軍師官兵衛のあらすじと感想第40話「小田原の落日」です。今宵、いよいよ小田原城も最期の時を迎えるようでございます。北条氏政殿は我が孫の夫で氏直殿は我が曾孫なれば忸怩たる想いございます。軍師官兵衛のあらすじと感想第40話

軍師官兵衛のあらすじ第40話「小田原の落日」

北条家は関白豊臣秀吉と一戦交える覚悟を固める。確かに、小田原城は秀吉の居城大阪城を凌駕する総構えを持ち武田信玄上杉謙信でも落とせなかった城ではあるのだが・・・

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軍師官兵衛のあらすじ第40話上巻「淀殿」

茶々は鶴松を伴い大坂城へと入る。おねは豊臣家に待望の跡取りが誕生した事を心から喜び、生母茶々を労うのであった。



「おね!鶴松を抱いてやってくれ!」

「はい!お前様!!」



鶴松をあやすおね。しかし、秀吉が茶々を大坂城へと召し出したのはおねと鶴松を会わせるためではない。



「おね・・・!聚楽第へ移ってもらいたい」

「は?」



おねは驚くが、秀吉の意向を汲み、聚楽第への移住を受け容れる。




茶々は勝ち誇るかのように、



「これからは、我慢はせぬようにしたいと思います・・・!」



と、語る。
おねの侍女達は、まるで今迄は我慢してきたかの言いように腹を立てるがおね自身は秀吉の意図を理解していた。




秀吉は諸大名の妻子を大坂に集めていた。いわば人質である。




諸大名の妻たちが聚楽第に集められれば、それを統率・管理する女子が必要である。おねならば間違いなくその仕事を完遂する事が出来る。




しかし、諸大名の妻子を全て大坂に集めるとは中々思い切った政策である。以前の秀吉では考えられない。




官兵衛自身は既に隠居の身であり、大坂に住んでいるのだが、珍しく秀吉の実弟小一郎が訪ねて来る。



「豊臣家はこのままでは危うい・・・」

「官兵衛!その方は豊臣の宝・・・頼むぞ・・・!」



大河姫

小一郎、長くないな・・・。

小一郎は世継ぎを産んだ事で茶々の権勢がおねを凌ぐようになっていること、そして、豊臣家中に軋轢を生むような政策を行っている三成のやり方を案じていた。官兵衛は小一郎が心労の為かやややつれたように感じる。

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軍師官兵衛のあらすじ第40話中巻「恐怖」

天正18年(1590年)。




秀吉は北条と真田の争いを、



「天下惣無事」



に背いたとして征伐を決意。徳川家康も含む主だった諸大名を大坂へ集めると小田原征伐の陣立てを三成に命じた。




居並ぶ諸大名の前で三成は二十万と号する軍勢の進軍について画図面を持って説明する。秀吉は満足気に聞いていたが官兵衛の助言を求める。



「官兵衛!何か気になる事はないか?」

「いえ。古来より大軍に策なしと申します」



官兵衛の目から見ても三成が企画した作戦計画は万全と思えた。軍議を終え、皆広間から退出すると官兵衛は家康に礼を言う。



「あれしきのこと・・・しかし流石、すかさず先手を打たれた」



家康は秀吉の心の奥底にある警戒心を知るや否や隠居した官兵衛の行動に感心する。官兵衛はその返礼とばかりに、豊臣の大軍がつつがなく行軍できるように、家康の支配下にある東海道の沿道の秀吉の宿となる城の整備を進めるよう助言する。




官兵衛と家康が親し気に話をしているのを三成がじっと見ていた。




秀吉率いる本軍も小田原へ向けて出発。官兵衛も秀吉の側にいる。



「次の宿は駿府城にございます」

「殿下!お待ち下さい!駿府城は危のうございます!」

「三成、どういう事じゃ?」



三成は家康と北条は縁戚であり、駿府城で害を及ぼすかもしれないと入れ知恵する。



「馬鹿馬鹿しい!」



官兵衛は怒りを交えて三成の言い分を言下に否定する。もし、秀吉を襲うつもりなら今迄いくらでも機会はあった。また、家康は街道や城を行軍に合わせて整備しており、そのような忠義の者を根も葉もない噂を信じて疑えば天下の笑い者であると。



