西郷どんの感想第1話「薩摩のやっせんぼ」です。冒頭は上野公園の西郷どんの序幕式からでしたね。「違う」と言った糸の言葉が印象的でした。その理由は西郷どん銅像の顔形ではないと思います。そして・・・!斉興、斉彬、久光・・・!これは期待できそうです。特に久光!西郷どん感想第1話始めます!

西郷どんの感想第1話~子役達の活躍!~

ついに始まりました西郷どん!本年も感想も完走する所存ですのでお付き合いを頂ければ幸甚にございます!最近は子役、上手いです。

→無料視聴可能な大河!2022年1月22日更新

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子役主演男優&女優

昨年の「おんな城主直虎」は4週間に渡って子役の出演が話題になりました。直虎の感想第1話「井伊谷の少女」でも子役の活躍について書いてましたね。




さて、その少年少女達皆活躍していたと思いますが・・・。
まず女優賞。
(まあ、1人しかいなかったんですけど)



糸ちゃん!



これが可愛かったですね。
そしてただ可愛いだけではなく、成人した糸(黒木華)の面影がある・・・!去年の鶴丸みたいですね。第1話の「妙円寺詣り」で勝ったものの「女の子」とバレてクソガキ共に文句言われて泣いてましたけど・・・。このクソガキの8割位が「やべ、可愛い」って思っていたと思います!12歳、13歳ではそんな感じ(今はもっとマセてるのかしら)ではないかと思います。




そして、もう一人は小吉を斬りつけたクソガキですね。てか、腹切れ!って叫んでました。最後に小吉を見下す感じがホント腹が立ちました。




でもまあ、見方を変えれば、根性無の、いじけた坊ちゃんを上手く演じていたかなと思いました。という事で子役男優賞は尾田栄作君!




因みに、「尾田栄作」というのが役名でしたけど、一瞬、「尾田栄一郎」の祖先!?とか思ってしまいました・・・!関係ないですよね?

女装と男尊女卑

小吉は糸が泣いているのを見て「天狗」の言葉を思い出しているんですよね。



「弱い者を見捨てる奴はクズ」



糸は皆に責められて泣いてましたからね。放っておいてはダメだと思ったのでしょう。糸の気持ちを知るには糸と同じに(江戸末期はまだ正式に女にはなれないが)なってみる。女装して道を歩いて女として生きる事とは何かと経験する。




この場面が良かった。




当時は当然男尊女卑のような時代でしたけど、九州は結構その傾向が未だに残っているように感じます。



「男と女の洗濯物は一緒に洗わない」

「なんでじゃ!?二度手間じゃっとん?」

「なんでって?分からん!昔から!」



ああ、今や平成も終わりに近づき21世紀もそろそろ20年だというのに、同じような話を九州の方から見聞きする事が度々あるんですよね。曰く、「風呂親父→長男→他」とか「親父が帰るまで飯食えない」とか「洗濯物は男女別」とかの件も聞いた事があります。これはやはり地域性も多少はあるのかなと感じました。




まあ、昨今は「逆の意味」でパパの洗濯物は別で洗う家庭も増えているそうではありますが・・・!やはり、男と女の間には深い河が流れておるのかも・・・!




西郷どんの感想第1話「薩摩のやっせんぼ」はまだまだ続きもす!

西郷どんの感想第1話~島津家の様子が中々~

西郷どんの第1話「薩摩のやっせんぼ」では西郷一味?はまだ子供でしたが島津一族は皆大人でしたね。島津斉興役の鹿賀丈史(翔ぶが如くで大久保)や久光の青木崇高(龍馬伝で後藤象二郎)とか強烈なイメージがある人も多いのでは?




子供の頃は自分が気に入った、例えば「武田信玄=中井貴一」といったイメージが定着すると、他の役者が演じているのって嫌だったんですよね。
(中井貴一が徳川宗春を演じるのも違和感があった。現代劇は許してたけど・・・)




昔はそういのはあまり好きではなかった時期もあったのですが、年をとった影響もあるのかなと思うんですけど、いつの頃からか別の役をやってくれるのが、逆に面白いと思えるようになりましたね。そして、久光!!期待を良い意味で裏切ってくれました。

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久光可愛い

久光は可愛いですね。
正直、島津久光というと高橋英樹の「怖い」イメージが強かったんですよね。
生麦事件の時に、



「斬れ!」


って籠の中から言うシーンとか今もよく覚えています。まあ、史実でも斉彬との仲は悪くなかったと言われているのでそこは想定内なんですけど、もっと、「お堅い人」でかつ「兄に憧れるけど劣等感あり」後藤象二郎的なイメージを想定していたので、めっちゃ癒し系で草生えるという感じです。




このまま可愛い感じで行くのか、それとも、拗らせて行くのか‥・?毎回久光を見るのが楽しみになりそうです。去年は「政次」が色々と注目されましたけど、今年は久光かな・・・?

