おんな城主直虎のあらすじとネタバレ第38話「井伊を共に去りぬ」です。元亀3年(1572年)12月。三方ヶ原で織田徳川連合軍は武田勢に大敗。井伊谷ではその報に接し直虎や南渓の作戦で城を焼くと住民は隠れる事に。明けて元亀4年(1573年)正月。ついに武田勢は井伊谷へその姿を現すのであった。おんな城主直虎第38話のネタバレとあらすじ「井伊を共に去りぬ」はじめまする。

女城主直虎あらすじネタバレ第38話上巻~南渓と信玄~

元亀4年(1573年)1月。井伊谷までやって来た武田勢が目にしたものは既に焼かれた城ともぬけの殻の井伊谷であった。

火を放つ

「成程、何も奪わせないという事か。」



井伊谷へ入った武田信玄は井伊の者達が焦土作戦よろしく、城を焼き、住民も全て逃げ去った事を知ると、それならばと家々に火を放ち、井伊谷を焼き払うのであった。



直虎達は川名の隠し里へと逃げていたが、南渓はそこに帯同してはいなかった。近藤は城を棄て逃げる事には同意したが、武田に降伏する事は認めていない。南渓は単身信玄を交渉をする事で井伊家を再興出来ないか交渉しようとしていた。




武田晴信に法名「機山信玄」を与えた岐秀元伯は長禅寺の禅僧だが、岐秀は南渓と同じく臨済宗妙心寺派の禅僧である。




同じ僧籍にある身であること、また、南渓が護衛も伴うことをせず単身交渉にやって来た事に信玄は興味を持つ。




南渓は本領安堵を条件に武田に従うという交渉を仕掛けるが、信玄は既に井伊谷は自分が領有しており、その交渉に応じる理由がないと退ける。




ただ、武田勢は西へ急ぐ事もあり、逃げた井伊谷の者達は不問とし、武田勢はいよいよ遠江を超えて三河へと進んでいくのであった。




おんな城主直虎のあらすじ第38話「井伊を共に去りぬ」はまだまだ続きます。

女城主直虎あらすじネタバレ第38話中巻~高瀬~

武田勢は早々に井伊のを出立すると、2月には三河野田城を落とす。3月には信濃伊那方面から美濃にも侵入。東濃の岩村城に家臣の秋山虎繁を入れるなどその勢いはとどまる事を知らなかった。

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暗殺未遂事件

「高瀬の様子がおかしい。」



龍雲丸は直虎に告げる。井伊谷城が炎上するときもたった一人城内に残っており炎の前に逃げもせず佇んでいた。



「城が燃えるので茫然としていたのではないか?」



相変わらず直虎は鈍感力を発揮するが、龍雲丸はその様子は死を望んでいるようにも見えたと言う。



「兎に角目を離さない方がよいと思いやす。」



直虎はそこまで言われて初めて考えこむ。よくよく考えてみればである。




直之が近藤に仕えるのは、井伊の人間を守るには、近藤の元にいた方が良いからである。武士である直之には他に選択肢はない。




ただ、高瀬は?




高瀬もまた近藤の元に仕えているが、新野のあやめのように他に生計を立てる方法はいくらでもある。直虎は賭けに出る事にする。




高瀬が近藤の元に茶を出しにいく時にその茶を直虎が飲もうとしたのである。



「母上!!!」



高瀬はその茶を倒してしまう。これでは近藤を暗殺しようとしていたのは疑いようがない。

高瀬の正体

「武田の間者なのじゃな?」



高瀬の正体は武田の間者であった。高瀬は過去のいきさつを話す。




高瀬の父が亀之丞である事は間違いがないようだった。ただ、母ゆきは亀之丞と分かれ、高瀬を産んだ後は体調も悪く多額の借金を背負う事になる。母ゆきが亡くなった後はとても借金を返す事は出来ず、もはや、死ぬか身を売るしかないと考えていた時に武田から話が来たと。



「我を暗殺せよと・・・?」

「いえ。いざという時に調略を仕掛けよと。」



その調略対象であったはずの井伊家はもう潰れていた。そこで今度は近藤を暗殺の指令が来たという事だった。
それは分かったが・・・。



「何故今頃になって?」



そう、よくよく考えてみれば今更武田の命令に従う必要もなかったではないか?例え武田の命令を無視したところで何があるでもない。



「近藤様を殺せば母上に井伊が戻って来るではないですか!」

「左様な事を誰が頼んだ!」



思わず頬を張る直虎。泣き崩れる高瀬を直虎は抱きしてあげた。



「今迄誰もに言えず辛かったであろう。」



高瀬は母の胸でさめざめと泣いた。




おんな城主直虎のあらすじ第38話「井伊を共に去りぬ」いよいよ最後の段にございます。

女城主直虎あらすじネタバレ第38話下巻~堺へ~

武田が去った跡。井伊谷には何も残っていない。家も畑も全て焼けてしまっていた。直虎はその様子に茫然とする。

家はまた立てればよい

「武田は西へ急いでいるらしくもうおらぬ。」

「じゃが家々は焼かれてしまった・・・すまぬ。」



直虎は川名の隠し里へ戻ると井伊谷の惨状を報告する。



「なんでおとわ様が謝る?」

「んだ!家はどうせぼろかったんで立て直すのに丁度ええ!」

「誰も死んでねぇんだしな!」



村人たちは皆明るく応える。直虎は村人の逞しさに涙するのであった。

迎えの舟

堺から中村屋の関船がやって来る日。直虎は南渓達の雰囲気に違和感を感じる。



「和尚?何か・・・?」

「いやあ、なんでもないぞ!」



怪訝に思いながらも直虎は皆に別れの挨拶をする。特に気になるのは高瀬だ。



「高瀬!1人で抱え込む出ないぞ!」

「まあ、何かあったら堺へ逃げてこい!」



別れの挨拶を済ますと気賀へと向かう。港には中村屋の舟がやって来ていた。舟に向かって龍雲丸と直虎は歩が・・・。



「帰るぞ!」



龍雲丸が意を決したかのように話す。龍雲丸は直虎はこのまま井伊に残るべきだと言う。家が潰れ、城が焼けて、ここでやるべきことがあるだろうと。




そして、全て方が着いたら堺へ来いと。
それまで待っていると。



「此処で頭と行かねば、共に生きること等出来ぬではないか!」

「んなことはない!10年、20年でも・・・」

「嘘つけ!そんなに待っているはずがない!」

「あんさんみたいな女他にはいない!」



龍雲丸は兵を使わずに町を手に入れ、
人を殺さずに戦を乗り切り、
強かに世を変えていく。




怒ったり泣いたり忙しいこんな女は何処にもいないと。



「達者でな。」

「そっちも。」



厚い接吻を交わすと二人は別れた。
きっとこれが最後だ。




直虎は愛情を注いだ男に心中で別れを告げた。

巨星ついに逝く

南渓が動揺していた理由。それは武田信玄が病を発し三河の地で客死したという情報を得たからである。




信玄が死を持って武田勢2万はまるで葬列のように甲斐へと引きかえして行った。これを機に、遠江は再び徳川が盛り返す事になるが、後に、その信玄の跡を継いだ勝頼は再びこの地へと迫る事になる。




以上、おんな城主直虎のあらすじ第38話「井伊を共に去りぬ」でございます。




今宵は此処までに致します。

→大河ドラマおんな城主直虎のあらすじ第39話「虎松の野望」