西郷どんのあらすじ第18話です。吉之助は月照と共に冬の錦江湾へと飛び込んだ。大恩ある月照を殺害して自分だけが生き残るという選択肢は最初からなかった。吉之助と月照は直ぐに見張りに引き上げられるが・・・!?大河ドラマ西郷どんあらすじ第18話!島編スタート!

西郷どんのあらすじ第18話上巻~島~

「お前の夫が災いと共に島へやって来る」



大島の龍家の娘とぅまは島の霊能者ユタから予言を聞く。




安政6年(1859年)1月。吉之助は大島にいた。いや、正確には「西郷吉之助」ではない。島にいるのは「菊池源吾」という男である。

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→西郷どんの感想第18話「流人菊池源吾」

生還

西郷と月照は護送船の見張りにすぐに引き上げられた。しかし、南国とは言え12月「冬の錦江湾」である。幕府の捕吏の目を避けながらの慣れない長旅で疲労も蓄積されていたのであろう。月照は既に息絶えいた。



→西郷と月照の関係について


一方吉之助はなんとかまだ息があった。必死の看病の結果命を取り留める事が出来たが、既に月照が亡くなっている事を知ると、



「何故死なせてくれなかった」



と、正助を責めるのであった。




さらに、藩の命に背いて月照と心中を図った吉之助への対応に正助たちは苦慮する。しかし、正助の尽力でなんとか前藩主である斉興の許しを得て、



  • 名前を菊池源吾と改め
  • 偽の墓
  • 行倒れの亡骸で墓の中身


まで準備をさせると「大島」へ流す事に落ち着く。



「おはんを天が生かしたんだ!」

「生きてくいやい!吉之助さぁ!」



正助の必死の説得で菊池源吾と名を変えた西郷吉之助は「大島」へと流される。

流人、菊池源吾

「ケンムンが出たぞ!」



大島へと流された吉之助は荒れに荒れた。命に代えて守ると誓った月照を死なせて自分だけが生き残っている。思い出す度に吉之助は叫んでいた。その様子を大島の人々は気味悪く見ていた。




ケンムンとは大島の言葉で「化け物」という意味である。




吉之助の世話は大島の名族でもある龍家に任されていた。この地の伝統で島へとやって来た薩摩人には「アンゴ」を差し出す事になっていた。




アンゴとは「島妻」である。




島妻は「妻」ではあるが、夫が薩摩へ戻る事になっても一緒に薩摩へ入る事は許されない。ただ、その間に子供が産まれた場合には薩摩人として薩摩へと入ることが許されてはいた。




余談ではあるが、正助の父次右衛門にもアンゴがおり、その間には子もなしていた。




しかし、荒れる吉之助を気味悪く思い島の女たちは誰も近づかない。また、吉之助は食事も殆ど食べない。



「困ったもんじゃの」



龍家の当主である龍佐民は困り果てる。佐民の甥である富堅は餓死させてしまえばいいと話すが、薩摩から送られた来た吉之助に何かあれば龍家にも咎がある。



「私が行くよ!」



そう答えたのは佐民の姪であるとぅまである。兄の富堅は驚く。



「じゃがアンゴにはならん!」



とぅまは吉之助を気味悪く思う家人の女たちの為に手を挙げるのであった。とぅま吉之助の家に赴くと食事の準備をする。



「刺青の手で作った飯など食えるか・・・!」

「おいのことは放っておけ」



吉之助はとぅまが準備した食事をひっくり返すと、侮蔑の表情で言い放ち出て行く。刺青は大島では「ハジキ」と言われ、これを施さないと死後極楽に行けないと信じられていた。




