おんな城主直虎のあらすじとネタバレ第23話です。軋轢を乗り越えて「仲間」となった龍雲丸一派と井伊谷の人々。直虎の「宴で胸襟を開く」案は当たりました。しかし、直虎はすっかり飲み過ぎてしまったようですが・・・。さて、おんな城主直虎の第23話「盗賊は二度仏を盗む」始めまする。

女城主直虎あらすじネタバレ第23話上巻~盗まれた仏像~

昨夜の宴ですっかり酔いつぶれ二日酔い気味の直虎。薄っすらと覚えては覚えているのだが・・・。嫌な予感がする直虎。

酔った勢い

「あの者たちを家来に迎えるのですか?」



直虎は六左衛門から問われて目を丸くする。確かに、龍雲丸にこのまま井伊に留まって欲しいとは思っていたが、心の中だけに留め置いて・・・。いや。言ったかもしれない・・。



直虎は何故そんなことを言うのか尋ねると、昨夜泥酔しながら龍雲丸に迫っていたのだと言う。



「ほ、他に我は何か申していたか・・・?」



「はあ。何処かに子供はおらぬのかと・・・」



全身が熱くなるを感じる直虎。酒の勢いとは恐ろしい・・・。まるで煩悩を解放するようだと驚く直虎なのでした。

盗人を引き渡せ

その頃政次は目付けの近藤と話をしていた。近藤は、以前、龍雲丸達に盗伐を働かれた領主である。近藤が言うには、その犯人たちが事もあろうか、領内の寺から仏像を盗んだというのである。




さらに、その犯人が井伊谷に隠れている噂があると言います。政次は知らぬ顔で事実関係を確認します。




近藤は直虎とも面会を求めます。



「盗人を引き渡して頂きたい!」



近藤は強硬に引き渡しと求めます。最近井伊谷で雇われた者達こそ、領内で盗伐を働き、今度は仏像を盗んだ犯人と決めつけます。事実は近藤の言う通りではあるのですが、今回の「仏像盗難」は龍雲丸達を捕らえる口実と直感します。



「今、井伊谷にいるのは以前の盗伐犯ではない!」



直虎は突っ撥ねるのですが、執拗に食い下がる近藤の言葉につい、



「あやつらはもう盗みなどせぬ!!!」



と、盗伐をした龍雲丸達が井伊谷にいる事を思わず漏らしてしまいます。近藤は一瞬にやりと笑うと、



「なんと!盗みを働いた者を捕らえる事もしておらぬとは・・・!」



近藤は龍雲丸達を引き渡して貰わなければ、出る所に出ると直虎に詰め寄ります。腹は立つが近藤の言っている事は理には適っています。



「これは引き渡すしかございませんのでは?」



政次は直虎に冷厳と言います。確かに、ここで押し問答をしても、理が向こうある以上事が大きくなれは、今川家にまたどんな介入をされるか分からない・・・。



「承知した。」



直虎は断腸の想いで龍雲丸達の引渡しに同意する。この決断には龍雲丸とすっかり馴染んだ直之は不満気です。近藤達が屋敷を出て龍雲丸捕縛へ向かうと直之に命じます。



「近藤より早く龍雲丸達にこの件伝え逃がすのじゃ!」



「流石は殿様でございます!」



裏道から小川を伝っていけば近藤達よりも早くつけるはず。急げ!

女城主直虎あらすじネタバレ第23話中巻~戻って来た仏像~

直之が伐採作業の現場に到着すると、そこには既に誰もいない。遅かった・・・?しかし、さらにその後に近藤達が到着した。

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御本尊をお返しする

「流石、元盗賊。危険を察知し忽然と姿を消したか」



近藤達はしばらく龍雲丸達のいた伐採現場等を捜索しますが、その姿を発見する事はできませんでした。龍雲丸達の居場所は直虎も知りません。南渓和尚にその事を相談すると、南渓和尚は思わぬことを言います。



「ここら辺で手打ちとしようではないか?」



直虎は彼らが仏像を盗むはずがないと反論しますが、南渓は「元盗人」を処罰もせずに使っていた事は事実だと諭されます。手打ちには心からに謝罪と盗まれた仏像を井伊から寄進するのが好いだろうと伝えます。




そこまでしなければならないかと、納得できない部分もある直虎ですが、周りと上手く付き合っていくのも領主の仕事と言われ渋々了承します。そして、南渓も謝罪にはついて行くと言います。