「三成!儂は駿府城に入る」



三成は怒りを滲ませ官兵衛にもはやこれ以上口出しは無用と悪態をつくのであった。




豊臣勢は海と陸から完全に小田原城を包囲。しかし、流石に天下の名城、また北条方も兵糧をため込んでいる事もあり包囲戦は長引く。




利休と茶会を催しながら軍議が開かれる。




残っている忍城など支城を落とす事になるが・・・。




当然、戦働きは官兵衛かと思いきや官兵衛は茶碗を三成に回す。



「三成!たまには槍働きをするか?」



秀吉の言葉に三成は一瞬怯むが、見事忍城を落して見せると、出陣する。また、利休はこの際茶々も小田原に招いて、盛大に祭りをしてはどうかと提案する。



大河姫

官兵衛も人が悪いww!それにしても三成の顔がメシウマwww

「それは良い!!茶々を呼ぼう!利休よ!よう申した!!」

「ありがとうございます」



秀吉は上機嫌である。官兵衛も同席していた小早川隆景も賛意を示す。



「利休よ・・・処でその花入れはなんじゃ?」

「道中で中々良い竹を見つけましたもので・・・」

「ははは!つまらぬ!!」



カラン!




秀吉は竹の花入れを投げ捨てると、自分は派手な事が好みでありこのような地味な竹などはやめよと言い放つ。



大河姫

官兵衛と利休は秀吉の変化を度々垣間見ているからね。隆景が鳩が豆鉄砲を食ったような表情になったのがちょっと草。

一瞬場が凍り付くが秀吉は笑いながら即席の茶室を後にする。小早川隆景と利休、そして官兵衛。三人は顔を見合わせる。




茶々は小田原へとやってくる。




秀吉は上機嫌だが茶々は不満気である。



「鶴松と引き離されて私は辛いです!!!」

「まあ、そう言うな茶々・・・今頃おねがしっかり鶴松を見ておる!」



茶々を小田原へ招く案は利休の知恵である。大坂ではおねが鶴松を大切に養育している。侍女たちはようやく正室の元で鶴松を養育できると喜んでいた。



「いいえ!おね様は鶴松を大切になどしませぬ!」



茶々は世継ぎを産んだ自分や鶴松をおねは疎んでいると吹き込むが・・・。




秀吉の雰囲気が変わる。



「茶々・・・おねを悪く言う事は・・・許さぬ」



秀吉の全身から妖気のように漂う怒りに驚き怯える茶々。



「申し訳ありませぬ・・・口が過ぎました・・・」

「そうか・・・分かれば良いのじゃ」



秀吉は直ぐ機嫌を直す。



大河姫

貴女と三成以外がいつも感じてる「恐怖」のお味は如何ですか?

