西郷どんのあらすじの第28話です。「禁門の変」影響は甚大である。約3万近い家が被災し3百近い寺院が焼け落ちた。畿内での大規模な戦はかつて、徳川家康が豊臣家を滅ぼした大坂夏の陣以来である。戦で苦しむのはいつも市井の人々である。吉之助はその事に心を痛めていた。大河ドラマ西郷どんあらすじ第28話

西郷どんのあらすじ第28話上巻~戦の後~

大阪夏の陣から250年ぶりの大戦である。焼け出された京都市民のために吉之助は長州が残した兵糧米を京都市民に振る舞う。今回の戦で西郷吉之助の名望は否が応でも高まっていた。

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過ち

「おいも、長州も幕府も皆間違ってしまった・・・」



吉之助は戦を防げなかった事に自責の念を抱いていた。そして、その吉之助に追い打ちをかけるような事態が。



「長州征伐!?」



幕府は御所に砲撃を加えた長州に対して「長州征伐」の勅許を得た。吉之助は居ても立っても居られず、慶喜の元を訪ねる。もう戦は沢山だ・・・。




慶喜の屋敷を尋ねると先客があったようだ。




威勢のいい声が屋敷うちに響いている。



「帰れ!帰れ!いちいち大仰なんだよお前は!」

「本当の事を申した迄ですがね!なら勝手にさせて頂きやす!」



慶喜にあのように直接的な方言をするとはいったい何者?



「お?あんたは西郷どんじゃねぇかい?」

「は、はい・・・」

「おう!おれは勝だ!よろしくな!」



あれが勝安房守。

四国連合艦隊の攻撃

「長州には天罰が下ったな!」



禁門の変の間に長州は英米仏蘭と開戦。四国連合艦隊の圧倒的な火力の前に長州は敗北していた。




吉之助は黙って慶喜の言葉を聞いている。ふきが溜まりかねて慶喜に意見する。



「戦などお止め下さい!」

「ふきどん・・・言葉を慎しみなされ」



吉之助はふきをたしなめると、自分に長州征伐で役割を与えるように頼む。



「まず、軍艦奉行の勝を説得してくれ」



勝は長州征伐には反対を唱えていた。




大河ドラマ西郷どんのあらすじ第28話はまだまだ続きます。勝海舟との出会いは、斉彬との出会いに続く、新たな開眼を吉之助にもたらす。

西郷どんのあらすじ第28話中巻~海舟と竜馬~

吉之助は村田新八を伴い勝安房守のいる大坂へと向かう。軍艦奉行の勝は幕府にその人ありと言われる男で幕府は勿論、諸藩の志士からも尊敬を集めていた。勝の滞在する屋敷で用向きを伝えるが、門弟たちがそれを拒絶するのだが・・・?

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斉彬なら

「西郷?勝先生を暗殺しに来た刺客でないだろうな?」



門弟たちによれば、勝はその「方言癖」から度々命を狙われていた。もっとも、命を狙ってきた者がその後「弟子」になるという事もあったようだが。



「そうじゃき、今日は帰ってくれ」



リーダー格の土佐弁の男が吉之助に帰るよう促す。誰も西郷の顔を見た事がない以上、通すわけにはいかない。
そこに。



「お!?西郷どんじゃねーか!」



目を白黒させているのは先程の土佐弁の男。坂本龍馬。勝は屋敷にいると思い込んでいたいのだが、窓から外へ出て散歩をしていたのだ。勝は吉之助を部屋へ上げる。



「徳川300年の誇りを持っていたが・・・これまでかねぇ」



勝は国内での戦には反対である。今は日本人同士が争っている場合ではない。それは吉之助も同じである。



「勝先生が見捨てては民が苦しみます」



真っ直ぐな目で勝を射抜く吉之助。



「流石、あの斉彬さんが認めた男だねぇ」



勝はかつて斉彬と会ったことがあった。しかし、慶喜はその斉彬が「将軍に」と推した男だったはずだ。



「今、あのお方生きていたらなんと言うかねぇ」

「俺なら幕府なんぞ見限れというね」



慶喜は吉之助からの報告に激怒するが、吉之助の言葉に機嫌を直す。



「長州征伐で働かせて欲しい」

「お前も戦には反対かと思っていたが・・・?」

「おいには勝ちが見えておりもす」



征長軍総督には尾張徳川慶勝が就任する。そして、参謀長には吉之助が就任する事になる。




大河ドラマ西郷どんのあらすじ第28話いよいよ最後の段。長州藩に単身の乗り込む吉之助だが・・・。

西郷どんのあらすじ第28話下巻~別れ~

征長軍の総兵力は14万、対して長州は「本土防衛」という事で士気は高いとは思われるが、四国連合艦隊による砲撃、さらに禁門の変による敗北と疲弊している。吉之助はこの「長州征伐」への対応に関して腹案があった。

長州征伐

吉之助は半次郎などに命じ長州藩の内部を探らせる。日本、いやもはや世界から孤立している長州班内では「和平派」が再び実権を握っていた。




吉之助は征長軍総督である徳川慶勝に長州降伏の腹案を述べる。



  • 藩主親子の蟄居謹慎
  • 五卿の他藩への移送
  • 山口城の破却


これをもって降伏を認めるというものである。そしてその交渉の最前線には自ら赴くと進言する。徳川慶勝は西郷の進言を容れ新任の証に短刀を渡す。




吉之助は慶勝の許しを得ると長州の入り口である岩国藩吉川経幹と面会する。吉之助は長州からの憎しみを一身に受けていたが、単身乗り込んで来た気迫に流石の長州藩士もこれを斬る事は出来なかったのだ。




かくして、征長軍は戦うことなく長州を降伏に導き、解散となる。

慶喜の誤算

「西郷!これはいったいどういう事だ?」

「これがおいの征長でござもす」

「俺は戦えと命じたはずだ!」

「いえ、一橋様はおに「征長を任せる」と申されました」



慶喜は吉之助の行動は帝の意思を捻じ曲げる不忠であると難詰する。慶喜としては地に落ちた幕府の権威をこの「征長」での勝ち戦で再び高めるつもりだった。吉之助は慶喜のやり方こそ、幕府の延命のために手段を選ばない腐った政治であると反論する。



「西郷、腹を切れ」



吉之助はかつて慶喜を守るために長野主膳の密偵であった幻之丞を刺した短刀を抜く。そして、こともあろうか慶喜の眼前に突き刺す。



「昔の縁はこれで切りもした」



吉之助はそう言うと去って行った。




以上、大河ドラマ西郷どんのあらすじ第28話でござもす。

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