戻ってきた仏像

仏像が盗まれた寺に直虎と南渓は謝罪に訪れる。近藤は、憮然とした表情で二人を迎える。



「この度は申し訳なかった・・・。」



謝罪の言葉を言う直虎に少々面食らった近藤。さらに、本尊を盗まれてしまった事を重ねた謝罪すると、盗まれた本尊を井伊家から寄進をしたいと申し出ます。当初は憮然としていた近藤も、直虎の謝罪の言葉と、寄進の話を聞くと住職と顔を見合わせ、



「いや、分かって頂ければ・・・頭を上げて下され。」



と、言います。




南渓は御本尊を寄進するにあたり、御本尊様はいったい誰の策なのかを確認し、また、実際に御本尊が祭られていた所を見せて欲しいと願います。



「こちらじゃ。」



観音扉を開くとそこには盗まれたはずの御本尊があります。目を白黒させる近藤と住職。2人は、御本尊が無くなっては一大事と、新たな御本尊を祭っておったのを忘れていたと言いますが、御本尊はなんと、先ほど南渓に問われて答えた彫師名が刻まれております。



「これは・・・御本尊様がご自身で戻られたのでは?」



南渓は近藤に、御本尊様が争う近藤と井伊を見かねて、ご自身で戻られたのだと言います。御本尊が戻られた以上、争いはここで止めるのが御仏の御心に叶うのではと言います。




近藤は、南渓の言葉に頷く他ありませんでした。

女城主直虎あらすじネタバレ第23話下巻~空に雲がある~

直虎はいったい何があったのか分かりません。目を白黒させる近藤達を見ながら直虎もまたキツネにつままれた気分でした。勿論、南渓和尚の「策」なのでしょうが・・・。

種明かし

「今回の件、考えたのはあの龍雲丸じゃ」



南渓和尚によれば、龍雲丸達が消えた夜。南渓の枕もとに龍雲丸が現れると、今回の策を伝えて来たという。おそらく仏像は盗まれていない。そこで、直虎と南渓が仏像を寄進したいと申し出れば、流石に、そのまま御本尊を置いておくことはできない。本堂から動かすはず。




龍雲丸の読みは当たった。直虎達が訪ねる前日に動きがあった。龍雲丸は運び出された御本尊を盗みだすと、元の本堂に納めたという事なのだ。



「しかし、あやつらはもう戻って来ないのでしょうね・・・」



「で、どうなのじゃ?戻って来るのか?」



「でなきゃこんな面倒な事しませんぜ!」



南渓が直虎の後ろに向かって話すと、そこには当の龍雲丸が!龍雲丸は「仏像が盗難に合った」と言われた時に自分たちを信じてくれた事に礼を言います。



直虎は彼らを正式に彼らを家臣に迎えたいと提案します。そろそろ、伐採の仕事も一区切りである。銭を受け取りに来るときで構わないので返事が欲しいと言うのでした。

龍は空へ

直虎は龍雲丸達を家臣に加えるにあたり、直之達井伊家譜代の家臣にも打診をします。



「殿!良いではありませんか!」



かつて、「どこの馬の骨」と評した頃が嘘のようである。直之は龍雲丸達を受け入れていた。




後は・・・。




そう。政次である。




直虎は政次にも龍雲丸達を家臣に加える件を相談します。政次は、たとえ自分が反対をしても、直虎は自分がやりたいようにすると言います。直虎は今回は政次の意見に従うと言います。



「反対はしない。」



実は、龍雲丸達に近藤の追ってが迫っている事を知らせたのは、政次の意をくんだなつであったようなのだ。これで、龍雲丸達を家臣に迎えるにあたっての準備は整った。




伐採作業が終了し、龍雲丸一派は請負料を受け取りにやってくる。手下の表情を見れば、どうやら井伊に留まってくれそうな雰囲気だ。




しかし。



「お断りしやす。」



直虎は驚いたが、龍雲丸の手下たちもそれに劣らず驚く。理由を尋ねる直虎、そして、手下たち。



「空に雲があるから。」



「龍」は再び自由を求め空へ帰っていくのでした。




以上、大河ドラマおんな城主直虎のあらすじ第23話「盗賊は二度仏を盗む」でございます。




今宵は此処迄に致します。

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