軍師官兵衛のあらすじと感想第11話「命がけの宴」です。役者が揃ってきましたね。第11話では宇喜多直家が登場。毛利の猛攻の前に動揺する播磨。しかし、秀吉がいよいよ播磨進駐の予定となり、動揺は静まるかに見えたが越後の「軍神」に上洛の噂が・・・!?軍師官兵衛のあらすじと感想第11話

軍師官兵衛のあらすじ第11話「命がけの宴」

官兵衛は播磨へ上陸した毛利軍五千を「幻の援軍」という機略を用いて追い払う事に成功した。しかし、頼みの織田勢が毛利水軍相手に大敗を喫するのは官兵衛にも青天の霹靂であった。播磨の動揺は収まりそうにないが・・・。

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軍師官兵衛あらすじ第11話上巻「善助、嫁を取る」

足利義昭はご満悦であった。にっくき織田の軍勢と完膚なきまでに叩きのめしたのだから。




義昭は早急に織田を攻めたいが、「毛利両川」にひとり小早川隆景と外交僧安国寺恵瓊は、このまましばし待てば一度は織田に付いた播磨地侍も毛利に傾くと告げる。




官兵衛の主君、御着城の小寺政職も迷っているとの情報を掴んでいた・・・。




この天正4年(1576年)の木津川の戦いでの織田の敗北は播磨の情勢にも当然暗い影を落とす。




織田との同盟推進派の急先鋒だった、黒田家にも動揺が走る・・・・が、頼みの綱であった秀吉の軍勢が近く播磨入りするとの吉報が!黒田家一同は安堵する。




一方、門徒宗であり一度は黒田を裏切ってしまったお道とおゆう。傷も癒えたのでもう出ていくという。しかし、光は「ここにいて欲しい」と二人を慰留する。おゆうはそれを受け入れるが・・・。




お道は1人黒田家を後にする。
光はその件を善助に伝える。




善助、お道を追いかける!




そして。



「嫁になってくれ!」



と告げるのであった。晴れて二人は夫婦となる。




大河姫

おみちよかったね!しかし、インパクトが強すぎで、意味深だったので黒田家に来たのも、もしかして本願寺の間者か?と思ってました。穿ち過ぎました・・・!





官兵衛はその知らせをすぐさま御着城の小寺政職に告げる。渋い顔を「思案のしどころじゃのう・・・」という顔をしていた。予想されていた事だが織田敗北の情報を得て政職は「思案」してしまっていた・・・。



「またですか!!」



と詰め寄る官兵衛に、



「秀吉の軍勢が来るなら話はべつじゃ!」



というが、情勢に右往左往する政職に一抹の不安を覚える官兵衛であった。




しかし、事態は官兵衛の考えるようには進まなかった。足利義昭の調停により越後(上杉)、甲府(武田)、相模(北条)の三家に和睦が成立。




1575年の「長篠の戦い」以降は防戦一方になった武田、元々関東以外への領土的野心も薄く国境も接していない北条はともかく、武田信玄と張り合い、毘沙門天の生まれ変わりとも言われる上杉謙信はついに上洛の決意を固めたという。



この状況に流石の織田家も播磨まで兵を割く余裕はない。まずは、北陸の上杉謙信を食い止めなければならない。




しかし、ただひとり秀吉だけが播磨出兵を訴えた。官兵衛の調略もあり播磨は織田についているが、今回の敗北でどう動くかわからない。




しかし、信長は、



「この程度で揺らいで寝返るなら、毛利もろとも滅ぼす」



とにべもない。




秀吉も信長のいう事を理解できないわけではない。それよりなにより信長の命令は絶対である。




大河姫

何度か触れていますが・・・。足利義昭は結構優秀なんですよね。自分の力(得意科目)を分かっているというか。個人的には武田贔屓なんですが、1573年時点でも武田単体で信長に勝つことは、できません。もう、動員力が違います。一般に兵力は1万石で200名程度と言われているのですが、130万石程度と言われているので動員力2万6千前後。信長は300万石前後で動員力は6万。これに徳川1万程度が追加。これに対抗するには諸侯を合従しかない。それを何度も組織する義昭はやはり優秀ですね。。

