おんな城主直虎のあらすじとネタバレ第43話「恩賞の彼方に」でございます。その働きを認められついに小姓へと出世した万千代と万福。しかし、まだスタート地点に立った段階。おんな城主直虎第43話のネタバレとあらすじ「恩賞の彼方に」はじめまする。

女城主直虎あらすじネタバレ第43話上巻~出世~

織田徳川連合軍の長篠の戦での勝利。この四半世紀以上負け知らずだった武田の敗北は裏を返せば徳川に味方した者は大手柄と言う事になる。その手柄を競って報告にやって来るが・・・。

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盛況浜松城

浜松城は恩賞を求める者でごった返していた。改めて徳川傘下の武将の多さに驚く。既に三河の小豪族ではないのだ。




万千代と万福、そして新人草履番のノブ事本田正信はこんなこともあろうかと、草履箱を新調していたため、後任のノブでもこの混雑を順調に・・・。



「儂はいつになったら中へ入れるのじゃ!!」



そう上手くいくものでもなかった・・・。今迄登城した事もない人間も多いのだ。玄関はまさに戦場と化し、ノブの技量ではとても捌けるものではなかった。




そこは「日ノ本一の元草履番」。万千代と万福はノブと一緒に草履番として登城客を捌いていく。



「こちらにお名前を記載して下さい!」



名札を配る暇もないので、皆に自筆で名前を書いてもらう。小姓就任後一番の大仕事は何のことはない草履番であったのだ。




目まぐるしく小姓就任初日が暮れていく。




おんな城主直虎のあらすじ第43話「恩賞の彼方に」はまだまだ続きます。

女城主直虎あらすじネタバレ第43話中巻~役目~

小姓・近習の仕事は数多い。しかし、万千代も万福もまだ小姓中では一番下である。家康の身の回りの御世話をする御役目は徳川家中の有力武将の子弟が既に受け持っており、中々割って入る事は難しい。

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新しい仕事

洗顔担当、着物を着せる者、掃除、膳を運ぶ・・・。新参者の万千代が仕事を得るのは容易でなない。



「今迄にない新しい仕事・・・。」



万千代は発想を転換する事にした。入り込めそうな仕事がないのであれば自分で新しい仕事を創ってしまえばいい。出来れば、その仕事が奪われないような物であれば・・・。




万千代は一計を案じると支度を整えて家康の寝所へと向かう。



「何用か?」



先日、万千代と万福をコケにした小太郎である。万千代は疲れや気が回復する薬湯を持って来たというが、薬師でもない小姓の薬など殿に服用してもらう訳にはいかないと言われるが・・・



「ひめはぎの薬湯をお持ちしました!」

「疲労回復と滋養強壮に良いと言います!」



万千代は寝所の家康に聞こえるような声で話す。



「入るがよいぞ!」

「はは!」



小太郎は地団駄を踏まんばかりである。

薬番に俺はなる!

「薬にも詳しいのか?」

「龍潭寺に薬に詳しい者がおりまして。」



薬に詳しい者とは昊天さんである。家康は物珍しそうに持ち込んだ薬湯を眺める。



「薬にご興味が?」

「いや、じゃが養生には興味があるの。」



万千代はにやけるのを必至が隠す。井伊には昊天さんの薬が沢山ある!ここで薬担当になれば・・・。家康は此度の勝利における恩賞差配に難儀をしているようだった。どうにも頭の中がまとまっていないようだ。



「殿、こうされては・・・」



万千代はバラバラに記載されている家来たちの手柄を一覧表にしてはと提案する。家康に促され今でいうところのマトリックス表を作成する。



「お!見やすいの!」



家康は喜ぶ。
万千代は「養生に興味がある」家康の信頼を得るには薬担当になるしかないと決意する。

天佑

「あとはどう薬を仕入れるかじゃ。」



万千代は部屋に戻ると万福と相談する。万千代が懸念しているのは材木の件で策を潰したクソ尼(直虎)の存在である。



もし、井伊に依頼をすれば、直虎は必ずこう言うはずだ。



「近藤殿に御命じ下さい。」



そしたらまた手柄が逃げていく。



「薬を商う方久殿に直接頼むのはどうですか?」

「あれは銭の犬じゃ・・・金が掛かる。」



思い悩んでいると今回は向こうから機会がやって来る。



「常慶様!」



実は井伊谷では材木を斬り過ぎたため、先日の雨で土砂崩れが起こっていた。その対策の知恵を借りたいと松下に相談があったのだが、本人は行くことができないので図面で知らせる事になったのだ。



「万千代は画が上手かったな?」

「はい!ただ、見返りに薬を所望して下さい!」



かくして、万千代は己の才覚で薬を入手する事に成功するのであった。




おんな城主直虎のあらすじ第43話「恩賞の彼方に」最後の巻でございま

す。

女城主直虎あらすじネタバレ第43話下巻~恩賞~

家康は恩賞の差配に悩んでいた。皆に厚く報いたいが、与える事が出来る知行や銭には限りがある。こうしてみると岡崎の面々は浜松の面々と比べるといくらか手柄が寂しいようだ。

彼方立てれば此方が立たぬ

「泣いてもらうしかないかの。」



万千代が取り寄せた薬を持っていくと家康は思案の際中であった。万千代は一応薬は医師にも見てもらうように伝えるが、井伊を信頼しているので大丈夫だと言う。家康の井伊へ信頼が嬉しい。



「お主なら岡崎をどう処遇する?」



家康万千代に尋ねる。あまりの責任のある決断を迫られ驚く万千代。



「お主の言う通りにするわけではないぞ(笑)」



万千代は槍働きは確かに浜松が大きな手柄を立てているが、結局此度の戦になんとか勝てたのは、織田が3万の援軍を寄越したからこそ。




それは、織田と国境を接する岡崎が不断の努力で信頼を勝ち得たからこそと言う。浜松や新参旧今川系や武田系に厚く報いれば不満が出るかもしれない。




思案の為所であった。




家康はかつての主君である今川氏真にも恩賞を与えなければならない。



「万千代!ひとつ頼まれてくれぬか?」

岡崎の信康

万千代は家康の命令を受けて岡崎へと向かう。



「諏訪原城を恩賞として今川に預けたいと考えております。」



家康の嫡男信康に謁見すると家康の考えを伝える。諏訪原城は遠江の東の端である。つまりは武田が支配する駿河と隣接している。そこに今川ゆかりの者が入れば駿河への睨みを利かす事が出来る。




また、その仕置きなれば、岡崎の人間も納得感が得やすいはずだ。さらに、信康の母瀬名は元は今川の出身。信康を戴く岡崎としても文句は出にくいはず。



「成程、承知した。岡崎もよしなにと父上に伝えくれ。」



万千代は初めて会った信康に憧憬の念を抱いた。温厚で風格のある佇まいである。そして、いずれはおじじ様こと井伊直平という共通の祖先を持つこのお方にも仕える事に成る。




万千代は誇らしい気持ちであった。




以上、おんな城主直虎のあらすじ第43話「恩賞の彼方に」でござます。




今宵は此処までに致します。

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