西郷どんのあらすじの第7話です。嘉永5年(1852年)祖父龍右衛門が亡くなります。「吉之助の嫁さ見たかった」龍右衛門の言葉を思い出す吉之助。しかし、貧乏な西郷どんの家に嫁など・・・。そして黒船ペリーが日本へ向けて出発!西郷どんのあらすじ第7話始めます!

西郷どんのあらすじ第7話上巻~嫁探し~

労咳を患い体調を悪くしていた龍右衛門が亡くなります。吉之助をはじめ孫たちを可愛がってくれた優しい祖父であった。



「吉之助の嫁が見たかった」



吉之助ももう24歳である。しかし、西郷家は貧乏である・・・。

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とんとん拍子

「おいに来てくれる嫁などおるんじゃろか?」

「情けない事を!」



母の満佐子は吉之助を弱気を叱咤しますが、貧乏は如何ともし難い状況です。しかし、長男の吉之助が嫁を取らねば妹も嫁には行けない。



「もう一度話をする!」



と、気合いが入ったのは父吉兵衛である。実は昨年縁談の話があったのだが、吉之助は謝絶していた。相手は同じ城下士の伊集院家娘須賀である。同じ「城下士」と言っても伊集院家の家格は西郷家よりも高い。しかし、昨年の、



「御前相撲九州場所」



における、吉之助の活躍に父伊集院兼善がすっかり惚れ込んでいた。吉之助はそれでもとても嫁を迎えられる状況ではないと断っていたのだが、妹、琴の嫁入りも考えねばならずそうなると吉之助の嫁とりは避けて通れない。吉之助も、もし先方が良いのであれば嫁を取ると言う。



「よし!」



幸い、須賀が嫁に行ったという話は聞いていない。吉兵衛はさっそく伊集院家へ出向くと、縁談をまとめてくるのであった。



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正助の焦燥

正助は謹慎が解けず、未だ家の中で写経をしたり近隣の長稚児に学問を教えたりしている。吉之助は時々正助の元へも顔を出していた。



「今は嫁とりどころではなかと」

「来年はいよいよ参勤がございもす」



斉彬は参勤交代で江戸へ向かう事になる。実は、斉彬はその共となる者に藩内の有望な若手藩士を同行させるつもりでいた。若い藩士たちは俄然色めき立った。勿論、吉之助も出来れば斉彬について江戸へ行きたいと考えていたのだ。桜島を眺めながら語る吉之助と正助。



「おいも江戸へいきたかー!」



そう叫んだのは正助である。謹慎中の正助にとっては「江戸」も「嫁とり」も遥か天上の出来事のようなのだ。



「はは!すいもさん、つい羨ましくての」

「忘れてくれ!」



正助の言葉を聞いて自分の事ばかり話していた自分を恥ずかしく思う吉之助なのであった。




斉彬が藩主となってからも「お由羅派」の処分はおろか、正助はじめ、「斉彬派」の赦免もない状況ではあったが少しずつ藩、農民のの暮らしぶりにも希望が見えはじめていた。




斉彬は新田の開発を積極的に進めるなど農民の暮らしぶりの改善にも力を入れる。それは西郷の望むとこであり、以前にも増して仕事に打ち込むのであった。

黒舟前夜

「メリケンの船がやって来る」



所謂、「ペリー来航」である。今では割と知られるようになったが、幕府は出島のオランダ商館から海外の情報をかなり正確に入手していた。ナポレオン戦争、ナポレオンによる覇権の確立と挫折、ウィーン体制。余談だが、ヨーロッパがナポレオンに占領されていた時代、世界で唯一オランダ国旗を掲げていたのが、この長崎の出島であったと言われている。



「急がねばならない」


斉彬は名優の老中首座阿部正弘の督促もあり、急ぎ江戸へと旅立つのであった。日本の歴史に大きな影響を与える事になる「黒舟来航」は目前に迫っていた。

西郷どんのあらすじ第7話はまだまだ続きもす。

西郷どんのあらすじ第7話中巻~父よさらば~

吉之助と須賀の婚礼が行わる事になった。結婚と言えば、今でも人生の大きな慶事である。婚礼の日には近隣からも多くの客人がやって来た。しかし、吉之助にとってこの年は「悪い意味で」忘れられない年になるとは思わなかったであろう。

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日本一の嫁

この当時、嫁取り、結婚は「家と家」で行うものであり、当人の親同士、家同士で委細を決め、当人同士は婚礼の当日に初めて顔を会わせるという事は珍しくない。吉之助と須賀もこの日初めて顔を会わせる。




目出度い事という訳で客人達はおおいに盛り上がるが須賀はニコリともせず押し黙っている。親の進めた縁談であり本人は不本意だったのであろうか?