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軍師官兵衛あらすじ第11話中巻「宇喜多直家」

姫路城には竹中半兵衛が伝えにやってきた。



「織田に頼るばかりの味方はいり申さぬ」

「織田のために働き、尽くしてこそ味方でござる」



援軍が来ない事に悪びれた様子は微塵もなかった・・・。その言いぐさに不快を露わにする官兵衛に半兵衛は提案した。



「備前の宇喜多を調略すれば事はうまく運ぶ」

「宇喜多が織田につけば、毛利とじかに対するのは播磨ではなく、西の備前になる」



官兵衛は「宇喜多直家の性格」から難色を示すが・・・。



「裏切りを繰り返してきた男ゆえ寝返る見込みは十分ありましょう」

「それに、そこもとだけができる手だてがありましょう」



と言われ官兵衛は、光の姉・力が嫁いだ上月景貞が宇喜多に通じている事を思い出す。




早速光に話すが、危険過ぎますと嫌がる光。



「他の人のことばかりではなく自分の事も考えて欲しい」



という官兵衛に対して、



「今は自分の事など考えている余裕はない!」



と思わず光を怒鳴ってしまう。




しかし、「自分の事も考える!」を説得し文を出させ、妹の力から景貞に話を通してもらうと官兵衛は上月城に出向いた。




井上九朗右衛門を使者に立て、光とのやり取りに成功。上月景貞会う手筈は整えた。




官兵衛は上月城にて上月景貞と謁見。



「宇喜多直家様に会うてどうなさる」

「無駄な戦を避けるためにも、腹蔵なく語り合いたい」



そのとき、背後でいきなり声がした。



「それはわしの得になる話か?」



毛利軍5000を僅か500も兵で退けた官兵衛は近隣では「戦上手」との評判が立っていた。直家は



「播磨の戦上手の顔を見てやろうと思ってな」



上月城まで出向いてきていた。



「おぬしの用向きはわかっておる」

「儂を調略しようというのであろう?いい度胸だ」



官兵衛の考えを喝破する宇喜多直家。




直家はしばらく官兵衛の説得に耳を傾けていたが不意に官兵衛の目を見据えて言った。



「おぬしの目は澄んでおるな」

「そのような目の男を何人か知っておる」

「皆、早死にしたがな」



官兵衛が絶句していると不意に「酒を持て」と告げる。思わず渡された杯を見つめる。




官兵衛の雰囲気を面白がると、



「毒など入っておらぬ。今、おぬしを殺してもなんの得にもならぬ」



直家に言われ官兵衛は酒を飲み干した。
なんともない。




いや、代わりに上月の家老・内藤平八郎が口から泡を吹いて絶命した。




動揺する上月景貞。



「殿!!な・な・何を!!!」



平然としている宇喜多直家は言い放つ、



「景貞!貴様の眼は節穴か?」

「こやつ、織田に通じておったのだ。裏切り者よ」



直家は平然と酒を飲み干し立ち上がった。



「官兵衛、わしは人など信じぬ」

「そうやって生きてきた。織田にはつかぬ」



調略には失敗したが官兵衛はある種の手応えを掴んでいた。それば宇喜多直家という男がただ、やみくもに残忍なわけではない。「利」に聡い男だという事だ。



年が明けても秀吉が播磨に来る気配はない。政職の正確を考えれば毛利に寝返ると言いかねない。




官兵衛は当座の策として、摂津有岡城の荒木村重の力を借りる事を考えていた。




その道中「キリシタン」と思われる人たちに出会う。どうやら葬儀のようだが先頭で棺を担いでいる男の涼やかな雰囲気に見とれる官兵衛。




荒木村重と面会した官兵衛は単刀直入に播磨へ兵を出して欲しいと願う。




村重の軍勢の威を借りる事で、播磨国内の動揺を鎮めようと考えたのだ。事実、一度この作戦(竹中半兵衛の策であったが)成功している。




播磨にいくらか軍勢を出してもらえないかと頼んだ。何かと官兵衛を気にかけてくれる村重。



「他ならぬ官兵衛の頼みなら・・・」


引き受けたいがその余裕がないという。




木津川の戦い以降、織田は出城を築き本願寺に対して長期戦で挑んでいるが戦況は順調とは言えず村重にも兵を出す余裕はなかった。



「気がめいるのだ、本願寺攻めは・・・」



村重はため息をつき言った。門徒衆は恐れるどころか、喜んで死んでいく。常に前向きで熱く勢いのある村重の疲れ切った表情を見て、官兵衛も何もいう事はできなかった。




そこへ、村重自慢の妻だしが若い侍を連れて入ってきた。



「高視城主、高山右近じゃ」



途中に見かけたキリシタンの葬送行列でロザリオを手にひときわ目を引いた若者であった。



「わしはキリシタンを広めている」

「キリシタンが増えればその分門徒が減るからな」



だしまでが右近の導きでキリシタンになったという。キリシタンになっただしは着物も質素になり、さらには村人に自分の小袖を分け与えたりしていた。



「わしは着飾っただしがすきじゃったんじゃがの」



と苦笑する村重。




大河姫

着飾った桐谷美玲さん好きだったので、ちょっと残念かも・・・。桐谷美玲さんは艶やかな方が個人的には好きですね。村重の気持ちがよく分かる。あ、あとだしの右近を見る目が「女」でしたが・・・。村重さん?大丈夫ですか??





