[br num=”3″]
同じ「穴掘り作戦」でも一工夫あるだけで効果はテキメンに異なって来る。死の床にありながらも信玄の頭脳はまだまだ冴えています。
武田信玄感想48話「里美と大井夫人」
晴信、信繁、そして信廉の三兄弟。信繁が亡くなった時は不安でしょうがなかった・・・。[br num=”2″]
「信廉クン大丈夫か・・・?」
[br num=”2″]
永禄四年の川中島の後の「川浦の湯慰労会」では、皆不安そうだった。懐かしい。
[br num=”3″]
その信廉が粋な事を。信玄の容態が悪い事を里美と恵理に伝えたんですよね。
[cc id=2939 title=”adsense”]
里美と恵理
「輿で行きます!意地悪!(涙)」
[br num=”2″]
戦場に輿で行こうと頑張る恵理殿。
[br num=”3″]
まあ、家康も秀吉も戦場に女子を連れて行ったと言うので輿でも行けないこともない気もしますが、辿りつくまでに時間がかかりますし「輿」がイキナリ本陣へやって来たら流石に怪しい。
[br num=”2″]
「里美なら馬で来る」
[br num=”2″]
信廉はその事を見越していたんだと思います。
[br num=”3″]
里美は、
[br num=”2″]
「鎧を着て馬に乗りなさい!馬は誰でも乗れる」
[br num=”2″]
と、言っていましたが、流石にw無理w
[br num=”3″]
意地悪をしたいワケではないと思いますけど、初心者が鎧を着て(結構重い)馬に乗るのはちょっと難しいでしょう。
[br num=”3″]
ただ、「意地悪」という気持ちはないにしても、少々「優越感」はあったかもと思います。
[br num=”3″]
里美は信玄の子供を授かる事はありませんでしたが、信玄からは、
[br num=”2″]
「我が心を与える」
[br num=”2″]
と、言われていましたからね。信玄にとっても静かに養生出来たのは良かったのではないかと思います。
大井夫人
里美の献身的な介抱のお陰で小康を得た信玄。
[br num=”3″]
襖の前に大井夫人が・・・(涙)
[br num=”3″]
ただ何も言わず信玄が手を伸ばすんですけど・・・。
[br num=”3″]
大井夫人は魂になってから初めて信玄の手を包み込みます。
[br num=”3″]
結構長いシーンです。
[br num=”3″]
信玄は大井夫人の姿が消えた時に自身の手に涙のあとがついている、つまり、「本当に大井夫人が来ていた?」と思わせる演出なんですけど「語り」をしている大井夫人は一言もお話しをしないんですよね。
[br num=”3″]
それがまた、なんとも言えない切ない気持ちになりますね。
武田信玄感想48話「地獄」
信長も怯えるんです。比叡山を焼き討ちして御上も恐れぬ魔王信長。圧倒的不利な状況下にあった桶狭間の時でさえ信長は全く恐れていなかった。その信長も「山津波の如く襲い掛かる」武田の軍勢は恐れるという事か。
濃姫殿と決別
信長と濃姫殿。
[br num=”2″]
桶狭間の時と構図が似ていますね。
[br num=”2″]
しかし。
[br num=”3″]
二人の気持ちはもはや修復不能な程に離れてしまっている。
[br num=”3″]
信長と濃姫の関係は「良好」に描かれる事が多いので、ここまで「決別」しているのは中々に珍しいかも。
[br num=”3″]
信長と濃姫が見つめある場面で、濃姫の瞳が見開き綺麗に光る(多分そいう演出効果をしている)場面は良かったですね。
[br num=”3″]
信長の後ろに「地獄」を見たという事(多分信長が鬼に見えたワケではないと思う)なんでしょうけど、それを敢えて「瞳の光」だけで演出している。
[br num=”3″]
最近の大河は、
[br num=”2″]
「視聴者に解釈の余地を与えない」
「行間は直接的な台詞と分かりやすい演出で埋める」
[br num=”2″]
という傾向が強いので逆に新鮮です。
[br num=”3″]
最近の大河なら信長の後ろに濃姫が見た「地獄」を映像化していた事だと思うのですよね。そういう演出は最近食傷気味なんで、この位の描き方が心地よかった。
地獄より怖ろしいのは
信長と濃姫のやり取りを通して信長は、
[br num=”2″]
「神も仏も恐れない」
[br num=”2″]
事を強調しつつも、ただ一人の男「武田信玄」は怖ろしいんですね。
[br num=”3″]
信長が苛立っているのは信長の人生の中であまり感じた事のない、
[br num=”2″]
「恐怖」
[br num=”2″]
を感じているからだと思います。信長はそれを認めたくない、受け入れたくはない。
[br num=”2″]
「野田城が落ちた・・・?」
[br num=”2″]
この時の表情にそれが凝縮されている。
[br num=”3″]
でも、もはや信玄は・・・(涙)
[br num=”2″]
「織田殿としては少々遅かったようじゃの?(笑)」
[br num=”2″]
義昭殿は「メシウマwwwww」と草生やしまくっていましたけと・・・。
[br num=”3″]
実際は信長が遅かったのではなくて、
[br num=”2″]
「義昭公がご決断を早まった・・・」
[br num=”2″]
という事なんですけどね。
[br num=”3″]
以上、大河ドラマ武田信玄の感想第48話「信玄倒れる」でございます。いよいよこの物語も後2話・・・。

今宵は此処までに致します。
[cc id=4173 title=”U-武田信玄”]
[cc id=4143 title=”U-総合”]