ラスト・サムライ

斉彬も加山雄三のイメージですけど渡辺謙は普通にカッコイイですね。




完全に「ラスト・サムライ」のイメージだった!「ラスト・サムライ」はご承知の通り架空の人物ではありますが、モデルは西郷どんなんですよね。
(姿形は西郷っぽくないけど)




今後、父斉興とは犬猿の仲になっていくはずなんですけど、今夜は・・・最後の家族団欒なんですかね。




この父子の対決にも注目して行きたいと思います!




さて、西郷どんの感想第1話「薩摩のやっせんぼ」も最後の段。糸の言っていた「違う」に意味とは?

西郷どんの感想第1話~糸の言う「似ていない」の理由~

冒頭は明治31年(1898年)、上野公園の西郷隆盛像の序幕式。



※上野公園にて大河姫撮影



「宿んしはこげんなお人じゃなかったこてえ」
(うちの主人はこんなお人じゃなかったですよ)



西郷どんでも描かれていましたが、その言葉に従道はじめ、集まった有志の人々を慌てさせたと言います。

実際は似ていた?

幕末明治の時代はご存知の通り西洋の文物が日本にも入って来ている時代で、例えば、西郷の生涯の主君と言える斉彬を始め、多くの人物が写真を残しています。しかし、西郷は写真を嫌い生前一枚も写真を残していません。




余談ですが、必ずしも西郷との関係は芳しくなかったと言われる大村益次郎も写真嫌いと言われ、生前の写真は残っていません。




さて、では本当に似ていなかったのか?西郷が城山で自刃するのが 明治10年(1877年)ですから、当然、明治31年当時は生前の西郷に会っている人間は数多く生存しています。




序幕式は従道や大山巌などの親族だけではなく、旧幕府方で「江戸無血開城」のもう一人の立役者である勝海舟も来ています。




勝海舟あたりであればもし本当に似ていなかったら、



「てやんでぃ!誰のおかげその間抜け面を引っさげて生きているんだい?」

「20年そこらで大恩人の顔を忘れるたぁ世も末だね!」



くらい言いそうですしね。
また、後に日露戦争前後、外交や講和条約締結で活躍した金子堅太郎は西郷隆盛像をよく似ていると書き残しています。




ではいったい糸は何を言いたかったのか?
顔形ではなく、



「着流しで狩りなどしなかった」



という意味とも言われていますがどうでしょうか?

明治政府の不安

私は糸が言いたかったのは「顔形」「着流し」「似ている似ていない」「狩りに行った、行かなかった」ではなく、期待とは違ったというのが大きかったのではと思います。




朝敵となったとは言え、当時から「西郷隆盛」無くして維新はなかったと信じられています。西南の役も決して「私利私欲」ではなく、むしろ「私利私欲」に走る明治政府を叩きのめし第二の維新を目指したものです。




その西郷の名誉回復がなされた(赦免されたのは明治22年(1889年))にも関わらず、陸軍大将などの正装ではなかった事に対するガッカリ感であったように感じます。




実はこの銅像も「皇居内の建立」「正装」した像での製作も検討されたものの、反対意見も根強くあり、苦肉の策であったと言われます。西郷の事をよく覚えている人が多いという事は、それだけ、「西南の役」の記憶も生々しい時期と言うことや、そして何よりも「西郷隆盛」という存在への「恐怖」があったのでしょうね。




西郷は名誉が回復された後に正三位を贈られていますが、これは同じく逆賊であって後に許された会津藩主であった松平容保の極位と同じです。
(像の建立の中心人物である吉井友実は正二位)




ただ、私は結果的にはこの着流し姿の西郷どんは良かったのかなと思います。犬を連れている西郷さんのイメージは親しみやすいですね。




因みに、糸の生前には叶いませんでしたが鹿児島市立美術館には陸軍大将の正装姿の銅像があります。




以上、西郷どんの感想第1話「薩摩のやっせんぼ」でございます。

今宵は此処までに致します。

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