大河ドラマ女城主直虎第7話のネタバレあらすじです。今宵ようやく直親殿の帰参が認められた由にございまする。血生臭いのは第1話だけで、ここ7話まで平和そのもの・・・

直虎第7話上巻~井伊谷の秘密~

先週の段階で奥山朝利殿の娘との婚礼の義を済ませておいでになられましたが直親殿帰参の許しはこれからとは・・・。

→【公式動画】直虎と政次の物語を動画で再び!

義元公はしゃべらない

左馬助(次郎の母千賀の兄)と政次は直親帰参の許しを得るべく駿府へ。義元公と久しぶりに相対する左馬助。



「直親様の御帰参を・・・!」



「!?」



義元公の顔色が変わった!佐馬助は元々直満が結ぼうとしていたのは今は同盟国となっている北条家。もはや、同盟国となった今帰参を許してもらえないかと掛け合う。



刹那。



義元の顔色が変ったのは井伊の娘を戻す気かと尋ねるが、そこは、同席をしていた政次が、奥山朝利の娘と娶わせせる旨を報告すると、納得の表情となり、なんとか直親帰参の許しを得るのであった・・・

川名の隠し里

井伊谷へ帰国した政次達は直親の帰参が許された事を報告する。今回の直親の帰参に関しては特に条件もなく、言うなればとても「寛大な処分」といってよい。しかし、ジジ様直平は不満顔である。



「ついでに、次郎の還俗も許してもらえばよかったのだ!」



政次と左馬助はなんとか、そんな雰囲気ではなかった事を説明する。しかし、問題は「直親の帰参」だけではなかった。その代わり・・・という訳ではないが井伊谷を改めて「検地」するという。検地の結果によっては年貢や荷役の役割が増える可能性もある。ただ、今迄は所謂「指出(つまり書類上の井伊領内の石高)」だけでよかったのだが、実態を確かめるべく今川の奉行が下向をしてくるという。




井伊にとってはあまり面白いことではないが・・・。ただ、検地事態は今川傘下である以上受け入れなければならない。しかし、この話が出ると激昂したのが山深い川名を収めるジジ様であった。



「川名へ一歩でも入ろうものなら、斬り殺してやる!」



ジジ様なら本当にやりかねない・・・。それだけ言い残すとさっさと帰ってしまうのであった。直盛はジジ様はなんとか説得をするというが、直親はそこまで「検地」に「過剰」とでもいうべき反応をする、ジジ様のを不思議に感じる。



「実は川名には指出にない隠し里がある」



直親は後に直盛から川名の隠し里の事を聞く。現在で言えば脱税のようなものである。しかし、川名の隠し里は井伊家にとっては最後の砦であり生命線である。この川名があるからこそ井伊は今川傘下の中でも潤っていると言える。ここをもし今川へ知らせてしまえば井伊は苦しくなる・・・




直親は後日、ジジ様に頼み、川名の隠し里を案内をしてもらう。普通では気が付かないような雑木林の中を通り抜けるとそこには、見渡す限りの棚田が広がっていた。



「かつて、今川と戦った時、ここへの逃れてなんとか耐え忍んだのじゃ」



直平は誇らしく語るのであった。

直虎第7話中巻~虚々実々~

井伊家の繁栄に燃える直親は川名の隠し里を見て心に決めていた。ここは必ず守り切る。つまり、今川へは報告をしないようにしようと。元はと言えば自分の帰参がきっかけとなり「検地」を招いてしまったのだ。

スポンサードリンク



調略戦

直親は直盛に対しても今回の検地では「隠し里」は隠し通すと進言。勿論、直盛も出来れば隠し通したい。直盛も直親の案に乗る事にする。そうと決まれば調略である。早速直親は今川の姫と懇意にしてる次郎の元へ出向くとこれから検地にやって来る役人の趣味嗜好、性格を探ってもらうように頼む。



「表向き(まつりごと)の事など知っているか・・・?」



川名の隠し里はそもそも分かり難いところにある。普通はまず発見出来ない。念には念を入れてもし、分かれば接待攻勢で川名への検地を中止にする算段であった。次郎はその願いを聞き入れると瀬名に手紙を出すのであった。




手紙を出せば返事は早い瀬名姫であったが今回は数日経過後も返書はやってこない。検地の役人の来訪が目前に迫っていた。



「すまぬ亀。まだ返書は来ない」



いてもたってもいられず、龍潭寺を再び尋ねた直親に詫びる次郎。もし、返書の手紙が来なくても大丈夫だと次郎を安心させようとするが・・・。



「鶴がこの事を今川へ知らせては元も子もないのでは・・・?」



次郎はかねてからの疑問を直親にぶつける。そう。目付であり筆頭家老でもある政次は隠し里を知っている。もし、政次が今川へ知らせてしまえば簡単に事は露見するのである。



「鶴も、わしと同じだと思う」



直親は自分と同じように政次もまた「父のようにはならない」と考えているはずだという。だからこそ、井伊のために今回、川名の隠し里の件も隠し通してくれると。ただ、次郎を安心させるためにそうは言ったものの直親には確信がある訳ではなかった。その事は幼子の時から知っている次郎には伝わっていた。

先回り

政次は目付けとして検地の準備を淡々と進めていた。井伊家の有力家臣達が「指出」を持ってやってくるが・・・。すぐに嘘と見破られるような「指出」を提出する者も。



「全て正直にとは申しませぬが、これではすぐにばれます」



明らかに少ない石高を申告してきた中野直由に苦言を呈する。政次も全て正直に報告する事を望んでいる訳ではない。井伊谷の領主達にも守るべきものがあるとは思うのだ。ただ、仕事柄、明かな不正を見逃す事は出来ない。