「神、デウスのみもとでは武士も百姓もありませぬ」



その領内には今、四千人のキリシタンがいるが、領民すべてを改宗させてキリシタンの国、デウスを信じ、裏切りや憎しみのない国をつくりたいと言う右近を官兵衛は驚きの目で見つめた。



「私は一度地獄に落ち、よみがえりました。これはその証しでござる」



官兵衛は、右近という人物に深く魅了された。

軍師官兵衛あらすじ第11話下巻「命懸けの宴」

それからまもなく、官兵衛のもとに秀吉から届いた書状には信長の命令で上杉謙信と相対している柴田勝家の援軍として北国へ向かうという。
官兵衛は落胆した。




書状には、



「わが弟・小一郎同然に思っている」



と書いであった。
しかし、焦る官兵衛には余裕がなかった。




つい、父職隆の前では弱気な発言も出てしまう。



「こんなのは方便にござる!今欲しいのは秀吉様の軍勢!」

「織田に付いたのは正しかったのだろうか・・・?」



職隆からは「当主がしっかりしないでどうする。お前は正しい」と激励される。




北国で加賀の本願寺勢力と上杉との戦に当たる秀吉。信長が秀吉を柴田幕下につけたのには理由があった。




織田家中でも猛将として知られる柴田勝家。非常に優秀で戦上手である事は信長も認めている。しかし、今の勝家は強さに奢っており「取替しのつかない敗戦をしかねない」と考えていた。




秀吉が幕下に入れば、



「上手な負け戦」



になる。
そうすれば勝家も自分に欠けていたものに気付く事ができる。そのように考えての人事であった。




濃は信長に「それをそのまま秀吉に伝えてあげればよろしいのに」と笑う。信長の秀吉に対しての信頼は大きなものであったが・・・。




秀吉が勝家と仲たがいして北国から無断で兵を引きあげたとの報が。謹慎を申しつけられ長浜で沙汰を待っているという秀吉。




大河姫

有名なやつですね。この事件は。これと清州会議、賤ヶ岳の敗戦の影響もあり、柴田勝家もやや扱いがぞんざいな気がする武将ですね。(官兵衛がというより歴史ドラマ全体的に・・・)実力主義の信長家中にあって、最初から最後まで(本能寺まで)筆頭職であったことは、柴田勝家の優秀さを物語っています。事実、林道勝や佐久間信盛といったもと重臣は、役立たずと追放されています。最近の大河だと「江」での扱いは良かったかな・・・




「あの秀吉様が信長様の命に背くとは・・・」



法度に厳しい信長が秀吉の身勝手を許すはずがない。事によると切腹という事も考えられるだろう。




それはとりもなおさず播磨の黒田家にとってもゆゆしき問題であった。




官兵衛も長浜へ赴く。そこで繰り広げられている狂態に唖然とした。秀吉、おね、家臣、猿楽師、相撲取り、遊女が入り乱れ、飲めや歌えやのどんちゃん騒ぎの真っ最中であった。



「秀吉様、これはどういうおつもりか!」



官兵衛が憤慨して思わずどなると秀吉は信長の命に背いた心の内を語った。



「覚悟はできておる。どうせ死ぬなら、思い切り騒いで、楽しんでから死のうと思ってな」



そして半兵衛から
この狂態を演じることで「信長に二心の無い事」をアピールしている。という事も教えられる。




さらに、秀吉は播磨行きが口だけになってしまったことを官兵衛に詫びた。



「おことは小一郎(秀長)同然じゃ」

「もうひとりの弟と思っておったのじゃ一緒に播磨で大暴れがしたかった」



播磨に兵を出すよう、命に代えても信長に懇願するとまで言ってくれた秀吉。



「皆の者、礼を言うぞ!こんなわしによくぞついてきてくれた!これで死んでも本望じゃ」



感激した官兵衛は、秀吉の前に手をついて涙した。
そして、



「弟などと言う方便はいい!兵をよこせ!」



と、秀吉の苦しい胸中を察することなく発言した自分を恥じたのである。




安土に呼び出された秀吉は震えてかしこまっていたが・・・
信長は毛利攻めを許し、



「今度騒ぐ時はわしも呼べ」



と告げるのだった。




翌日、官兵衛たちが重苦しい空気の中で知らせを待っていると、秀吉が明るい顔で駆け込んできた。



「お・咎・め・なし・じゃ!官兵衛、播磨へ行くぞ!」



ついに信長から毛利攻めの命が下ったのである。

軍師官兵衛の感想第11話「命懸けの宴」

ここしばらくは大河ドラマ「秀吉」ですね。楽しいですけど・・・!




今回の宇喜多直家と高山右近は対照的な人物として上手く描かれていましたね。



  • 信じるものは救われる
  • わしは人など信じぬ


今後、右近がきっかけて官兵衛も入信しますからね。官兵衛の入信と棄教の描かれ方に注目したいですね。

以上、軍師官兵衛のあらすじと感想第11話「命がけの宴」でございます。
大河姫

今宵は此処までに致します。

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