おんな城主直虎のあらすじ第44話「井伊谷のばら」でございます。小姓に昇格し、次はいよいよ初陣。その機会は意外と早く訪れたかに見えましたが・・・?おんな城主直虎のあらすじ第44話「井伊谷のばら」はじめまする。

女城主直虎あらすじ第44話上巻~出世~

長篠の戦から3年。武田と徳川の争いは徳川が優勢となり、遠江においても武田の勢力を追いつめつつあります。そんな中、万千代と万福は甲冑着初め式に臨みます。

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初陣

「二人とも見事な武者ぶりである!」



二人の着初め式には家康も臨席していた。その初々しくも凛々しい姿に家康も目を細める。




甲冑着初め式。次はいよいよ初陣である。その機会は思ったより早く訪れそうである。



「田中城攻め」



田中城は駿河西部、つまりは遠江に隣接する城であり、武田が駿河を治めるようになってからの後、武田の遠江攻略の拠点となっていた。



「どのように攻めるのか!」



初陣は生涯で1度きり。はやる気持ちを抑えきれない万千代である。田中城は武田の遠江方面攻略の拠点だけあり、掘り幾重にも空堀がめぐらされた要害である。




しかし。




万千代は過去の自分を呪いたい気持ちに駆られる。出陣をしたはいいものの、一向に戦に加われる様子がないのだ。

色小姓

「色小姓」



かつて、万千代は家康に寝所へ来るように呼ばれていた。
その際、



「すっかり身綺麗」



にして、寝所へ向かった事から、家中では家康の「ソノ道」の御相手と認識されていたのだ。勿論、それは誤解であったのだが、万千代はその誤解を上手く利用した。
・・・まあ、家康がその気なら受けて(責めて?)みる覚悟ではあったが・・・




小太郎はじめ小姓は勿論、家臣の者でも万千代が「家康の御相手」なら気を遣う。万千代は誤解をそのままにして我が身と万福を守ってきたのだ。



「殿の御相手に怪我などあったら一大事」



万千代は家臣が気を回し常に安全な陣中での待機となる。小太郎はじめ、他の小姓は戦の役目があるのに・・・。



「これは、早めに元服しなければ・・・」



下手をすれば一生小姓として過ごし、後には井伊万千代は色事師で「ソノ道」が仕事と嘲りを受けかねない。




そこへ先日謁見した岡崎の信康もやって来る。挨拶をする万千代に親し気に声をかける信康。先日、信康に付いていた武将(近藤武助という)も一緒だ。



「私もそろそろ私も元服する頃なのですが・・・」



万千代は信康に家康にその旨をとりなして欲しいと頼む。



「父上はお主を戦には出したくないのかもしれぬな。」



信康は先日自分への使者に立てられた若者を家康は買っているだろうと思っていた。戦が得意な武将は他にもいる。

万千代はそれならばと、他の役目で手柄を・・・。
戦場で戦に出る以外の役目は少ない・・・。



「見張り、夜回り」



万千代は万福と二人、警護を徹底的にやろうと決意する。




おんな城主直虎のあらすじ第44話「井伊谷のばら」はまだまだ続きます。

女城主直虎あらすじ第44話中巻~暗殺~

やるからには徹底的にやる。その日から二人は家康の警護を交代でする事にした。そこで想像だにしていなかった大金星を上げる。

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守る

「曲者!皆さま出会え下さい!!」



万福は肩を斬られ、万千代は必至に曲者を取り押さえています。そこへ、警護の兵も到着し曲者はようやく捕らえられた。




万福は肩の切り傷を治療し、万千代は心配そうである。



「いったい何があった?何故気が付いた?」



そこへ榊原康政がやって来ると暗殺未遂事件の顛末を尋ねる。家康を暗殺しようとしていたのは信康配下の近藤武助であった。




万千代が万福と寝ずの番を初めて暫くすると、家康の薬箱、万千代が渡した物だ、の留め金が反対になっている事に気付いた。自分が反対にする訳がないし、家康もその几帳面な性格から考え難い。