「今川ばかりに尻尾を振りおって!」



そんな政次の苦労や苦悩を理解してくれるのは弟の玄蕃だけであった。しかも、玄蕃は暗くなりがちな政次と比べると何故か明るく朗だ。



「川名の指出はまだ出ておりませぬ。」



その夜。直親が政次の屋敷へやってきた。すると指出を提出する。しかし、そこには「隠し里」の分はなかった。



「隠し里の分がございませぬが・・・?」



政次が直親に尋ねるとおもむろにもう一通の「指出」を渡す。



「政次が決めてくれ」



直親は隠し里の件は勿論今川へは秘密にしておきたい。しかし、もし「隠し里」を隠していた事が露見すれば政次の立場は危うくなる。しかも、危うくなった政次の事を顧みる者は井伊家中にはいない。政次にとっては「リスクしかない」事を頼むのは忍びない。だから、隠し里を報告するか否かは政次が決めてくれと。




それだけ言い残すと指出を2通置いて直親は屋敷を後にした。政次は苛立った。



「先回りしおった!」



玄蕃は苛立つ兄に直親が政次を信頼しているからこそ真実を打ち明けたのではと問う。今迄にここまで「小野」の事を考えてくれた人間がいただろうかと。勿論、政次もそれは理解していた。しかし・・・直親のやり方、「YES」としか言いようのないやり方が気に食わなかった。

奪われた

後日、次郎は龍潭寺の祠で願掛けをする政次に会う。政次は「自分が思い描くように」願掛けをしたというと去っていった。やはり、亀と鶴は別の方向を見てしまっているのか・・・?




そこへ、瀬名姫への手紙の件を確認に直親がやって来る。不安に駆られる次郎だが直親は政次が「隠し里の指出」を破り、自分に同心をしたと伝える。次郎は「願掛け」の様子が気になり政次の屋敷へ確認に行くのであった。



「直親の力になって欲しい!」



頼み込む次郎であったが政次の反応は冷ややかなものだった。次郎の出家でおとわとの縁談を反故にされ、直親の帰参で今度は奥山朝利の娘との縁談が反故になっている。



「力を貸したら還俗して儂と一緒になるか?」



次郎が返答に窮しているとそこまでの覚悟もなく、求めるだけで何でも手に入ると思うなと冷たく突き放すのであった。

直虎7話下巻~検地開始~

瀬名からの手紙は届かないままついに検地奉行がやって来る。まったく、岩のようにしゃべらない男だった。

その男、岩松

検地奉行は岩松という男であった。流石、領国経営には優れていると言われる今川の検地奉行。「指出」と「絵図」を提出させたのちに、縄張りをして田畑を実測する。指出よりも広ければ勿論修正となる。




いよいよ明日は川名の検地。直親達は翌日の川名の検地の前に接待攻勢をかけようとしていたが、この岩松という男は仕事人のようだ。全く酒も飲まず明日川名へ行くという。




勿論、川名を検地したところで、「隠し里」が明らかになるわけでないが・・・この風変りな役人の「能吏振り」を見れば不安が募る。



翌日。



いよいよ川名の検地が始まる。前日と同じように、効率的かつ正確な検地を実施する岩松。隠し里以外の検地は終えたが・・・。



「!?」



何かに気が付いたのか走り出す岩松。そして隠し里へ繋がる道を素早く見つけると奥へ奥へと走る。あっけなく。隠し里は露見するのであった。

天子様の隠れ里

岩松は目付けの政次と直親に説明を求める。ここは「指出」になかったと。政次はいざという時のために実は破り捨てていなかった「指出」を出そうとするが・・・



「ここは井伊の領地に非ず。」



直親は政次を制止するように発言する。この隠し里の件は政次も知っていて、井伊の領地ではないと政次も知っているかのように。岩松は政次に尋ねる。



「ここは井伊の里ではないのであろう?指出を受取るときも何も言っていなかったようだが」



固唾を飲んで見守る直親。



「ここは井伊の領地であって、井伊の領地に非ず」



政次は咄嗟にこの地はその昔南朝の天子様がお隠れになった事があり、意向畏れ多いという事で「指出には載っていない」と伝える。岩松はただ一言。



「分かりました」



とだけ告げる。そこへ次郎が馬を飛ばしてやってくる。ようやく、瀬名姫から手紙が届き、この岩松という男が「算術」と「亡き妻」を愛していると、三河の「ぼんやり」から聞いた事を伝えに来たのだ。岩松は能吏ではあるが変わり者で、同じく変わり者に「ぼんやり」とは仲が良かったのだ。




瀬名は暫くのちにこの「ぼんやり」と夫婦になる事になる。そして、この日は岩松の亡き妻の月命日であった。次郎は棚田を見ながら、岩松の亡き妻のために読経を捧げた。岩松も棚田の美しさと次郎の読経に感じ入っているようであった。

井伊の双璧

政次は破り捨てたと言いながら残していた隠し里の指出を直親へ返す。



「裏切ったのかそうではなかったのかは直親様のご判断」



先日言われた台詞をそっくり返す。そして、自分を信じてくれなくても当然だが、信じているふりをするのは好かんと言う。



「おとわのために、一緒にこの国を守っていこうと思ってはもらえないだろうか!」



直親の問には応えず、



「お前のそういうことが好かんのだ」



と、言うと政次は直親の元を去った。

→【公式動画】直虎と政次の物語を動画で再び!

→大河ドラマおんな城主直虎のあらすじ第8話「あかちゃんはまだか」へ