秀吉からこれほどの恐怖を感じたのは初めてであった。

軍師官兵衛のあらすじ第40話下巻「小田原の落日」

小田原城には武器弾薬兵糧はまだふんだんにあるが・・・。



「討って出るべきです!!」

「いや、籠城していれば、敵の士気が落ちる!」



大河姫

小田原評定・・・。

これといった策も無く籠城続ける事に城内の士気が弛緩しはじめていた。小田原城を囲む豊臣勢が連日どんちゃん騒ぎで遊んでいる事も士気に影響していた。




そこに。



「大殿!城が・・・!一夜にして城が現れました!!」

「なんじゃと!?」



官兵衛の策である。官兵衛は偽装工作をしながら築城を進めていた出城の普請が終わるとその偽装を取り払う。
北条方からは、



「一夜にして城が現れた」



ように見えたはずである。




官兵衛はこの機に和睦の使者を送る事を秀吉に提案する。
秀吉は当初は渋るが、



「天下人の度量を示すべき」



と、述べ秀吉を説得する。




結局相模伊豆の二ヶ国安堵で北条方と交渉する事を認める。




官兵衛は北条方とは縁戚でもある家康が使者に適任と進言するが家康は自分は口下手であり、その任には向かないと固辞。



「適任の者がおるではありませぬか?」



家康は暗に官兵衛を推薦する。



「官兵衛よ!行ってくれるか?」



官兵衛は北条方に伝手はない。まずは挨拶代わりに食糧を送るが、返礼として武器弾薬が送られて来た。



「士気は旺盛とういう事ですな・・・」



善助は官兵衛の身の安全に不安を感じるが、結局単身小田原城へと乗り込むと、北条氏政の説得に成功する。



「殿下は島津家も本領安堵をされた」



小田原城はついに開城する。




秀吉は官兵衛の活躍に上機嫌である。一方で、忍城攻略に手間取った三成には厳しい言葉をかける。



「戦はやはり官兵衛じゃ!」



しかし。



「ところでな・・・少々事情が変わってな・・・!」



秀吉は北条家の本領安堵を撤回し、北条氏政は切腹、氏直は高野山追放とすると言う。これでは、豊臣家の信頼に傷が付くと官兵衛は食い下がるが、本領安堵の礼に北条家が秀吉ではなく官兵衛に御礼の品を贈った事に嫌味を言うと三成を伴い官兵衛を残して部屋を出る。




このままでは豊臣家が危うい。




官兵衛の考えに利休も賛意を示す。




秀吉が投げ捨てた竹の花入れの罅をみつめ、



「花入れには罅があるのも一興」

「・・・しかし、御政道に罅があってはならない」



利休には何か覚悟があるようである。




以上、軍師官兵衛のあらすじ第40話「小田原の落日」でございます。

軍師官兵衛の感想第40話「小田原の落日」

第1話の伏線が回収されてしまいました・・・。やはり、北条家も滅んでしまうのですね。我が子晴信の好敵手であった北条殿の滅亡はなんとも残念にございます。

軍師官兵衛の感想第40話「茶々の恐怖」

今宵は北条家が滅んでしまい、とっても寂しい気持ちではあったのですが・・・。




ありました。




メシウマポイント!!!



「おねを悪く言う事は許さぬ」



調子に乗っていた茶々への秀吉の言葉。茶々は大坂城へ入り、おねを聚楽第に放逐出来たと勘違いしだんですよね。




勿論、秀吉は茶々の願いを聞いて御機嫌を取りたいとは思っていたと思いますが、おねを粗略に扱ったワケではない。




おねにはおねにしか出来ない仕事を任せたい。つまりは「パートナーとしての固い信頼関係」の賜物なワケです。




しかし、茶々はすっかり調子に乗ってしまった!
茶々はこの時初めて、



「恐怖」



を感じたんじゃないかと思います。




まあ、声を大にして言いたいのは、最近の秀吉を見て皆が感じている恐怖を共有出来て良かったね!小娘ちゃん!
という事です。

軍師官兵衛の感想第40話「小一郎の不安」

おねが度々豊臣家の行末を案じている場面が描かれていましたが、今宵は小一郎の不安も描かれていました。




大河ドラマ秀吉の小一郎は秀吉にも(信長にも!)文句を言える貴重な人材の一人だったんですけど、軍師官兵衛の小一郎や出番も少ない事もあり影が薄かったかな・・・。




まあ、尺の問題もあるのでなんでもかんでも詰め込むワケにはいきませんからね。




因みに、今宵が小田原落城と言う事はもう小一郎の寿命は後僅か・・・。




今宵の「病を抱えた感じ」と次週が小一郎最期の魅せ場になるのかな?




小六が亡くなる時は、



「起きろ!!小六!!起きろ!」



と、秀吉は号泣していましたけど、小一郎の最期での秀吉も気になります。




・・・小六は良い時に亡くなったな・・・。




人間、長く生きすぎても苦労が多かったり・・・。




今も昔も人生とは難しいものでございます。




以上、軍師官兵衛のあらすじと感想第40話「小田原の落日」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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