とぅまは海に向かって叫んでいた。



「神様!あの男に災難を与えてくりしょり!」



大河ドラマ西郷どんのあらすじ第18話はまだまだ続きます。

西郷どんのあらすじ第18話中巻~民ではない~

翌日。薩摩から「砂糖船」と呼ばれる船がやって来る。島の代官である田中雄之介も一緒だ。島の民にとっては「嫌な」来客である。

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奄美の砂糖

「こいでは我が藩の定める芹目に足らんでは?」



代官の田中雄之介は嫌な笑顔で佐民に説いた出す。大島で生成される黒砂糖はほぼ薩摩へと送られている。




因みに、薩摩の米の収入は6千両。一方で砂糖の収入は23万5千両。この時代、天下の台所と言われた大坂の砂糖の半分は奄美の砂糖と言われている。



「田中様・・・今年は台風が多かった事を田中様であればご存知かと・・・」



佐民はそう頭を下げるが・・・。



「ほう!そうであったな!」

「・・・なら、砂糖の作付面積を増やせばよかろ?」



田中は事もなげに言い放つ。



「ふざけんな!!なら俺達は何を食えってんだ!」



甥の富堅が怒鳴るのを必死で抑える佐民。



「土でも食え。ああ?それは反乱か??www」

「あ!そこの小僧!なにしてる!」



砂糖を運ぶ際にこぼれた欠片を子供が舐めたのを役人が咎める。母親が必死に許しを請うが押し飛ばされる。島人達が役人に食ってかかるが、追い散らされる。




その時。



「何しちょる?」



吉之助は役人たちを1人で投げ飛ばす。田中はその吉之助の様子から薩摩人と直ぐに察する。



「菊池様!悪いのは我々です・・・」



佐民が間に入りその場を収める。もし、田中に何かあれば島人はただではすまないのだ。

斉彬について

「菊池様はいったい何者??」



龍佐民は「菊池源吾」充てに届く書物や扶持米に驚く。その様子から「只の流人」ではなさそうだとは思っていたが・・・。




吉之助はとぅまに尋ねる。



「さっきの子供はいったい何をしよっとか?」

「砂糖を舐めたんだ」

「そんな事で・・・?」

「この島のことはなんも知らんね」



吉之助は落ちた砂糖を舐めただけであの懲罰とはと驚く。とぅまは島の苦しい生活や薩摩の横暴を責め立てる。特に「蘭癖で金を湯水のように使う」斉彬の事に話が及ぶ。



→調所広郷の皮肉、蘭癖重豪に見いだされ、斉彬により死す


「蘭癖の殿様が死んだ時は皆で喜んだわ!」

「お前に何が分かる!!!」



吉之助は斉彬への非難に対して、斉彬がどれ程民のことを考えていたかを力説する。



「私達は民に入っていなかった」



とぅまは涙を浮かべてそう言い残すと出て行くと一人海へ向かう。



「神様!あの男に災難を与えてくりしょり!」



とぅまは再び叫んでいた。



大河ドラマ西郷どんのあらすじ第18話いよいよ最後の段。吉之助は再び死線を彷徨い、そして「気付く」。

西郷どんのあらすじ第18話下巻~とぅま~

吉之助の元に見聞役の木場伝内が正助の手紙をもってやって来る。そこには、吉之助が島へと流された後の「大獄の嵐」の様子が記載されていた。

島の事

手紙には吉之助と共に国事に奔走した橋本左内の死など、凄惨を極める大獄の様子が書かれていた。



「後輩なら橋本左内」



吉之助は後にそう語っている。その左内が死んだ。吉之助は台風で大荒れの中外に飛び出し吠えるのであった・・・。




吉之助は大荒れの天気の中一晩中叫んでた事がたたり吉之助は高熱を発して寝込む。道端で倒れているのを発見されていなければ死んでいたかもしれない。




とぅまは殺しても死ななそうな吉之助の重病は自分が神に祈ったからだと自分を責める。



「こん人を助けて欲しい」



とぅまの願いが天に届いたか。吉之助の病状は回復する。




意識を取り戻した吉之助は佐民に尋ねる。



「あん娘の声を聞いたような気がします」



佐民はとぅまが吉之助の為に祈っていたこと、そしてとぅまの父は、かつて薩摩に厳しい島の生活をなんとかしたいと向かい、戻らなかったこと、そして、以降薩摩人嫌っている事を伝える。




吉之助はとぅまを探す。とぅまは台風一過、農作業に精を出していた。



「こん島の事を教えて欲しい」



とぅまに頭を下げる吉之助。とぅまは吉之助の手を引いて海が一望できる岬へと連れて行く。




以上、西郷どんのあらすじ第18話でございます。

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