調べてみるとそこには何かが混ぜられていた。何者かが暗殺を企んでいる・・・?そう、これは万千代を犯人に仕立て上げる家康の暗殺計画と考えた。




その日、家康が薬を所望するが、万千代は疲れ果て寝ていた。万福は薬の調合に詳しい者はいないかと陣中を探す。



「私めが」



近藤武助である。近藤武助は慣れた手つきで薬を調合し、家康に出したその時。



「其の方、毒味をせよ。」



万千代は起き上がり、その手を掴む。すると、武助は斬りかかり、家康を守るべく万福が斬られてという事だ。




もし、家康が毒殺されれば。武助ではなく、薬を準備していた万千代が疑われたはずである。



「そうか、よくやった。」

一万石

家康暗殺を謀った近藤武助とその一族は殺害された。そして、家康を守り切った万千代の手柄は非常に高く評価される。



「一万石!?」



一石とは大人一人の一年分の米である。一万石といえば江戸時代でも大名である。ましてや、徳川家はまだ三河と遠江を領有する大名。一万石がどれだけの大禄が分かるという者である。




この知らせは後にしのを通して直虎の元へも伝わるが、万千代の活躍を知らない直虎は腰を抜かしてしまった。




万千代は大喜び・・・。




いや、禄はあっても万千代は井伊家の当主ですらないのだ。そう、あのクソ尼に家督を譲ってもらわなければ・・・。



「クソ!やはり儂の邪魔をするのはおの女か!?」



万千代は早々家督を譲りそうもない直虎を思い出し歯噛みしていた。




そこに、井伊谷から知らせが届く。



「叔母上様(祐椿尼)が倒れた!?」



おんな城主直虎のあらすじ第44話「井伊谷のばら」いよいよ最後の巻です。

女城主直虎あらすじ第44話下巻~母と子~

万千代が家康を守る活躍をしている事、祐椿尼が体調を崩し倒れていた。

祐椿尼倒れる

「歳じゃからの・・・」



南渓和尚はポツリと漏らした。祐椿尼はもう良い年である。それは直虎も分かってはいたが、今迄心配ばかりかけてきた母に親孝行がしたい。




祐椿尼が好きだったもの。
そう、花だ。




直虎は母が寂しい想いをしないように、時々世話に来て欲しいとなつに頼む。また、母が好きだった花を飾り喜んでもらうおうと考えている事を伝える。




なつはしのやあやめ、方久夫妻等にも直虎の意を汲んで伝える。ほどなく、祐椿尼の周りにはいつも人が溢れるようになる。



「万千代と万福は息災ですか?」

「殿の覚えも目出度く此度1万石をご加増頂きました。」



しのの話に腰を抜かす直虎であった。そこへ、万千代も祐椿尼が病床にある事を知り駆けつけてくる。

万千代と直虎

二人は気まずい雰囲気で再会する。
龍潭寺の井戸で手を合わせる二人。
しかし、想いはまったく噛み合わない。



「今、上手くいっている井伊谷に波風を立てたくない。」

「いずれは先祖伝来の井伊谷を取り戻す。」



二人は違う方向を見ている。



「お主に家督は譲らぬ!」



最後は文句の応酬となってしまうのであった。

幸せの形

祐椿尼は夫直盛の元へと旅立って行った。



「苦労ばかりをかけてしまった。」



祐椿尼は最期、直虎に幸せとは言えない人生を歩ませてしまった事を詫びた。
しかし、直虎は祐椿尼に伝える。
これは本心であった。



「私は幸せでしたよ。」



もし、家督を継承するような事がなければ、領民達はただ、年貢を納めたり、戦や賦役で使うだけの存在と思っていた。彼らには彼らの生活や幸せがある事に想いは至らなかったであろう。そういった事を知る事が出来たのは幸せな事だと。




祐椿尼は皆に見送られ静かに永眠した。




祐椿尼が旅立った後、井伊谷にはばらが咲き誇った。



「長春花」



長春とは一年中花が咲くという意味である。




以上、おんな城主直虎のあらすじ第44話「井伊谷のばら」でございます。




今宵は此処までに致します。

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