軍師官兵衛のあらすじと感想第4話「新しき門出」です。永禄10年(1567年)官兵衛は22歳になっていた。黒田家は勿論、小寺家中でも「立派な黒田の跡取り」と将来を嘱望される若武者に育っていた。そして、小寺家には待望の嫡男斎(いつき)が誕生するが・・・。軍師官兵衛のあらすじと感想第4話

軍師官兵衛のあらすじ第4話「新しき門出」

官兵衛は22歳の若武者となっていた。民を想い、家臣領民からも慕われている。また、おたつの事もようやく乗り越えていた。そんな官兵衛の様子に武兵衛と善助は目を細めていた。

→【公式】歴代の秀吉と官兵衛は?

軍師官兵衛あらすじ第4話上巻「疑念」

松永久秀と三好三人衆の謀反で横死した足利義輝の実弟で仏門に帰依してた覚慶は、細川藤孝など幕臣の後援で還俗し足利義昭を名乗ると、再起を期して越前一乗谷城へ来ていた。




小京都とも言われ、「強国」として知られた越前一乗谷城の朝倉家の力で再びの上洛を画策していたが、朝倉義景には「天下」への野心はなかった。上洛のつもりもない事を聞かされた義昭は苛立つ。



「武田は!?上杉は!?織田はどうじゃ!?」



武田と上杉は双方会い争い、また尾張織田は未だ美濃攻略が出来ずにいた。



「ええい!全国の大名に書状を書くのじゃ!」



流浪の将軍足利義昭は全国の諸大名に書状を出し上洛を促す事にする。その書状が小寺家へも届いていた。



「越前におわす足利義昭公からの書状じゃ!」



政職は将軍家直々の書状にご満悦である。



「よし!この播磨から天下を狙うか!」

「・・・恐れながら・・・」

「職隆!冗談じゃ・・・ww」

「いえ・・・実はその書状私にも届いております・・・」

「・・・同じ内容じゃ・・・これはどういう事になるんじゃ?」

「・・・畏れ多い事にございます・・・」



職隆は微妙な空気にそう答えるしかなかった。



その頃、政職にはお紺との間に斎(いつき)が産まれていた。当時としてはかなり遅い時期の子供であったが、お紺はもとより政職も斎を大変可愛がった。



「黒田が心配じゃ・・・」

「何を・・・!職隆に限ってそのような・・・」

「お紺、分からぬぞ・・・ここは思案の為所じゃのう」



お紺は小寺家が曲がりなりにも播磨で重きを為しているのは、家中には争いもなく、また、東を護る黒田が赤松等を抑えているからだと考えていた。しかし、政職はその黒田の力を頼りにする一方で脅威と感じているようだ。




齋が産まれて守りに入っている事も影響しているかもしれない。お紺は事が取り返しのつかないような事になる前に官兵衛を呼び出すと自らの懸念を伝える。



「父に限って裏切りなど!」

「そんな事は分かっている」



お紺は齋を守るためにも黒田家の力は必須であると考えていること、だからこそ、なんとか政職が疑念を持っている事を伝えたのだ。官兵衛は姫路へお紺の懸念を伝える。



「誰のおかげで今の小寺があると思っているのだ!」

「・・・跡取りが御生れになった事もあるのだろう」



職隆の弟休夢は怒りとやるせなさで一杯である。職隆は誰しも「守る者」が増えれば疑い深くなると話すが、何か対策を打たなければならないと思案する。

軍師官兵衛あらすじ第4話中巻「姉妹」

官兵衛は相変わらず政職の近習を務めている。表向きは政職の官兵衛への信頼は厚いように見える。つい先日も、産まれてまもない齋を官兵衛に抱かせると・・・。



「官兵衛!儂はお主を誠の息子と思っている!」

「・・・斎!官兵衛じゃぞ・・・!お前に兄じゃ!」

「さあ!抱いてやってくれ・・・!」



官兵衛は政職の言葉に素直に感激していた。その官兵衛は鷹狩の下見のために櫛橋家の所領を調べていた。鷹狩には父職隆も連れて行く予定と言われている。




道端、女子が二人木を見上げて何事が叫んでいた。



「如何なされた?」

「子供が・・・!木に登ったは良いが降りられなくなってしまった」



若い女は木に登り、子供を助けようとしいるが、必死で共の女が止めている。若い女が官兵衛に木に登って助けるように頼むが、官兵衛は子供が自分で降りた方が早いと言うが、女は官兵衛が本当は木に登れないのではと不満気に文句を言う。




