おんな城主直虎のあらすじとネタバレ第42話「長篠に立てる柵」でございます。いよいよ長篠の戦が始まってしまいます。我が武田はこの戦い以降、劣勢となり、最期まで挽回をする事が出来ませんでした。この戦いに使われた柵は井伊の物でございましたか。おんな城主直虎第42話のネタバレとあらすじ「この玄関の片隅」はじめまする。

女城主直虎あらすじネタバレ第42話上巻~決戦前夜~

天正3年(1575年)5月。織田徳川連合軍は長篠城西方に広がる設楽原に着陣。その数凡そ3万8千。一方、長篠城を包囲する我が武田勢は1万5千にございました。

※注目記事:→何故語られない?長篠の戦いが無謀ではないこれだけの理由

陣地構築

「気に入らん!!」



徳川諸将はいきり立っていた。此度の戦の主は徳川であるべきで、織田はあくまでも援軍。しかし、徳川が調達した材木を使い柵を配置し、空堀を掘り、陣地を構築する。この指示を出しているのは織田方の武将である。




確かに織田は援軍ではあるが、その数は8千の徳川の3倍近い。織田からすれば徳川は「傘下の武将」に過ぎないのかもしれない。




しかし!
それでもあくまで織田と徳川は盟約で結ばれた独立国。それなりの配慮があって然るべきと大久保忠世等は織田に怒鳴り込んでいく勢いだが。



「徳川が武田に勝てぬのは武田の戦い方で勝とうするからだ」



織田信長。
この男を前に徳川は勿論、織田方の武将も緊張の面持ちである。とても現場の仕切りの文句を言える雰囲気ではない。




三方ヶ原の際は浅井・朝倉、そして小賢しい足利義昭。畿内方面にも気を回す必要があったが今回は違う。




三方ヶ原時にやっていた援軍は佐久間信盛以下1千であったが、今回は信長自ら3万の大軍を率いてやって来ているのだ。

父と子

「岡崎の様子はどうじゃ?」

「はい。なんとか上手くやっております。」



現在三河・遠江を領有する徳川家。徳川家の本拠地でもある三河岡崎城には家康の嫡男信康が入っているが、今回の武田との決戦には岡崎城から信康も参戦していた。




親子は陣中で碁を楽しんでいた。



「舅殿(信長)とは上手くやっておるか?」



信康の妻徳姫は信長の娘でもあり、信康にとっては義理の父親になる。



「そう言えば先日、名物をやろうとおうお話がありました。」



名物とはつまりは「茶器」である。信長が所有する茶器であれば城が立つほど高価な物であろう。そのように高価な物を信康に・・・?ただ、信康は無礼にならないように丁重に辞退をしたという。



「舅殿としては義理の息子と仲良くなりたかたのじゃろ」

「それは無理でございます。私は人の子でございますゆえ・・・」



信康は信長の近寄り難い天才性をそう表現した。家康もまた苦笑してさもありなんと、頷くのであった。




おんな城主直虎のあらすじ第42話「長篠に立てる柵」はまだまだ続きます。

女城主直虎あらすじネタバレ第42話中巻~長篠の戦~

浜松城(旧曳馬城)で日本一留守居役を命じられた万千代はクサクサしていた。留守居役が大事な役目というのは分かるが・・・。

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日ノ本一の留守居役

「暇でございますな。」

「誰も登城しませぬからなぁ。」



万福とノブこと本多正信がのんびりとした口調で話す。徳川の有力武将は長篠城救援のため織田勢と共に設楽原へ出払っており城はもぬけの殻である。
家臣の途上は勿論、ほとんどない。



「作り直しましょう。」

「へ?」



万千代は草履箱を作り直すと言います。現在でも日ノ本一の草履番システムではある(多分)が、草履箱の段数を増やせばさらに他に追随を許さない草履番となれる。登城が少ない今がチャンスである。




草履箱を作り直していると、小五郎という小姓がやって来て万千代に相談があるという。




倉庫に連れていかれるとそこにはおびただしい数の槍等の武具が置かれたいた。しかし、錆ついていたり刃毀れしているものも多い。



「これらの手入れを頼みたいのじゃが出来るか?」

「出来ない武門がありますか?」



万千代がムッとして答えると小五郎達はにやける。



「そうであるが、井伊は逃げてばかりと聞いていたのでなww」

「無礼な!!」



万千代は「井伊が弱い」というのは多くの者が戦で死んだ一時期のみ。かつては八介を名乗る事を許された武門の名門だと言います。



「すまぬすまぬwwでは頼めるな?我らは他にも仕事がな。」



万千代も分かっている。
そうやって仕事への餓えと誇りをくすぐり仕事を押し付けたのであろう。ただ、これも多少は功績となるだろう。

武田勢大敗

天正3年(1575年)5月21日早朝。織田徳川連合軍と武田勢が設楽原で激突する。




織田徳川連合軍は幾重にも馬防柵を巡らし武田勢得意の騎馬突撃を防ぐと同時に後方から鉄砲3千丁を3交代で連続射撃。鉄壁の布陣を敷いて迎えた織田徳川連合軍の圧倒的勝利・・・。