客人たちが気を利かして早めに帰っていく。伊集院家の者も須賀を残して家路についた。




吉之助は須賀に貧乏西郷家に嫁に来てくれ、苦労をかけてると思うがよろしく頼むとは頭を下げる。



「愛想が無くてもうしわけございもさん!」



須賀も吉之助、吉兵衛に頭を下げる。聞けば、子供の頃から「愛想」がなく、こればかりは性分なのでと詫びる。
そして、貧乏である事を詫びる吉之助に、



「貧しい事は恥ずかしき事ではございもさん」



と話す。
その様子に、上手くやって行けるか不安だった満佐子も安心するのであった。

嫁と姑

満佐子は須賀がやって来てから俄然気合いが入る。西郷家の仕来りをしっかり須賀に引き継がねばならないのだ。




西郷家は11人の大家族である。例えば、味噌一つ漬けるにしてもその量たるや尋常ではない。そして・・・須賀は不器用だった。



「義母上様、まだあるとですか?」

「義母上様、分かりません」



憶えもあまり良くなく、また性分とは言え無愛想なので、満佐子との雰囲気もやや険悪なように感じてしまう。



「須賀どんは親の命令で吉之助の嫁に来たかもしれんが・・・」



須賀と満佐子のやり取りを見ていた吉兵衛が声をかける。吉兵衛は自分と妻、満佐子の話をする。




吉兵衛もまた、親の命令で満佐子を嫁に取ったのだが、男と女とは不思議なものだという。今では日本一の嫁を貰ったと自負していると言うのだ。




最近の表現で言えば・・・



「運命の人と結ばれるのではなく、結ばれた人を運命の人にする」



と、いったところだろうか?満佐子はそんな事は人前で言う事ではないと言うが吉兵衛はお構いなしだ。



「本当の事だ!隠すことではない!(笑)」



満佐子も本心では嬉しいに違いない。まさか、これが吉兵衛との最期になるとは誰も、当の吉兵衛も想像していなかったであろう。




翌日、満佐子が吉兵衛を起こそうとすると亡くなっていたのだ穏やかな眠るっているような最期であった。




大河ドラマ西郷どんのあらすじ第7話、最後の段でございもす。

西郷どんのあらすじ第7話下巻~母との別れ~

「江戸行きに選ばれもした!」



大山格之介と有村俊斎が喜色満面でやって来た。二人は当然、斉彬の覚えも目出度く、郷中でも人望の厚い吉之助が選ばれるのは当然と考えていた。
しかし。



「おいは選ばれませんどした」

「!?なんで吉之助さーが・・・」

桜島

満佐子は夫吉兵衛が亡くなってから労咳が進んでいた。どんどん?せ衰え、自分の力で歩く事も難しくなっていた。



「桜島が見たい」



満佐子の願いを聞き入れ、吉之助は満佐子が指定した場所へとおぶっていく。



「ここで吉之助さーを抱いて旦那様と桜島を眺めた」



満佐子は自分の人生は幸せであり、吉之助は宝であったという。



「江戸行きは断ったんのでしょう」



満佐子は吉之助が家族のために江戸行きを断っている事を知っていた。優しい吉之助が父吉兵衛を失ったばかりの一家を残して江戸へ行けるわけがないのだ。



「これからは自分の為に生きて欲しい」



満佐子は吉之助にそう話すと静かに息を引き取った。吉之助はわずか数か月の間に、祖父龍右衛門、父吉兵衛、そして母満佐子を立て続けに失う事になる。

以上、西郷どんあらすじ第7話でございもす。

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