結局官兵衛が子供におり方を指示する。




ある程度まで下りたとこで足を踏み外し落下してしまうが官兵衛が受け止める。少年は母親が病で臥せっており、果物をとろうとしたいたと話す。



「よし!少し待て!」



官兵衛はすすっと木に登ると果物を取って降りてくる。そして、花を一輪女子に渡す。



「これで仲直りです」



官兵衛は颯爽とその場を後にする。




政職の鷹狩には職隆、そして櫛橋左京亮も同行する。職隆が獲物を上手く獲得する一方、政職は中々仕留められず不機嫌であったが・・・。



「殿!私が(獲物を)上に上げます」

「官兵衛!頼むぞ!」

「それ!」

「バサバサ!!」

「ハッ!」

「殿!お見事!」

「官兵衛!仕留めたぞ!其方のおかげじゃ!」



官兵衛のアシストで得物を仕留めると上機嫌で櫛橋の館で打ち上げとなる。館には美しい女子が二人いた。



「誰じゃこの綺麗な女子は?」

「私の娘にございます」

「なんと!左京亮!お前に似なくてよかったのぉ!」



1人は木登り少年を助けようとしていた女子であった。彼女は光(てる)と名乗り、櫛橋左京亮の次女であったのだ。




一方酒宴は盛り上がり、政職は上機嫌である。話は官兵衛の事に。



「官兵衛はもういつでも後を継げる立派な若武者!」

「櫛橋左京亮の娘を官兵衛に娶わせてはどじゃ?」

「儂が仲人をしよう!どうじゃ!職隆!」



櫛橋左京亮は官兵衛も父親の職隆も信頼している。左京亮には異存はない。光の姉力を官兵衛に嫁がせる話が進む。しかし、力は兄左京進の影響もあり、官兵衛が気に食わないようだが・・・。



