西郷どんの感想第12話「運の強き姫君」ですございます。斉彬の「篤姫は不幸になる」のとの言葉。これを知るのは薩摩藩内では西郷と斉彬だけ。幾島は勿論、当の本人である篤姫も知りません。しかし、その事に西郷も堪えられなくなりそうで・・・。西郷どんの感想第12話始めます!

西郷どんの感想第12話~正助~

薩摩藩ではついに「お由羅騒動」で「島送り」等の処分を受けていた者にも赦免の沙汰が下ります。鬼界ヶ島(喜界ヶ島)に流されていた大久保正助の父次右衛門も帰還します。・・・俊寛にならなくてよかた・・・!
しかし、「お由羅騒動」から早5年・・・。友の吉兵衛、そして妻満佐も鬼籍に入っておりました。

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→翔ぶが如く第7話「篤姫輿入れ」

正助・・・?

父、次右衛門が鬼界ヶ島から帰国。余談ですが、次右衛門は役職も元に戻ります。元々、家族の数も西郷家と比べれば少ないので、大久保家の家計は随分と楽になります。一方で西郷家は・・・。信吾(従道)や小兵衛が「育ち盛り」となり益々家計は逼迫していく・・・。



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まあ、余談はこれくらいで・・・。




一寸気になった事が。




正助が久光に「宝島事件関連」の資料を届けに行く場面がありましたね。




そこには久光宛の「ラブレター」が・・・。




後に出てくる話ではあるのですが、西郷が「島流し」に合っている間正助久光に近づくために涙ぐましい努力をしています。




その中に「本にラブレター」作戦があったのですが、その時は「権力」を得なければ、藩政改革もままならないと、今後薩摩藩内で確実に重きを為す「国父」久光に近づくという明確な意思があります。




ただ、現時点では・・・?
まあ、深読みすれば虎寿丸が亡くなっているため、跡取りの問題は確かにあり、斉彬自身は久光の子である島津茂久を自身の養子とする案を父斉興に打診をしているとは思われるのですが、その事を正助が知っている訳もなく、また精忠組は「忠義に家督を譲るのだけはならん!」と、かなり強硬だったはずです。




手紙の内容は「此度の御赦免」に対する礼状の体を為していますが、もし、本当にただの礼状であれば正直・・・唐突感を禁じ得ないかな。




まあ、だから正助はモテないとも言えるのか!?




でもここで「ラブレター」作戦を使ってしまったら、また、同じ作戦を使うのでしょうかねぇ・・・!?




因みに、「お手紙作戦」は「出過ぎた真似をしよって!」と久光様に当初はご不評だったとも・・・。




西郷どんの感想第12話「運の強き姫君」はまだまだ続きます。

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西郷どんの感想第12話~篤姫御輿入れ~

篤姫様は幾島様のご指導の下既に「三国一の花嫁」となり、将軍見台所に相応しい「知識・教養・立ち居振舞い」を身に付けております。しかし、花には見頃もあると申します・・・!

幾島様がお下品・・・いや!逞しく・・・!

何度か触れております通り、幾島様の前世は晴信の思い人「湖衣姫」でございます。まあ、湖衣姫様もその御性格は「大したタマ」でしたがぱっと見はしおらしいお姫様でございました。




ただ、やはり前世で「八重」と戦ってきたからでしょうか?



※関連記事:→武田信玄第10話「いしいしと八重」


今世ではすっかり逞しくなられて、篤姫様輿入れのために、自ら、品川宿に出向いて情報収集を行い密偵の真似事をされる!




そのあまりに堂に入ったご様子に吉之助も二の句が付けないご様子でした。




それも、「手塩にかけて」育て上げた篤姫のいち早い御輿入れのため。




そう。幾島様は思ったのでしょう。



「花には見頃がある」



と。
如何に美しい大輪の花を咲かせていてもいずれはその花も枯れていきます。今、正に大輪を咲かせている篤姫をいち早く大奥へと輿入れさせたい。




分かる!