いや。




それでも武田勢の猛攻は凄まじく馬防柵を超えて次々と突入してきます。織田徳川連合軍は武田勢の猛攻の前に死体の山を築きます。




しかし。




武田勢1万5千に対して織田徳川連合軍は3万8千。




武田勢1万5千に対して織田徳川連合軍は3万8千。




午後には攻守逆転し、真田信綱、昌輝兄弟等の有力武将が次々と討死。そしてまた武田勢を支え、後に武田四名臣と言われる山県政景、内藤昌豊、馬場信春といった、一騎当千の宿老も討死します。




武田勝頼は数騎の従者と共に甲斐へと落ちていくのでした。




※関連記事:→長篠の戦い!何故勝頼は無謀な突撃を慣行したか?

おんな城主直虎のあらすじ第42話「長篠に立てる柵」もいよいよ最後の巻でございます。

女城主直虎あらすじネタバレ第42話下巻~色小姓~

織田徳川連合軍が設楽原で武田勢に大勝!その知らせは浜松城へも届きます。

流石潰れた家の子

「ありったけの武具を準備せよい!!」

「キターーーーーー!!」



武田勢大敗。
ここ四半世紀、武田勢は敗北をした事がなかった。その無敵の武田勢がついに織田徳川連合軍に大敗。そうなると、遠江で武田方に流れたいた国衆にも動揺が広がる。




この機会に一気に遠江を掌中に納めようと言うのだ。今迄コツコツと磨いてきた事が手柄となる。



「そうだと思って準備をしておきました!」



万千代の言葉ではない。
小五郎だ。



「何を!?それらを磨いて来たのは我ら!」

「万千代殿、落ち着かれよ・・・」



小五郎は普段とはうって変わって雰囲気で同情的な言葉を言いながら、万千代達をdisるのであった。



今川出身で家が潰れた家の出であるからこそ、手柄が欲しいのは分かるが「嘘」は良くないと。回りの武士たちも蔑みと憐みの表情で万千代を見ている。



「止めておきましょう。」



なおも食い下がろうとした万千代を止めたのはノブであった。



「あれは酒井の出の小姓です。」



正信は反論しても不利になるだけだと言います。ただ、だからといって諦めろというのかというとどうやらそうではないようです。



「潰れた家の子の強みを活かす。」



正信は自分は「さすが裏切り者!」と言われ家中で一目置かれる人間になるつもりと言います。家康が自分のような裏切り者を許したには必ず意味があるとも言います。




脚の悪いヘラへラした四十絡みのおっさん。




しかし、万千代は本多正信の人間の大きさに初めて気がついていた。

初夜

家康は遠江を転戦し秋口になりようやく浜松城へと帰還した。




万千代は重臣の榊原康政から衝撃的な言葉を告げられる。



「急ぎ殿の寝所へ・・・身綺麗にしてな」



色小姓とはいったものだが。徳川家康にそのケはないと聞いていたが。




信長のソレは有名で前田利家、森可成、武田家でも高坂昌信等はソノ道で信玄に取り立てられたという。



「よし!新しい褌でいくぞ!」



これはこれで良い機会だ。井伊家の家名を復活させるに手段は選ばぬ・・・!




緊張の面持ちで初夜に挑むもその目論見は全く外れていた。家康にはそっちのケはなかった。



「身綺麗にしてから行けと・・・」

「あまにに汚かったのであろ?」



家康は笑いながら応えると気になっている事を尋ねた。



「武器の手入れが行届いていた。万福とお前か?」



家康は普段とは異なる武具の手入れに新しい者がやったはずと考えていた。また、草履箱が新しくなっている事にも気がついていた。



「明日より常の小姓として仕えよ。」



家康は見てくれていたのだ。良いお方に仕えさせて頂いている。




万千代を涙を堪え礼を言うのであった。




以上、おんな城主直虎のあらすじ第42話「長篠に立てる柵」でございます。




今宵は此処までに致します。

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