「父上!黒田との縁談は誠ですか!?あれは薬屋で家柄が!」

「昔は兎も角、今は小寺の家老じゃ!官兵衛は良い武者じゃ!」

「官兵衛は小賢しい男でございます!」

「もう、殿が決めたのじゃ!」



妹の光は官兵衛がそれ程悪い男とは思えないと言うが、左京進は取り合わない。後に左京進と力は父を説得するために自害する芝居までして縁談の取り下げを謀るが、



「姉上!ウソ泣きは上手にしないと!」



光の余計な一言で水の泡となる。しかし、それなら尼になると頑な力に、ついに光が。



「私が嫁に行きます!」



左京進は意外過ぎる展開に光にも黒田家の嫁などならんと説得するが、



「誰かが行かねばならぬのでしょう?」

「おお!光!行ってくれるか!」



父、左京亮は胸をなで下ろしていた。

軍師官兵衛あらすじ第4話下巻「婚礼」

休夢たちは縁談を喜ぶ。櫛橋家は小寺家とは縁者であり、その娘との婚姻となれば小寺との絆が深まる。政職の疑念を晴らす事が出来た。



「いや。まだ足りない」



職隆は政職を安心させるには自分が当主では警戒心が解けないだろうと言う。黒田を守るためには自分が隠居しなければならない。




職隆は自分には荷が重いと言う官兵衛に諭す。



「今、播磨では黒田家には立派な跡取りがいると言われている」

「儂もそう思う」



また、櫛橋左京亮は元々輿入れ予定の力が固辞をしたため、妹の光ではどうかと打診してくる。黒田家の懸念は政職の意向だが、政職はどちらでも良いと言っていた。



「ならば異存はありませぬ」



ついに、官兵衛は光を嫁に向かえる。




婚礼の日の夜。




官兵衛はかつておたつという女子に想いを寄せていた事を光に伝える。



「婚礼の日に他の女子の話など聞きたくはありませぬ」

「すまぬ・・・じゃが聞いて欲しかったのだ・・・」

「・・・」

「今後、我らの間では隠しごとはなしじゃ」



官兵衛と光は二人でおたつの墓参りをしている。その様子を実の父伊吹善右衛門が遠くから見守っていた。




その頃、尾張織田信長はついに美濃を攻略する。




そして。



「本日より新しい印を用いる」

「天下布武!」



信長はさらに、将軍足利義昭を岐阜に招くと、武田信玄・上杉謙信などの有力大名を後目に上洛を果たしていた。

軍師官兵衛の感想4話「新しき門出」

軍師官兵衛の感想第4話です。職隆・・・。宮仕え、特にオーナー企業、は中々大変ですね・・・。そして、信長はついに美濃を平定と上洛。我が子晴信がイラついていました。



→武田信玄第36話「信長上洛」


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軍師官兵衛の感想4話「忖度」

「守るものが出来ると人疑心暗鬼になる」


政職に跡取り息子の斉君が誕生。そして、魔の悪い事に足利義昭からの書状も届く。




休夢は、



「将軍家からの書状は黙っておけば」



と、言っていましたが、流石宮仕えの「プロ」職隆。



「絶対自分から言った方が良い」



のは、宮仕えしている身ならよーーーく分かります。




さて、その職隆。自分を疑う政職にどのように対応するか?任されている姫路の経営や対赤松の「槍働き」はメイン業務ではない。現代でも同じですね。




営業成績が良いとか、新製品の考案とか、ITの工程管理とか・・・。




まあ、これは「下々」でも出来る仕事。




最も大事な仕事は・・・。



「社長(オーナー)対策!」



あ、因みに、「共和制国家(上場企業とかね)」出身の方とかはこの辺りの感覚甘すぎで草生えます。この辺りは実際オーナー企業に勤めないと感覚が分からんものみたいです。




まあ、オーナーも悪いんですけどね。
調子がいい時はホンネで、



「君の発想や仕事振りは素晴らしい!」



と、頼りにしますから・・・。




ただ、それで「オーナーの信任を得た」と油断していると・・・。



「ここはお前の会社じゃねーぞ!」



と、ね・・・。




この辺りが、今回の官兵衛と職隆のやり取りで如実に現れていました。



「官兵衛!お前を実の息子と思っている!」



官兵衛の嬉しそうなこと・・・。ただ、これこそオーナー一流の人心掌握術なのかな。




一方で、政職の「ホンネ」を言葉の端々から読み取り隠居を決断する政職。




サラリーマンの鏡です!(涙)




しかし・・・。




息子が産まれて疑心暗鬼。




官兵衛の前途を暗示しているように感じます・・・。

軍師官兵衛の感想4話「ウソ泣き分かっちゃったんですけど?」

今回、官兵衛が嫁とりとなります。光を演じるのは中谷美紀。




中谷美紀。



「あのー、ウソ泣き分かっちゃったんですけど?」



先週亡くなった重隆さんが生きていれば、「ケイゾク」再びだったんですけどね!




しかし、官兵衛はストロングスタイルですね。



「昔、おたつと言う女子がいた」



まあ、官兵衛は生涯側室は置かないのですが、この正直さだとあんまりモテなかったかも?
・・・余計なお世話ですな。




今回、官兵衛の嫁に行くのは姉のはずだったんですが、結局妹の光に。




しかし、左京進はなんであんなに官兵衛が嫌いなんですかね?・・・比較されているからかな?




名門には名門出身の、下賤には下賤出身の悲哀と喜びがありますからね。
才気あふれ、後に、



「天下を獲るのは脚萎え(官兵衛)よ」



と、天下人豊臣秀吉に評された男です。左京進もまた、自分とは器が違いそうな事を本能的に気が付いていたのかも。

軍師官兵衛の感想4話「天下布武と岐阜城」

信長がついに美濃を制圧し、天下布武、そして上洛と行きます。
早い!




こちら「旅行記」にも記載したんですけど、



「環境」



って大事だと思います。
今回の「環境」というのは教育とか書物があったとかではなくて本当に「景色」とかの環境の事です。




個人的にも岐阜城に登った時に信長の感覚が分かった気がします。




以上、軍師官兵衛のあらすじと感想第4話「新しき門出」でございます。

大河姫

今宵は此処までに致します。

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→軍師官兵衛のあらすじと感想第5話「死闘の果て」

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