分かります。




今で言えば「アイドルにも推し時」があるといった感じでしょうか?余談ですがそういった意味では次期某国民的アイドルのセンターは、知名度こそ高くはありませんが、どうやら2万年に1人の逸材との呼び声が高いらしいので期待が持てそうです・・・。




しかし、幾島様は後に知ります。




自分の努力が「一部」いや、「最も大事な一部」が徒労であった事を。

幾島、鬼になる

吉之助は前回「お篤は不幸になる」という斉彬の言葉を聞いています。しかし、幾島も、当の本人である篤姫もまたその理由を知りません。



「上様は病弱で夫婦の事も叶わぬお身体・・・」



偶々、斉彬と吉之助がそのやり取りを話しているのを聞いた時の幾島様のご様子。春画を焼いているご様子に切ないモノがありましたね。




その後、幾島様は篤姫を徹底的にシゴキ倒しています。




私にはその幾島様の優しさがたまらなく胸に来ました。



「子供を望めない」



が、どのような事を意味するのか。本寿院様も乳母の歌橋も家定が「子を成せない」という事実は受け入れない。その場合は篤姫がその責めを負う事になる。




将軍見台所が権力を得るには「次期将軍の母」にならなければ難しい。




篤姫にそれが望めない以上、大奥での暮らしは過酷で希望のないものになる。




そうであっても、誰も篤姫を救う事は出来ない。



「篤姫は一人で戦わなけれなならない」



心を鬼にして篤姫をしごく。




これは前世で山本勘助殿も言っていました。



「湖衣姫様は裏方で生きていかねばならない」



前世での幾島もまた武田家の裏方で八重殿と戦いました。そのような記憶が脳裏によぎってのではと思われてなりません。




西郷どんの感想第12話「運の強き姫君」いよいよ最後の段でございます。

西郷どんの感想第12話~安政の大地震~

さて、今宵一番の魅せ場は「安政の大地震」でしょうね。安政年間は地震が多い期間でした・・・。安政の大地震は安政2年(1855年)10月2日午後10時ごろに関東地方で発生した大地震です。気候でも触れられていましたが・・・。この大地震で「水戸」は滅んだのです・・・。

母を庇い圧死

「先輩なら藤田東湖先生、後輩なら橋本左内」


後に西郷にこのように言わしめたのが水戸の藤田東湖。過激な攘夷論者ではありましたが、この頃「尊王の志士」たちの羨望を集めた人物です。




藤田東湖は残念ながらこの「西郷どん」では出番はなさそうです。気候でちょっとだけ触れられていましたが・・・。




藤田東湖は地震で一度屋敷を出た後に、老母が未だ屋敷内にいる事に気づき、屋敷内に戻り、老母を庇い圧死したと伝わります。




そう。




今日の西郷と篤姫のようですね。




もし、この大地震で篤姫を庇い西郷が死んでいたら。




この後の歴史も一変していると思います。




一方で、もし藤田東湖が生きていたら・・・。




水戸藩はあのような内ゲバで影響力を喪失することもなかったかもとも思います。

篤姫の気持ち

「西郷、一緒に逃げよう」



崩れる屋敷内で篤姫が西郷に語った言葉。




篤姫は斉彬から「全て」を聞かされても気丈に振る舞っていました。しかし、内心は不安であったろうと思います。その心情を吐露したのが前述の言葉だったのではないでしょうか。




それは、本心でありながら、本心ではないという「心情」なのだと思います。




昨今、何事も「額面通り」に受け取る事を良しとする風潮が富に強くなっておると感じます。




この言葉も「本気」なのであれば「将軍家に対して無礼」であり、もし「本気ではない」のであれば「御戯れが過ぎる」とか言われそうでございます。




しかし、人間は残念ながら「ソフトウエア」ではないのです。




この微妙な感情を思いやる心こそ、日ノ本に必要なものかと存じ上げます。




・・・因みに、吉之助もまた本気で逃げようとしていたかな。気持ち気持ちで答える吉之助の吉之助たる所以でございます。




後の江戸の町の運命を想えば・・・。我が日ノ本そのものが「運の強き姫君」のお陰で助かったともいえると思います。




以上、西郷どんの感想第12話「運の強き姫君」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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